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3/21 福井夜行日帰り旅行 3/20~21 福井鉄道~伊丹→帰宅編(JAL-3) [国内旅行]

 

ムーンライトながら号での朝は5:40起床。岐阜に到着する頃、完全に目覚めた。
1時間以上遅れていた列車は、いつの間にか遅れを回復していて岐阜に5:44到着、すぐに発車して次の終点へ向かう。
自分としてはかなり眠れたが、それでも列車が停まる度に目覚めて到着時間を記録していた。時刻表で停車する沼津・静岡・浜松では1時間10~20分遅れのまま到着していたのに、運転停車の豊橋には44分遅れの4:22着。その後の名古屋は定刻の5:22に着いていたので、ある情報による…共和(4:18-4:50)・熱田(4:59-5:16)での運転停車を削って定刻運行を回復したようだ。
1時間以上遅れたので大垣からの接続列車が遅くなるものだと思っていたが、本日予定していた行程が辿れると分かってとりあえずはホッとした。まぁ気持ちとしては既に諦めが入っていたが…。
大垣での乗換えは列車前方の階段らしく、名古屋出発後から前方車両に移動する人が増えていたと友人Mが言っていたが、岐阜を発車してからはその移動がかなり増えて、自分達のいる6号車で既に通路が埋まったようで移動の動きが止まったまま…、東京から6時間45分の乗車にて終点の大垣に定刻の5:55到着した。

  大垣に着いて一斉乗換え移動開始    乗り換えた姫路行き223系普通電車

知った人はさっさと乗り換えて次の列車へ急いでいるが、7時間近く座り続けていたので30分前後の乗車になる次列車くらいは足腰を伸ばす意味でも敢えて立ちたいと、お互いに急ぎもせず乗り換え客の列に混じって隣ホームの電車へ進む。
ホームには既にJR西日本の電車が停まっているが、何となく編成が短く感じたら4両編成だった。ムーンライトながら号がいくら特急車両を使用して定員が少なめとは言え、10両編成→4両編成の乗換えでは許容量が少なすぎる。自分としては6~8両編成かと思っていたので、座席が既に満席は覚悟していたが、立ち客も立ち位置を探すのに苦労するくらい立っているのには参った。それでも少しだけ空いた感じだった最後尾車両に乗り込んで…、[電車]大垣6:00発姫路行き東海道線普通電車は発車した。
結局JR東海区間をJR東日本・JR西日本の車両で駆け抜けてしまったので、JR東海に乗った雰囲気を感じずに通過出来たのは自分としては安心するが、大勢の乗客がJR東海に対して直接は一銭もお金を落としていないのだから、確かにJR東海にとっては迷惑な客でしかないのだろう。車内が混んだ電車は既に明るくなった朝もやの沿線を走り、途中駅の乗客も僅かずつ乗せて関ヶ原越えをして、大垣から33分の乗車にて米原に6:33到着した。

   工事中で何も無い米原駅東口    昔より新しくも短い編成の521系普通電車

米原では京都・大阪方面へ先発する新快速電車に乗り換えられるので、米原到着前くらいから座っていた乗客が早くも立ちだして迷惑この上ない。大して乗らないのなら最初から立っていろと言いたいくらいだ。米原から関西方面への乗換えは4両編成→12両編成になるので余裕の乗換えのはずなのに、それでも走って乗り換えるバカがいるのには参った。こちらはその群衆からようやく離脱して北陸方面へ進むことになるが、20分弱の乗換え時間があるので朝食を探して改札口へ向かっても閉まった売店しか無いのにも閉口した。東西両方の出口も確認したが、飲食店もコンビニも皆無だった…。
敦賀からも同じ521系電車に乗換え

