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7/7  名古屋日帰り旅行 7/6~7 名古屋周遊編 [国内旅行]

 

今朝、完全に起きたのはバスが名古屋I.C.を降りる前の5:10だった。その前に何度も目を覚ましていたが…。
今回の夜行バスは途中休憩が2度あって、出発時間の案内などが入るのでその度に放送で起きてしまう。途中、足柄S.A.に0:59~1:23休憩したが誰も降りず。その後静岡I.C.で乗務員の交代をしたそうだが、そこでは熟睡していて全く気付かず。その後三ヶ日I.C.を一旦出た先のJA三ヶ日農協の駐車場に3:50~4:16で2度目の休憩。また誰も降りなかったが、自分だけトイレに出てバスの画像を収めておいた。
三ヶ日にて…後方のバスは東京発名古屋行き

その後また寝てしまい、4:30に豊橋料金所(検札所)を通過する頃には外が明るくなって、名古屋I.C.付近で目が覚めた。旅行初日に夜行バスに乗ると旅行するウキウキ感で気持ちが高ぶっているのかなかなか眠れないものだ。やはり夜行バスは身体が疲れた帰りの利用に限る…。
一般道に降りてからは名古屋地区の下車停留所を案内していくが、乗客16名全員が横浜駅~名古屋駅の起終点のみの利用者だった。一応星ヶ丘に5:19、千種駅前に5:30、栄に5:38に通過し、終点名古屋駅に定刻より11分早く5:49に到着した。

      
        到着直前の名古屋駅JRセントラルタワーズと名古屋駅に到着したバス

途中の三ヶ日で見た東京発名古屋行きドリーム号も終点で前後に到着していたのを見たが、乗客は皆すぐにどこかへ散ってしまった。本当はもっと早く到着すると期待していたが、たいして早く着かなかった。
今日は午後に名古屋を離れるまでに、まだ乗っていない新規開業路線にいくつか乗って、廃止が予定されている桃花台新交通に乗る予定でいる。
まずは朝ラッシュが始まる前に、地下鉄部分の新規開業路線に乗ることにして、名古屋市交通局の名古屋駅に降りて6:00発桜通線の野並行きに乗って新瑞橋に向かう。

                  名古屋市桜通線車両と名城線車両

地下鉄は1年半前に環状運転になった名城線の東半分と上飯田線に乗っていなかったので、これを今回乗り潰す。新瑞橋に6:20着、6:21発の名城線左回りに乗ろうと乗換えでダッシュしたが直前でドアが閉まって失敗し、次の6:31発で以前西半分を乗った砂田橋まで行って、すぐ折り返して戻って本山に7:02着。ここで東山線に乗り換えて終点の藤が丘に7:18着。ここから去年、愛知万博の「愛・地球博」の時に開業したリニモ(愛知高速交通)に乗り換える。

            藤が丘駅にて東山線車両とリニモの藤が丘駅地下入口

地下鉄は高架なのに、リニモは最近造られたせいか地下駅からの出発となっている。
都心とは反対方向に向かうので、リニモから降りる通勤客の波に逆らうようにリニモに7:24乗車し八草に向かう。

           沿線の万博会場に残る観覧車と空いたリニモ車内の様子

すれ違うリニモは通勤客で混んでいるが、こちらは車内の向かい合わせの座席に1人ずつ座っているくらいの感じで空いていて、人家が少なく緑が多い瀬戸丘陵を走り、途中万博会場の跡地を眺めつつ(自分は愛知万博に行かなかったが…)17分の乗車で終点の八草に7:41着。

              なだらかに低く広がる瀬戸丘陵とすれ違うリニモ

ここから3分乗換えで愛知環状鉄道で高蔵寺に向かう。リニモに乗っていた乗客の殆どが途中で降りずに通しの乗車で八草まで乗車し、さらに愛知環状鉄道で豊田・岡崎方面に行く人が大半のようで、7:44発の高蔵寺行きには数人しか乗らなかった。
八草からの愛知環状鉄道

リニモに乗るための人が多数降りてきてから乗ったが、それでも車内は混んでいた。愛知環状鉄道は万博開催前にJR東海と同じデザインの車両を多数導入したようで新しくなっており、中に入ると雰囲気がJRと一緒だった。通勤・通学客で混んでいて立ったままの乗車で16分の乗車で高蔵寺に8:00到着。すぐ折り返し運転なのでホームには乗車する客で溢れていた。
高蔵寺駅の様子

ここから大曽根駅までガイドウェイバスなるものに乗ってみるため駅南口の広場に行く。乗換えの通勤客が多いホームと違って駅前広場は閑散としていた。少し時間があるので駅の高架下にあるミスタードーナツで軽くドーナツとコーヒーで朝食にした。
高蔵寺駅でのガイドウェイバス

