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9/5  青春18磐城日帰り旅行 [国内旅行]

 

日帰り旅行出発の朝は6:50起床。
昨日は遅い勤務で帰宅も0:00頃と遅かったので寝たのが1:50…、あまり寝ていない。
それでも今回は1人で行く訳でもなく約束もしてもあるし、結構遠くに行くために変更も不可だ。
シャワー浴びて身支度して7:17に自転車にて駅へ。地元駅で今回使う青春18きっぷに日付印を押してもらう。
乗り換えた大船から7:31発の津田沼行き横須賀線電車に乗って、通勤客に紛れて立ちんぼで東京駅に8:22到着。地下ホームのから上りエスカレーターに乗って待ち合わせの丸の内地下北口の動輪広場に8:27着いた。

  東京まで乗った横須賀線E217系電車       整然と並ぶエスカレーターへの列…

今回、新加坡でも世話になった友人Mが8月に九州旅行に使った時に余った青春18きっぷで関東圏で日帰り旅行をしようと提案があって同行することにした。彼は常磐沿線のローカル線に乗りたいと希望で、自分のリクエストはあぶくま洞に行きたいとのリクエストを併せた旅行をすることで、来年には無くなりそうな常磐線の415系電車に乗って磐越東線を経由してあぶくま洞に行くプランが出来た。

            上野から乗車したいわき行き415系電車と方向幕

集合予定の8:30前に2人とも出会えたので、さっそく常磐線に乗るために上野に向かう。東京8:37発山手線内回りで上野に8:44着、次のいわき行きの電車は9:13発と時間があるので、駅構内の駅弁屋で朝食を仕入れる。
自分達の乗る電車は水戸から8:52に着いた電車の折り返し。車内清掃が終わって出発10分前にドアが開いた。ラッシュ時間帯も終わりかけの逆方向に進む電車なので、座席は選びたい放題に空いていた…。
415系電車出発前の車内の様子

それでも発車時間が迫ってくると次々と乗客が増えるが各ボックスシートに1~2名座るくらいで、上野9:13発いわき行き常磐線普通電車は定刻に発車した。
上野駅で購入の鳥めし弁当(ちょっと寄っている…)

電車は古い415系の15両編成。途中の土浦で前4両を切り離すとか…。通勤ラッシュのために長大編成で来た折り返しの下り電車なので、上野を出てから車内はずっと空いたままの落ち着いた雰囲気だ。
しばらく友人Mと近況について話をしていたが、利根川を渡って緑の多くなってきた取手を過ぎた辺りで駅弁を広げて食事にした。朝から何も食べていないので空腹だった…。
土浦で前4両切り離し…

車窓もビルばかりの都内から江戸川渡った松戸付近から住宅ばかりになり、利根川渡った取手以降は田園地帯も多くなってくる。上野から1時間少々走った土浦に10:25着、ここで前方の4両が切り離されて11両でいわきに向かう。
遠くに筑波山を眺めながら…(神立~高浜)

土浦を過ぎると拓けた田園地帯を走って行き、遠くには筑波山も薄っすらと見える。朝早かったので時々眠くなったりして記憶が途切れ途切れになりつつも2時間20分ほど乗った水戸に11:24到着、ここで何もないのに8分停車する。
水戸にて納豆弁当(¥550)を仕入れる

せっかく時間があるので気分転換に荷物を置いたまま駅の改札口付近の店を見て回った。食べてそんなに経っていないが、駅弁屋にご当地モノの弁当があったのでちょっと試食に購入、車内で食べてみる。
水戸を11:32発車し、あまり変わらぬ風景を眺めつつ弁当を開いた。納豆弁当は小ぶりな納豆巻きや巾着になった納豆など小さく詰めてあって面白そう。味は納豆そのものだが…。
大甕(11:54)を過ぎると海が見え隠れしてきて景色に変化が出てきた。そろそろ疲れてきた3時間52分の乗車の末、終点いわきに13:05到着した。
いわきからの磐越東線キハ100系気動車

いわきでは8分乗換えで磐越東線が出発する。磐越東線は列車本数が少なく、この列車も前列車が8:43に出た後の4時間半ぶりの次列車になる。そのため、この列車に本日の予定を合わせたようなものだ。今乗ってきた常磐線も、実は上野から1本で来られる普通電車としては3時間ぶりの電車で、行程としてはベストタイミングなダイヤでもある。
列車行違いで4分停車

