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3/10 亜細亜周遊・豪州旅行 3/9~15 曼谷経由新加坡編 [海外旅行]

 

旅先での最初の朝は6:00起床。香港の朝も関東地方と同じくまだ薄暗い。
ホテルの窓から見える高層団地群が、どんよりした曇り空の下にたくさん見える。
シャワーに入って身を整えて6時間半の滞在で6:30には早くもチェックアウト。
  10/27と全く同一の構図…(パンダホテル)

再び歩いて,、昨晩バスから降りた大窩口地鐵站へ。歩いて待つこと少しで6:46に龍運巴士A31系統の機場行きに乗車、車内はさらりと席が埋まっていて、相席で空港まで向かう。殆どが軽装の空港勤務者と思われる。昨晩通った葵涌・青衣地区から空港への高速路を走り大窩口地鐵站より35分の所要時間にて香港國際機場に7:21到着した。
乗車した龍運巴士(これも10/27と同じ)

チェックインはマルコポーロクラブ会員専用のビジネス・ファーストクラス用であまり待たずに7:30頃に行い、楽しみにしていた香港のCXラウンジに早く行きたくてさっさと出国した。

        いつも撮っている香港国際機場の出発階の吹き抜けと出国審査場入口

搭乗ゲートが近くだったのでキャセイパシフィックラウンジ ザ・ウィングに7:40入ってみた…。
世界のサービスの良い有名なラウンジのトップのほうに位置すると言われる香港のCXラウンジは、一度は使ってみたいと思い、この時のために去年必死になってCXに乗りまくっていたようなものだ。
ラウンジは空港の一番出国してすぐの場所にあり、2~3番搭乗口の近くにある。入口は平凡だが、中に入ると階段を上がってラウンジ全体が空港の建物自体の天井までの吹き抜けで開放感がある。ソファ・リビングスペースはあちこちに配置されていて、利用客が多くても必ず座れるくらい大きな造りになっている。

     キャセイパシフィックラウンジ ザ・ウィングの入口と石造り調壁面の案内書き

ホテルで朝起きてから何も食べていないので、まずは腹ごしらえと以前から聞いていた飲食コーナーにあるヌードルコーナーに行ってみた。

飲食サービスコーナーにあるヌードルコーナー          食べたヌードルと点心

麺は何種類かあって選べるようで、焼きソバが珍しそうだったので注文してみる。出来上がるまでの間に軽食コーナーで蒸篭に入っていた小龍包を調達、朝からアルコールはキツいのでソフトドリンクにした。麺も2分弱で呼ばれて引き取る。ラウンジで暖かいものがすぐに食べられるのはなかなか良いサービスと思う。今までスターアライアンス系のラウンジでは味わえない体験だった。

     飲食コーナーの様子(奥がヌードル・ドリンクコーナー)とドリンクコーナーの様子

食事をして満足すると、せっかくのラウンジを落ち着き無くあちこち探索した。ビジネスコーナーやソファエリアも広々として混んだ印象が全く無く、ライブラリーコーナーの一部にパソコンを多数置いたインターネットのコーナーもある。もちろん全て無料だ。
ビジネスコーナー(天井が高い…)

シャワーの設備もあったが、トイレも凝った造りでつまらない所にも感心してしまう。階下に下りても小規模ながらリビングエリアがあって、それでも20~30人は寛げるスペースがある。ラウンジ入口の受付の背面にあたる部分にも何故かゲームコーナーがあり、誰もやってはいないが無駄にも広大なサービス設備が満載だった。

       凝った造りのトイレ洗面台            無料のゲームコーナーもある

ラウンジであちこち見て廻って1時間少々滞在して8:50頃に搭乗ゲートに向かう。乗る便は何故か15分の出発遅れ案内になっていて、搭乗開始も9:10頃だった。
CX713便 B747-400 B-HOP

香港9:05発曼谷経由新加坡行きCX713便は遅れ設定の9:20をさらに過ぎた9:27出発になった。この便はさらに悪いことに朝から満席、白人の若者ツアー客が相席&近くを占めて出発前からうるさくて迷惑だった。
HKG-BKKの機内食