朝食をとっている間にバスが入線して停まっていた。8:15発高蔵寺駅発大曽根行き名古屋鉄道バス担当のガイドウェイバスは10名少々の乗客を乗せて定刻に発車した。
この辺りは一般の道路を走るため、普通のバスと変わりが無い。ダイヤにゆとりがあるのか拡幅工事中の1車線の道路は進みは悪いが定刻運転で走っているようだ。途中から2車線道路になった。
名古屋ガイドウェイバスという会社がゆとりーとラインという名称で設立され、そこに名古屋市交通局・JR東海バス・名古屋鉄道バスが共同運行している形で走っているようだ。バス塗装も統一されているので運転士の制服の違いくらいしか分からない。
しばらく一般道を走ってから、途中の小幡緑地で道を左にそれて小さな広場のような敷地で一旦停止。広場にはスロープが伸びていて、ここでガイドレール用の補助車輪を突き出してからスロープに進入していくと、バスがそのまま新交通システムになったような高架道路を運転士が手放し走行で進んでいく。高架区間にもバス停(駅?)が2分おきぐらいにあって結構乗客が多い。ガイドウェイ区間の写真も撮りたかったが、客が多くて盗み撮りのような状態の写真が下の1枚のみ。終点直前だった…。
ガイドレール区間走行の様子

高蔵寺から41分の乗車で終点の大曽根に8:56着。朝ラッシュ時はバスの運賃箱に支払うのでは無く、駅のホーム(?)を降りた階下の改札口で支払うようになっていた。

    終点の大曽根駅のガイドウェイ区間の終点・階下には運賃箱を置いた改札口も…

この後、地下鉄の大曽根駅から名城線9:00発の名古屋港行きに1駅乗って平安通で下車、名鉄小牧線を1駅延長したような感じの名古屋市交通局上飯田線に乗る。
平安通からの上飯田線(名鉄車両)

平安通9:10発の犬山行きに乗車。隣の上飯田までが交通局による2003年3月に開業した区間で、これで名古屋市交通局の路線を全て乗ったことになる。その後も引き続き名鉄小牧線として乗車して小牧に9:27着。ここから今年9月末で廃止になる桃花台新交通(ピーチライナー)に乗っておく。
      
        今年中に廃止される桃花台新交通の小牧駅(駅入口と改札口の様子)

この路線はずいぶん前に乗っているが、多数のマニアが押し寄せる前に軽く乗ってみた。ラッシュ時間帯も終わった頃だから閑散としているのか、元々乗客が少ないから閑散としているのか分からないが、廃止になるだけあってやはり空いていた。
      
            桃花台新交通の車両と閑散とした小牧駅ホームの様子

小牧9:42発の桃花台新交通の桃花台東行きは数名の乗客を乗せて発車。隣の小牧原までは名鉄と併走して、そこから分かれていかにも新興住宅地のような郊外のベッドタウンを進んでいく。
スピードもそんなに速く無く、新交通の高架下の道路も片側2車線で立派に整備されているので、別にバスでも困らないような街だから利用者が少ないのかも…。

              こちらも閑散とした車内の様子とドア上の路線図

各駅で乗車は全く無く、下車客が数人ずつ降りていき、終点手前の桃花台センターで自分以外の全員が下車してしまい貸切状態のまま終点の桃花台東に9:57着。折り返し乗車客が数人待っているだけだった。
終点直前の車庫の様子

                 桃花台東駅の様子(駅前と駅舎全景)

折り返し帰りまでも乗る気は無いので、歩いてすぐの中央道の桃花台バス停に走って移動する。桃花台東駅に到着した時間と同じ9:57に飯田発の名古屋行き高速バスが来るはずで、途中停車バス停が多いはずなので遅れて運行しているだろうとダメ元で走ってバス停に10:00に着いたら、ちょうどバスが停まったところだった。先客が数名いて乗車に手間取っていたのでさらに運が良い。おまけに自分が乗ったらちょうど満席に…。結局バスは定刻4分遅れの10:01発車した。
桃花台バス停からの信南交通バス

満席の車内だが道路は渋滞無く順調で、バスは中央道から東名高速に入って小牧I.C.を降りてから名古屋高速を南下して東新町ランプを10:21に降りて栄バスセンターに定刻2分遅れの10:27着。
栄にて停車中に名古屋のテレビ塔を…

