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1/5  上田・松本日帰り旅行 [国内旅行]

 

新年明けての旅行初めは1/4に行こうと思っていたが、年末年始と自宅に引きこもっていたので出かけるのが面倒になって、会社の休みが1/5までなので本日最後のチャンスとして出かけることにした。12月に使った青春18きっぷがあと2日残っているのでそれを使って行きたいが、もう1日ずっと普通電車に乗っているのがキツく感じるので、一部区間に今回もモバイルSuica特急券で新幹線乗車を入れてある。
今回の目的は先月からのダイヤ改悪で平日運転のみになってしまった松本電鉄バスの鹿教湯温泉線。これに乗るために上田から松本へ出て帰るプランを立てて当日を迎えた…。

横浜から湘南新宿ラインに乗車

新年最初の旅行日は5:10起床。
普段の出勤に近い時間の起床なので慣れたものだが、正月をダラダラと過ごしてきたので新年最初の早起きはキツかった。身仕度して自宅を予定より少し遅れて5:50出発。本当はあと2分早く出たかったが間に合わず、地元駅から大船経由で湘南新宿ラインに乗る予定がダメになり、仕方なく横浜へ6:25着で一旦出てから横浜6:29発高崎行き湘南新宿ラインに乗車する。ここで乗ると既に通勤客が多くて座れず、都内までしばらく立って乗車してから渋谷より座り、その後も乗客が渋谷・新宿・池袋と入れ替わるものの立ち客が出たまま、横浜より1時間1分の乗車にて大宮に7:30到着、下車した。

   大宮駅でいつも利用する立食いそば        大船より安くて量のある天ぷらそば

ここから上田まで長野新幹線を使ってショートカットする。次の列車まで少し時間があるので大宮駅の駅そばを頂いた。どこにでもあるJR系の店で無く、昔からある京浜東北線ホーム北寄りにある立食いそば屋で天ぷらそば(¥340)を頂く。ここは自分の推す大船軒の立食いそばに匹敵する味だと思っているが、未だにこの店の経営会社名が分からない。全く表示が無いし、昔からあるのでJR系で無いことは確かだが…。

    乗車した長野新幹線と案内表示            空いた指定席車両の様子

既に正月明けで都心方面への通勤客が乗換えに慌ただしく動いているコンコースを新幹線乗換改札口へ進むと、こちらは人が少なく落ち着いた雰囲気で別世界な感じだ。改札内の駅売店で飲み物だけ買ってホームに上がると少ない乗客がパラパラと待つ程度で、待つこと数分で東京からの新幹線が到着して乗り込み…、[新幹線]大宮7:52発東京始発長野行きの長野新幹線あさま505号は発車した。

  今回利用のモバイルSuica特急券詳細             浅間山も雪化粧

モバイルSuica特急券使用なので指定席を利用出来て、自分で希望する座席が選べるので一番空いた先頭8号車に乗ったが、2列席は1人ずつ埋まっているものの3人席は空いている席のほうが多いくらいだった。そんな3人側A席を前後空いた場所を取っていたら、当日もその付近はそのまま空いていた。
沿線は先月も新幹線と在来線で乗った逆ルートなので、ぼんやり景色を確認する程度に眺めていたが、多少雲があるものの割と遠くの山々が見えるのが素晴らしい。特に男体山~赤城山方面の雪を抱いた山脈が綺麗に見えた。
久しぶりに降りた上田駅

高崎を通過してから少し徐行すると長野新幹線へ分岐して、軽井沢までの碓氷峠を回り込みながらの上り坂となる。碓氷峠を上りきった軽井沢では一面うっすらとした雪景色になって、浅間山を眺めつつ今度は緩く下りながら走り、佐久平を通過して相変わらずトンネルが多い区間を走って…、大宮から48分の乗車にて上田に8:40到着した。

