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10/25 香港・新加坡旅行 10/24~27 香港→新加坡編 [海外旅行]

 

香港での朝は7:40起床。昨夜香港に来たばかりだが、今回の旅の目的地は新加坡であるので、今日はそこに行くためにシャワーに入って身支度をする。
    ホテル外観

8:20にホテルをチェックアウト。10時間足らずの短い滞在だった…。明日の夜には再び香港に来るが、とりあえずこの辺りの表通りになる英皇道(King's Road)に出て近くの地下鐵炮台山站に行く。
ここのバス停から昨日乗った城巴(City Bus)A11系統機場行きに8:32乗車。通勤ラッシュの時間帯で交通量が多いが、全く道路が詰まることなく流れているので、香港島の各バス停に寄りつつウェストハーバートンネルをくぐって九龍地区を高速道路で抜けて機場方面に向かって走り、昨夜より早く1時間足らずで香港國際機場に9:30到着した。
西區海底隧道(ウェストハーバートンネル) 青馬大橋
乗ってきた城巴機場巴士

香港ではマルコポーロクラブ会員用のチェックインカウンターがあるので、出発1時間前に並ばずにスムースにチェックイン。手荷物も面倒だから預けておく。
出国手続場入口外観

朝だからか出国手続きも手荷物検査場も空いていてすぐに済んだが、搭乗口がターミナルの一番奥のW65スポット。無料インターネットコーナーが空いていたので10分ほど見てから地下のターミナル間連絡電車に乗ってターミナルの奥方に移動。
搭乗口に着いた時には出発20分前。既に人の気配が少なくなっていて足早に搭乗する。
香港10:40発新加坡行きCX739便は2分遅れの10:42に出発した。
CX739便 A340-300 B-HXD

乗っても機内は全部で1~2割の乗客しかいない。いつも通りに最後方の窓側に座ったが、後方区画に限って言えば10数名しか乗っていなくて、出発後に2~3列前方の窓割りの良い席に移動した。機内は昨日乗ったのと同じA340-300。キャセイは全ての機材に個人シートモニターテレビが付いていて、自分のお気に入りの現在情報フライト地図がいつでも出せるのが良い。たまに前輪部分に付いた前方画像が出るのを常時やってくれれば飽きないのだが…。
ガラガラの機内
離陸してすぐ香港ディズニーランドが…

離陸後に上昇してすぐに右旋回して、真下に先日オープンした香港ディズニーランド(香港迪士尼樂園)が見えた。全体的に評判が悪いそうで、まだ規模が小さいのか周りに多くの空き地が残っている。
4時間近いフライトのため水平飛行になってから11:30にドリンクサービスがあって早速ビールを注文。乗客が少ないのですぐに12:00に昼食のサービスが始まった。鶏肉とポテトの機内食に白ワインでさらに一杯…。
機内食(アイスチョコバー付き)

以前は殆どの路線で食後にハーゲンダッツのアイスが付いてきて、これがキャセイに乗って最大の楽しみだったが、最近は稀にしか出ないし、地元のアイスで誤魔化されてしまう…。他の航空会社ではエコノミークラスでは出ないから、それでも楽しみではある。
香港~新加坡路線なのに日本人乗務員がいたので、ちょっと世間話をしつつもう1本アイスをもらってしまった…。
コーヒーにアイスのおかわり

機内食後は南シナ海を飛ぶフライトで景色が海ばかりのため、個人モニター見たり寝てみたりしていた。ここまではいつも通りの順調なフライトだった…。
これから雷雲に突っ込む前…

右手にマレー半島が見えてきた辺りで降下を始めるが、機長からの放送(もちろん英語)でチャンギ空港周辺に大きな積乱雲があるため上空待機して時間を稼ぐ旨の放送があって不安を感じる。
到着前の迷走…(軽く3周以上している…)

個人モニターで飛行機の動きが分かり、新加坡南海のインドネシア領上空をグルグル回り、既に到着時間を過ぎた頃に状況が良くなってきたので着陸するとアナウンス。降下を始めたら避けきれないほどたくさんあって無理なのか大きな積乱雲に見事に突っ込み、機体が大きく上下左右に壊れる勢いで揺れるなか、窓の外を見れば稲光が目の前にビカビカと間近に無数に走り、いよいよこのフライトで人生終了かと手を合わせるほど恐怖を感じている時間は約3分。ぱっと視界が開けて雲を抜けて土砂降りの雲の下を降下し…、香港より4時間17分のフライトにて新加坡チャンギ国際空港に14:52着陸、39分遅れの14:59に到着した。
無事チャンギ空港到着
ショッピングセンターのようなターミナル内

