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2/5  香港旅行 2/5~7 香港移動編 [海外旅行]

 

今回の香港旅行の発端はCXの残マイルからだった…。

以前、CX(キャセイパシフィック航空)シルバー会員になるために乗り回って自然に貯まっていた時のマイルを、2008年9月の香港2009年8月の台湾で使用して、残り数千マイルが余っていた。その残マイルも昨年10月末の期限失効直前に、無駄に流すより何かに引換えようと残りマイルで引換え可能だった香港にある空港鉄道機場快綫機場~青衣間往復乗車券に換えておいた。ただ、このクーポン券も発行後3ヶ月の今月末までしか有効期間が無いので、これを使用する口実だけで2月中に香港までの特典航空券をJALのホームページにて検索。2月中旬以降は旧正月になるので満席だが、1週目の週末は行きがエコノミー席で帰りがビジネス席で空いていたので迷わず予約。本当は飛行時間の長い行きにビジネスクラス利用が良かったが仕方なく、特典航空券もディスカウントマイルキャンペーン期間中だったので、行きはエコノミークラス17,000/2マイル、帰りはビジネスクラス35,000/2マイルの合計26,000マイル+燃油・税(¥7,370)で年末前に決済。ホテルは出発3日前にJAL国際線の海外ホテル予約検索で油麻地地区の新興ホテルを2泊¥10,600で決済して準備は揃った。
2月からJGCプレミア会員の先行サービスを受けられるので、初めてのファーストクラスラウンジを利用してみる裏目的もあった…。


  横浜からいつもの横須賀線グリーン車         空いた午後のグリーン車階下室

旅行当日は5:00起床。いつも通りの出勤日なので+旅仕度も追加しつつ自宅を5:32に出発。横浜で一旦旅行カバンをコインロッカーに預けて相鉄線急行にて大和市の会社に普段通りに出勤した。
今日だけ午後休暇を予め願い出ていたので、昼食休憩時に12:30退勤して再び相鉄線にて横浜へ13:08に戻ってきてから改めて旅行開始となる。旅行前に軍資金を少し銀行で下ろしてから、横浜駅ビル地下にて昼食の惣菜を買い込んで13:35には横浜駅の横須賀線ホームに向かい、滑り込んできた電車に乗り込み…、[電車]横浜13:42発の久里浜始発成田空港行き快速エアポート成田は発車した。成田空港へ向かう習慣のようにグリーン車階下席に落ち着くといつも通りに空いていて、さっそく買い込んだデパ地下惣菜で食事とする。
駅ビルで買った総菜で昼食

日中の横須賀・総武快速線グリーン車は空いていて、東京にて少ない乗客が入れ替わるように乗り替わりがあったが、その後も千葉を過ぎれば車内は3~4人になったまま、自分も食後は適当に景色を見ながら音楽を聴いたり寝たりして、横浜から1時間59分の乗車にて空港第2ビルに15:41到着、下車した。
初めて利用したJALファーストクラスカウンター

最近は成田空港を利用する機会も減っていて、第2ビル利用は前回香港へ行った2008年9月5日以来だ。今回の利用はJALでJGCプレミア会員になったのでかなり楽で楽しみだ。面倒なのでいつものように地下駅からエスカレーターを利用せずエレベーターで3階出発ロビーへ向かい、さっそく初利用のファーストクラスカウンターでチェックインする。他のカウンターと違って各ブースのスタッフがカウンターの前に立ってお客様を待ち構えているのが興味深い。もちろんエコノミークラスのカウンターと違って空いているので待つことなく手続き出来るが利用するのはエコノミークラスで、座席変更をお願いしたが満席近くて無理らしく、少し期待したビジネスクラスへのアップグレードも無いまま手続きは終了した。カウンターの画像を撮りたいがなかなか撮りづらくて手続き終了後に撮った…。
1年半ぶりに第2ターミナルから出国(拡大します)
        出発案内表示前の手荷物検査場から左脇にある上級会員用検査場へ…