    立寄った上田駅前のマクドナルド          今回もJALのクーポンで1食頂く

上田に降りるのも久しぶりだ。上田は元々自分の祖先の出身地で、祖父や父の代までこの上田に住んでいたため、自分の小さな時から親戚回りに夏休みなどよく来ていた記憶がある。駅前は新幹線開業で綺麗に整備されてかつての面影は無いが、駅前を少し外れればあまり情景が変わっていないのが少し安心する。
今日は平日なので旅行貯金が可能なため、さっそく駅至便な郵便局を当たりたいが上田駅前は既に訪れているので、駅から少し東へ行った上田常入へ行くが、9:00に開局後に手続きしてから上田9:07発の電車に乗れない恐れがあったので諦めて途中で引き返し、駅前のマクドナルドにてJAL搭乗時にQuiC×マクドナルドキャンペーンで当てて貯まっていた無料クーポン券を使いきるため、ここでも使用して軽く食べて時間調整をした。
上田電鉄(交通)のりばと自由通路

ホットドックとコーヒーだけなので10分弱で店を出て上田駅へ向かうと、新幹線の高架をくぐった先にしなの鉄道上田電鉄の改札が左右互い違いに配置されていた。コンコースを歩く人も皆無でちょっと寂しい構内だが、上田電鉄の改札の券売機できっぷを購入して手動改札にて目の前の電車に乗り込んだ。既に先客が20名ほど乗り込んでいて、運転士も自分と同時に駅事務所より出て来て発車準備を急いでして…、[電車]上田9:07発別所温泉行き上田電鉄は発車した。

   乗車した元東急・上田電鉄7200系       丸窓電車風に一部シールで丸窓に…

以前の上田交通(現上田電鉄)上田駅は、JR駅(現しなの鉄道)と併設して留置線も有した地上駅だったが、1998年に新幹線・しなの鉄道駅に突き刺すように斜めに配した高架駅に変わった。その高架線も千曲川までの数百mですぐに終わって、あとは千曲川の橋梁を渡ると昔からの路線が終点まで続く…。
この路線はまだ丸窓電車が走っていた1984年の中学時代に乗っている。当時は長野の親戚の家に泊まりに行って、そこを拠点に当時国鉄で出していた信州ワイド周遊券を学割利用して長野県の国鉄・私鉄路線を隈なく乗り潰していた。夏の暑い盛りに非冷房の電車にて窓開け・扇風機フル回転の車内で往復した思いが沿線を見ていると蘇ってくる。
うっすら雪景色の塩田平

そんな夏の思い出とは反対に沿線の景色は薄く雪をかぶった寒々とした風景だが、時々陽の差す上田盆地(塩田平)を西の外れへと進んでいくと、最後の区間で多少の登りになって…、上田から28分の乗車にて終点の別所温泉に9:35到着した。

      静かな佇まいの別所温泉駅            レトロチックな駅舎内の様子

昔はもっと手入れも悪くて古びた感じの駅舎だったが、観光拠点として整備されたのか塗装などが直されて建物はそのままに古き良きものを残す施策を取られているようだった。
駅構内の外れに2世代前に活躍した丸窓電車が静態保存されているのを少し急ぎつつ見物してから駅に戻った。ここに長居する予定は無く、折り返しの電車に乗るため再びきっぷを買って乗車し…、[電車]別所温泉9:42発上田行き上田電鉄は発車した。
野晒しで保存状態悪くて傷んでいる(拡大します)東急の一路線のように電車が走る(拡大します)
   元祖丸窓電車の5200系電車が鎮座            下之郷で下車した

別所温泉は上田盆地の高台にあるので、緩やかに下った先にこれから進む方向の景色が割と開けて見える。車内は地元客を中心に行きより少し少ない乗客が乗っているが、停まる度に少しずつ乗ってくるが座席は空いているほうが多いまま…、別所温泉から12分の乗車にて下之郷に9:54到着、下車した。

