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4/6  香港・吉隆坡旅行 4/5~9 吉隆坡(クアラルンプール)移動編 [海外旅行]

 

香港の朝は8:00起床。
今日は午後には香港を経ち、それぞれの旅の目的国へ移動する。
シャワーに入って身を整えて、朝食付きなので階下フロント脇にあるレストランに8:40向かう。

       ホテルの窓からの景色                 朝の部屋の様子

このホテルはけっこう欧米人が泊まっているようで、レストランにいるアジア系は自分達ぐらいだった…。ホテル料金も安いのに朝食付きで部屋も綺麗なのでもう一度使ってみたいホテルだ。朝食バイキングも下手な日本のビジネスホテルよりも料理が立派で品数も多く美味いほうだった。

    朝食バイキング形式のレストラン             朝から大量に食べる…

食後、一旦部屋に戻ったら少し休憩して9:25に外出した。今日これからマニラに行く上司Tの航空券を購入するために尖沙咀地区にある旅行会社に行かなければならない。
さっそくホテル前の彌敦道の油麻地西貢街バス停から九巴2系統尖沙咀碼頭行きバスに9:31乗車して彌敦道を南下する。地下鉄のほうが安いが、滞在も短いのでせっかくだし景色の見れるバスに乗っておきたい。彌敦道は少し混んでいるが九龍公園の横辺りを通るので、走りが遅いが景色は割と穏やかだ。
   
       巴士に乗って尖沙咀へ…            H.I.S.のある漢口道の様子

尖沙咀中間道バス停に9:37に着いて、まずは重慶大厦1階の両替所にて両替してから上司Tの航空券を予約してあるH.I.S.香港に行く。予めネットにて手配は済んでいるので、支払いと受取りをするだけで5分で終了した。これでこの先も旅行が続けられるので一安心。この後の行程は午後に各々の行く国で2泊滞在したら再び香港に集合することになっているので、土産などは帰りに再び香港に立ち寄った時に購入すればよい。この先ホテルのチェックアウトまでやることも無いので、帰りは九龍地区を散歩しながらホテルに戻ることにする。

         九龍公園の入口                けっこう広い公園案内図

H.I.S.から北に進むとすぐに大きな九龍公園がある。雑多な九龍地区に緑が唯一あるエリアだ。ここを抜けて進むことにする。園内には南国の植物が花壇に植わっていたり、街路樹が南国風で日本の公園とは雰囲気が違う。さらに遊び場や球技用のグラウンド、プール・体育館までもあって人も多くけっこう活気付いている。園内にはマクドナルドの小型店舗もあったのでちょっとソフトクリームを食べてみた。

       公園内のミニマック店舗                 食べたミニソフト

公園を抜けてまた街中を進み11:00過ぎにはホテル近くに着いたがまだ時間がある。上司Tが中国大陸からの列車を見たいと言うので、ホテル前の佐敦地鐵站バス停から城巴(City Bus)A21系統紅磡車站行きの機場巴士に11:08乗って終点を目指す。この辺りからだと機場巴士も終点までは割と安く、HK$8.00(約¥122)で乗れて普通の路線バスのように使える。機場巴士なのでホテルや交通の利便を考えた路線設定のため、一旦彌敦道を南端まで回り込んでから東へ進み、11:20に終点の紅磡站到着した。
九廣鐵路紅磡站コンコース

駅ホームの上にバスターミナルや駅舎が人工地盤上にあるので、ターミナルの端から身を乗り出して下の線路を覗きこむが、近距離の通勤車両しか見えない。そんなことをしているうちにホテルのチェックアウトの時間が迫ってきたので5分で諦めて、その紅磡站から九廣鐵路11:28乗車、2分で終点の尖東まで乗ってからさらに長い連絡通路を尖沙咀站よりさらに地鐵に11:38乗車して佐敦に11:40着。ホテルの部屋に着いてすぐにまとめておいた荷物を持って12:00ちょうどにピッタリにチェックアウト。
大華酒店路地側の正面出口の様子

