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2/14 銚子電鉄日帰り旅行 [国内旅行]

 

日帰り旅行の今朝は7:40起床。前日はやはりいろいろと用事を済ませるために寝たのが3:30、出掛ける前は日帰りでも旅程作りや下調べで睡眠時間を削ってしまう…。
自宅を8:10に出て、地元のバス停から戸塚駅行きの江ノ電バスに乗車。本来の予定では近くの駅からJR線に乗って大船周りで横須賀線で東京を目指すはずだったが、雨降りのため自転車で駅まで行けずに急遽バスに変更したが、これが大失敗のもとに…。
平日の通勤時間帯のために戸塚駅に向かう道路が渋滞して、定刻なら8:32に着く予定が結局8:43着に。大船から乗るはずの横須賀線は8:36に既に出ていた…。
今回同行する会社の同僚Kは早くから戸塚駅に来ていたが、メールで遅れる旨を伝えて待ってもらった。駅できっぷを慌てて購入してホームで同僚Kと合流、本来乗る2本後の戸塚8:50発の千葉行き横須賀・総武快速線のグリーン車に乗車して東京を目指した。
戸塚駅では東海道線にも乗ろうかと考えたが、ちょうど入ってきた東海道線は普通車はスシ詰め、グリーン車も立ち客がいる程であっさり諦めて横須賀線に乗ったが、こちらも戸塚駅では席が選べたが、横浜出る時点では満席になっていた。
睡眠不足だが話をしているうちに東京9:32着で下車した。通勤客も同じく大量に下車し、自分達は隣のホームの特急に乗り換える。

       乗車した特急しおさい3号        乗車したE257系500番台ドア付近のロゴ

最初の予定では特急料金をケチるために千葉か佐倉から乗り換える予定だったが、自分のミスのために始発東京から乗ることになった。コンビニで車内での朝食用に食料を調達して8分乗換えで特急しおさい3号に乗る。
既に電車はホームに入っていて、ドアも開いている。5両編成の普通車だけの短い編成だが、乗客は少なく席は選びたい放題なほど空いている。買い物したので発車3分前に乗車して程なくすると
東京9:40発銚子行きの特急しおさい3号は発車した。

 数人が座るだけの1号車自由席車内の様子          あずさ号と同じシート

しばし地下区間を走って9:47に錦糸町に停車、数人が乗るだけで車内の様子はガラガラのままだ。途中佐倉までは海外に行く時に成田空港までよく利用するルートなので見飽きている。街中を普段の快速より速いスピードで走り、千葉に10:08停車。ここでもあまり車内に変化無く、結局は終点までガラガラの雰囲気のままだった…。
成東付近の風景

佐倉で成田空港方面の線路と別れて単線になった総武本線を進むが、この先はスピードが落ちて坦々と進む。のんびりしたムードになり景色も単調になるので時折り寝ていたようで景色が断片的な記憶になる。佐倉からは意外と時間もかかり、東京~佐倉の55kmが40分で走るのに対し、佐倉~銚子の65kmは1時間10分もかかっていた。走ってもなかなか着かない印象だった。
終点間近で左手から成田線の線路が合流する松岸を過ぎて終点の銚子に定刻の11:31到着。乗客は僅かで、自分がぐずぐずと写真を撮っているうちに乗客は殆ど消えていた…。
終点 銚子に到着の特急しおさい号

今回の旅行は昨日仕事中に急遽決まったもので、たまたま自分と同僚Kの休みが今日同じで、同僚K九十九里海岸付近で写真撮影と美味いモノを食べたいと言うのに自分が相乗りしてセッティングした。美味いモノは銚子で刺身でも食べて、写真撮影は時間の関係で九十九里海岸では無くなったが、それに少し近い犬吠崎と最近駅や電車の中吊りで千葉のキャンペーンでポスターになっている屏風ヶ浦見物を予定した。
ここから銚子電鉄に乗り換えてまずは銚子の市場に向かうことにする。銚子電鉄は最近経営者の不祥事で経営が危なく有名になってしまったが、少しでも乗ることで支援になるかな…。
銚子電鉄のホームはJR線ホームの奥、延長線上にあり、改札業務はJRに委託しているようで、JR線からそのまま乗れるくらいだ。駅舎もホーム上に建物が小さくモニュメントのようにあるだけで形だけだ。
    
