5/31 韓國・日本バス横断旅行 5/28～31 京阪神昼特急静岡号帰宅編

 

大阪の朝は9:15起床。夜中にトイレに起きたときに二日酔いで頭痛になったようで心配しつつ寝入ったが、再び起きると何とか回復していた。頭痛のままの旅行は避けたい、酒量も少し考えないと…。
　　　
　　　部屋からの景色(新御堂筋が見える)　　　　　　　朝のホテルサンルート梅田 玄関前

ここのホテルは朝食の入ったプランで無いので、シャワー入って身支度したら10:00にチェックアウト。外は結構暑くて２３℃くらいあるようだ。
重い荷物で汗だくになりながら阪急梅田駅の脇を南下して、ＪＲ線のガードをくぐって阪神百貨店に10:15着。最近バスに乗る前に定番になりつつある、あるモノを購入しに行く…。
　　　
　　阪神百貨店梅田本店をこの先に進み、エスカレーターを降りて右手階段を下りると…
　　　阪神名物のいか焼きの行列が…

ここで有名ないか焼きを購入。まだ開店直後なので自分の時には前に２名しかいなかったが、購入後後ろを見ると数が増えていた。店員の手際は大変早い…。
大阪駅桜橋口の西日本ＪＲバス窓口

車内用の食事もゲットして大阪駅桜橋口のＪＲバス乗り場に10:35着。今回の旅、最後のバス乗車は京阪神昼特急静岡号。奇しくも今日で最終運行での乗車だ。

　　　　　　　　　　　　　　　乗車した京阪神昼特急静岡号運行最終便

バスは出発１０分前に乗り場に入線。ＪＲ線の特急最終運行などに比べて、マニアらしい人は皆無で逆に寂しいくらいだ。乗客も最終運行日と言っても変わらないようで、合計で７名の乗車。そのうち１名は発車直前に駆け込み乗車でいきなり乗ってきたくらいだから、予定を組んで乗った人はホントに少ない…。
大阪駅桜橋口10:40発静岡駅行き京阪神昼特急静岡号最終便は定刻に発車。バス後方には１０分後に出る昨年乗った横浜昼特急大阪号が待っていた。
大阪駅前の南側を走って新御堂筋を左折し、泊まったホテル前を通過して淀川を渡りつつ地下鉄御堂筋線としばらく併走する。
　　　　　　
　　　　　　　　　宿泊したホテル前を通過して、新御堂筋を地下鉄と併走して走る

新御堂筋は日中なのに混んでいて、千里ニュータウンに１分遅れの10:58停車。乗車専用でも乗車無く出発。千里中央から大阪中央環状線を走って吹田Ｉ．Ｃ．より中国道に11:07入って名神茨木に２分延の11:11、名神大山崎を１分延の11:24に乗車専用の停車するが乗車無く、その後も渋滞無くスムースに走って最後の乗車停留所の京都深草に定刻の11:31着。１名の乗車があって２分延で11:33発車、しばらくは渋滞も無く順調だが今日は名神高速リフレッシュ工事の期間中で、この先イヤでも渋滞は想定内の出来事になっている。乗車前からも運転士より２時間遅れは覚悟してくれと念を押されている…。
買って１時間以上経ってからいか焼きを食べる。でもまだ中がアツアツだった。さすが阪神名物いか焼き…。
車内でいか焼きを食べる。

京都深草を出て滋賀県に入った11:40頃、大津Ｉ．Ｃ．を過ぎた辺りから渋滞が始まった。
名神高速に超大型重機が作業中…

１車線規制が延々と続き、何も工事していない区間も車線規制しているのが怨めしい。自転車のほうが速いくらいのスピードでノロノロと進む。お陰で沿線の通過写真だけはブレ無く撮りやすいぐらいだ…。そんな中、草津田上Ｉ．Ｃ．を通過する。
草津田上Ｉ．Ｃ．(12:08)

その後もノロノロ走り、音楽聞きつつ寝てみたりするが、寝ても起きてもノロノロ走っている。
結局１時間くらいノロノロ走って12:50に走り始めて、少し行った多賀Ｓ．Ａ．に３７分遅れの13:01到着。ここで２０分休憩となる。
渋滞抜けて休憩の多賀Ｓ．Ａ．(13:02)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乗車した京阪神昼特急静岡号
車内の様子(右奥を降りると…)
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　階下のトイレと個室感覚の４人席が…

　　　　　　向かい合わせの４人個室？　　　　　　　　　　　　　　　階下席からの眺め
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　運転席と運行表

自分はいか焼きを車内で食べてからあまり動いていないので食欲も無く、適当にＳ．Ａ．内を散策しつつバス写真を撮っていた。この先も名神高速の工事渋滞は続くようで、少し外に出て動いておく。
１人協調性の無い、大阪出発時に駆け込み乗車してきた頭の悪そうな女が遅れて戻ってきたので２７分の停車で４４分遅れの13:28に多賀Ｓ．Ａ．を出発した。この後、しばらくは渋滞も無くスムースに走り、米原Ｊ．Ｃ．Ｔ．で北陸道と分岐して、13:48伊吹Ｐ．Ａ．付近で静岡発の京阪神昼特急静岡号最終運行便とすれ違った。
関ヶ原を越えて濃尾平野が広がる辺りから再び１車線規制が始まり、１０数台前に道路工事のサービスカーが邪魔(先導？)する形でノロノロ走られて、途中２～３箇所でつまらない工事が行われていただけで３０～４０km/hでの走行を強いられて、名神高速の終点の小牧Ｊ．Ｃ．Ｔ．まで引っ張られた。車内では先ほどＳ．Ａ．で遅れてきたバカ女がいきなり喫煙を始めるから注意して止めさせたりして、中と外でイラつかせる。