結局は駅構内の散策に終わって再び改札口を入って次の列車が出発するホームへ向かうと、既に列車は入っているものの編成がさらに短く4両編成→2両編成になっていた。駅内を歩き回っている間に座席は既に埋まっていて多くの乗客が立っていて、仕方なく空いたスペースに立って発車を待ち…、[電車]米原6:50発敦賀行き北陸本線普通電車は2分遅れの6:52発車した。
上り列車が遅れている影響なのか出発信号機が変わらないため2分遅れになった。米原を出て少しして急行きたぐに号が約1時間30分遅れですれ違った。車内は夜行列車から流れてきたような乗客と地元客が混ざって乗っていて、途中駅で地元客が意外と乗り降りするので数駅過ぎてから空席が出来て座れた。北陸本線は琵琶湖東岸を北上するものの意外と湖岸から離れていて、長浜の手前でチラッと見えた程度だった。この電車も導入して3年くらいの新車に入る部類だと思うが、必ず編成が短くなっているのは頂けない。これならまだ昔の急行型電車の3両編成のほうが歓迎だ。
木ノ本を過ぎて進路が西向きに変わって近江塩津で湖西線と合流すると、少ない少し長い深坂トンネルを越えて日本海側へ出て、米原から45分の乗車にて終点の敦賀に7:37到着した。
ここで5分乗り換えで引き続き普通電車に乗るが、こちらの電車も同じ521系の2両編成で既に席が埋まっていたのでドア横の補助席に座り…、[電車]敦賀7:42発金沢行き北陸本線普通電車は発車した。途中の武生で降りるのでそんなに席取りに命を懸けるほど急がなかったので残った席になったが、人によっては2時間以上乗るので乗換えを急ぐ人も多かった。521系の15番編成だったので今月導入された新しい電車だが、昔の電車より編成が短いので詰め込み乗車を前提とした電車の置き換えは地元客にも旅行客にも歓迎出来ない。ただ、車両が新しくなって乗り降りが便利になったところは評価出来るかも…。
ここでも地元客の利用は僅かながらあって、少しずつ乗客を増やしながら敦賀から30分の乗車にて武生に8:12到着した。
もうすぐ駅名改称の武生新駅(拡大します)
   黄砂で黄色い景色の武生新駅        無地で感熱紙の乗車券

武生では部活動の高校生を中心にまとまった下車があったが、同じくらいの乗車があったので福井圏での旅客流動は活発なようだ。自分達もここから福井鉄道に乗るために下車して武生新駅へ雨の中歩き出すと同じく高校生もそちらへ歩いていく。天気予報で中国から黄砂が舞っていると聞いていたが、空は普段より黄色くて降った雨が路肩の排水溝へ流れる水も黄土色に染まっていて一種異様な光景だった…。
武生駅から2~3分歩いた武生新駅に着くと、一緒に歩いていた高校生は駅前の地下道へ向かってどこかへ消えてしまった。意外と福井鉄道に乗り換える人はいないようだ。
急行電車が1両の路面電車で驚き(拡大します)100321画像10133.jpg
  元名鉄美濃町線の福井鉄道800形と車両中央に向けて坂のある車内の様子

駅内に入ると利用者らしき数名が待っていて、よく地方に有りがちな列車別改札をやっていた。発車5分前になって改札が始まって、乗り込む列車は1両の市電タイプの車両…。6~7人が乗り込んでから時間が経ち…、[電車]武生新8:27発福井駅前経由田原町行き福井鉄道急行は発車した。
電車は名鉄からお下がりの真新しい市電タイプの車両で、名鉄での路線廃止でお役御免になった車両を数年前に譲り受けたようだ。福井鉄道自体も名鉄グループだったが、2008年中に名鉄が保有株式を地元に譲渡して撤退してしまった。
福井鉄道は福武線と現在路線に名称があるみたいで、過去は数路線あったみたいだが現在は1路線と福井駅前の1区間のみになっている。沿線は北陸本線の西側を走っていてJR線と競合している感じだが、多少JR線と離れた位置にあって市街地内を走っているみたいなので意外と需要がありそうだ。しかも地方路線で40~50分ぐらいの距離を¥390で乗れるのは、運賃設定が安くも感じる。1両の市電タイプの車両なのに急行運転のため、何となく拍子抜けな感じで乗りつつも少しずつ停まる度に乗客が増えていって、単線の線路を快調に走っては時々対向列車と行き違い、福井市街地に近付いた花堂から複線区間になって、その先の福井新駅から道路上の併用軌道に入った。
古き良さのある古参車両(拡大します)旅の雰囲気を味わえる車内(拡大します)
  3編成しか無い福井鉄道200形    路面も走るのに車内はボックスシート

