4/13 弥次喜多、広島・高松旅行 4/13～15 弥次喜多ライナー号編 [国内旅行]
去年５月の大阪～横浜間の昼行高速バスで味をしめ、今回は去年１０月に開業した横浜～広島間の昼行高速バスの弥次喜多ライナー号に乗ってみたくなり、昨年末あたりから行ける日を探っていたが、よく一緒に出掛ける会社の同僚Ｋも乗ってみたいと言うので今回の旅行を計画し、今日ついに念願叶って乗ることになった。
旅行初日の朝は5:50起床。旅行前日は毎度のことながらやることが多くて3:50就寝、実質２時間弱の睡眠時間だが、どうせ車内で眠れるだろうと雑用を優先させて寝不足での出発となった。
前日、奇しくも駅までの通勤用自転車がパンクしたために駅までの足が無くなり、6:30に自宅近くのバス停から江ノ電バスに乗って戸塚駅に出てからＪＲ東海道線で１駅横浜駅に6:58着。
横浜駅東口のローソンスカイビル店で同僚Ｋと待ち合わせ。7:10に当人と合流して店内で車内用の酒とつまみ・朝食用食材を購入して横浜そごう下の横浜駅東口バスターミナルへ7:20に移動する。
中国バス 弥次喜多ライナー号
長距離・夜行バス用の１４番バスのりばで待つこと数分、7:25に１日お世話になる中国バスの弥次喜多ライナー号が姿を見せた。乗り場のベンチに１人座っていたので乗客かと思ったら、バスが来たらどこかに行ってしまい、結局横浜から乗車したのは自分と同僚Ｋの２人だけで、
横浜駅東口7:30発福山・広島バスセンター行きの弥次喜多ライナー号は定刻に発車した。ちなみに座席は１Ａと１Ｃで、別に座席を指定したわけでも無いが、 発車オ～ライネットで普通に購入したものだった。バスも結構きれいで新車を思わせるほど外面内装とも全く痛んでないが、横浜～広島を毎日往復しているだけあって、運転席を覗き込むとバスの走行距離が既に354,000kmもいっていた…。
誰も乗らないうちに、車内の様子
乗車改札時に運転士に今日の予約人数を聞いたら、本日は６名の乗客で残りの乗車は全て次の町田バスセンターからとか…。しばらくは運転士２名・乗客２名の状態で次の唯一の途中乗車地の町田へ進んだ。
国道１号線を路線バスを抜いて進む(藤棚付近)
バスは国道１号線を渋滞無く順調に走り、狩場Ｉ．Ｃ．から１６号線保土ヶ谷バイパスを進んで横浜町田Ｉ．Ｃ．を一度通り越す。多少流れが悪いがほぼ順調に進んで、鵜野森交差点から町田駅へ進み8:35町田バスセンター着。
ここで４名の乗車があって、これで今回の乗客数は計６名と決定し、町田も定刻に発車。町田街道を進んで辻交差点から横浜町田Ｉ．Ｃ．を9:01通過、東名高速に入って延々広島まで高速を進む。
この先道中ヒマだと思うので約１時間ごとに通過写真を撮ってみることにした。
横浜町田Ｉ．Ｃ．(09:01)
東名高速は去年５月の横浜昼特急大阪号でしっかり見ているので、寝不足もあって２人ともさっそく寝入ってしまった。東名高速沿線を景色も眺めぬまま約１時間走って最初の休憩の富士川Ｓ．Ａ．に10:06到着。
富士川Ｓ．Ａ．(10:06)
富士川名物？桜えびアイス
ここで１０分休憩。別に車内にもトイレはあるが、車内の狭いトイレを使うより外に出たほうが気分転換にもなるし、身体も動かせるので毎回休憩ごとに外に出た。今回も？なアイスを売っていたので賞味してみた。口に含むと確かに桜エビの香りが漂う。お世辞にも美味いとは言えないが、乳脂肪分も多く種別は一応アイスクリームで、桜えびも２％も入っている…。
富士川Ｓ．Ａ．を10:16発車、その先も車内で寝てみたり景色を見たり各々楽しんだ。
牧之原Ｓ．Ａ．付近(11:00) 
京阪神昼特急静岡号(ＪＲ東海バス)を抜く(11:29)
バスは常に１１０キロで突っ走り、ＪＲ系のハイウェイバスを次々と追い抜く。車内の他の乗客も静かなもので、存在を忘れるほど静かに過ごしていて自分達のほうが落ち着き無いくらいだった…。
富士川Ｓ．Ａ．からちょうど２時間走って２回めの休憩の上郷Ｓ．Ａ．に12:09到着。ここでは昼食休憩を含めて４０分の大きな休憩を与えられた。
上郷Ｓ．Ａ．(12:09) 
サービスエリアのレストラン日替わり定食
弥次喜多ライナー号 運行表
富士川10:10-10:20/上郷12:18-12:58/草津14:44-14:54/龍野西16:42-16:52…
休憩しても乗客が少ないからか集まりは早く、上郷Ｓ．Ａ．も定刻より早く12:47発車。休憩のつど乗務員が交代して運転していくが、車内は静寂のままひたすら西を目指す…。
小牧Ｊ．Ｃ．Ｔ．(13:09)
羽島付近で新幹線とすれ違い(13:23)
関ヶ原Ｉ．Ｃ．の桜(13:37)
関ヶ原Ｉ．Ｃ．の手前で広島発横浜行き弥次喜多ライナー号の上りと一瞬すれ違った。さすがに写真は撮れなかったが…。