久しぶりにドキドキしたまま飛行機を降りて入国審査を受けて手荷物を受け取って到着出口を出る。
今回も3月の旅行記で書いた友人Mに会うのだが、彼は今日は15:00まで学校にいるため市内中心部の駅で待ち合わせ。久しぶりで数年前に出来たSMRT(地下鉄)の乗り場が分からなくなり、少し歩き回って考えて隣の第2ターミナルに駅があることを思い出し、無料の無人シャトル(Skyrain)に乗って第2ターミナルに移動してから地下に進む…。第1ターミナルには地下鉄の案内が一目で分かる所には全く無かったのは不親切だと思う。
Changi Airport駅15:32発の地下鉄で2駅先のTanah Merah駅で市内中心部に行く路線に4分乗換えで乗車。10数駅で18分でCity Hall駅に16:02着。さらに5分乗換えで2駅のSomerset駅に16:11着。この駅の改札に16:00集合だが10分ちょっと遅刻。友人Mと7ヶ月ぶりに再会した…。
彼も何度か日本に帰国しているようだったが、こちらも仕事で会えなかったのですれ違っていた。会ってさっそく彼の学校で無料でインターネットが出来るというので、ちょっと行って借りて明日以降の航空券をオンラインチェックインしておく。
学校もちょっと見学して20分退出。近くのホーカーズ(カフェテリア)で新加坡のチキンライスを軽く食べてこれからの予定を決める。
ホーカーズのチキンライス

特に行きたい場所の希望も無く、何度か来ているので変わったことがしたくて、友人Mの提案で列車で新加坡~マレーシア国境を渡ってみようと話がまとまった。
何でも18:00頃に数少ない列車が出るらしく17:15に腰を上げ、すぐ前のオーチャード通りからタクシーを拾って街外れのマレー鉄道のシンガポール駅に向かう。
オーチャード通りからタクシーで15分ほどでシンガポール駅17:31着。新加坡南部の海岸地区に近い場所にあり、道路の脇にひっそりと駅舎があった。
マレー鉄道シンガポール駅 駅舎
雰囲気のある駅舎内部
時刻表(1日6往復しか無い…)

何でもマレー鉄道(Keretapi Tanah Melayu)は隣国マレーシアの所有物らしく、線路際は強固なフェンスに囲まれ、駅舎やレールも新加坡国内の施設としては古めかしく、手入れがよろしくなく少し汚らしい感じがする。
とりあえず窓口で切符を買ってから駅舎や周辺を観察する。ちなみに、シンガポール~ジョホールバル間はS$2.90だった。
新加坡国内にあって、ここだけマレーシアのような雰囲気がある。新加坡らしい整然とした綺麗さと機能的な雰囲気が全く無い古風な感じが漂う…。
夕方の通勤ラッシュの時間だが、マレーシアに帰宅する人がちらほら現れるだけで、通勤鉄道としては機能していないようだ。
出発15分前に改札を抜けて航空機での出入国とは違って、新加坡の出国より先にマレーシアの入国審査がある。ホームの手前の小汚いブースに係員がいて、そこでマレーシアの入国書類を提出してマレーシアの入国のハンコを新加坡に居ながらにしてもらう。
その先の列車は普通列車のMAIL 64 Train、特急列車のお下がりのようなリクライニング座席車両を4両と機関車の編成。座席の指定は無く、空いている席に座るが、発車時間に近くなるにつれて客は増えてきて、デッキに少しの立ち客も出て18:00定刻にシンガポール駅を発車する。
乗車した普通列車

