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4/14 弥次喜多、広島・高松旅行 4/13~15 讃岐UDON編 [国内旅行]

 

広島での朝は7:20起床。順番にシャワーを浴びて身支度して7:55にホテルをチェックアウトする。
ブルーウェーブイン広島第2表口外観

今回自分の目的は、昨日乗った長距離昼行バスだったので既に目的は達成し帰るだけだが、今日は同僚Kのリクエストのために、高松で讃岐うどんの食べ歩きをする。自分も一度やってみたいことだったので、まずは岡山を目指すため昨日同様に高速バスに乗るためにバスセンターに向かう。
目の前の広島電鉄市内線の銀山町(かなやまちょう)電停から市電に乗り、昨日と同じ紙屋町東電停で8:07に降りて目の前の広島バスセンターに8:10着。
乗った広島電鉄市内線
       
      広島バスセンター外観               バスセンター出札窓口付近

バスの出発は8:28で、少し時間があったのでバスセンター内の喫茶店で8:10に朝食したが、注文してもなかなか頼んだトーストが来ないので待たされ、結局トーストが運ばれて来たのが出発4分前。慌てて口に放り込んで店を出て、まだ確認していなかったバスセンター一番端の高速バスのりばまで走って出発1分前にたどり着く。
慌しい朝食…

   のりばが端すぎてでバス撮れず…              バス車内の様子

広島バスセンター8:28発岡山天満屋バスセンター行き中国JRバス運行のサンサンライナー6便は定刻に発車。バスセンターを北上し、途中のアストラムラインの中筋駅でも2人乗せて合計14名の乗車で広島I.C.を8:46通過、山陽道を昨夜通った道を戻るように東へ渋滞無く快調に走り、バスにトイレが付いていないためかちょうど1時間走った八幡P.A.に9:27着、トイレ休憩で5分停車。
サンサンライナー号岡山行き(中国JRバス)八幡P.A.

P.A.は特に目を引くもの無く、すぐに乗客集まり9:33発車。あまり変わり映えしない景色を進んで岡山I.C.を10:29通過、市内に入って一般道を流れに乗って普通に走って定刻より3分早く岡山駅前に10:45到着。

                      桃太郎づくしの岡山…    岡山駅外観

どうせ高速バスに乗るなら最初から広島~高松の高速バスに乗れば早く安く済むが、我らは旅の道中も楽しむためにもわざわざ岡山経由にした。さらにここからだと一般的にはJRの瀬戸大橋線の快速マリンライナー号に乗るが、とりあえず岡山駅に向かい、岡山10:58発観音寺行き普通電車で茶屋町を目指す。

        かつてのJR東日本113系車両(現JR四国)と、様変わりした車内…

のどかな岡山郊外を進み、23分で茶屋町に11:21着。ここからかつての四国連絡ルートを進み、茶屋町11:32発宇野行き普通電車に乗った。
乗った電車はかつての瀬戸大橋線快速電車の車両。さらりと座席の埋まった感じで静かに沿線を進む。沿線には満開の桜が多く見られる。

宇野線の車両(元瀬戸大橋線快速用213系電車)        宇野線沿線の桜

こちらの電車も23分の乗車で終点の宇野に11:55着。宇野はかつて四国高松までのメインルートで、国鉄~JR時代に宇高連絡船が発着していて、自分も廃止前の1989年に一度乗ったことがあった。その時以来の訪問で実に17年ぶりに来てみたが、その宇野駅前はすっかり連絡船設備が消え失せて、駅前はこじんまりとした綺麗なロータリーに変わっていて、昔の面影は全く無い。

                  宇野駅ホーム と、宇野駅舎

それでも一般の車を運ぶフェリーは健在で、少しでも旅情を感じつつも安くのんびりと行くために敢えてこのルートを選択し、フェリーのりばへ歩いた。
宇野~高松に四国フェリー宇高国道フェリーの2社があったが、「国道フェリー」と名の付いた駅から遠い方の会社を選んで駅から歩くこと約10分で宇野港に12:10着。

     連絡船モニュメントと四国フェリー          宇高国道フェリー宇野港

時刻表には12:18発とあるが、まだ船が見えない。出発時間になって船がようやく到着し、下船開始したと思ったらすぐに乗船も開始、やはりトラックを降ろして乗せるのに時間がかかり、[船]宇野港12:18発高松港行きの宇高国道フェリーりつりん丸は、結局定刻4分遅れの12:22に出発。車利用の人が大半で徒歩乗船はわずか7~8名。船内も座席はガラガラだった。
宇高国道フェリー りつりん丸

       船内の様子(甲板デッキ)            船内の様子(客室・売店)