 JRとのホーム上にある銚子電鉄の無人駅舎    駅舎のショーケースに主力商品が陳列

特急から降りて10分後の11:41に外川行きの銚子電鉄があるので乗ることにする。既に電車は停まっているが乗客は鉄道マニアのような人物が2人いるだけで地元の乗客が皆無だった。停車中の電車の画像を撮っているうちに時間となり銚子駅を発車した。
乗った銚子電鉄の車両

                801号車の味のある車内の様子と運転席付近

今回は天気が良ければ犬吠崎から屏風ヶ浦方面まで歩こうかと思っていたので、往復分の値段で1日フリーきっぷもあったようだが、敢えて乗るごとに乗車券を購入して、まずは銚子漁港中央市場に近い2駅目の観音駅で11:45に早くも下車する。
       
      メルヘンチックな観音駅舎              駅名にもなった飯沼観音

天気は時折り雨が降る悪天候。銚子駅を降りたときに降っていた雨がまだパラパラと降っている。風も多少吹く中、傘を差しながら海の方向に5~7分ほど歩くと赤い門の目立つ飯沼観音を過ぎて銚子漁港の中央市場が見えてくる。その道路向かいに数軒の海鮮料理の店や魚屋が並んでいるが、平日なので人通りも少なく寂しい印象だ。1軒真新しい雰囲気の店があったが、混んでそうなので避けて少し外れた場所に何人か入っている店があったのでそこに入った。海ぼうずと言う名の店で、スキンヘッドの主人が厨房で魚を捌いていた…。

  銚子漁港向かいの海ぼうず店舗外観          店内カウンター・厨房の様子

店内はカウンター中心にテーブル席が2組のみで、テーブル席が1組空いているので座る。自分は刺身が食べたかったので迷わず刺身盛合定食同僚Kは迷って海鮮漬け丼とあら汁を注文、10分少々で運ばれてきた。

       食べた 刺身盛合定食             同僚Kの海鮮漬け丼とあら汁

漁港の傍なのでやはり美味い。手軽な値段で気軽に食べられるのが羨ましい環境だ。一通り食べて満腹になると12:35、近い時間に電車があるので再び観音駅に向かう。
観音駅12:44発の外川行きは先ほど乗った同じ車両だった。店を出て9分しかなく、雨の中途中は少し早足で駅に急いで間に合った。最初に乗ったときより地元客が多く乗っていて逆に安心する。あまり空気輸送に近いと銚子電鉄の存続も危ない。電車は少し走ると開けた丘陵地帯を進み、13分の乗車で犬吠駅に12:57着。

   観音~犬吠でまた乗った801号電車        ちょっと風化した犬吠駅舎外観

犬吠崎にはかつておふくろを連れて1998年1月に日帰り旅で来たことがあるが、その時はちょっと地中海風で颯爽としていた犬吠駅舎も現在はあちこち外壁が剥がれて無残な印象になっていた。
最近有名になっているぬれ煎餅が駅内で実演販売していたので購入して犬吠崎を目指した。幸いにも強風ではあるが雨は降っていなかった…。
   犬吠崎灯台外観

駅から5分も歩けば海が見えてくるが、駅付近では建物があって感じなかった風が、遮るものが何も無くなる犬吠崎まで来ると一変する。曇天だが幸いにも見学中は雨に降られなかったが、身体も吹き飛ばされるような強風のなか灯台の敷地外側を一周する。犬吠崎灯台は悪天候のため臨時休館になっていた…。

               強風で波の荒い犬吠崎遊歩道と注意書き

後で知ったが、この日は全国各地で春一番の強風が吹き荒れていたとか…。確かに気温は高めで風が強くても寒さを感じないため、強風でも見物する気になっていた。
海岸線に近い遊歩道まで降りて見物や撮影をしていると、波や風のせいか顔や服が潮でベタついてきた。眼鏡もうっすら白くなり前が霞んできた。そんな時に一部波を被る遊歩道があったが、自分はタイミングを狙ってうまく通過できたが、同僚Kが波と波の間にすり抜けようと通過するが見事に波をかぶり上着が濡れてしまった…。
犬吠崎を巡っているうちに50分ほど経っていて既に13:50…。お互い潮でベタベタになったので、近くにある温泉に行くことにした。