出発エリアで用事など無いので、そのまま手荷物検査場へ進むが、出発案内表示下の一般検査場で無く、第1ターミナルと同様に第2ターミナルも知らぬ間に上級会員用のJALファストセキュリティレーンが設置されていて、多少並んでいた一般検査場を使わずにさっさと検査を済ませて出国審査場へ進んだ。
出国審査場も利用者が少ないために敢えてゲートを絞り込んでいたので3レーンぐらいに各20人以上並んでいたので、昨年2月に手続きしておいた出入国審査自動化ゲートにて通過してみた。昨年4月のNY行き以来久しぶりに使用するが、反応悪くてやり直したり2~3分かかってしまっても並んで手続きするより断然早く、並んでいる人も羨ましそうに一部始終を見られていたのでちょっと恥ずかしかった…。
ラウンジとしては少し小さめ(拡大します)
 出国審査場すぐ先にあるJALラウンジ入口       ファーストクラスラウンジ館内図

一連の手続きが済んで電車を降りてから15分弱の15:55には待望のJALラウンジ前に到着。出国審査場を抜けたすぐ向かいに本館ラウンジ入口があって、初めてのファーストクラスラウンジに入室した…。
窓が大きく明るいラウンジ(拡大します)眺めも良いファーストクラスラウンジ内の様子

フロントは正面のサクララウンジ受付の左脇に小さくファーストクラスラウンジ受付があって、入った雰囲気としては秘密の通路を進む感じで奥へ行くと外の見えるラウンジがある。まだ搭乗までに時間があるので仕事の汗を流すのにシャワールームを利用してみた。幸い空きがあったのですぐに利用出来た。
   
    利用時に受取るシャワーカードキー       不透明なガラス戸の向こうが各個室

フロント受付のすぐ奥方にシャワー・マッサージ受付があってそこでICタイプのカードを受取って該当番号の部屋のセンサーにタッチすれば部屋のロックが開く。シャワーは天井・持ち手・壁面操作盤から3種類の出水方法が選べるシャワーで、一応どこのラウンジにもあるシャワー設備並みにアメニティも洗面台付近に揃っているので不自由は無く、適当に仕事の汗を流して20分ほどでラウンジに戻った…。
      
    3種類の形態が楽しめるシャワー     洗面台脇にアメニティ他が最小限揃っている

まだJALの国際線ラウンジも昨年末の中部国際空港で初利用したぐらいで、成田空港のラウンジは初めてだ。しかもファーストクラスラウンジから使えるとは少し贅沢かも…。ラウンジ全体は利用者比率の低いファーストクラス利用者向けなので広くは無く、中規模的な広さのラウンジ空間にリラックス施設やビジネスルーム、ダイニングやバーカウンターなど適度に配置されていて、量より質にこだわっている雰囲気だ。荷物を適当に空いている席に置いて、さっそくダイニングエリアにてJALの食を堪能してみる。
ANAより食事サービスは充実(拡大します)
  割と質の良いものが揃っているビュッフェ           適当に一杯進める…

今まで利用してきたANAラウンジと違って、ホテルのビュッフェのように温かな食事が色々と用意されているのが評価が高い。ANAのラウンジだと麺類だけしか温かい食事が無いし…。
全種類食べると腹一杯になりそうなので適当に選んでさっそく一杯やりつつ頂いたが、カレーライスもあるのには驚いた。ファーストクラスラウンジだとワインなどもビジネスクラスラウンジと置いてあるものが違うらしいので、口当たりの良さもあって何杯も頂いてしまった。
搭乗スポットにはまだ前便が駐機(拡大します)
  今回の搭乗券と重宝するプレミアカード            ラウンジからの眺め

最初は空いていたラウンジも夕刻~夜便に向けて入室する利用者も増えてきて、1時間ぐらい滞在した17:20にラウンジを出て搭乗口に近いサテライトへ向かった。
サテライト行き列車のりばへ…