出港は割と静かに出て、気付いたら動いていたような感じで瀬戸内海に出た。宇高連絡船時代に名物らしいが、この国道フェリーの売店にも讃岐うどんがあったので迷わず2人とも食べる。朝食も軽めだったので昼時だしちょうど腹も減った。

      船内売店のうどん(¥300)             意外と乗ってる車両甲板

味は普通のうどんといった感じで、一応四国上陸前の記念に食した。
食後、同僚Kは船内のゲームコーナーのスロットで遊んでいるが、自分は景色を見つつ船内探索もした。車両甲板には瀬戸大橋があるのに意外にもトラックが多く詰まっていた。
座席に戻ると進行方向右手にずっと瀬戸大橋が見える。岡山~高松間なら船の方が最短距離ながら、瀬戸大橋の電車利用の方が大回りながらも所要時間は短い。広々した船内でのんびり時間を過ごすのもまた贅沢なものだ…。
遠くに瀬戸大橋が…

         高松市街を海から                   高松港到着前

出港して40分もすれば高松市街も大きく見えてきて、結局9分遅れの13:24に高松港に到着した。トラックなどで下船する人が殆どだから、ブリッジが付いても徒歩下船の人は僅かだった…。
   
                    ド派手で大きな国道フェリー看板

国道フェリーの高松港はJR高松駅まで少し離れているので、少し寒い風吹くなかを海沿いに歩いて10分ほどで13:35に高松駅に着いた。
今夜、寝台特急に乗るまでの間に、高松周辺のうどん屋巡りをするためレンタカーを借りる手はずになっていて、駅の一角にある駅レンタカー事務所に行く。

   歩く途中にある高松駅前の玉藻公園          高松駅レンタカー営業所

しかし、事務所に行っても人がいない。事務所の机に立て札があって、係員は外で洗車中とか…。外の駐車場にいるそれらしい人に声を掛けるとそうだった。事務所に戻ってクーポン渡して契約書を作成し、どこかに連絡してレンタカーの配車を頼んでいるが今回、自分達が利用するレンタカーは駅レンタカーで無く、近くのトヨタレンタカーから連絡を受けた車がやって来た。そのトヨタ車に乗って13:40に同僚Kの運転で高松駅前を出発した。
とりあえず最初に高松駅から一番遠くて美味そうなうどん製麺所が高松南部にあると、あるうどん好きサイトからの情報を頼りにして高松市街を南下する。しばし高松駅から真っ直ぐ国道193号線を行くと、丘陵地帯の高台に高松空港を見つけ、同僚Kに1周してもらってから眺めのよい場所で14:30頃に1枚撮ってみる。
高松空港下の公園から高松市街を眺める

肉眼で見ると結構遠くまで景色と桜が見られたが、写真にするといまいち…。その後も高松空港からさらに南の人家の無い山道の県道39号線を進んで、現在まんのう町と言われる国道438号線の接点付近の川東地区に目的の製麺所があるはずだが…。うどん好きなサイトの解説によると全くの民家と言うので、用心して該当地区を走ったが2度通っても見付からず、付近の老人に聞いたらやはり2度とも通り過ぎていた。家に表札すら挙がっていない民家がそうだった…。高松駅前から1時間10分過ぎた14:50に1軒目のうどん屋の三島製麺に到着。

                  一般家屋のような三島製麺と内部
三島製麺のうどん

何も表記の無い引き戸を恐る恐る開けると、物置小屋のような(失礼だが…)内部にはうどん造り一式が揃っており、おばあさんと娘さんらしき人がいて、1卓だけのテーブルに座ると注文を聞いてきた。と言っても冷たいのか熱いのしか聞かれないが…。
うどんは1玉¥100で、生卵は¥30。ねぎとしょう油はテーブルに置いてあり、好きなようにトッピングする。2玉に卵を頼んで¥230…。関東地方の人間からは想像も出来ない安さだ。この後4軒うどん屋を回ったが、ここのうどんが一番コシがあって美味かった。

三島製麺…まんのう町 川東276 (営業時間…日中時間帯)

15分ほどの滞在で再び県道39号線で軽い山越えをして高松市内に戻り、途中のことでん(高松琴平電鉄)の岡本駅があったので15:35車を停めて見物…。
同僚Kが京急沿線在住で、お古の京急車両がことでんで使われているのを知っていたので、駅の時刻表を見るともうすぐ電車が来るため少し待って電車撮影をした。
      
