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3/11 亜細亜周遊・豪州旅行 3/9~15 オーストラリア ダーウィン滞在編1 [海外旅行]

 

豪州(オーストラリア)中央部の時間で5:00起床。機内としてはよく眠れたほうだ。
本来なら5:05にダーウィン空港に到着する時間なのにちょうど降下を開始始めたようだ。
新加坡時間(G.M.T.+8)より豪州中央部時間(G.M.T.+9.5)は1時間半早く進んでいるので、ダーウィンで5:00なら新加坡では3:30になる。日本時間(G.M.T.+9)は4:30だ。
飛行中、インドネシア上空で多少揺れていたようだが、眠気のほうが強くて気にならなかった。
新加坡から4時間22分のフライトで豪州ダーウィン国際空港に5:28着陸。定刻より26分遅れで5:31到着した。
初豪州入りしたには田舎の空港だが、未体験の国に来たという実感は感じる。これから入国するに多くの試練があるのにはまだ気付かなかったが…。
ブリッジから降りるとまだ薄暗く、すぐに入国審査の窓口があって既に長蛇の列になっている。窓口が2つしかないのが原因だが…。
機内後方にいたので自然に最後列になってしまったが、ここを通過するだけで30分は要してしまう。その間に乗ってきた飛行機が折り返し新加坡行きとして搭乗が始まるのが見える。
しかし、ずっと到着から出発までの飛行機の出発準備作業を並びながら見てたが、乗務員が交代するのを全く見ていない。どうも折り返しそのまま乗務して新加坡に戻るようだ。片道4時間半近いフライトをパイロットも客室乗務員も休憩無しで往復するようだ。ちょっと帰りに乗るのが怖くなってきた…。
結局ガラス越しに30分弱で折り返し出発して行った新加坡行きを見送った頃、ようやく順番が来て豪州入国する。この先手荷物受取りのベルトコンベアーを過ぎて税関・検疫コーナーになっていて、機内で書いておいた申告書を見せるが、友人Mとは別々の場所に個々に審査官が付いて厳しい検査が始まった…。
機内は殆どオーストラリア人のようで、自分達が後方席だったので既に皆通過してしまって静かになった手荷物エリアで、いかにもアジア系な人間ばかり個別に荷物の開封検査をしつつ質問攻めに遭っていた。
自分には40歳代の女性税関職員が対応していたが、質問は全て英語で、旅行出発地や経由地・滞在予定や日数・病気はしてないか・持ち物はこれで全てか・他人から預かった物は無いか・など質問しつつ、荷物は片っ端から開けられて洗面用具の中身の説明やパンツやシャツ・今まで持ってきたパンフや書類に関しても聞かれて、衣類やカバンなどに薬物反応が無いか検査までさせられて、こちらのカタコトの英語にも熱心に耳を傾けてくれるのは親切だが、やっている検査はかなりヒドイくらいに念入りで完全に参ってしまった。殆ど犯罪者にでもなった気分で、次回も豪州入国時に同じことをやられたら行く気が失せそうなくらいだ…。
友人Mも同じように厳しい検査をされて、かなり憮然とした表情になっているが、こちらは英語の会話がかなり出来ないので、厳しい検査に怒りよりキチンと会話をしないとヤバいと焦りが多くて逆に卑屈になっていきそうな気分だ。まぁ、他のアジア系の人間も同じように検査されているから差別でやられているとは思わなかったのが多少安心出来た。
この検査でさらに40分ぐらいかかって何とか入国手続きは全て完了。空港の到着出口に出た時には到着して1時間20分も経った6:50だった。既にロビーには人の気配が無かった…。
ダーウィン(DRW)空港の到着ロビー

とりあえずこの先街に出る前にロビーの案内所で現地案内のパンフ類を貰いつつ、銀行の両替窓口でオーストラリアドルに両替をする。¥20,000両替してA$198.53貰えたが、両替手数料がA$8.00(約¥805)も付いていた…。
宿もまだ決まっていないので、友人Mの英語力を頼りに、到着ロビーのパンフを頼りに電話で交渉してもらった。1軒良さそうなバックパッカー宿があるので電話で交渉しタクシーで向かうことにして7:15、ようやくターミナルの外に出た。雨上がりのムンとした暖かさがある豪州初上陸だった…。
道路工事中のダーウィン空港建物周辺