   途中まで戻ってから看板のホテルへ            犬吠崎灯台付近全景
 
銚子電鉄の犬吠駅までの道を少し戻って、駅への曲がり道を駅とは反対に曲がって進んでいくと再び海岸線へと出てくる。遠くに犬吠埼全体を眺めつつ海沿いを進んで行くと目指す犬吠崎観光ホテルに14:00到着した。
殺風景な犬吠崎灯台付近とは反対に、このホテルには多数の乗用車が止まっている。大した設備も無さそうだが、フロント脇の券売機で入湯券(¥1,000)を購入して温泉浴場のほうへ行くと理解できた。

   潮の湯温泉犬吠崎観光ホテル入口             館内の温泉入口

午後の静かな時間帯のはずだが、男湯のほうだけでも先客が既に10名以上入っていた。殆どが年配客ばかりで、ロビー付近の休憩エリアにもオバさん達が多数いる。地元の人達の集会所のようになっているみたいだ。
入湯料が結構高めだったので、元を取るためにもゆっくり入ることにした。お湯は海にも近いせいか海水のように塩分を含んだナトリウム・カルシウム塩化温泉という。砂浜も目の前で、犬吠崎灯台も左手にはっきり見える。

    脱衣所から露天風呂一部と犬吠崎         ロビーに売ってたこどもビール

さすがに30分も入ればのぼせてきて上がることにする。あとはロビーで小休憩して15:00にホテルを出た。
ホテルも犬吠駅からかなり南にあるようなので終点の外川駅に近いと思い、そちらの方向に歩いていく。持参の時刻表には15:15発とあるので間に合わせたい。少し迷いつつも街中を縫って歩くと突然駅前広場になって外川駅を発見、既に時間は発車3分前。古めかしくも味のある駅舎でデジカメで撮るうちに発車時間となり15:15外川駅を出発した。

         外川駅駅舎外観                外川駅から乗った801号電車
   
             味のある外川駅出札窓口と改札口の時刻表

本当は外川駅から西方向に1~2km歩けば屏風ヶ浦に行けるようだが、バスも無くタクシーも駅前にいなかったのでとりあえずは銚子駅に戻ることにした。学生の下校時間のせいか、すれ違う電車には多数の乗客が乗っていた。こちらは10名少々の乗車だったが…。帰りに銚子電鉄全区間乗って終点銚子に15:34着。この後、屏風ヶ浦に行くか迷ったがすぐにそちら方面のバスがあるので行くことにして、銚子駅15:41発の千葉科学大学行き千葉交通バスに乗車した。

          JR銚子駅舎                銚子~名洗乗車の千葉交通バス

バスは地元客を数名乗せて、銚子電鉄の踏切を渡ってヤマサ醤油の工場脇をすり抜けて南方向に進む、銚子市街地もすぐに抜けて田畑が増えた辺りで乗車から8分後、名洗バス停で15:49下車した。
屏風ヶ浦は特に有名な観光地として整備されていないようで、バス停降りても特別に案内など無く、とりあえず海のあるであろう方向に歩いていく。ものの2~3分で海岸(小漁港)に出ると右手の遠くの方向に海に突き出した断崖が遥か彼方まで続いているのが見えた。観光客など全くいない、地元の人すら見かけない無人の海岸線だった…。

                   屏風ヶ浦の延々と続く断崖絶壁…

曇天で強風吹きすさぶ荒々しい天候のなか、あまり時間は無いが海岸線を断崖絶壁がはっきり見える方向に歩いていく。家に帰って案内パンフなどを見ると、断崖絶壁は海岸線に沿って約10km続いているとか…。イギリスのドーバーにも似たような景色があることから 東洋のドーバー と言われているとか…。20分もウロついて画像撮影しているうちにお互い満足して、元のバス停に戻ることにした。
行きにバスに乗ったときに手前の近い場所にバス停があったのを覚えていて、その方向にショートカットして歩いていくと 名洗入口 バス停を発見、バスを待つことに。
16:23通過予定のバスは2分遅れて来た。行きに乗った同じバスだった。千葉科学大学が始発のため、学生らしき数名が先客で乗車していてすぐに発車。遅れを取り戻すように少し早めに走って終点銚子に7分で16:32着。
銚子駅前のマクドナルドで…(2人分)