              駅から程近い生島足島神社は初詣客で多少賑わう

ここから鹿教湯温泉を経由して松本方面に向かう。下之郷駅はちょうど中間地点にある駅で、駅に併設して小さな車庫があってラッシュ時以外は休んでいる3~4編成が停まっていた。でも、停まっている電車は今も東急線で現役の車両ばかり停まっていて、さすが東急グループの息がかかった会社だと感心する。最近は地元の支援も入ったのでどうなっているのか分からないが…。
下之郷駅を出てすぐ右側に大きな鳥居があって、そこを進んでいくとこの辺りで有名な生島足島神社に突き当たる。まだ正月3ヶ日を開けたばかりなので参拝者が多く、社務所も大きく開けていた。ここは幼少の頃より家族で長野へ来た途中で何度か立寄った記憶がある。だいたい訪れるのは夏のお盆の時期が多かった。今回は初詣に来た訳でも無くたまたま通り道に当たっただけで、自分は近所の神社で参拝を済ませているので見物程度で神社内を一巡してから表通りの県道にあるバス停向かった。次のバス発車時間まで10分ぐらいあったので、下調べして近くにある東塩田へ走って向かい1,133局目の旅行貯金をした。幸い先客0人ですぐ手続き出来たが、郵便局の前に次の停留所があったので神社前のバス停へ戻らずに済むかと期待したが、自分の利用するバスは通過するみたいで他社のバス停しか無く、表示・案内も無いので仕方なく走って元のバス停へ戻った。

        訪れた東塩田郵便局             1日2便の千曲バスのバス停

走ってバス停に戻ると発車1分前の時間だが、バスの進行方向へ走ってから戻ってきたので、いざとなったら呼び止める覚悟でいた。そんな最悪の事態も想定していたにも関わらずバスは時間になっても来ず、3分遅れでバスは到着して唯一待っていた自分をバスは乗せて…、[バス]生島足島神社前10:17発の上田駅始発平井寺経由鹿教湯温泉行き千曲バスは3分遅れの10:20発車した。

    乗車した千曲バス鹿教湯温泉行き        終点まで一切動きの無い車内の様子

この辺りは上田バス(旧上田交通)のエリアになるらしく千曲バスは急行運転をしていて、先ほど訪れた郵便局前のバス停は案内も無く通過バス停だったので助かった。始発の上田から乗ってきた乗客も2名のみで、車内の乗客はこの後増えることも減ることも無いまま鹿教湯温泉へ向かった。
若干遅れていたダイヤも途中停留所も少ないため停まることなく走り、塩田平を抜けて南下していくと山がちな景色になって、行き止まりのような場所に平井寺トンネルあってそれを抜けると国道254号線とのT字路を右折してさらに山奥へと進んでいく。
途中乗降が全く無いため運行が早くなったのか、退避所のある途中停留所で時間調整の停車をした。その際に運転士から声がかかって上田から松本までの乗り継ぎ乗車券を発券してもらった。

             運転士から購入した上田~松本直通きっぷの表・裏面

乗り継ぎ乗車券の存在は知っていたので声がかかったのでこちらから聞くまでも無く購入したが、相手先の松本電鉄バスの路線存続が危うい状況なので、いつまで発売されるのか気になる乗車券だ。その後も国道254号線を内村川沿いに上っていくこと15分ほどで、温泉旅館の看板も増えてから旧道へ進んで温泉街の小さな路地を進み…、生島足島神社前から25分の乗車にて鹿教湯温泉に1分遅れの10:45到着、下車した。

    鹿教湯温泉バス停にて乗り換え       地元観光協会の建物にある鹿教湯郵便局

鹿教湯(かけゆ)温泉に来るのも久しぶりだ。幼少時には親戚の集まりで泊まった記憶もあるが、最近では松本で住込みバイトをしていた1991年に訪れて以来だった。当時と比べて旅館が減ったのか狭い温泉通りは開けた感じで、経っている建物もリニューアルが進んだのか明るい雰囲気の建物も増えたが何となく地味で静かな全体的印象は変わらない感じだ。次の松本方面への乗換えに20分近くあるので、まだ未訪の鹿教湯にて1,134局目の旅行貯金をした。鹿教湯温泉観光協会や旅館組合の入る建物の一角にあり、最近建てられたような新しい建物の外側にあった。ここも利用者無く待つことなく用事が済んだ。
落ち着いた佇まいの散策コース(拡大します)
   屋根付きの五台橋と向こうに薬師堂           橋の袂にあった散策案内