ここで6割の乗客が降りて車内も空いて、一般道を西に進んで終点の名鉄バスセンターに定刻3分遅れの10:37到着。

         栄を出発後の車内の様子と名鉄バスセンターでの信南交通バス

予定では5分後の名鉄電車に乗るため、4階のバスセンターから地下の名鉄名古屋駅まで急ぎ足で降りて10:40には駅改札口に…。
名鉄名古屋駅入口

きっぷは早朝に名古屋市交通局の共通カード(トランパス)を買っているので名鉄にも使えてスムースに改札を通過できて助かる。名鉄名古屋10:42発中部国際空港行き急行に間に合って乗車出来た。

            名古屋からのセントレア行き急行電車と車内の様子

車内は座席がさらりと埋まっている程度で余裕で座れた。途中の常滑までは木の枕木が残るような今までの路線である常滑線を走る。客も空港利用者は少ない時間帯みたいで、常滑までにどんどんと降りてしまい空いていく。常滑手前から新線になって路盤も良くなって空港連絡橋を渡って43分の乗車で終点の中部国際空港に11:25到着。
空港連絡橋から並行する道路の表示を撮る

2005年2月開港以来初めて訪れたが、まだまだ新しさを感じる。電車を降りてホームに自動ドアがあってすぐに空調が整った室内に入れるのが親切な感じだ。折り返して乗車する僅かな時間を利用して少し空港内を見物する。

                      中部国際空港駅にて

中部国際空港の建物全体は、新しく造られる空港によくあるガラスを多用した温室のような建物だが、ショッピングゾーンが外国人受けしそうな和風な感じのエリアと若者に受けそうな洋風のエリアを対極に配置しているのが興味深い。空港を眺めながら入れる入浴施設もさすが民間主体の空港だけあって目新しい。

              出発階中央部の案内所とチェックインカウンター群

            4階スカイタウンの様子 スターバックスの店舗も和風で…

                     奥行きのある展望デッキ
展望デッキからの鳥瞰図

時間があまり無いなかスタスタと急ぎ足で展望デッキまで行ってみた。建物が滑走路方向に突き出している屋上部に展望デッキがあるので、結構滑走路に近い方へも見物できるようになっていて、伊丹空港と同様に景色も楽しめそうな空港だ。施設も貧弱でテナント料が高くて一般的な店が少ない羽田空港も見習って欲しいくらいだ。
それでも20分ほどの見学時間でここまで見られて再び駅に戻った。次回9月末にここ中部国際空港から海外旅行に行くつもりなので、下見も十分出来た。

      豊橋行きのパノラマSuper        各ドア上に表示のあるミュースカイ乗車口

                特急ミュースカイの車内の様子と車両外観

中京圏の鉄道乗り潰しもこれで一応完了して帰るだけになった。帰りの電車は11:50発の快特ミュースカイ321号名鉄岐阜行き。全車特別席と言う名の全車指定席なので、¥350のミューチケットなる指定券を空港着いてすぐに買っておいた。昼前の列車だったので車内は座席に対して半分くらいの乗車率で空いていた。列車は定刻に中部国際空港を発車して快調に飛ばしていく。次の停車駅は自分が降りる神宮前まで停まらない。行きの急行とは違って僅か21分の乗車で神宮前に12:11到着。
次の電車まで10分少々あるので、立ち食いのきしめんスタンドで食事でもしようとしたが、そんなものは全く無い貧弱な駅で仕方なく静かに電車を待った。
京急並みに快特もできた名鉄

次に乗る電車は快特の豊橋行き。少し遅れて到着して定刻2分遅れの12:27発車した。快特と言う名称は地元に近い京急をイメージしてしまうが、以前の名鉄の特急に比べて豊橋までの停車駅が知立と東岡崎だけしか停まらず結構速い。

             快特豊橋行きパノラマSuper車両外観と車内の様子

JR東海の新快速と競争が激しいのか、いい感じに飛ばして行く。次の知立までは立っていたが、すぐに空席が出来て座れた。さらに東岡崎を出ると空席が目立つ…。やはり豊橋までとなるとJRのほうに軍配が上がる感じだった。

      蒲郡付近は田圃が多くなる          豊橋手前で飯田線と線路を共用

神宮前から42分の乗車で終点の豊橋に2分遅れのまま13:09到着。折り返し乗車の客が多く待っていた。この後は東海道を東に進むのみで帰宅する。7分乗換えでJR東海の浜松行き新快速電車に乗り換える。この先は新快速も各駅停車になり、じっと我慢してゆっくり進むしかない。JRも少し遅れていて、1分遅れで13:15発車した。