外に出ると路線バスらしきものは一切無く、辛うじてタクシーが2台ほどいた。1台にバックパッカー宿を示して行ってもらうことになった。ダーウィンに着いて1時間50分近く経った7:20にようやく動き出せた。
道路は左側通行で日本と変わりないが、道が広くてかつ交通量が少ない。土曜の朝だからと言う訳でも無さそうで、このくらいが標準みたいだ。
タクシーは信号もろくに無いフリーウェイのような道を80km/h以上出してすっ飛ばして走る。そのうちメーターが基本料金を過ぎたのかどんどん上がっていく。空港から街まで後でガイドブックを見たら15kmも離れているそうだが、飛ばして走ったおかげで13分経った7:33にはダーウィンのダウンタウンにあるChillis Backpckersに着いた。タクシー代はA$24.00(約¥2,410)だった。結構物価が高いと感じた。
友人Mが空港で電話してくれたので話は通っていて、一応部屋を見せてくれることになった。空いている部屋はフローリングの床にパイプベッド2対にエアコン付きの部屋で1泊A$24.00(約¥2,410)。自分は申し分ないのでOKして2泊宿泊が決定した。
自分は宿が決まってもチェックインは午後かと思っていたらすぐに部屋を使っても良いらしい。丸々2日分ギッチリ利用して2泊で一人A$24.00(約¥2,410)なら安いと思う。
一応宿帳に友人Mが書いてくれた。申し込むとプラスチックのコップと皿をくれて保証金のデポジットをA$30.00要求されて預けておく。一応返金はされるらしいが、コップと皿の保証金のようだ。朝飯にフロントにパンとコーヒー・紅茶などが支給されるようで、そのコップと皿を使うようだ。自炊に使っても構わないらしい。何となく軍隊か刑務所のようだ…。

  泊まったChillis Backpackers建物外観         2泊したツインの11A室

深夜便の機内も寝てはいたが熟睡できてないし、さらに厳しい入国審査で憔悴しきってお互い寝不足でフラフラだが、とりあえずこの宿の施設を全て見学してみた。
部屋は1階で、各階にトイレとシャワールームが設置されている。シャワーはよく海によく設置してあるタイル張りのシャワールームのよう。2階の表通りに面して見下ろせる場所には屋根付きテラスのような広場があって、数多くの椅子とテーブルが置いてありここで食事をするようだ。ここにはキッチン設備と冷蔵庫がある。利用者は名前を書いて冷蔵庫内を共用で使うらしい。自販機も近くにあって、ドリンクや菓子類・洗面用具などを販売しているがどれも値段が高い。オーストラリア価格が高いのか後でスーパーマーケットに行って検証してみる。

  あまり利用者いないがジャグジーもあった       テラスの食堂には自販機も…

建物裏手の小さなバルコニーにはジャグジーがあった。利用者は滞在中たまに見てもいなかった…。
一通り見学して腹も減ってきたので8:00頃、支給されたコップと皿を持ってフロントに行く。パンとインスタントコーヒーをもらって2階のテラスの調理設備を利用してパンをトーストしてお湯を入れてコーヒーを作って部屋に戻った。トーストとコーヒーだけだが食事して8:50に2人で仮眠に入った。


 

寝不足もとりあえず解消して13:00に起床。身支度して荷物は軽くして13:10に歩いて付近の散策に出かけた。
週末の土曜日だからなのか、ダーウィンのダウンタウンは人も車も少なくまるでゴーストタウンのよう。道路は広いが車はたまに通るだけで静かな印象だ。中心地の歩行者天国The Mallの入口付近にWoolworthsというチェーン店の小さめなスーパーがあったので入ってみる。

              ダウンタウンにあったWoolworthsスーパーの様子

スーパーは広大なオーストラリアの国土を反映してか、アメリカのように商品一つ一つが大きめだった。買い置きがする人が多いのだろうか…。日本でも安く輸入されるような牛肉や乳製品・ワイン類がやはり安かった。ステーキなんて1kgはありそうなものでもA$10.00前後だった。宿の台所を利用して自炊のほうが楽しめそうなくらいステーキは安い。しかし、それ以外のものは高めだった。自分がよく土産などで買うスナック菓子類は東南アジアのほうが安いくらいだ。ちょっとした小さな菓子でもA$1.50~A$2.00はする。ポテトチップなども大きい袋ばかりだがA$4.00前後であまり買いたくない値段だった。
静かなメインストリート The Mall 入口付近

