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9/11 九州温泉旅行 9/10~12 肥薩線・はやぶさ号乗車編 [国内旅行]

 

    旅館の窓から朝の霧島温泉

霧島温泉の朝は7:30起床。8:00朝食で頼んであるのに寝すぎた感じだ。ちょっと足早に内風呂に行って朝湯を楽しんでから8:00ピッタリに朝食会場に向かう。昨日食べた隣のフロントに近い側にテーブル席の場所があった。

          朝食会場の様子                シンプルだが十分な朝食

夕食と比べればシンプルな内容の食事だが必要にして充分の量で満足だ。8:30には部屋に戻り、最後に貸切露天風呂にもう一度入って温泉の入り納めをしておく。
一夜明けた貸切露天風呂

9:20には着替えて荷造りして出発の準備をして、チェックアウト前に隣にある物産館の霧島温泉市場に行って皆でお土産を物色した。ここは世間で多い製造業者が不明な土産物で無く、きちんと地元産素材の土産物を多数置いてあるので土産購入に値する。ここで殆どの土産を買い込んでから9:40ホテルに戻ってチェックアウトした。
旅館前の丸尾バス停から林田バスに乗る

2日目の今日の予定は、この先霧島温泉駅から肥薩線を八代まで出て、そこで地元の料理で一杯やってから夕刻熊本にて解散としている。霧島温泉からの帰りも同じくバスにて戻る。昨日と同じく旅館前の丸尾バス停でバスを待ち…、
丸尾9:53発の霧島いわさきホテル始発霧島温泉駅行き林田バスは4分遅れで来て9:57発車した。このバスも行きよりはましだが数名の先客が乗っているだけで、1ケタ台の乗客しか乗っていない。この往復の乗車から見ると、霧島温泉の玄関口は霧島温泉駅では無く霧島神宮駅のようだ。
このバスは昨日と同じ路線ながら、行きに通ったいかにも旧道の集落を通らずに全て道の良い国道と県道を通って霧島温泉駅に向かった。そのため行きよりもずっと早く21分の乗車で霧島温泉駅に10:18到着した。

           霧島温泉駅               今日も乗車した特急はやとの風2号

昨日は駅前で地元のイベントが行われていたが、今日は平日の月曜なので普段通りのひっそりとした雰囲気だ。皆適当に散って、自分は駅近くにある霧島西口で旅行貯金をして、その後10:28に列車が来て、数名の客と一緒に乗るが列車行き違いのため5分停車し…、
霧島温泉10:33発の鹿児島中央始発吉松行き特急はやとの風2号は定刻に発車した。昨日も乗った列車なので特に説明も無いが、平日午前の列車のためか昨日より空いていて助かる。せっかく空いていても乗る区間は終点までの20分少々しかない。
この列車の車内販売は割と地元特産品を売っていたので好感が持てたが、土休日のみ営業なので今日は車内販売が無かった。昨日旅館用にこの列車内で買い込んだプリンが結局宿泊先でも食べずに持ってきて元のこの列車で食べている。今日は売っていないから貴重な物かもしれない。

     昨日買ったプリンを車内で食べる         吉松に着いた特急はやとの風2号

特急はやとの風2号は途中、大隅横川・栗野に停まって特急らしからぬ重くゆっくりした走りのまま25分の乗車で終点の吉松に10:57到着した。

           吉松駅舎              吉松駅の隣に保存されたC55型蒸気機関車

吉松から次の列車は45分後になる。乗ってきた乗客は殆どが観光客でもあり、自分達と同じ列車に乗るようで皆駅周辺をブラブラしていた。すぐに目が止まったのが駅前左手にあるSLの静態保存機だった。何の気もなしにブラブラと見物し、そのそばにあった売店に入って皆で店内の表示で見つけた巨峰ソフトを食べてみた。確かにぶどうの味がしっかりしていた。

     SL横の売店で巨峰ソフトを賞味         駅から少し離れた 汽笛まんじゅう店舗

そんなことをしていてもまだ30分以上時間があったので、自分だけ自由行動にして駅から少し離れた吉松に旅行貯金するために20分少々かけて往復してきた。その途中に旧型客車をイメージした店舗の饅頭屋(みやした菓子舗)があったので画像だけ撮った。何となく開店休業状態だったので買い辛く通過してしまった。
11:30頃に駅へ戻ると乗車改札が始まったようで乗客は列車に向かったため改札付近は静かになっていた。自分もさっさと改札を抜けてホームに向かった…。
既に列車は入っていて乗客は座っているが、自分達はさっそく荷物を置いて列車とホームの見物に出る。