今回の出発便はサテライト側の94番からの出発で、既に陽も落ちて暗くなってライトアップされたランプエリアを眺めつつサテライト側へ進み、搭乗開始までの残り時間をサテライト側サクララウンジで過ごしてみる。ファーストクラスラウンジは本館のみなので、サクララウンジとの対比をする意味でもちょっと利用してみた。
施設の半分が工事中でかなり残念(拡大します)
    サテライト側にあるサクララウンジ         上階が工事中のサテライト館内図

サテライト側のラウンジも広いと他の旅行系ブログなどで見ていたが、今回行ってみると2・3階の2フロアにあるラウンジのうち3階全体が工事中になって閉鎖していたのが残念だ。出発便も多いので利用者もそこそこ多くて空いている席を探して腹一杯なのにまた少しサービスコーナーで頂いて時間まで過ごした。
ここの内容はANAと同等(拡大します)
       ラウンジ最奥部の様子             一通り揃っているサービスコーナー

搭乗券に記載してある搭乗時間前の18:00にラウンジを出て搭乗ゲートに向かうと、狭い通路に搭乗客が溢れ出て待っていた。他の便もあちこちで搭乗開始が近いのか、どこも人が多くて歩きづらい状態だ。香港行きも少し待たされて18:13にゲートが開いて搭乗開始し、多くの優先搭乗客と共に自分もお先に機内へ進んだ…。
香港への夜便は中型機(拡大します)
    混雑した香港行き94番ゲート付近        JL735便 B767-300ER JA615J

出発12分前に搭乗開始したので乗り込みも遅れるのは当然で、時間も過ぎた18:29にようやくドアクローズし…、成田18:25発香港行きJL735便は9分遅れて18:34出発した。
満席近い機内の様子

自分が成田空港を利用すると必ず利用ターミナルと反対側の滑走路を使用するジンクスみたいなものがあるが、今回もそのご多聞に漏れずにタキシングを開始すると進路を南西に進み、挙句に前便出発・着陸機などを何機か待ってから34Lより18:53離陸した。上昇中は雲が多いのか下界の夜景も途切れ途切れに見えるだけで現在地把握も出来ず、諦めてぼんやり音楽でも聴いていたら19:08にベルトサインが消灯して減灯していた室内灯が明るくなった。

                 食べた機内食とメニュー内容(HPより抜粋)

JALは久しぶりに乗るので分からないが、よく乗るCXだと最初にドリンクサービスを行ってから九州上空付近で機内食の配布を始めるが、JALはコスト削減でドリンクサービスが無いらしく最初から機内食配布が19:40頃より始まった。冬の季節風が強いので運航速度も560km/h前後と普段の7割くらいのスピードしか出ていないので、成田から2時間経ってもまだ鹿児島上空だった。機内食もその辺りまでに済んでしまい、機内は食後のリラックスタイムに移行していた…。

   機内食後にようやく鹿児島(20:43)         台湾通過した今回の全ルート図

東シナ海へ出ると機内も落ち着いて機内も再び減灯されて静かな時間が過ぎる。それでも速度が遅いのでいつも以上に時間がかかった感じがして、機内で映画を見たり音楽聴いたりしてもまだ着かない感じがした。成田から3時間半経った22:30(香港・台湾時間21:30/以降香港時間表記へ)にようやく台北上空を通過して南シナ海へ抜け、その後もまだまだ着かない印象を受けながら22:25にようやく降下が開始されて22:37にベルトサインが点灯し、雲が多くて多少揺れも強くて少しドキドキしながらも07Lより…、成田から4時間59分のフライトにて香港國際機場に着陸、28分遅れの22:58到着した。