市内へ入ると乗客の動きが無いまま市役所前にて、一旦向きを変えつつ路線も変えて福井駅前の行き止まりに9:08停車、ここで殆どの乗客が降りてガラガラのまま9:10発車。残り併用軌道区間を乗り降りの無いまま…、武生新から51分の乗車にて終点の田原町に9:18到着した。
この後はしばらく待って田原町9:51発の福井行きえちぜん鉄道に乗る予定だったが、福井鉄道の側線に停まっていた旧型車両がホームに入線してドアを開けたので、急遽この電車に乗って福井駅へ向かうことにして軽い撮影会を始めた。日中は留置したままだと思って軽く撮るだけのつもりでいたのに、乗れることになって何となく得した気分だ。
3/25改正で駅名がかなり変えられる(拡大します)
    昔ながらの感じの路線図       新旧機器が混載の乗務員室付近

日曜の朝でえちぜん鉄道との接続も無いので乗り込む乗客は1人のみのまま…、[電車]田原町9:27発福井駅前経由武生新行き福井鉄道は発車した。
他の市電の走っている都市と大きく違うのは、街を歩いている人が殆どいないことだ。そのため途中から乗ってくる乗客も無いまま市役所前から左の支線へ進み…、8分の乗車にて福井駅前に9:35到着した。ここで降りる乗客は自分達だけで、電車は5分ほど停まってから出発するようだ。ここでも軽く道路上から撮影したが、普通の電車が堂々と道路上を走る様はかなり異様で、滅多に見られるものでは無く将に福井名物ではないだろうか…。
道路上にあり得ないほど大きな列車(拡大します)
 福井駅前の路上に停車中の200形    以前より駅前がすっきりした福井駅

福井での予定はこのくらいで、あとは再び青春18きっぷを活用して関西方面へ向かう。電車を降りてそのまま真っすぐアーケードを進んでJR福井駅へ向かう。以前来た時より駅前の仮囲いなどが無くなってスッキリした印象の駅前を中へ進み、朝から何も食べていないので真っ先に駅構内の立食いそば屋(今庄そば)へ向かった…。

  今回も食べた駅構内の今庄そば       食べた天ぷらそば(¥380)

もう10:00近くて朝食時間帯としては落ち着いたみたいで先客も2人ぐらいで空いていて、すぐに注文して空腹にそばを流し込んだ。食べれば落ち着いて友人Mと駅構内の売店や土産物店を物色するものの、自分は車内食用のおにぎりを購入して9:55に改札口を入った。
せっかく北陸方面へ来たので、1列車ぐらいは国鉄時代からの電車に乗りたいと願いつつホームに上がるが、またも新しい521系電車でガックリきた。しかもまた2両編成で座席はほぼ埋まっていたので再び補助席に座る羽目に…。新しい電車も良いがもう少し編成を伸ばして着席率を上げるようしてもらいたい。
隣のホームに特急電車が来て先に発車していくのを眺めているうちにこちらの列車も時間が来て…、[電車]福井10:10発敦賀行き北陸本線普通電車は発車した。
地方の代表駅らしい雰囲気(拡大します)
 帰りも同じ521系電車にて敦賀へ      駅内は人の多い敦賀駅

天気がハッキリしない空の下を短い電車は性能が良いのか快調にすっ飛ばして北陸路を南下していく。補助席は座面の部分が壁面にめり込んでいるので、座って背中を付けると腰の部分が奥まってしまいかなり前のめりな姿勢になるので長時間の乗車にはキツいが、福井圏は鯖江・武生辺りまで乗り降りもあって、敦賀方面へ向かう人も僅かずつ増えてきているので2両編成では混んだ印象になってくる。居住性の悪い補助席でも夜行列車の疲れが出てきて知らぬ間に寝入ってしまい、うるさいトンネルに入ったと思ったら北陸トンネルで、福井から51分の乗車にて終点の敦賀に11:01到着した。