離陸もかなり待たされて9:52に飛び、機内食は30分ほど経った10:30頃配りだした。朝食ということで内容はオムレツ中心で軽めだった。朝からアルコール飲むと頭痛になるのでソフトドリンクで食した。20分ほどで回収に来てしばらくすると眼下にベトナム~カンボジアの陸地が見えてきた。飛行中は揺れも無く快適だが、隣席の白人の若者の会話が音量大きくうるさいのが気になるくらいだ。
満席のCX713便機内の様子

離陸して2時間ほどで降下を開始して、香港から2時間50分のフライトで曼谷ドンムアン国際空港に11:17到着。この飛行機はここで1時間ほど止まって整備してすぐに新加坡を目指すが、自分は搭乗回数を稼ぐ目的で一旦降機した。
暑いバンコクに到着したCX713便

ジャンボ機で満席なので降機に時間がかかるが、自分はこの後の予定は4時間半後の飛行機なので焦らずに済む。曼谷(バンコク)では一応乗継ぎだが、到着・出発エリアの乗継カウンターで手続き出来るのか分からないし、預け手荷物もバンコクにしてしまったので一旦入国することにした。このドンムアン空港も今年中には移転する話が決まってきたので最後の見学を兼ねることにした。

     第2ターミナル到着出口付近          第2ターミナル出発カウンター付近

次に乗る便の出発は15:40で、チェックインは早くても出発2時間半前から始まるので時間はたっぷりあった。ドンムアン空港をじっくり見られるのも最後と思い、第1ターミナルから第2ターミナルまで出発・到着階やレストラン・展望エリアにもあちこち歩き回った。
11:50頃から散策し始めて約1時間、少し飽きてきた13:00頃にフィンランド航空のカウンターが開いたのでチェックインをした。ずっとスーツケースを転がして見物していたので実際はかなり疲れた。

   タイらしいオブジェが出発エリアに…      第2ターミナルフィンランド航空のカウンター

今回、キャセイ(CX)以外のワンワールド系列他1社に乗るとボーナスマイルが与えられると聞いて、何とか簡単かつ安価に乗れないか模索したところ、曼谷~新加坡間に区間便でフィンランド航空が飛んでいるのを突き止めて、今回無理矢理旅程に組んだ。バンコクの日本人が経営する旅行会社にネットで申し込んで、チケットはEチケットで自宅でプリントするだけで済み、割と安かったのでビジネスクラスを奮発して税込みでTHB9,570(約¥29,100)だった。東京~沖縄ぐらいの距離と時間で安価に贅沢できるのが面白い。

フィンランド航空利用で使えるカンタス航空ラウンジ   フィンランド航空搭乗券とラウンジカード

開いたばかりのチェックインカウンターは殆ど人がいなかったのですぐに手続きが済み、ドンムアン空港も十分に見たのでさっさと出国、フィンランド航空で案内されたカンタス航空のラウンジに向かう。フィンランド航空はヘルシンキ~バンコクに毎日1往復運航していて、ここを経由して新加坡と香港に1週間のうち半々どちらかに運航している。たまたま往復利用する日が新加坡行きで助かり、旅程に入れられた。
カンタスラウンジのリビングエリア

カンタス航空のラウンジは第1~第2ターミナル間の繋ぎ目のような場所にあり、建物の内側で窓は無いが広大なスペースを無駄なくらい広く利用している。この時間帯はカンタス航空で運航が無いのか先客は2人しかいなかった。
ターミナル内をあちこち歩き回って腹が減ったので早速サービスコーナーで食事とする。

        飲食コーナーの様子                  充実した食品類

一通り食べて満腹になったので、しばらくビジネスデスクにあったパソコンでインターネット閲覧したりして時間を潰し、トイレに行った時にシャワールームがあるのを発見したので利用してみることにした。
食べた軽食類(袋入ポテチもあり)

空港内を歩き回って汗だくにもなっていて、今日はこの先飛行機の深夜便に乗るので風呂に入れそうも無くちょうど良かった。トイレに向かう反対側にシャワーブースが4つぐらいあった。特に受付カウンターなども無く、中にはビニールパッキングされたタオル類もあったので勝手に使わせていただいた。この時点でまだ出発1時間40分前…、まったく時間を気にすることなくゆっくり入らせてもらう。
        