また2日後に香港に戻ってくるので荷物も軽く、昨夜降りた反対側の佐敦道覺士道バス停で少し待つと程無く巴士が来て、城巴(City Bus)A22系統の機場行きは12:13発車、昼時の巴士なので空いていて悠々と2階最前席で景色を眺めながら機場に向かう…。

             佐敦道から乗った城巴機場巴士と空いた車内の様子

自分が乗った佐敦地区からすぐに高速道路へ乗ってしまうため渋滞をあまり気にしなくて良いのがこのA22系統で、佐敦地区の2~3ある停留所も1~2名乗っただけで高速道に入り、車内は静かなまま快調に走っていく…。香港の2階建てバスの運転士は割と律儀で、高速道路に入っても飛ばすことは無く、ひたすら一番左の走行車線を80km/hの定速で走る…。

         青馬大橋を渡る                  機場離境大堂に到着

昼時の空いた時間帯のためか昨夜と似たような所要時間で、佐敦地区から34分で機場離境大堂(出発階)に12:47到着した。この先も買い物など用事は無いので、マルコポーロクラブのシルバー会員を利用してビジネスクラスのカウンターでチェックインを済ませてさっさと出国し、搭乗エリアに向かう。機場内も平日の午後落ち着いた時間帯のためかカウンターも出国審査も手荷物検査も空いていて、他に用事も無いので今回もすぐにラウンジへ向かうことに…。
ターミナルビルに入ってすぐのカウンター方向

2人の出発便が共にターミナル奥のサテライト寄りなので、地下のシャトル列車に乗って機場の奥へと進む。その搭乗便に近い今回はキャセイラウンジのザ・ピア(玉衡堂)を利用する。先月どちらのラウンジも利用したので場所は分かっいたので、少し手慣れた感じに進んでいくとチェックインしてから20分後の13:20に辿り着いた…。

       The Pier ラウンジ入口           こちらのラウンジでも飲み食いする…

今回は同行の上司Tもシルバーメンバーなので2人で利用出来る。街中であまり食べなかった分、ここで昼食をとる感じで食事をじっくりと頂いた。ほとんど飲み食いと話をしているだけで1時間近く経った14:10に上司Tは少し早いマニラ行きに乗るためにラウンジを後にした。また2日後に会う約束をして…、

  上司Tの乗ったCX919便マニラ行き      自分の乗るCX721便 B777-300 B-HNG

1人になってから少しの間ビジネスコーナーでパソコンなどやって、自分も時間が近づき14:30にラウンジを出て搭乗口に向かう。ちょうどラウンジ前のマニラ行きを見送ってから自分の乗る吉隆坡(クアラルンプール)行きのゲートの35番に行くと既に搭乗が始まっていて、空いてきたゲートから自分もそそくさと乗り込んで…、香港14:55発吉隆坡行きCX721便は3分遅れの14:58出発、機内は8割ほど乗っていて自分の隣席も空いていた。

          機内の様子                        機内食

離陸も待つことなく15:13に飛んだ。飛行中もしばらくは揺れることも少なくて、個人モニターのフライト地図によると南シナ海を南西方向に進み、海南島をかすめてベトナム上空を通過する。機内ではドリンクが配られてから16:10~16:40で機内食が出た。日本路線のように長い機内滞在では無いので、内容も少し軽めなのがラウンジで食べてきたので助かる。