数時間ぶりの列車なので乗客も多く、いわき13:13発郡山行き磐越東線普通列車は定刻に発車した。
夏休みが終わったばかりなのか下校の学生も多く乗っていて、車内は立ち客も出るほど乗っていた。数時間ぶりの列車でかつ、2両編成というのもあるが…。沿線はすぐに人家の少ない山間部を割と速い速度で走るが、景色が開けてなく変化も無いのであまり面白みは無い。自分もずいぶん昔に乗っているはずだが沿線風景の記憶が全く残っていなかった。何となく山越えルートっぽい路線を40分ほど走って小野新町に13:55到着、ここで列車行違いで停車した。
神俣駅からあぶくま洞へ…

4分停車で発車して次の神俣駅にて14:06下車する。ここがあぶくま洞への玄関口の駅になるが、そのあぶくま洞への路線バスは数年前に廃止されていてタクシー利用しか手段が無い。ちょうど駅前に停まっていた2台のタクシーの1台に乗車してあぶくま洞へ向かってもらう。
往復利用した駅前のタクシー

洞窟というのはだいたい石灰岩質の地層に出来るので、その周辺では石灰岩を利用するセメント工場があるが、やはり洞窟までの沿線に工場があった。街を外れて洞窟のために少し整備された広い山道を登ること8分であぶくま洞に14:16到着した。観光客はみな自家用車で来るようで数台停まっていた…。
       
   石灰岩特有の白い岩壁の洞窟周辺         あぶくま洞 きっぷ売り場と入口

夏休みを過ぎた平日で、自分達の予想としては貸切状態に近い閑散とした雰囲気を想像していたが、思ったより観光客は来ていた。それでも10~20名ぐらいしかいないが…。とりあえず入洞券(¥1,000)を購入して中に進む。
洞窟入口から神俣市街を見下ろす

奥に進むと夏に来ると助かるひんやりとした洞内が心地よい。割と通路が狭くて少し探検気分になる。
ホントに探検気分になるのはさらに奥に、探検コースとそのままの名前で別料金(¥200)の別れ道があって、そこで受付の係員に追加料金支払って奥に進む…。
   
       探検コースの洗心の池               名前忘れた鍾乳石…

探検コースから道は本当に探検気分で通路は激狭になって、横幅どころか上下にも狭い箇所がずっと続く。衣服が壁に触れるのは当たり前で太った人間には通れない場所がいくつもあった。ハシゴで上下する場所もあったり3次元的な移動で方向感覚が麻痺してしまって何処を歩いているのかも分からない将に探検気分だった…。
   ホントに激狭の探検コース

あとで地図を見ると大した移動距離で無く探検コースの終点を出るとあぶくま洞のメインになる洞内広場の滝根御殿に出る。旧町名、滝根町の名が付いている。
         
     洞内で一番広い 滝根御殿           竜宮殿と名の付く辺りのきのこ岩

ライトアップが青や緑なのでちょっと薄気味悪い印象に仕上げてあるが、この辺りは見応えがある。ここまで来るとあまり見なかった観光客も数組見られた。
       
    クリスマスツリーと言う名の岩             月の世界と言われる広場

この後も道は狭いが普通のコースなので少し階段で上下しながら移動して、竜宮殿といわれる少し小さめの広場にも鍾乳石が多数あって、最後に月の世界なる場所もライトアップを変化させて月面のような雰囲気を出していたが、全体的に少し造りこまれた感じもあって自然美という意味ではあまりよろしくなかった…。

       あぶくま洞出口付近              土産物屋であった巨峰ソフトクリーム

一応、次に乗る列車の時間を決めて見学していたが、当初30~40分くらいで見学が終わると思っていたら15:07を過ぎていた。次の列車が15:33発なので先ほど利用したタクシー会社に電話して迎えを頼んだ。
タクシーが来るまで土産物を見ていたら巨峰ソフトがあったので食べてみた。確かにぶどうの味が出ていた。
呼んだタクシーも10分ほどで来て、あぶくま洞を15:20に出発して神俣駅に戻った…。