とりあえず最小限のミネラルウォーターと、暑いのに靴しか無いので中国製の安いサンダルなどを買ってさらに街歩きをしてみる。一応ダーウィン中心部のメインストリートのThe Mallという歩行者天国を歩くが、日本の寂れた地方都市より静かで人が殆どいなくて店も半ば開店休業状態だ。どの店にも客がまったくいなくてゴーストタウンに近いかも…。
The Mallを歩き切るとその先にダウンタウンのバスターミナルがあり、まだ15:30頃で時間はあるのでダーウィン郊外の街まで往復することにしてバスターミナルで目的地を探ることにした。

           郊外のニュータウンまで乗ったDarwinbusバスと車内の様子

何路線かあるようで間もなく来るCasuarina行きのバスに乗ることにした。バスはどこからか現れて乗車する。支払方法は申告制前払いで、運転席脇のプリンターでチケットを印刷してくれて渡される。終点までA$1.80(約¥181)で日本と運賃はあまり変わらない感じだ。Darwin Bus Terminalを15:40発のCasuarina行きDarwinbusは10名前後の乗客で発車した。

バスは3分も走ればダウンタウンを抜けて広々とした郊外の街に出てしまう。道路は信号も少なく道路幅も広くてアメリカの街中のよう。自然が多いなかに住宅が点在していて生活環境が良さそうだ。
バスはそんな中を40分弱走ったCasuarina Shopping Centreに16:18到着した。

郊外のCasuarina Squareショッピングセンター入口

このCasuarina Squareがバスの終点のようで、大きなショッピングセンターにバスターミナルが併設されている。ダウンタウンから12kmほど離れた街で、空港から北に5kmほどの場所になる。
Casuarina Squareは大きな駐車場もあって、こちらのほうがダウンタウンよりかなり賑わっている。最近日本の地方都市と同じように、車などで行ける郊外のショッピングセンターのほうが繁盛している現象と似ていた。
Casuarina Square内部の様子

こちらはダウンタウンと違ってショッピングセンター内は賑わっている。たいていの買い物はこの中で済ませられるようになっていて、住宅地の中心部にあるような施設なので、わざわざダウンタウンまで足を運ぶ必要も無いことがうなづける。
あまり買うものも無いが、一応店内を散策するが、17:00を過ぎるとシャッターを下ろして閉店する店が続出している。どうやら週末は早めに家で寛ぐ習慣があるのか、人の数もそれに対応してどんどん減ってきて、17:30過ぎると8割以上の店が閉店してしまった。あと開いているのはチェーン店系のスーパーマーケットぐらいになった…。
長くいてもつまらなくなってきたので寂れたダウンタウンの宿に帰ることにしてバスを待った。
Casuarina Shopping Centreを18:00発のDarwin Bus Terminal行きに乗車、行きと違う系統番号だったのでルートが違って住宅地を回り込まずに割と真っ直ぐハイウェイのような国道を走ったので20分弱で宿近くのMitchell Briggs Streetで18:18下車した。
Hogs Breath Cafe店舗外観

宿に帰る前に、夕食に本場オージービーフのステーキを食べようと、ガイドブックで見たHogs Breath Cafeでステーキが食べられそうなので行ってみることにした。
閑散とした外とは対照的に店内は意外なほど混んでいて店内で待たされた。バーカウンターも併設されていて、呼ばれるまでバーで待っていろと言われてとりあえずオーストラリアビールを飲んでいると15分ほどで席に案内された。ビールはそのまま座席に持っていって良いそうだ。

        賑わった店内の様子           最初に出たスープとガーリックトースト

オーダーは迷わずステーキにした。店内は欧米でよくありがちな薄暗い白熱灯だけの灯りで雰囲気を大事にしているようだ。適当に話をしながら待つと15分ほどでトーストとデカいマグカップに入ったミネストローネスープが来た。混んでいるのからか肉が大きいからかその後さらに15分ほど後に待望のオージーステーキが登場。厚さは4~5cmはあり、周りにはカーリーフライドポテトが積まれていた。
メインディッシュの厚切りステーキ

肉はそんなに硬くなく味付けも塩分が抑え目ながら美味しく味わった。
スーパーでは結構安い牛肉も、店で食べればやはりA$46.00(約¥4,630)はしてしまう。日本ではこの大きさは食べられないからまぁ良いほうだ。
1時間半ほどの滞在でレストランを20:00に後にして、帰りにもう1軒宿の近くに中規模なWoolworthsがあったのでさらに買い物をして20:35に宿に戻った。
部屋に戻ってスーパーで買ってきたビールでさらに一杯やってから旅行の記録をつけて、共同シャワーに入って汗を流して、初オーストラリアの長い1日が終わって23:55就寝した。


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