     ベトナム上空にて(16:46頃)            マレーシア上空でも一旦迷走

食後、少しするとベトナム上空を抜けて再び南シナ海に出るが、景色も海だけになるので寝入ってしまったら少し揺れが多くなってきた。ベトナムから1時間ほどでマレー半島に来ると早くも降下を開始するが、悪天候っぽくも無いのにモニター地図によるとかなり迷走している。特に案内放送も無いので到着空港からの待機命令なのか時間稼ぎっぽく、幸い雲が少ないので景色が見えたので飽きが来なかったがあまり良い感じではない。だいぶ降下してからベルトサインも点いたが、ここでいつもの着陸準備と違うことが行われた。SARSか鳥インフルエンザ対策か詳細は分からないが、感染予防対策にマレーシア入国前に機内で薬剤散布をするという。客室乗務員が全員着席しているところに通路を歩きながら、両手にスプレー剤を天井方面に吹き付けて往復撒き散らした。これで如何ほど感染予防出来るか未知数だが、一応マレーシア政府の要請とか。とりあえずスプレー剤には臭いも色も無かった…。
飛行機のほうはそんな作業をしながらもマラッカ海峡に出て南方向より右旋回して、香港から3時間27分のフライトにてマレーシアクアラルンプール国際空港に着陸、12分遅れの18:47到着した。

       飛行機停止直後の映像          クアラルンプールに到着したCX721便

クアラルンプールは実に7年ぶりに再訪する。過去のトラウマのため以前からマレーシア方面を避けていたが、既に7年も経って経済も発展して治安も良くなっているだろうと期待して再度訪問した。
この空港は1998年開港したそうで。その1年弱の1999年4月に利用したことがある。それ以来7年経っているが未だ斬新さと清潔感を保っていて施設の素晴らしさを感じる。
しかし、施設は綺麗だが広大すぎて入国するまでに一苦労だった。到着スポットがターミナルから離れたサテライト南端のC37番で、そこからサテライトのシャトル列車に乗るまでに10分、ターミナルに移動して入国審査で10分前後並んだが、手荷物はその間に出ていたようでベルトコンベアーの上を大量の荷物が既にグルグル回っていて、それを回収して到着出口に出たのが飛行機を降りて30分以上経った19:20だった…。

         7年ぶりに来ても新しい印象のクアラルンプール国際空港の様子

 久しぶりに来たので見物がてらのんびり出て来られたからそんなに苦にならなかったが、何回も同じ目に遭えばかなり苦痛な広さだと逆に感じた。とりあえず荷物を置いて落ち着くためにもさっさとホテルに入りたく、市内中心部に向かうために開通したばかりの空港鉄道に乗ろうと移動開始する。前回来た時はJTBの添乗員・観光付きのツアーで来たので全行程貸切バスでの移動のため、自分自身でのマレーシアの移動は初めてだ。2002年4月に開業したという空港連絡鉄道(KLIA Ekspresに乗るためにターミナル地下に移動する。空港ターミナルの地下に駅があり、この辺りは成田空港や新千歳空港みたいな感じだ。自動券売機ではクレジットカードも使えたためついでに往復購入するが割引は無い。片道RM35.00で往復RM70.00(約¥2,258)だったが、この国の物価水準からすると結構高いと思う。(単位…RM/リンギット)
地下のコンコースをさらに地下のホームへ下って既に停まっている列車に腰を落ち着けたら程なくして、KLIA発KL Sentral行きKLIA Ekspresは19:30発車した。ホームドアのため列車がガラスの向こうにあって画像が撮れず、帰りか終点で撮ってみたい。(ローマ字表記はすべてマレー語のローマ字表記による。誤字では無いので悪しからず)
列車はしばらく走ると地下区間から地上に出るが、さすがに20:00近い時間なので外は真っ暗で景色は見えない。周りに建物も少ないようで時々見える道路以外は闇の景色がしばらく続き、街灯りが多くなってきていかにも都心部へ入ったと思ったら、KL Airportから29分の所要時間で終点のKL Sentralに19:59到着した。
この駅は空港鉄道が乗り入れるにあたって人為的に造られたターミナル駅っぽくて、各方面の交通機関が乗り入れているが駅構内は賑やかな反面、駅の周りは公園が近くて静かで落ち着いた雰囲気だった。デザインなのか駅構内の照明が全体的に暗いのが心許ない。ここから今夜のホテルへPutra LRTという高架鉄道に乗り換える。幸い駅コンコースの頭上にLRTの駅があり乗車券をRM1.60(約¥51.6)で購入、小型の市電を2両繋げたような混んだ車両に20:16乗車して3駅目のDang Wangiで20:23下車、北側の通りを西へ300mほど歩くと今夜のホテルのSheraton Imperial Kuala Lumpurに20:30到着した。
   