  敦賀から尼崎まで乗車した233系新快速電車とまだ空いていた車内の様子

この先大阪方面へ新快速電車に乗り換えるが、20分ほど時間があるので一旦駅の改札口を出て売店などを物色してみた。駅構内や待合室など乗り換え客なのか意外と人が多く集っているのが印象的だった。寂れた街だと駅内ですら人が少ないが、小浜線や特急利用者なのかバス利用者か分からないが地方駅は人が多くいた方が安心出来る。
駅売店でも買いたい物が無く、比較的乗車時間の長い次の列車の席取りも兼ねて10分ほどで改札を入ってホームに向かった。待つ人は先ほどの電車からの乗客がパラパラと待つ程度で空いてそうで、適当に人が少ない乗車位置に待つこと数分で米原方向から11:15に電車が到着して多くの乗客が降りる代わりに乗り込んだ。新快速電車だからてっきり8両編成で来るのかと期待したが僅か4両編成だったので途中から増結するようだ。それでも座席はほぼ窓側だけ埋める程度しか乗らず、自分達も並びで座って発車を待ち…、[電車]敦賀11:23発姫路行き新快速電車は5分遅れの11:28発車した。
先発の名古屋行きと大阪行きの2本の特急が遅れて発車した影響でこちらも遅れての発車となった。電車は出発して少し走ると下り線を跨いで右に大きくカーブしながら敦賀市街南方の衣掛山を駆け上がり、敦賀市街を見下ろながら一周して高低差を稼いで山を上がっていった。上越線にもあるいわゆるループ線で、最初から理解して乗っていないと何となく小浜線方面へ連れて行かれそうに感じて心配になりそうだ。

  福井で買ったおにぎり類で昼食      晴れてきた琵琶湖西岸を南下

新疋田を過ぎて県境の長い深坂トンネルを再びくぐれば滋賀県側の近江今津で、行きに来た北陸本線とここで別れて琵琶湖西岸の湖西線へ進む。この路線は開業時から高速路線化を狙って建設しているのでまだ各駅停車区間ながらも走りは速くなり、琵琶湖東岸の北陸本線より琵琶湖が良く見える沿線を南下していくと、天気も良くなって久しぶりに明るい太陽が顔を出していた。
湖西線を各駅停車に停まって僅かずつ乗客を乗せつつ30分少々走った近江今津に5分遅れの12:06着。ここで前方に停まっていた4両編成と連結して8両編成に増えて12:10に発車。ここで9分停車を4分に切り詰めて定刻運転に回復して走るがまだ各駅停車区間。敦賀から1時間ほど走った近江舞子からようやく新快速運転になって通過駅も多く走りもさらに速くなった。この辺りに来ると乗客も多くなり、街にもマンションやアパートなど一軒家以外の建物も多くなって都市部に入ってきたと実感できる。
大津京を過ぎてからトンネルをくぐると山科で東海道本線と合流し、そのまま京都に12:58着。ここでまとまった乗客の入れ替えがあってすぐ13:00発車、この辺りに来ると車内も立ち客多くて反対側の景色は見えないまま新大阪に停車して淀川を渡って大阪に13:28着、ここでも乗客の総入れ替え並みに乗り降りがあって多少乗客が減って13:30発車、その後再び淀川を渡って神崎川で兵庫県に入り、敦賀の福井県から滋賀・京都・大阪と5府県目に入って2時間6分の乗車にて尼崎に13:34到着、下車した。