    シャワー室内部の様子(トイレ・洗面)              シャワー室

ゆっくり入っても30分入っていれば満足してしまった。風呂上りに再び一杯やってのんびりしていた。
いろいろ設備が整ったラウンジだが、外に面していないので窓が全く無いのが難点だ。一通り全ての設備を堪能して飽きてしまい、2時間弱滞在して15:05頃ラウンジを後にした。
まだ出発30分前だが、ドンムアン空港は手荷物検査がサテライトごとに行われているので、少し早めに搭乗口に向かっておく。

        AY097便 MD11 OH-LGE            ブリッジがL2のみに装着

遠路ヘルシンキから来た飛行機は出発準備をしていた。最近は世界的にだいぶ数を減らしているMD11だが大丈夫か…?15:20に搭乗開始し、やることも無いのでさっさと乗り込んでおく。座席は一番前の1Aだった。既にEチケットを受け取った時に席番がそのように入っていたがそのままだった。ビジネスとエコノミーの2クラス制の機内で、ブリッジが後方のL2ドアにしか着いていないのでビジネスクラスはその客だけなので静かで落ち着いていて助かる。

   自分が座った1Aビジネスクラス座席       ウェルカムドリンクでシャンパンを…

曼谷15:40発ヘルシンキ発曼谷経由新加坡行きAY097便は何故か8分遅れて15:48出発した。フィンランドからの乗客は殆どバンコクで降りてしまうのか機内はビジネス・エコノミークラスとも5割くらいの搭乗率だった。
ビジネスクラスの様子

前に1~2機いるだけで待つことなく16:00離陸、20分ほどでランチと称して機内食のサービスが始まった。ラウンジで既にたくさん食べていたので、量が少なめの食事で助かった。これでディナーとか出されたら泣く泣く諦めるしかなかった…。

     ビジネスクラスの機内食 前菜            機内食のメインディッシュ

2時間半弱の距離なので機内食も軽くで済み、30分で片付けられた。飛行中も特に揺れも無く快適なフライト、左側の座席なので南シナ海の海側しか見えず景色は単調だった。離陸して1時間半過ぎて降下を始め、曼谷から1時間59分のフライトにて新加坡チャンギ国際空港に着陸、2分早い19:03に到着した。モニターのフライトマップを見ると新加坡に着陸するのにかなりインドネシア領空を飛んでいたようだ…。

 ルートマップ(インドネシア領を上空通過…)      着陸前に新加坡市街中心部を写す

到着便が少なく、一番前に乗っていたのでさっさと降りられたが、到着スポットがターミナルから一番離れたD48スポットに着いたので延々と歩かされた。こちらも遠い分早足でターミナルに向かったので手荷物の到着が遅く数分待たされた。
新加坡に到着したフィンランド航空MD11

一応19:00を過ぎているがまだ新加坡は明るかったが、入国手続きして手荷物を受け取り、外に出る頃にはようやく暗くなってきた。
新加坡チャンギ空港の搭乗エリア

昨年10月末以来メールのやり取りだけだった友人Mが到着ロビーに待っていた。今回はたまたま新加坡に来ていた前のバイト先の友人Tも一緒に出迎えてくれた。
会って早々だが、今夜再びチャンギ空港から豪州(オーストラリア)へ旅立つので急いでタクシー乗り場より友人Mの下宿先に向かった。飛行機を降りて14分後の19:17だった…。
友人Mの下宿先の団地(日本みたい…)

昨年10月末にもお世話になった友人Mの下宿先はSeng Kang East地区にあり、空港からタクシーだと割りと早く18分後の19:35に到着した。自分はあちこち周遊しながらここまで来たのでスーツケースで来たが、豪州は手荷物検査が厳しいということで手提げカバン1つで行くため下宿先のここに荷物の大半を置いて行く。
荷物がまとまって早くも20:00には下宿先の団地を後にする。表通りに出てタクシーに20:05乗車、友人Tが今夜泊まる予定のGeylang(ゲイラン)地区に向かう。
友人Tはたまたま新加坡に来たようで、4月から新たな会社に転職予定で、それまでの間に海外旅行へこちらに来たとか…。今日まで友人Mの下宿先に泊まっていたが、自分と友人Mが今夜豪州(オーストラリア)へ行ってしまうため泊り先が無くなるので、ホテルに移動しつつ夕食を取りつつ話をつもりだ。この先マレー鉄道でマレーシア・タイに向かうとか…。自分が豪州から戻って飛行機で曼谷に行くと現地でニアミスするようだが、連絡手段が無いので難しい…。
  
