5/28 韓國・日本バス横断旅行 5/28～31 韓國移動編

 

旅行初日の朝は5:30起床。実質３時間寝ていなかった…。

空いている横須賀・総武線快速グリーン車車内　　　　　　　　空港第２ビル駅にて

身支度して自宅を6:00に出発、雨降りで梅雨のような今年の５月の天気。地元駅から大船乗換えで6:16発の津田沼行き横須賀線グリーン車に乗車、日曜なのでグリーン料金も土休日料金で安く乗客も殆どいなくて快適に乗車。このまま乗っても成田空港まで行かない途中止まりなので東京7:02着で下車。隣のホームの東京始発の成田空港行き総武線快速エアポート成田号に乗り換えて再びグリーン車に乗車。グリーン券は通しで使えてこちらの電車も殆ど乗客がいなくて、階下席の空いた場所に乗って寝ている間に空港第２ビル8:48着。改札出て出発階までは遅いエスカレーターは使わずいつもエレベーターで３階出発ロビーへ行く。
今回はバス尽くしの旅をコンセプトにしているので、自宅から成田空港までもリムジンバスを考えたが、ＪＲの快速でグリーン車利用のほうが安くて客も少ないので、あまり厳密に旅の趣旨を貫かないようにした。そうなってくると都市部の移動で地下鉄などを使えなくなってしまうので…。
変わってだいぶ経つが「成田国際空港」に…

　　　　　　　第２のＡＮＡもあと僅か…　　　　　　　　　　　　お決まりの出発便表示ボード

今回利用するのはＡＮＡ。日韓路線は今や羽田空港発着が主体のようになっているので、成田発は午前中に１便しか無い。韓國の旅行会社発券の格安１年オープンＡＮＡ限定利用の航空券だから、昨今のアシアナ・ユナイテッド航空とのコードシェア便も使えず、最近では高く感じる上に羽田発は利用出来ずに使い勝手も極めて悪い。
出発ロビーは日曜の朝なのに結構利用者が多くて意外だった。チェックインカウンターも混んでいるがＡＮＡの上級会員なので、ファーストクラス用のカウンターで9:05には手続きしてからショッピングエリアでいつもお世話になっている韓國の旅館に土産を購入して、混んだ出国・手荷物検査の行列に並ぶ。結構な行列だったが、検査場や出国審査のブースも最大限開けているので流れは早く、１５分程で搭乗エリアに入った。
混んだＡＮＡ Ｓｉｇｎｅｔラウンジで朝食を…

朝食もまだなので早速ＡＮＡのＳｉｇｎｅｔラウンジに9:30に行く。こちらも入ると席を探さないと座れないくらい混んでいた。搭乗開始まで１時間、食べられる物をどんどん取って食事にする。アルコールはさすがに朝の空きっ腹にはキツい。10:20には搭乗開始のアナウンス。ラウンジを出て搭乗口へ進む…。

　　　サテライトに向かう無人シャトルのりば　　　　　　　　…の階下にあるバス搭乗ゲート

今回の搭乗口はＥ７０番、変な番号だがこれはバス搭乗口のことである。サテライトへ向かう無人シャトル列車乗り場の下にバス搭乗口はある。Ｅ７０番搭乗口も現地に着くとさらにゲートが多数あって表示のあるＡゲートのソウル行きに進む、出発２０分前で既に最終搭乗案内だ…。
空港内ランプバスが厳密には今回のバス旅行の最初のバスになった。雨の中を第２ターミナル最北端のスポットに駐機された飛行機に向かっていった。けっこう強い雨降りで、ランプバスもステップ車にピッタリ横付けされたのでバス車内から飛行機を無理やり撮った…。
１０６番スポットの搭乗便

今回乗る飛行機も一応エアバス社のＡ３２０型機なのでバスだ…。今回はバス主体の旅行である…。既に先客が十数名機内に乗っていたから、搭乗開始して２台目のランプバスに乗ったようだ。その後ももう１台バスが来て飛行機のドアが閉められた。
成田10:45発ソウル仁川空港行きＮＨ９０７便は定刻の10:45に出発。機内は６割ぐらいの搭乗率だ。自分は当初最前列の１Ａを取っていたが、チェックインの時に隣の席に２名既に入っているけど後方座席はガラガラとの話を聞いていたので、急遽後方の座席にしてもらい３席ブロックしてもらった。混んでいる前方席より空いた後方席のほうがゆったり出来るし…。前方席だと降機時早く降りられるメリットがあると言っても小型機だから２～３分の差だし、こちらはのんびり行ける旅行者だから少しでも寛げる空間を優先して空いている席へ指定し直した。せっかく定刻に出たが、小型機なので一番至近距離にあるＢ滑走路を使って離陸すると思ったら、何故か一番遠い従来からあるＡ滑走路に向かっていく…。おかげで空港内だけで３４分も無駄な時間を費やして11:19に雨の中を離陸した。
関東平野は雨雲の下でしばし何も見えず、上昇してから進路を西にとる。そのうち雲が切れたと思ったら眼下に富士山と甲府盆地が見えてきて機内食が11:50に配られた。