               ことでん岡本駅時刻表と元京急1000・700形

電車を見て岡本駅を15:45出発。国道32号線から円座・中間を通って北方向に進み、檀紙から香西付近に次の目的地のうどん屋がある。鶴市付近を少し過ぎて右側の河川堤防道路を戻るように南下して路肩の空いたスペースに駐車して16:05到着。川沿いの桜見物の車も何台か停まっている所に失敬する…。
2軒目は池上。ここは営業時間が短いので、この店に来るために時間を合わせて今回の訪問順を決めたぐらいだ。店は住所を頼りに探すつもりだったが、昔ながらの住宅街の一角に白いテントを張った家に何人かが出入りしていたのですぐに発見できた。

            池上製麺所全景とテレビで何度か見るルミ子ばあちゃん

テレビで何回か見たことがある製麺所で、半ば有名人になってしまったルミ子ばあちゃんは健在だった。さっそくうどんを2玉で注文した。1玉¥70は最安。卵は¥30で、計¥170…。高松に住みたくなるような安さだ。ここのうどんもコシがあって美味かった。

          うどんのトッピングスペース(セルフサービス) と 池上のうどん

池上高松市 鶴市町1009 (営業時間10:00~12:30/16:00~17:00頃){下記移転}
   …2007.08.11.~高松市香川町川東下899-1
    (営業時間10:00~13:00/16:00~17:00)

借りた駅レンタカー(トヨタレンタカー)

既に船に乗った時からうどん5玉分食べて胃にはちょうど良い感じだが、せっかくレンタカーも借りているし帰りの列車までまだまだ時間がある。次回はいつ来られるか分からないから、嫌と思うぐらい食べるつもりで次のうどん屋に向かって16:17出発。これから遅くなる前に郊外の店を回ろうと再び高松市街を南下、もと来た道を戻るように檀紙・中間・円座と戻って、一宮付近から高松空港方面に南下して琴南町横井地区にある宝山亭に16:40着。3軒目にしてようやく普通っぽいうどん屋に来た。

         宝山亭店舗外観               宝山亭のうどんとお化けうどん

時間帯が中途半端なので店内には1人の先客だけだった。この店はお化けうどんという変わった名前のうどんがあったので、うどん玉によって小と大があるので小のお化けうどん(¥400)を頼んだ。同僚Kは普通のうどんだった。
客も少ないので、注文してから3分くらいでうどんが来た。揚げの下にすっぽりうどんが隠れているからこの名前が付いたのかな…?揚げの上には何故かからしが載っていた。

宝山亭…高松市 香南町 横井1015-2 (営業時間11:00~19:00)

うどんもすぐに出てきたので16:52には次の店を目指すため出発した。滞在僅か12分…。3軒目に行こうとしていた店が17:00までと、あるサイトから引用した資料に書いてあったので急いで進む。県道13号線を東に進んで、最初に通った空港までの国道193号線を北上して3km行った鹿角町をちょっと東に行った太田池の東端に目指す4軒目になる大島製麺があった。時間は17:05になっていたが、恐る恐る入るとまだ店はやっていた。さすがに腹一杯な状態だが同僚Kと共にぶっかけうどんの小(¥220)を注文、製麺所とあるが一般店の外観・内装だ。若干厨房が広かったが…。

        大島製麺店舗外観                 店内の見やすいメニュー

店内にはおでんや自分でうどんを茹でる場所もあって、昼食にはかなり来そうな感じだ。今は自分達以外は誰もいない…。お陰でうどんはすぐに来た。
大島製麺のぶっかけうどん

ここのうどんも美味い。しかし、もっと腹の減った状態で来たかった…。どの店もうどんにコシがあって最高だ。地元、横浜でなんかうどんはもう頼めない美味さだ…。

大島製麺…高松市 太田上町1058 (営業時間 7:00~17:00)

ここもすぐに食べ終わって12分で出発。まだレンタカーを返却するのに2時間はあるので、もう1軒行くことにする。同じところを何度も通ってしまうが、国道193号線を再び戻るように南下して川東地区で県道13号線を東へ進むと5軒目になるもり家に20分少々で17:40到着。

         もり家店舗外観                食べた かき揚げおろしうどん

既に夕刻で夕食時間帯に近いせいか5~6組の先客がいた。旧家風の落ち着いた雰囲気の店内で店員さんも愛想の良い一般店だ。この店のお薦めはジャンボなかき揚げの載ったおろしうどん、腹一杯ながらも自分はそれを注文、同僚Kはぶっかけおろしうどんに。
待つこと数分でかき揚げおろしうどんが来たが、商品見本以上にデカいかき揚げが載っていた。汁に多少浸かってもパリパリしていてあっさりした揚がり方をしていてうどんと共に美味い。さすがに大きくてキツかったが完食した。

もり家…高松市 香川町 川内原1575-1 (営業時間10:30~20:00)