         宿泊したSheraton KLの入口付近とロビー内部の様子

タクシーなどを利用せず、公共交通を利用して徒歩で来る人などたぶん自分だけだろう。エントランスは車寄せも立派にあり、ロビーの天井も高く割と雰囲気が良い。さっそくチェックインして指定された32階の部屋に向かった…。
   
                 宿泊した部屋の様子(3209号室)

部屋はキングベッドに応接セットとデスクがあり、窓の外にはライトアップされたPetronas Twin Towerが真正面に見える。今回スターウッドの会員ページから予約した朝食付きのプランでRM330.00で、税込でもRM379.50(約¥12,447)なので、2人で2ベッドルームにすれば約¥6,000ほどで泊まれてしまう。

   部屋からもペトロナスタワーが見える       ホテル前のモノレール駅からの眺め

夜景も綺麗でのんびりしたいが、せっかく来たのだからさっそく行動したい。荷物を置いて部屋の間取り探索を終えたら、21:30に部屋を出てロビー付近を探索しながら外出、ホテル前の通りにモノレールの高架があって、さらに西方向へ200mほど行くとKL MonorailのMedan Tuanku駅があり、ここも3駅分RM1.60(約¥51.6)で購入してMedan Tuanku21:46発のKL Sentral行きに乗車、3駅目のBukit Bintan駅で21:52下車した。

         乗車したKL MonorailとBukit Bintan駅前にある商業ビルLot 10

空港到着時でも触れたが、マレーシアは自分が海外旅行として初歩だった1999年4月にJTBの添乗員付きのシンガポール・マレーシアのツアーで来たことがあり、その時ちょうどこの場所でスリ集団に囲まれた経験があってそれ以来全く来ていなかった。
まだバス以外の交通機関が無かった当時、このLot 10からKLタワーへツアーでの自由行動時間中に、一緒に行った職場の学生バイトS路線バスに乗ろうとした際、スリ集団に囲まれてしまった。奴らの手口はかなり大雑把で下手だったが、バス乗車前からガラの悪い連中が周りにいてバスに乗る際に割り込んできた仲間の一人がワザと乗車口で小銭を落として気が反れた瞬間に、自分の後ポケットに入っていた財布を後ろの仲間がグイグイ押しながら盗るつもりだったみたいだが、自分は小銭を落としたバカを気にもせず押しのけて乗車した後も、混んでいない車内でわざと両側に座ってきてチカンまがいに座っていても押してくるので、下車バス停までの3分間我慢してさっさと降りてしまった。実害は無かったがあまりにも露骨で気味の悪い物盗り痴漢まがい行為に、以来7年間この地に来る気を起させなかった。

    飲食店・屋台の並ぶアロー通り          その中で入った名海鮮生鍋飯店

街の雰囲気は以前来た時とあまり変わってはいないが、全体的に落ち着いた空気になったように思える。会社のマレー好きの同僚に教えてもらった。アロー通りに行くためにバス通りを一歩裏手に入ると飲食店や屋台が賑やかに並ぶ通りが駅から5分ぐらいの場所にあった。どこで食べたら良いのか分からないが、混んだ店は面倒なのでそこそこ空いた店に適当に入った。チャーハンが食べたかったのでビールとナシゴレン(炒飯)を注文、ビールは大瓶でジョッキには東南アジア独特の氷入りでやってきたが、あまり考え無く頼んだらイスラムの国なのでアルコール類は高くてチャーハンよりビールのほうが倍くらい高かった。それでも2つでRM18.00(約¥581)だったが…。

   東南アジアどこにでもある店内の様子     食べたナシゴレン(炒飯)とタイガービール

食後、少し通りを見物しながら散策して、コンビニに寄ってから再びBukit Bintan駅から22:49発Titiwangusa行きKL Monorailに乗ってMedan Tuankuで22:54下車23:00にホテルに戻って再び一杯やってからシャワーに入って1:00に就寝した。


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