近代的な新加坡に反して線路はマレーシアの所有だけあって、路盤が悪くて乗り心地はあまり良くない。それでも遅くは無いスピードで単調に街並みからは外れた雑草や茂みの中を走っていく。
新加坡国内を南北に突っ切って、そろそろ国境に近くなったウッドランズ(Woodlands)国境検査場駅に18:28着。
ここで一旦全員下車して新加坡の出国手続きをする。手荷物全て持って降りると聞いていたが、殆どの人は貴重品以外は車内に残していた。自分は不安なので全部持って出たが…。
この駅は新加坡の出国審査のためだけの駅なので、設備は新加坡らしく綺麗な造りだが、駅から外へは出ることが出来ない鉄条網で張り巡らされている。
3時間前にチャンギ空港で入国したばかりで、早くも新加坡を陸路で出国してしまう…。出国審査は新加坡人と外国人のブースに別れて手続きして、外国人は行列長めで少し待ち時間が多いが、列車に乗っている人間だけだから待ち時間はたかが知れている。出国審査の先は税関だが、ブースがあるだけで全く機能していない。その先が待合所で、全員の審査が終わるまで列車に行くことも出来ずにみんな待っている。全員の審査も10分で完了して列車に向かう入口が開いて元の列車に戻る。皆が暗黙の了解で全く同じ席に座り直して定刻より4分早く18:39発車。
Woodslands新加坡国境検査場駅

走り出すとすぐに国境の小さな海峡のジョホール水道(Selat Johor)を橋で渡って3分でマレーシア領のジョホールバル(Johor Bahru)駅に定刻より5分早く18:42到着。
マレーシア側のジョホールバル駅にて
ジョホールバル駅舎と表示

駅にはホームに低い屋根がちょっとだけある対向式ホームの小駅。半分くらいの乗客がここで降りた。駅前は向かいに大きなショッピングセンターがあり、駅前に大きな通りがあってすぐ左側には自動車用のマレーシア側の国境検問所がある。
マレーシアに来てもやりたいことは特に無く、向かいのショッピングセンターを軽く見物してすぐに引き返し、今度はバスで新加坡に帰ることにして駅横のマレーシア側の国境検問所に向かう。
マレーシア側の国境検査場は汚く、一度建物の2階にエスカレーターで上るようになっているが、ずいぶん前に壊れているようでゴミが散乱している。
マレーシアに入国して15分で早くも出国、その先を進んで1階に下りると新加坡方面のバス乗り場で、SMRT Bus 950系統のWoodlands Regional Centre行きのバスに乗車、19:04に乗ってすぐに発車する。
ジョホールバルからの新加坡行きバス

乗るとすぐにジョホール水道(Selat Johor)を渡って3分で新加坡側のウッドランズ(Woodlands)国境検査場に着いて全員降ろされる。
新加坡側のウッドランズ国境検査場入口

こちらは新加坡側だけあって綺麗な施設で、マレーシアとの差を見せつけられる。新加坡人用ブースと外国人用に分けられるが、こちら外国人用はかなりの行列。20分近く待たされてようやく入国、バス乗り場に進むと列車とは違って次々やってくる同じ系統の別のバスに再度乗車して19:32再出発。すぐにウッドランズの街中に入って行き、15分ほどでSMRT(地下鉄)のウッドランズ(Woodlands)駅に19:47着。
夕刻に食べたが小腹が空いたので、駅前にある大きなショッピングセンターのCauseway Pointのホーカーズに行って、ここで夕食にする。店の見本写真にステーキっぽく写っていたので注文したら、牛肉の中華風炒め物が出てきた…。
ホーカーズの夕食

食後、同じショッピングセンターにある新加坡で多数あるスーパーのCold Storageにて夜の酒とつまみを購入して、再びバス乗り場からSBS Transit Bus161系統Hougang Central行きに21:01乗車。2階建てバスが来て、多数の待ち客がいたが2階席に座ることが出来た。
バスは新加坡東北部の高速道路Tampines Expresswayを走り、Punggol付近から下道を走って34分の乗車で、友人Mの下宿先のSeng Kang East地区に21:34着。
友人の下宿先の団地
団地の壁の住居表示イラスト

                    団地の風景

以前の友人Mは学生寮に住んでいたが、夏頃に部屋の間借りで下宿するようになって、自分を招いてくれた。
新加坡の一般的な団地で、雰囲気は日本の公団住宅の雰囲気を感じるが、地震の無い場所柄か階ごとの床の厚みが日本より薄くて柱も細い。エレベーターで10数階の家に向かうが、各家の玄関は直接板の間になっているため、共用部分の廊下に靴や下駄箱が置いてある。玄関は柄物の鉄格子扉と玄関扉があって、都合扉を2枚開けて家に入る。
大家さんに挨拶して友人Mの部屋に21:50着。
しばしスーパーで買ってきたもので一杯やりつつ話をして、眠くなってきた頃に0:40~1:00に部屋のシャワーを借りて布団も借りて1:00に就寝する。


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