   立ってるうどん(香川県観光協会製)

もう腹一杯で次に行くにも腹がキツイし時間も少ない…。走っているときに沿道に温泉があったのを思い出して寝台列車に乗る前にひと風呂入ることにして、もり家を18:02に出発。再び県道13号線を西方向へ走り、最初は空港のすぐ近くで当該温泉施設の看板を見つけたので空港付近に行ったが見付からず、再び県道13号線に出たら目指す施設は道の駅香南楽湯という名称で18:18に到着。後で確認すると日中に行った宝山亭のすぐ西にあった。

                香南町 道の駅 香南楽湯案内板 と 建物外観

この施設は2002年5月に開業したらしいが、まだまだ綺麗で落ち着いていてお洒落な感じにまとまった施設だ。入浴料は¥700とちょっと高めだが、ひとっ風呂料金があって50分以内に上がってフロントに行くと¥200返金されるシステムだ。

               香南楽湯浴場入口と落ち着いた雰囲気の脱衣所

何でも浴場は石の風呂と木の風呂の2種類があり、週変わりで男女入れ替えるそうだが、今回は石の風呂が男湯になっていた。風呂は露天風呂もあって、丘陵地帯に施設があるため柵を背伸びすれば高松市街も見下ろせた。とりあえず普通に入浴して上がったら40分ぐらいで出たので¥200戻ってきた。併設の売店で軽く土産も購入して19:10に香南楽湯をあとにする…。
割と綺麗な風呂場

もう何度も通った県道13号線を東に行って国道193号線をまっすぐ北上して、高松市街に入ったガソリンスタンドで給油して高松駅前のトヨタレンタカーに19:43到着、車を返却してうどん屋巡りの半日旅は終了した。結果5軒回って7玉分、フェリーのも含めると6食8玉分食べたことになる…。

                  ことでん高松築港駅舎と ことでん600形

このあと帰りの寝台特急に乗るだけだが、出発までまだ1時間半もある。同僚Kが出発まで自由時間が欲しいと言うので、時間まで個人行動にした。
同僚Kは高松のパチンコ屋に行きたいみたいだが、こちらは特にやりたいことも無い。時間潰しのためにJR高松駅の向かいの高松築港駅から20:13発のことでんの長尾行きに乗車して2駅目の瓦町で降りてみた。高松駅まではアーケード街を店でも見ながら戻ろうと思って丸亀町から片原町のアーケード街を進むが、20:00過ぎると8割の店が既に閉まっていてアテが外れた。そのまま歩いて20分ほどの20:45に高松駅に戻ってきた。

          高松駅舎外観                     改札口付近

同僚Kも同じ頃戻ってきたので、駅のコンビニで寝台での酒とつまみを購入して21:00には改札して駅構内で列車撮影をした。

              マリンライナー号車両 と キハ40系気動車

しばらくして出発時間の20分前の21:06に今夜の宿の寝台特急サンライズ瀬戸号がゆっくり入線してきた。さっそく写真を撮ってから車内に入る。

         サンライズ瀬戸号                サンライズ瀬戸 方向幕

今夜の部屋は寝台で一番安いB寝台個室ソロ。本当はB寝台2人用個室サンライズツインを希望したが、予定を決めてきっぷを購入するのが遅かったので取れなかった。今夜は週末金曜なので混んでいるようだが、途中から乗る人が大半なのか出発時間が近づいてもドアの開いた空室ばかりだ。今のうちに各種類の部屋を探検・撮影した…。
ソロ下個室(自分が利用)
   ソロ上段個室(同僚K利用)
     10号車ミニロビー
シングル下段個室
     シングル上段個室
ノビノビ座席下段
     シングルツイン個室
     使わなかったがミニロビー横のシャワールーム

一通り見学・撮影してもまだ出発時間にならず、出発前からミニロビーに行って同僚Kと一杯やって打ち上げとした。高松21:26発東京行きの寝台特急サンライズ瀬戸号は定刻に発車した。
走り始めて20分弱で早くも坂出に21:43着。ここからも乗客が乗ったが車内は大して増えていないようで空室が依然多い。瀬戸大橋を21:50頃渡り始めて四国を後にした…。
ずっとミニロビーで高松~瀬戸大橋と眺めて岡山に22:22到着。ここで出雲市から来るサンライズ出雲号と連結するようだが、既にほろ酔いでどうでも良くて、岡山から乗車が多くて賑やかになってきたのでお開きにして、岡山出発の22:32には各自の部屋に戻って寝る仕度をして、しばらく景色を眺めつつ旅行の記録を付けて23:20就寝した。ちょうど上郡駅を出発したあとだった…。


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