   雨に霞む香港に到着したJL735便          ターミナル最遠部から延々進む…

久々に5時間近くかかって着いたので座り疲れた感じだが、さらに到着がターミナルからかなり遠い45番スポットなのがうんざりした。延々サテライト中心部のシャトル列車のりばまで歩いてから列車に乗って、入国審査場まで軽く12分かかってしまった。本来ならここで各航空会社上級会員用に香港國際機場での出入国に際し、自動(無人)ゲートを利用出来るフリークエントビジターeチャネルの手続きをして入国しようと予定していたが、その受付が23:00までと今回のフライトが22:30着予定だったので十分間に合うと思っていたのに全然間に合わなかった。明日手続き出来れば再訪したい。一応ANAでも同様に扱いがあり、地元CXも同じ扱いがあった。

 深夜近いのに人が多い到着出口Aの様子     タダ券利用なので機場快綫のりばへ進む

入国審査場は左右両翼に分かれているので、人の流れと逆の空いているほうへ進んで待つことなくさっさと入国して23:20には到着出口へ出られた。その後いつもは高くて利用しない空港鉄道の機場快綫カウンターでCXマイル引き換えのバウチャー券を出して、機場~青衣間の無料往復乗車券をゲットした。受取ったのは何故か往復乗車券が2枚で2往復分。自分で申し込んだ結果か職員の間違えかよく分からないが、いずれにしても有効期限が1ヶ月しか無いので、この旅行で使い切らないと勿体ない…。
到着出口前のカウンターは7~8人並んで混んでいたが、要領を得ている自分は空いているホームのカウンターで待つことなく引き換え、程なくやって来た電車に乗り込んで…、[電車]博覧館発香港行き機場快綫は23:29発車した。22:00~23:00台でも到着便は多いので車内はそれなりに埋まって、景色も見えない真っ暗な沿線を割と速い速度で走って、僅か12分の乗車にて1駅目の青衣に23:41到着した。
僅かな利用でもまともに乗車券を買えばHK$60.00(約¥691)するのでバカに出来ない。本当はそのまま九龍方面まで乗りたいが、急いで改札口を抜けて同じ線路を走るM.T.R.(香港地鐵)の改札口へぐるりと回り込んで乗り換えて、青衣23:46発香港行き東涌線で1駅、茘景でホーム向かいの荃灣線中環行きに23:48着-23:49発で乗換え、九龍地区へ入った油麻地で日付変わって0:01到着。下車した地下鉄C出口から彌敦道を南へ少し下った今回の宿、CASA Hotelに0:05チェックインした。

  宿泊した油麻地のCASA Hotel入口付近     2階にあるフロントの様子(翌朝撮影)

オクトパストラベル経由でネットにて前払いしたが、自宅で印刷したバウチャー用紙が日本語が多くて頼りないがそれでもチェックイン出来た。ホテル予約時には書いてなった預かり保証金をHK$300要求された時は少し驚いたが、チェックアウト時に返すと聞いて一応預けておく。
      
        泊まったツインルームの様子(1103号室)と列車寝台並みに細いベッド

2008年11月に開店したホテルだが、彌敦道に面しているがいかにも雑居ビルを改築したような造りで、フロントでICカードキーを貰って2機しか無い狭いエレベーターに乗り11階の部屋へ行くと、一応綺麗な内装をしているがベッドは列車寝台並みの細長いものが2つ、シャワー・洗面・トイレは1畳弱の後付けガラス張り仕切り内に凝縮して設置され、いかにも無理やりホテルにしたような安めの造りで、九龍地区の繁華街にある立地では値段相応かな…と感じた。
   
  ベッド側から入口・水回り部屋を眺める      ガラス仕切り内に水回り施設が凝縮…

今回もラウンジ・機内とタダ酒を多く頂いたので、香港に着いた辺りから頭痛がしてきた。列車で移動中も少し朦朧としていて、何とかホテルに着いた感じで、荷物を一旦置いてからホテルのすぐ横にあるコンビニで飲料水を買って自室に戻って薬を飲んで、シャワーを適当に浴びて1:10に就寝した…。
前置き無く請求されたHK$300の預かり証


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