   別行動で降りた尼崎駅南口       駅前の各空港行きバスのりば

ここで一旦改札口を出てから伊丹空港までお互いに別行動をする。友人Mは青春18きっぷを引き続き使用して福知山線にて伊丹経由で空港へ、自分はあと3日で廃止される尼崎~伊丹空港線に乗るための短い別行動だ。
今回の旅行で伊丹空港へ行くルートを探していた際にこの路線の廃止を知り、以前1回だけ使用したことがあったので乗っておこうと駅前広場へ向かった。バスのりばは南口で、駅前ロータリーの一角に伊丹・関空行きのバスのりばがあって券売機と荷役兼用の警備員がいて充実した配置だが、まだ発車時間まで10分以上あって誰もいない。時間があるので一旦自由通路を通って北口広場に向かうが、小規模商店の多い南口と違って北口は工場跡地だったのか最近開発されたような巨大なショッピングセンターが広場の向こう側を占拠していて、駅利用者の流れは完全に北側が主流になっているような感じだった。

  伊丹空港行き廃止を伝える掲示     バスのりば券売機で購入した乗車券

駅の南北を見物してバスのりばに戻って乗車券を購入してバスを待つ。発車時間が迫るにつれて3~4人集まってきたが、国内線利用者ばかりなので荷物も少なく常駐の警備員も手持無沙汰だ。道路が空いているのか発車3分前に始発の阪神尼崎駅からバスが到着して、数人が乗り込むだけなのですぐに乗車扱いは終了して時間調整の後…、[バス]JR尼崎駅13:58発大阪国際空港(伊丹)行き阪神電鉄バスは発車した。

 大阪国際空港(伊丹)行き阪神電鉄バス     乗客が少ない車内の様子

発車後の車内は7名のみで、JR尼崎駅から4人乗ったので阪神尼崎駅からは僅か3人のみだ。日中の乗客の少ない時間帯でもやはりこれでは少なすぎて廃止になるのは仕方なくも感じる。
バスは一旦南下して波洲通りを西へ走って西長洲から北上して久々知西町を西へ向かうと、名神高速尼崎I.C.があって14:07に高速へ入った。ここで名神高速を1区間乗って豊中I.C.にて阪神高速11号池田線に転進して、渋滞も幸い無くて僅か10分弱で空港が見えてきて、JR尼崎駅から20分の乗車にて終点の大阪国際空港(伊丹)に5分早く14:18到着した。

 いつもの大阪国際空港北ウィングの様子 初めて利用のファーストクラス専用検査場

伊丹駅経由で来る友人Mのバスを待つまでに南ウィングにてANAの時刻表やパンフを貰って時間潰しをして待つこと15分で伊丹駅からの伊丹市交通局バスが14:33に到着して1時間ぶりに友人Mと再会してJAL便の出る北ウィングへ向かった。
お互いにJALカードによるチケットレス発券なので、そのまま2階の手荷物検査場へ土産物屋で買い物をしてから14:40に向かう。一般の手荷物検査場も午後の空いた時間帯なのでガラガラだが、せっかくダイヤモンド・プレミア専用手荷物検査場が使える身分になったので敢えて利用して搭乗エリアへ進んだ。

        専用手荷物検査場直上にあるサクララウンジの様子

専用手荷物検査場を抜けると搭乗エリアへ出る自動ドアの脇に上階のサクララウンジへ行くエレベーターがあって、上がるとラウンジの受付が目の前で、手続きをして館内へ進む。
以前、昨年12月に利用した時の17~18番ゲート付近にもあるサクララウンジより、こちらのほうが上階で窓があって明るい雰囲気が良く、搭乗開始時間までさっそくビールを貰って一杯始めた。
旅の最後に一杯

友人Mも適当にソフトドリンクを飲んで寛いで、青春18きっぷの鉄道格安旅行から飛行機でのラウンジを利用した上質サービスとのギャップを味わってもらった。ラウンジ内も週末旅行客が出発してしまったような午後の落ち着いた時間帯なので空いていて、静かなラウンジで軽く話をしながら30分弱の滞在にて15:10にラウンジを出て搭乗口へ向かった…。
この区間で既に5回乗った機体(拡大します)
  JL124便 B777-200 JA773J  ほぼ羽田行き専用の17番ゲート付近の様子