Geylang地区にある 金山嶺(Bilal Restaurant)  氷入りのタイガービールジョッキ

タクシーは20分でGeylang地区のLorong 16通りに20:25到着。ここにあるホテル81友人Tがチェックインして荷物を置いてきたらGeylang Streetにある金山嶺(Bilal Restaurant)という店に適当に入った。一応カレーが食べたいということで20:40頃に入った。
 
                名前を忘れた…?とマトンと牛肉のカレー

ビールと友人Mにお任せで日本で食べられないものを頼んだら、パイ生地のなかにカレーと肉が詰まった揚げ物とカレーが出てきた。他のテーブルでナン生地にアイスクリームを挟んだデザートを美味そうに食べていたので食後に注文、結構美味しく平らげた。
最近の様子をお互いに語って40分ほど滞在、飛行機の時間も気になり21:30に友人Tと別れ、Geylang Streetから友人Mと21:35に再びタクシーを拾って空港に向かった。
Geylang地区は新加坡市街中心地より空港に近い東側にあるので、20分ほど走った21:55にチャンギ空港に到着した。夕刻降りた第1ターミナルの出発階にあるタイガーエアウェイズのカウンターはオーストラリア人っぽい白人が多数チェックインしていた。この時既に出発50分前だが、まだまだチェックイン客がいた。

混雑しているタイガーエアウェイズのカウンター      チャンギ空港出発便案内表示

先客が並んでいたので待つこと数分で順番が来てチェックイン。格安航空会社だから搭乗券は無いのかと思ったが一応普通の航空会社並みの搭乗券が渡された。ただし、座席番号の場所にはFREEの文字が…。
荷物はスカスカのカバン1個なので持ち込むことにしてさっさと出国。搭乗エリアでコンビニなど寄って22:30頃搭乗口へ向かう。出発時間は22:50発で搭乗券には搭乗時間は21:50などと書いてあり、1時間も前から搭乗開始なんてしないだろうと思って来たが案の定何も開始されていなかった。
しかし、色ガラスで見づらい外のスポットを見ても飛行機がいない。出発20分前に搭乗開始どころか飛行機がいないことに不安に思っていると程なくして1機到着した。どこから来たのか分からないが、この便が折り返し自分達の乗る便になるようだ。
遅れの案内も全く無く出発時間も過ぎた23:00過ぎてようやく搭乗開始。機内は自由席なので既に搭乗客の行列が出来ている。自分達は席はどこでも良いと思っていたので敢えて並ばず、半分くらい乗客が乗ってからゲートをくぐって飛行機に向かった。
大抵の乗客は前方の席がお気に入りのようで前半分はギッチリ座っているが、自分の好みの後方席はやはりガラガラ、まだ席は余裕で選べるほどだ。結局、後方から5~6列目の3人がけ座席を2人で利用できた。
TR700便 A320-200 9V-TAB

新加坡22:50発豪州ダーウィン行きTR700便は30分遅れて23:20出発した。機内は全体で8割ぐらいの搭乗率で、前方は満席・後方は3人席に2人ずつ座る程度だった。
週末金曜の夜便なので、週末休みの新加坡人がたくさん乗るのかと思っていたが、乗客の大半はオーストラリア人っぽい白人ばかりだったのは意外だった。
結構乗っている機内の様子

前方に何機かいて離陸は出発後16分経った23:36。ベルトサインは離陸後5分で消えてドリンク・ミールカートを引く乗務員が通るが、他の航空会社と違って全て有料カートが通っても誰も見向きもしないのがいつもと違う印象で不思議な光景に見えた。
こちらも夕食も済ませてあり、飲み物も必要としないのでアイマスクを使って0:10仮眠とする。
室内灯は出発後から半減された明るさなので、寝るのには申し分なかった…。


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きりのり

海外からとはすげーな!?
みやげを楽しみに待ってるぜ(^o^)
by きりのり (2006-03-11 08:06) 

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