    JR東海では希少の211系0番台           豊橋から乗車した313系

車内は適当に空席がある状態で、午後の穏やかな時間が流れる感じ。浜名湖河口の弁天島を過ぎて30分の乗車で終点の浜松に定刻13:45着。
この先は普通電車でゆっくり行くのも疲れるので、新幹線の自由席特急券の特例を利用して安く速く移動する。予定では乗換え時間8分で13:53発のこだま576号に乗る予定だったが、山陽新幹線で列車遅れがあったようで本来なら出発しているはずの13:44発の東海道新幹線ひかり412号が停まっていたので逃さず乗車する。ひかり412号は浜松を5分遅れの13:49に発車した。

         浜松~静岡間乗車のひかり412号と混雑した自由席車内の様子

自由席がこだま号なら10両もあるからガラガラだが、ひかり号は5両しか無いので空いている席をやっと見つけて座ったが、どうせ次の静岡までの約20分しか座らないが…。
新幹線は隣の駅や、新駅が出来て昔は隣の駅だったような区間が特定特急券扱いで¥840か¥950で乗れるようになっている。これをうまく使って普通列車だけでは辛い区間を素早く移動した。
利用者に冷たくケチ臭いJR東海に払う銭をなるべく減らすのも目的だが…。
静岡には遅れをあまり回復出来ないまま4分遅れで14:09到着。一度降りて普通列車に乗り換えようと思ったが、もう一度同じ方法を使って三島で5分乗換えで先に走っている普通列車にダイヤ上乗れるようなので、再び静岡~三島間の特定特急券を¥950で購入して新幹線改札に進んだ。

       静岡~三島間で乗車したこだま576号とガラガラの自由席車内の様子

少し時間があったのでホームで駅弁買って新幹線を待つと、本来は浜松で乗車予定のこだま576号が定刻に到着した。自由席は案の定ガラガラで、のぞみ号の通過待ちで2分遅れて14:25発車した。2分遅れたが、このままの遅れ分なら三島で走って乗り換えればカバー出来るので問題無く、車内で景色を眺めつつ駅弁を食べた。富士山は曇っていて良く見えなかった…。
車内で食べた静岡駅東海軒の鯛めし

しかし、次の新富士に停車したらやはりのぞみ号の通過待ちがあるらしくしばらく停まったが、発車時間になってものぞみ号が通過しない。そのうち遅れてのぞみ号が通過して、最悪なことにその後に新富士を5分遅れで発車してしまった。このまま行くとせっかく描いていた乗換えプランがパーになってしまい、わざわざ特急券を払ったのが無駄になってしまう。静岡~新富士は弁当食べて楽しくやっていたが、新富士~三島間はそわそわイライラして気が気でない。結局三島には少し回復して3分遅れになったが14:54に到着した。
乗り換えるべき列車は14:56発、ホームの階段に近い車両に前もって移動して、ドアが開いたと同時にダッシュして在来線ホームに走ったが、ちょうど列車の最後尾が自分の前を走り去っていった…。浜松では新幹線が遅れた分早い列車に乗れたが、三島では新幹線が遅れた分早い普通列車には乗れなかった…。

              JR三島駅舎と伊豆箱根鉄道三島駅の駅そば

次の列車まで23分あるので一度駅の外に途中下車した。何回か降りている駅なので近くの店で買い物したりして、伊豆箱根鉄道の駅舎にあった立ち食いそばやでかけそばを食べた。
意外にもここのそば屋は本格的で、生そばを茹でたら一度水で〆めてから湯がいて丼ぶりに入れるという手間のかかりようが良い。単なる駅そばと思っていたが、思わぬ発見だった…。時間が迫っていたので食後すぐにホームへ移動した。
三島~熱海間乗車の115系

次の列車は隣の沼津発の熱海行き。たった3駅だけ行く超短距離列車で、ホームに入ってきてすぐ定刻に15:19発車した。3両編成なので混んでいるが全員が座れるくらいの客だが、無理して座らない人が多く立っているので混んだように見える。次の函南を出ると長い丹那トンネルを抜けて終点の熱海に15:34着。
ここまで来ればもう帰ってきたようなもので、7分乗換えで15:41発の東京行き普通列車に乗る。

          熱海からのE231系と空いていた熱海発車後の車内の様子

熱海から15両編成で出発。車内は案の定ガラガラ、小田原までは空いた車内で相模灘を眺めつつ走る。遠くに初島も見えた。
真鶴付近から初島も見えた

小田原過ぎると乗客もどんどん増えてきて、藤沢では立ち客も多くなり約1時間乗った大船で16:46下車する。このあと乗り換えて地元駅に17:00着、自宅に17:10帰った。

(ラ・メール号…2008年3月15日廃止)
(桃花台交通…2006年9月30日廃止)

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