さすがに昼を食べてから歩き回って腹も減ったので2人で申し合わせたようにバス降りてすぐのマクドナルドでちょっと軽食。帰りは交通費をケチるためと、行きとは違う乗り物で帰りたかったので高速バスに乗ることにしていた。
次の高速バスの発車が16:50で時間が無く、ハンバーガーだけ食べて残ったポテトは袋に詰めて店をバスの出発3分前に出た。
帰りの高速バスは駅前からの出発では無く、少し離れた表通りの東芝町バス停から出る。店から走って1分でバス停に着いたがバスがいない。時刻表を見ると始発バス停になっていてちょっと心配したが、発車時間になってバスは現れた。

銚子駅前(東芝町)から乗った千葉交通高速バス   途中まで貸切状態の無人の車内

銚子駅前(東芝町)始発東京八重洲・浜松町行き千葉交通バスは自分達2人だけ乗せて1分遅れで16:51出発した。一応トイレも付いた高速バス仕様だが、一般道を少し走って高速に乗るかと思っていた期待は裏切られた。
バスは利根川沿いの国道356号線をひたすら走り、途中の東庄・小見川で定刻より5分ほど遅れて停まって各1名乗車、その後日没になっても真っ暗な国道356号線を走って、ようやく1時間少々走った佐原駅前で18:01に。JR成田線の普通電車よりこの区間は遅かった。
利根川沿いの一般道を延々1時間走る

その後も途中停留所は多数設置してあるが乗車無く佐原から国道51号線に向きを変え、玉造団地入口で2名、高速手前の大栄で1名の乗車があってようやく大栄I.C.から東関道に18:21入ってあとは東京を目指すだけになった。銚子駅を出てから延々1時間半も一般道を走って、結局は7名しか乗客はいない…。
ようやく大栄I.C.から高速へ(18:21)

最初は街路灯も無い真っ暗な東関道だったが、成田空港からの空港道と合流すると街路灯もあり車線も増えて交通量も多くなって高速道路らしくなる。最初はぱらぱら降っていた雨も激しくなり風もまだ強く吹いていた。強風のためあまりスピードは上がらないが渋滞も無く一応快調に走る。成田J.C.T.からは海外旅行の時に利用するリムジンバスと同じ経路なのでよく見る景色で新鮮さは無く、寝たり起きたりの繰り返しで周りも皆寝ているようで静かだ。
雨の東関道宮野木J.C.T.(18:48)

習志野料金所を18:57に通過、順調に走って首都高に道路は変わって辰巳J.C.T.を19:19に9号深川線へ進路を変えて箱崎J.C.T.で少し詰まるものの江戸橋J.C.T.からさらに宝町ランプまで進んで19:25高速を降りた。
東京駅八重洲口前に到着

結局途中休憩も無く2時間39分の乗車で東京駅八重洲口前に定刻より4分早い19:30到着。バスは一応浜松町行きだが全員降りてしまった…。
あとはこの先東海道線に乗って帰るだけだが、腹も減ってきたので地下街で何か食べようと話がまとまり、飲食店街を歩くと先月広島で食べたつけ麺のばくだん屋があったので迷わず飛び込んだ。客が多かったが幸い待つこと無く席につけた。

  八重洲地下街に広島のばくだん屋が…         本店に近い店内の雰囲気

東京駅の地下の立地条件の良さからか、広島の本店より客が多いような気がする。迷わずつけ麺を注文、腹が減っていたので大(1.5玉)にした。
食べたつけ麺(大・1.5玉)

注文してから5分くらいでつけ麺は来た。混んでいるから時間かかると思ったが…。
味は内容とも広島と全く同一で、東京駅に来れば手軽に食べられることを知った。広島まで行く有り難みが多少無くなってしまうが…。
食事も済んであとは帰るだけ。東海道線はまだまだ通勤時間帯なので、帰りも奮発してグリーン車に乗ることにした。
帰り乗った東海道線グリーン車 戸塚にて

東京駅20:13発の東海道線小田原行きはドアが開いていて、普通車は既に立ち客が出ている。グリーン車も自分達が並びで座れた後は相席になっていた。
東京を出て新橋・品川でグリーン車も満席、品川から乗った人の一部はグリーン車なのに立っているくらいだ。2人とも帰りも戸塚まで乗ることにした。38分の乗車で戸塚に20:51着。ここで解散した。自分は戸塚駅21:00発の江ノ電バスで地元のバス停に21:15着。21:20に帰宅した。


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