まだ時間があったので、かつて訪れた外湯へ向かって表通り南側の路地を進むと、少し下った先に外湯の文殊の湯と川に架かる五台橋があった。屋根付き木製の橋で周りの景色と合った落ち着いた静かな空間がそこにあった。
   よく生卵販売に使う自販機を流用したようだ(拡大します)バス停向かいにあったリンゴ・りんごジュースの販売機

バス停から一通り歩いて回って戻ってきても10分少々しか経っていない。残り数分をバス停で待つことにしたが、意外にも利用者がいて7~8人は既に待っていた。ちょうどバス停の対面に変わった自販機があったのでさっそく試しに買ってみた。 ジュースは¥500でリンゴは¥300だったのでリンゴを買って土産にした。ちょっと荷物になるが後は買わないようにしたい。

        乗車した松本電鉄バス鹿教湯線車両とそれなりに乗った車内の様子

始発に近いのに発車時間になってもバスが来ず、気を揉んでいると3分遅れでバスが到着して乗り込み…、[バス]鹿教湯温泉11:04発松本バスターミナル行き松本電鉄バスは4分遅れの11:08発車した。途中乗降が無くて運行が早まるのを懸念してわざと遅れて来たような感じだが、バスは温泉街を抜けて国道254号線へ出た。ちょうどその交差点対面に千曲バスの折り返し待機所があるので、ここに双方のバスが待機していたようだ。乗り継いだバスも引き続き国道254号線を松本方面へ上り勾配を走って行くと周りはさらに雪深い風景に変わり、人家1軒も無い荒涼とした山間部を進むと三才山トンネルの料金所があって、ここからトンネルをくぐると松本方面への下りとなる。
トンネルを抜けると雪は次第に少なくなって、少し下った先の一ノ瀬付近からたまに乗車があって街に向かって少しずつ座席が埋まっていった。洞(ほら)交差点から国道を離れて女鳥羽川沿いを南下し、信州大学西側を進んで松本市街を進むと乗降も多くなり、上田から通して乗っていた唯一の乗客も信州大学前で降りていった。その後も松本市役所前から松本城南側をかすめて自分でも見慣れた街並みを進んで…、鹿教湯温泉から45分の乗車にて終点の松本バスターミナルに1分遅れの11:53到着した。
昨夏見物した辺りを通過(拡大します)
     雪深い三才山トンネル手前付近            車窓から松本城がチラリ

松本は自分にとって馴染みの場所でかなりあちこち巡り歩いているが、まだ行っていない場所も多い。ここからは青春18きっぷを利用して帰るだけで、すぐに列車に乗っても乗り継ぎ列車の接続が悪いので、少し寄り道しながら帰ることにしている。
一時は住込みバイトもして数年過ごした松本市内でもまだ巡っていない郵便局があるので、バスターミナルから近いまだ未訪の松本本庄へ歩いた。松本バスターミナルから南東の方向へ500mほど進んだ場所にあって1,135局目の旅行貯金をした。割と晴れていて1月の松本の気温としては高いほうだったので、歩いているうちに逆に暑くなってくるほどの陽気だった。
バスターミナルから歩いた松本本庄郵便局

この郵便局も利用者無く、すぐに手続きされてバスターミナルへ戻った。片道10分弱で往復して12:10にはバスのりばで次のバスを待つ。このままJR線に乗ってから移動すると1局しか行けないところを、バス利用にして徒歩移動を減らしつつ2局訪問を思案出来るのも、ある程度生活していた実績があるおかげだ。
昔はこの車両で何度も乗務した(拡大します)
      短区間ながら乗車した朝日線の元上高地線用ハイブリッドバスと車内の様子

発車2分前にのりばへ入ってきた見慣れたバスに、待っていた乗客と共に乗り込んで…、[バス]松本バスターミナル12:15発下今井行き松本電鉄バスは発車した。
乗車したバスはかつて上高地線を走っていたハイブリッドバスで、自分も10年以上前にこのバスに乗って上高地や乗鞍山頂を乗務した思い出がある。既に市街路線用に改造されたようで、観光路線対応の車内補助席や網棚を撤去したり、側面へ新たにLED表示機を付けたり座席モケットも張り替えられたりしてかつての面影が多少薄れたものの、年月が過ぎても違う場所で使われているのが懐かしく感じた。
バスは松本駅南側の本庄陸橋でJR線を跨いで国道19号線に出たが、あいにく国道が渋滞していてノロノロ運転で国道を南下して南松本交差点で右折して神林方面へ右折して少し進むと…、松本バスターミナルから15分の乗車にて高宮南バス停に4分遅れの12:30到着、下車した。