　　　　　　　　大垣Ｉ．Ｃ．(14:13)　　　　　小牧Ｊ．Ｃ．Ｔ．(14:45)何も無いのに左は車線規制…

小牧Ｊ．Ｃ．Ｔ．から東名高速に入ったらアホな工事も全く無く、道路も順調に流れて上郷Ｓ．Ａ．に定刻より１時間３分遅れの15:10到着。ここで１０分休憩となった。
上郷Ｓ．Ａ．(15:12)

ここまで来れば後は渋滞も無く僅かなものなので、トイレに行くだけで車内に戻る。皆早くに集まったが、問題のバカ女がギリギリまでタバコを吸っていた挙句にその後トイレに行って皆を待たせて１３分の停車で１時間５分遅れで上郷Ｓ．Ａ．を15:23発車。最後までバカやってくれて迷惑モノだ。
豊橋検札所(15:48){2007年5月31日廃止}

その後は順調で豊橋を15:48通過、三ヶ日Ｉ．Ｃ．を一度降りてＩ．Ｃ．目の前の三ヶ日町農協の駐車場に５８分遅れの15:55着。
三ヶ日Ｉ．Ｃ．前駐車場(16:04)

ここは国鉄バスの時代からの乗務員交替場所で、同じ西日本ＪＲバスの運転士と交替した。５分ほど停まって引き継ぎと車両点検して16:00発車、再び東名高速に戻ってラストスパートをかける。

　　　　　　浜名湖を通過(16:07)　　　　　　　　　　　　　　牧の原台地の茶畑(16:42)

静岡県に入って最初の下車停留所の東名浜松北を定刻より５８分遅れの16:18停車、結局全員終点静岡駅下車だが、こまめに停まっていくようだ。再び東名高速を加速して、東名吉田に５２分遅れの16:49、静岡Ｉ．Ｃ．を定刻より５０分遅れの17:07に降りて一般道を進む。
静岡Ｉ．Ｃ．を出る(17:06)

一般道も既に夕方の通勤時間に入ってしまったために交通量が多く、流れが悪くて渋滞していないが遅れ気味になり、結局終点静岡駅には定刻より５８分遅れの17:28到着となった。
終点静岡駅に到着。特に行事無し…

運行開始日には地元テレビ取材も同乗したらしいが、無くなる時は全く関心なしのようだ。
予定では新幹線に２駅だけ乗ってから特急東海号に乗り継ぐ格安の手段で帰ろうとしたが、バカ女が微妙なところで時間を遅らせたから全ての計画がパーになった。仕方ないから全て普通電車で帰ることにして乗車券だけ購入して改札口を進む。昔から割引を極力しないケチ臭いＪＲ東海の営業方法が気に入らないので、こちらも極力ＪＲ東海を利用しないように心がけている。新幹線も特定割引の効く短区間しか乗らないようにしている。自分は東京～大阪間なら絶対飛行機かバスで行く。新幹線に乗るなら新大阪以西だけだ。

　　　　　　　１１３系の熱海行き６両　　　　　　　　　　　　　　　うっすらと富士山も見えた

夕方の通勤ラッシュの時間帯に入っているのでホームでは多くの乗客が待っていた。静岡17:46発熱海行きは浜松始発なのでギリギリに入線、ホームの多くの乗客を乗せて定刻に出発。最初は座れなかったが、エリアの小さい通勤圏なのか３駅先の清水ですぐに車内は空席が目立つので座れた。座ったクロスシートの向かいに、先ほどのバスに乗っていた伊東に行くオバさん３人組が座ってた。全くの偶然だったが、何故遅れて着いたのに新幹線を使わないのか疑問だが…。
富士を過ぎると車内はさらにガラガラに…。そのまま１時間１３分の乗車で終点の熱海に18:59着。
熱海からは見慣れたＥ２３１系で

１１分乗換えで伊東始発の東京行き１０両編成に乗る。大船ですぐ乗り換えられるよう大船駅で階段間近になる車両に座って19:10定刻に出発。まだ車内は空いているが、沿線には工場も多いので、途中小田原・平塚・藤沢などで多くの乗客が乗ってきて混雑して、国府津で１５両編成に増結されているが静岡辺りの通勤圏とは違って、さすが首都圏は東京へ向かう上りでもしっかり混んでいる。
熱海から１時間９分の乗車で大船に20:19着。
根岸線に乗り換えて地元駅よりバスで自宅には20:45帰宅。目的地のはっきりしないバス中心による壮大な一周旅行だった…。

了

(京阪神昼特急静岡号…2006年5月31日廃止)