ゲートでは既に搭乗が開始されていて、次々と乗客が乗り込む列に混じって搭乗前の買い物から戻ってきた友人Mと合流して自分達も乗り込み…、大阪(伊丹)15:30発羽田行きJL124便は2分遅れの15:32出発した。
座席は機内後部の左窓側で自分の好みで取らせてもらったが、本当は最後部の2人座席を指定したかったが前日までJALサイトを毎日確認していたのに全く空きが出なかった。午後の中途半端な時間帯ながら機内は8割以上乗っていて、特便割引などの航空券を利用すると、この便以降の利用は¥1,000高くなるから混んでいるのかも。実際自分達がそんな使い方をしているし…。
割と混んだ機内の様子

空港内も空いていて、滑走路手前で着陸機を1便待って32Lより15:42離陸。上昇中も揺れは無く5分後の15:47にはベルトサインが消灯してドリンクサービスが始まった。
ANAでは4月1日より水・茶以外は機内ドリンク有料化とか言っているが、そんな悪劣なサービスをJALが今回追随しなかったのは評価出来る。全ドリンク¥100で売るなら多少理解も出来るが、どこにも買いに行けない上空で¥300~¥500で売りつけるのは如何なものかと神経を疑う。駅で買える鉄道とは違うことを認識してもらいたい。
…と最近のANAの対応に変なところでイラついてしまったが、ここ数年でANAの旅客サービスに?な部分が目立ってきたのでJAL利用にシフトしてきた向きもある。
昨夜の悪天がウソのような穏やかさ(拡大します)昨年末に利用した空港(拡大します)
 中部国際空港から名古屋市街を眺める    中部国際空港もハッキリ見える

ベルトサインが消灯して5分後の15:52には伊勢湾へ出て、眼下に中部国際空港から名古屋市方面が割とハッキリ眺められた。僅か11時間前には鉄道で走っていた場所を飛行機であっという間に戻っているのは不思議な感じもしつつ、旅行の余韻に浸る間も無く帰っているようでもあり残念な感じもした。昨日の全国各地の天候悪化がウソのようにフライトも揺れ無く順調で、下界の景色も割と雲が切れて良く見える。ただ、機内サービス可能時間が短いこのフライトで、意外と混んでいるためにドリンク配布に時間がかかっていて、自分のところに回って来る頃には16:00過ぎた駿河湾上空で、程なく16:05に降下が始まって伊豆半島南端から相模灘へ進んだ。
12時間前はこの街を走っていた…(拡大します)
      静岡市街と富士山       降下直前にようやく頂いたスカイタイム

いつもこの路線では早ければ伊豆半島を過ぎるとベルトサインが点灯するが、今回は伊豆大島を過ぎて房総半島南岸まで来ても点灯されずにかなり大回りして時間稼ぎをさせられているのが分かる。ようやく左旋回して陸地に近付く16:14にベルトサインが点灯して房総半島の御宿上空より内陸に向かって君津~木更津を通過しながら降下して34Lより…、大阪(伊丹)から52分のフライトにて羽田空港に着陸、4分遅れの16:39到着した。

  羽田で降りた北ウィング到着出口    帰りに乗車した京急線横浜方面直通

最後部座席なので降機も最後の方になるが、羽田でいつも最後に降りるのは機内清掃に入る元同僚らに会うチャンスが出来るので楽しみでもある。もう既に転職して3年経つので知った人間も減ってきているが今回は知った人が大勢清掃に入って来て、友人Mも松本でのバイト時代に一緒に働いていた元同僚Kがちょうど来たので、僅か15秒ばかりの短い再会ながらも久しぶりに会わせることが出来た。
この後2人で京急線のりばに向かい、羽田空港16:56発浦賀行き横浜方面直通特急に乗車した。自分は既に帰り道だが、友人Mは青春18きっぷを引き続き使用して鶴見線方面へ向かうので京急川崎まで同行して車内で別れた。
自分はそのまま乗車して横浜にて17:22下車、JR線に乗り換えて地元駅より自転車にて18:00に帰宅、家族と一緒に夕飯をすぐに頂いて残り少ない休日の数時間を自宅で過ごした…。


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