           神俣駅から再び乗車した郡山行き列車と空いた車内の様子

下りのほうが早くて6分で神俣駅に到着、隣の小野新町始発の郡山行き普通列車は神俣駅を7分後の15:33出発した。小野新町から郡山方向へは区間列車が多くあるためにあぶくま洞での見学時間が取れた。車内は前駅始発なので余裕で座れるほど空いていたが、この先の駅に学校が多くあるようで停まるたびに多くの乗客が乗って来て終点郡山には立ち客の多く出る混んだ状態で16:18到着した。2人とも景色も単調で沿線では時々寝てしまっていた…。

           郡山~黒磯間で利用した701系電車と混んだ車内の様子

この後は帰路につくだけで、東北本線の5分後に出る電車に乗る。もう夕刻なので家路につく学生が多く乗車していて、車両はロングシートの4両編成ながら空席は無く、しばらく立っての乗車となる。
郡山を16:23発黒磯行きは定刻に発車、多くの乗客は停まるたびにどんどん降りていくが、車内が落ち着くほどにはならずに40分ほど走った新白河に17:05到着、何故かここで14分停車するというので、多くの下校高校生と一緒に一度下車した。
新白河駅構内 喜多 で食べたそば

ここは新幹線停車駅で、新幹線との接続を取ったような長時間停車みたいだ。せっかくなので駅構内の土産物屋を見て買い物をして、少し腹も減ったので立食いそばも食べてしまった。宇都宮で餃子を食べる計画もあるので、一応気遣って具無しのかけそばにした…。
ちょっとの停車時間も無駄にせず堪能して新白河を再び17:19発車。だいぶ高校生が下車したので車内も落ち着いてようやく座ったが、23分の乗車で終点の黒磯に17:42到着した。
黒磯から乗車した211系電車

今度の電車は6分後の宇都宮行き。ここまで来ると見慣れた電車になるので東北方面から帰ってきたような気分になるが、自宅はまだまだ200km先にある…。
黒磯17:48発宇都宮行き普通電車は211系5両編成で発車。4両から5両に増えた両数で、単純に乗り換えた乗客ばかりなので車内は空いていた。乗っている間に日没になって景色も真っ暗で見えなくなった。まだ東北の田園地帯の続きのようなところを走っているので、停まるたびに虫の声がよく聞こえる。
区間列車ばかりで細切れの乗車が続き、この区間も50分の乗車で終点宇都宮に18:38到着した。
       
   夕食で利用した餃天堂駅前西口店           食べた餃天堂セット(¥861)

この先すぐに電車接続があるが、本数も多くなるのであまり気にせず。名物の餃子を食べて夕食にしようとお互い決めていた。ただ、どの店にするか全く決めていなかったので、駅を出てすぐ左手に多数餃子の食堂があるなかで適当に店の造りに雰囲気のあったもちっと餃子(餃天堂)にした。
よく分からないのでお薦めの餃天堂セット(¥861)とチューハイを注文、出てきた餃子はまぁるい小判型のすべらかな餃子だった。味は良かったが普通の餃子を期待して適当に入ったのでちょっと面食らった感もある。

       ラストランナーに乗った湘南新宿ライン逗子行きと乗車したグリーン車

食後、まだ食べられそうだが2軒はしごする食欲も無いので、土産用に駅ビルで別の餃子を買って車内で食べることに。かなり匂いそうだが餃子の街宇都宮なら許容範囲だろう…。
駅売店でビールも買って宇都宮市始発の湘南新宿ラインのグリーン車に乗り込む。一応周囲に気遣って1階席の人気の無い区画に座る。

          初めは空いていたグリーン車内で土産にした餃子を食べる

宇都宮19:25発逗子行き湘南新宿ラインは定刻に発車、グリーン車はまだガラガラなので、早いうちにビールを開けて餃子で一杯やる。通勤客が多く乗り込む都内までには匂いも消えるだろう。
途中駅から乗り込む乗客数名は、やはり一旦座ろうとして別の車両に移っていく…。こちらも宇都宮出てから10分ぐらいで食べ終わったので、あとは景色も良く見えないので寝ていた…。
グリーン車も大宮出る頃から乗客も少し増えた感じで、池袋・新宿・渋谷で1階席も満席になった。
宇都宮から2時間20分ほど乗った横浜で友人Mは下車して車内で別れた。自分はそのまま乗って行き、大船で22:06降りた。
それから乗り換えて地元駅に22:12着、自転車で22:20に帰宅した。明日も6:30起きだ…。


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