     バスで訪れた松本高宮郵便局        そこから歩いて行った南松本駅前郵便局

以前は高宮局前と言っていた高宮南バス停から少し戻るように、交差点の角地にある松本高宮で1,136局目の旅行貯金をして、そのまま東方向へ国道19号線を渡って10分ほど歩くと南松本駅前へ着いて1,137局目の貯金を2局連続でした。この辺りの郵便局は松本在住の頃から後回しにしているうちに松本を去ることになって、結局は訪れることが出来なかった郵便局ばかりだった…。
帰路の出発点の南松本駅

そのままさらに東方向へ進むとすぐに南松本駅があって、ここから再びJR線に乗って帰路に向かう。駅に入ると次の列車まで15分ほどあったので、駅横にあった立食いそば屋へ入って昼食とする。朝も大宮でそば屋に入ったが味比べに丁度よい。入口の暖簾が風で一方に吹き寄せられていたので、店に近付くまでそば屋だと分からなかった。店に入ればちょうど昼時なので空席が少なく、食券を買って空いた席で手早く頂いた。ここは松本駅構内で駅弁販売しているイイダヤ軒がやっていたのも店に入って初めて気付いた。

  駅向かいの松本駅弁イイダヤ軒の立食いそば屋店舗外観と食べたかき揚げそば(¥430)

5分で食べて12:58には駅に戻ると列車の運行が若干遅れていて、下り列車が10分遅れで発車したばかりだった。自分は上りに乗るがこちらも少し遅れていて、発車時間に先行の特急列車が通過していった後に電車が到着して乗り込み…、[電車]南松本13:03発の松本始発小淵沢行き中央本線普通電車は3分遅れの13:06発車した。

 南松本から乗車した小渕沢行き115系電車    再び雪が見えだしたすずらんの里付近

3両編成の短い電車は南松本からも20名ほど乗り込んだが、昼時にも関わらず車内は結構混んでいた。塩尻まで各駅で乗り降りがあるものの空いていく気配は無いまま塩嶺トンネルを抜けて岡谷に着くと少しまとまった下車があって自分も座ることが出来た。その後の下諏訪・上諏訪・茅野で次々と地元客が降りていくと残った旅行客っぽい人だけで車内は落ち着いてきて、そのまま少しずつ上り勾配になりつつ南下すると再び沿線に薄い雪が見えてきて…、南松本から1時間4分の乗車にて終点の小淵沢に4分遅れの14:10到着した。
小渕沢から1駅の長坂まで乗車した115系電車

ここで甲府方面への普通電車を3分乗換えするようになっているが、JR側の折り返しの都合ばかり考えたような設定のため跨線橋を渡って別のホームへ移動する乗り換えになっていた。車掌の案内で電車を待たせてあると言うものの、着いた電車は小海線ホームへ着いたので、乗ってた乗客が少ないと言うものの3両編成から100人くらいが降りて狭い階段を移動すれば、結構混雑して前に進むのも遅くなり、自分もその中に混じって何とか次列車に乗ると…、[電車]小淵沢14:09発高尾行き中央本線普通電車は3分遅れの14:12発車した。
今度の電車は6両編成なので車内はかなり空いたが、自分は次駅で降りるのであまり恩恵は無い。まだ慌てて乗り換えた人がし空いた席を求めて車両移動する人が多い中なか、偶然にも何か知った顔の人がいて、以前の松本でのバイト先の社員だったS田氏が乗り合わせていて同席することになった。S田氏は自宅の高山から松本へ出てから諏訪で温泉に入ってから先ほどの電車に乗って都内へ向かっていたらしく、会って早々に自分が次の長坂で降りて1本後の普通電車に乗ることを告げると、S田氏も同行すると言うので一緒に7分乗車の後に長坂で3分遅れのまま14:19下車した。