東海道昼特急(ＪＲバス関東)も抜く(13:52)
八日市Ｉ．Ｃ．(14:04)
名古屋～京都付近は去年も通っているのに目が冴えてしまってずっと景色を眺めて過ごして、約１時間４０分の乗車で草津Ｐ．Ａ．に14:24到着して３回目の１０分休憩。
弥次喜多ライナー号 草津Ｐ．Ａ．にて
(行先表示が曇って見えるのはちょっと訳あり、後で大きな原因のひとつに…)
この辺りまで来るとだいぶ広島に近づいたような気がするが、まだ５時間以上かかるはず…。毎回休憩しても集まりは良くて、９分休憩で定刻より２１分早く14:33出発。
山田駅付近(15:05)
東名・名神高速と走ってきて、15:02に吹田Ｊ．Ｃ．Ｔ．から中国道に進んでさらに西へ進み、伊丹空港をかすめて神戸北部の山がちな地形に進むと再び眠くなり、気付いたら神戸・姫路を越して龍野西Ｓ．Ａ．に16:06到着。４回目の休憩で、ここが最後の休憩になると言う。
龍野西Ｓ．Ａ．(16:06)
乗ってきたバスの後方左右側面を…。
隣に停まっていた中国ＪＲバス(大阪～倉敷線)
龍野西Ｓ．Ａ．をきっちり１０分休んで16:16発車。それでも定刻より３６分早い…。
このＳ．Ａ．を出て３００ｍ進んだ右手に先月４日、元同僚Ｓの見舞いに行った信原病院がある。１ヶ月してまた同じ場所に戻ってきた感じだ…。今回はあっという間に通過した。
倉敷Ｊ．Ｃ．Ｔ．(17:01)
時おり小雨が降ったりしていた曇り空が、岡山過ぎる頃から太陽も見えてきて晴れてきた。
山陽道のこの辺りは通ったことがないのでじっくり眺めているうちに陽も傾いてきたころ、８時間半走ってきた高速道を福山西Ｉ．Ｃ．で17:28に降りて、一般道を走って最初の下車客のいる福山駅前に定刻より３６分早く17:45到着。ここで町田から乗ってきたうちの３名が降りた。
福山駅前にて(17:52)
高速降りてから運転士用携帯に会社から電話があって何か話していたが、福山駅に着いてからここで車両を入れ替える案内があった。
このバスは前日の広島から横浜に向かう時に飛び石を喰らって、前面の行先表示ＬＥＤ部分のガラスが粉々になってテープで仮止めしてあった。Ｐ．Ａ．などで行先が曇って見えたのはこのガラスが砕けているせいだった。バス会社の車庫がここ福山にあり、すぐに代わりのバスが来るので待っていてくれと言われて数分でハイデッカーの貸切バスが来た。さっそく少ない荷物を持ってバスを乗り換えるが、立派なバスに乗客はたった３名…。２人いた運転士も１名はここで降りて、計４名で福山駅前を17:58発車、残りの行程を広島に向かう。
乗り換え用のハイデッカー貸切車と…
乗り換えた貸切車内の様子(乗客３名のみ…)
一般道を２０分ほどゆっくりと走り、福山西Ｉ．Ｃ．を18:22に入り、再び山陽道を西へ走る。高速入ってすっかり陽も落ちて、真っ暗な山陽道を相変わらずの１１０ｋｍの定速？で突っ走り広島までラストスパート。
広島Ｉ．Ｃ．(19:08)
おかげで４６分走った19:01に広島Ｉ．Ｃ．を降りて広島市街を走り、途中降車のリクエストも無く横浜から１１時間５５分の長い乗車にて終点の広島バスセンターに定刻より５２分早く19:25に到着した。
自分達は乗っているだけだが、運転士の方には８５０ｋｍ近い距離を走る大変疲れる仕事と思う…。
広島バスセンターにて(19:25)
広島バスセンター外観
乗った広島電鉄市内線
このあと、バスセンターの窓口で明日のバス乗車券を購入してから、バスセンター前の道路の電停(紙屋町東)から広島電鉄の市内線に19:58に乗って、４つ目の銀山町(かなやまちょう)で20:03下車。市電通りの目の前にあるブルーウェーブイン広島第２(現在第１のみ営業)に20:05チェックインする。
ブルーウェーブイン広島第２ 外観 客室の様子
部屋に入って荷物を置いて身軽になってから、20:20には歩いて新天地にあるお好み焼き屋のへんくつやに行って20:30～21:00ビールと広島のお好み焼きで一杯やる。
へんくつや外観 食べたお好み焼き＆ビール
食後、同僚Ｋがうまいつけ麺屋があると言うので、ひろしま国際ホテル付近の本通地区に行くが(麺地鶏)潰れたようで、違う店を探してじぞう通りにあるばくだん屋に21:30行ってつけ麺で二次会。 
ばくだん屋外観 食べたつけ麺
腹一杯になって帰りも全て歩いてホテルに22:30戻る。部屋で買っておいたビールを飲んでいい気分に…。結局車内用に買った酒類は、バスに乗っているだけで身体があまり疲れずに飲む気にならず、ホテルまで全く開けずに持ってきてしまった。
それらを飲んでシャワー入って0:20就寝した。
(弥次喜多ライナー号…2006年5月20日廃止)
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