　　　雲が切れたら富士山と甲府盆地が…　　　　　　　　　割と空いていた機内の様子
いつもの軽食より少し豪華な機内食

いつもは冷たいサンドウィッチとフルーツだけの機内食だが、ＡＮＡ国際線就航２０周年とかで今まで日韓路線でお目にかかったことの無いちらし寿司と煮物が入っていた。いつもより機内食受け取る時にズッシリと重量を感じた。いつもこれくらいは出て欲しい。
京畿道南部上空の景色

食べ終わる頃には飛行機は日本海上空を飛行していた。飛行中特に揺れも無く、食後も機内でゆったりしていると13:00過ぎには降下を開始し、雲の切れ目から韓國の陸地が見えてきて、成田から２時間６分のフライトで韓國仁川国際空港に着陸、２０分遅れで13:35到着した。飛行機も小さいから降機もそんなに待たされずにすんなり降りられた。
ＮＨ９０７便 A320-200 JA8385
到着ゲートから入国審査へ向かう…

午後の空いた時間なので入国審査もすぐに通過、預け手荷物も２番目に出てきて後方席に乗っていても真っ先に到着出口に出られる。宿泊費と交通費分ぐらいに両替も最小限にしてバス乗り場へそそくさと移動…。
　　　
　　　　　　　　仁川空港到着出口　　　　　　　　　　　　　　いつも乗る６０５系統のバス停

空港到着後２７分後にはバスに乗車し空港を後にする。バスはいつもの６０５系統の麻浦・市庁循環の空港リムジンバスだ。殆ど待たずに来て14:02発車。
空いたバス車内の様子

　空港と本土を結ぶ橋から仁川の街を眺める　　　　　　　　　渡った橋を後方から…

日曜の午後の利用客は少なくて６人ぐらいしか乗っていない。道路も交通量が少なく快調に飛ばす。市内に入っても道路は流れていて、空港から５３分で市庁・徳寿宮に14:55着。

　　途中、いつも行く豚カルビの店も見えた…　　　　　　　いつもの市庁舎とリムジンバス

日曜で、いつもは背広姿のサラリーマンが多いソウル市庁付近も、徳寿宮を含めて行楽客が多く見られた。そんな中を荷物を持ってソウルプラザホテルの裏手の北倉洞地区に歩いて行き、常宿の大祐旅館に15:05着。
リニューアル完成した徳寿宮大漢門
　　　　　　
　　　　　　　いつもの大祐旅館外観　　　　　　　　　　　　　今回泊まった３０３号室

旅館はまだ午後の穏やかな時間帯なので静かだった。受付には息子さんがいて「お久しぶりです」と流暢な日本語で迎えられた。インターネットで予約してある旨を伝えるとすぐに部屋に案内された。女将さんに持ってきた土産を渡してもらうよう頼んで部屋に行った。
着いてさっそく、睡眠不足もあって昼寝を決め込んで休憩した。ちょうど寒くも暑くも無い季節なので窓を開けたまま海外でリゾートライフの様相…。
２時間ほど寝て17:30に旅館を出発。歩いて５分ほどのロッテ百貨店本店となり道路下の明洞地下商店街にある行きつけの眼鏡屋があるので、そこで久しぶりに眼鏡の修理と新規購入を目論んで行くが、なんと定休日…。日曜に来たことが無かったから確認不足だった。
目当てのフランス眼鏡は日曜定休…

ソウルに来た目的の８０％くらいはこの為に来たようなものだからちょっとショックだった。今度は平日に来よう…。
明日は早朝にソウルを出発する予定なので、買いたい物を買ってしまおうと次へ進む。
その前にちょっと腹が減ったので１人でも入りやすそうな以前にも行った神仙ソルロンタンがあるので、明洞の目抜き通りに進んで17:40～17:55で食事とする。

　　　　　　神仙ソルロンタン店舗外観　　　　　　　　　　　　　　ソルロンタン(W6,000)

以前ここでもらった店舗案内にはチェーン展開を謳っていたので他にも店舗があるようだが、ここの店しか知らない。自分としては割りとあっさりした感じの牛の煮込みスープで気に入っている。
食後はロッテ百貨店前の地下にある乙支路入口駅から地下鉄２号線外回り西行き18:09乗車、１０分ほど行った学生の街、新村駅に着いた。最近ソウルの地下鉄には安全対策の一環か、ホームドアの設置があちこちで行われていた。ホームの線路側に仕切りがあると列車進入時の風圧などが無いし、自殺防止にもなって安心だ。ただ、電車の写真が撮りづらくなるが…。

　　　　　最近設置されつつあるホームドア　　　　　　　地下鉄２号線車両(市庁駅にて)

新村駅すぐ上には馴染みのスーパーグランドマートがあるので、今回もいつも通りにお買い物。親から頼まれた買い物や、会社向けの菓子などを購入。今回はこのあと長い移動旅行が控えているので、必要最小限に留めておく…。
それでも１５分ほど買い物して再び地下鉄に18:39乗車、市庁駅に戻って近くのコンビニで部屋で飲むビールとつまみを購入して旅館に19:00戻る。
夜食のダンキンドーナツとビールなど…

明日は早く出発するので、19:30には部屋のシャワー浴びてからテレビを見ながら一杯やって、明朝すぐに出られるように荷物を整理して21:40には就寝した。