    2008年8月以来再訪の長坂駅          以前は混んで断念した長坂郵便局

長坂は2008年8月にも訪れているが、その時訪れた長坂は利用者で混んでいて、しかも自分の滞在時間が10分も無いために諦めた経緯があった。今回は次の列車まで20分あるので大丈夫だが、今回訪れると利用者は皆無で1分で手続きは終了、本当は1,113局目になるところが1,138局目で記録を残した。S田氏はコンビニか商店を探して駅前をブラついていたようで、共に用事が済んで駅に戻って次の電車を待つ。程なくしてきた電車は定刻に着いて…、[電車]長坂14:38発の小淵沢始発立川行き中央本線普通電車は発車した。
S田氏とは腐れ縁なのか、あまり付き合いは無いのに偶然出会うことが多い。前回も2008年8月に乗鞍山頂で仕事中のS田氏と偶然会っている。車内ではS田氏が諏訪で買ってきた焼き鳥と先ほど商店で仕入れたビールを御馳走になってお互いの近況や昔話などをして過ごした。本当は塩山でさらに1局増やす予定だったが、再び降りるのも悪いのでそのまま話をして先へ進んだ。
八王子で下車した立川行き115系電車

この電車も6両編成で空いていたが甲府を過ぎると次第に乗客も増えてきて、勝沼くらいまで乗り降りが多かったので混まない程度だったが、大月から都内にかけては乗客は増える一方で、最後は自分達だけで座っていたボックスシートも相席になったまま…、長坂から2時間31分の乗車にて八王子に17:09到着、下車した。S田氏とは話すことも多かったようで長時間乗車でも景色を見ることも無く、ずっと話し込んでいて時間を忘れるほど早く着いた感じだった。S田氏はこのまま国立へ向かうので車内で別れたが、今夜はサンライズ瀬戸号で四国より九州へフェリーで移動して最終目的地は鹿児島を目指す5日間の旅程の初日に会ったようだ。

   橋本まで乗車した相模線直通電車            横浜線にて東神奈川へ

こちらは明日から仕事始めなので帰るだけで、横浜線ホームへ移動すると八王子では見慣れぬ短い電車が停まっているがこれに乗り込み…、[電車]八王子17:17発茅ヶ崎行き相模線は発車した。
朝夕数本が相模線から乗り入れている稀少な電車だが、普段は8両編成の横浜線に半分の4両しか無い電車は異様に見えるのか乗らないで次の電車を待つ人が多かった。これに乗れば橋本から1本早い横浜線に乗れるので、11分乗車で橋本に17:28到着するとすぐに乗り換えて、[電車]橋本17:30発東神奈川行き横浜線は発車した。
もう夕方の通勤時間帯なのでこの列車も始発なのに混んでいた。幸い座れたものの相模原から町田にかけて乗り込む人が多くて乗降もあるが、乗車した先頭車両は出口の近い駅が多いのか意外と激しく混んでいて、新横浜から菊名までは朝のラッシュ並みのすし詰め状態が数分あったぐらい夕方のラッシュも侮れなかった。
横浜線も都心に直結しない外郭路線でも意外と絶え間なく混雑があると分かって…、橋本から44分の乗車にて終点の東神奈川に18:14到着した。
ここまで来れば残りの行程は地元の生活路線だが、着いた向かいがちょうど京浜東北・根岸線下りホームだったのに、18:12発の電車はどこかで線路内に立ち入ったとかで待たされて、ホームは横浜線から2列車分の乗客で溢れかえったところに電車が到着して12分遅れで大船行き京浜東北・根岸線に18:26乗車、そのまま乗って帰れば良いが1駅乗った横浜で18:26下車して用事を済ませて、あとは定期券で[電車]横浜18:35発熱海行き東海道線普通電車で大船周りにて地元駅に18:56到着。自転車で自宅に19:05に帰宅し、夕食頂いて残り少ない年末年始休暇を明日の勤務開始準備に費やして終えた…。


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