            吉松から乗車した しんぺい2号と和風な雰囲気の車内の様子

今度の列車も観光列車だが、扱いは普通列車。先ほど乗ってきた特急はやとの風号と同時期の改造車ながら、ボディーはJR九州らしい派手(大胆)な塗装は当たり前だが、内装は和風なイメージで改装されていて普通列車として乗るのにはかなりおトク感があるのでは?車両は国鉄時代からある重々しいボディーで軽快さは無いが、観光列車には特急はやとの風号共々新たな観光資源の発掘に役立っていると思う。
      
       昔ながらの国鉄チックな雰囲気のある吉松駅ホームと趣深いホーム売店

駅のホームもまったく改装されていないまま数十年が経過したような味のある雰囲気。列車共々レトロチックな雰囲気を出している。
吉松11:42発の人吉行き普通列車しんぺい2号は定刻に発車、2両編成の普通列車は殆どの席が指定席という変り種の観光・地元向け列車だが、座席の8割は観光客中心に埋まっていた。
矢岳越えでえびの高原を見下ろす…

出発してさっそく矢岳越えの上り坂に入るので、出だしからゆっくりした速度で走っていく。途中停車駅は駅間が長いので15~20分ごとに3駅に停まり、観光停車なのか必ず5分以上の停車時間がある。
最初の停車駅は真幸に11:53着で、スイッチバックの周りには何も無い駅だが地元の人が簡易売店みたいなのを開いていた。早くも6分停車するので十分に簡易売店を見られる。11:59には発車して引き続き山を登っていく。
途中で景色の良い場所では徐行運転や一旦停止などサービスも多く、観光に重点を置いた列車と感じる。えびの高原を見下ろす眺めの良い場所を過ぎて長いトンネルに入るとそれが矢岳トンネルで、この辺りが峠の最高地点のようだ。あまり意識してなかったが、始発の吉松が鹿児島県で、次の真幸が宮崎県、今度の矢岳が熊本県と、この付近は県境が入り組んでいて複雑でもある。矢岳トンネルを抜けてこの先は熊本県、最初の停車駅の矢岳に12:18着。ここでも6分停車した。

         矢岳駅横にある人吉市SL展示館と車庫内のD51型蒸気機関車

矢岳は既に熊本県人吉市に入り、駅内にSLが展示してあったので少し急ぎ足で見に行った。この路線の各駅は開業当初からの年期の入った木造駅舎が雰囲気があって趣深いが、なかなかゆっくり見ているヒマも無い。かと言ってこのまま下車してしまうと平気で3~4時間列車が無くなるので、この路線を旅行目的にして来ないと難しい。

矢岳駅と停車中のしんぺい2号

矢岳を12:24に発車すると人吉方面になだらかな山の斜面を下っていく。高原っぽい雰囲気だが、木々の多い高原地帯なので遠くの眺めは所々で木々が切れた箇所でしか見られない。ある程度進むと大畑ループと言われる下りつつ右カーブで3/4周くらいするとスイッチバックで大畑に12:40着。ここでも4分停まって駅周辺を軽く見物して12:44発車、残りのループ区間を進んで頭上の走ってきた山をトンネルでくぐって、遠くに見えていた人吉の街が徐々に近づいてきて、吉松から1時間15分の乗車にて終点の人吉に定刻の12:57到着した。


           人吉駅舎                九州横断特急6号 185系気動車

この列車も5分で折り返すので、既に次の乗客がドア口付近で大勢待っていた。こちらの乗客も殆どが人吉始発の7分後の特急列車に乗るためにホームがごった返している。そんな中を押し進んで跨線橋を渡って駅舎側のホームにある特急列車に乗り込んだ 。
人吉13:05発熊本経由別府行きの特急九州横断特急6号は定刻に発車。この列車は球磨川沿いを下って熊本を経由し、その先は阿蘇の山越えをして遠くは大分・別府へとロングラン運転をしている。2両編成で自由席・指定席各1両の全2両編成では混雑するかと思ったが、発車して車内を見ても空いている席はまだあった。

                肥薩線から眺める穏やかな球磨川の流れ

列車は人吉の街を外れるとすぐに球磨川と寄り添うように少し開けた穏やかな渓谷を走っていく。車内も午後の落ち着いた時間帯なのか寝ている人が殆どで話し声など一切無く、列車のエンジン音とレールを刻む音しか聞こえない…。人吉を出てずっと球磨川沿いの似たような景色を進むのでずっと沿線を眺めていると退屈してくる。それでも球磨川の河口に近づいているのか周りを囲む山々が低くなってくる頃、九州新幹線の高架をくぐると周りが拓けて八代平野へと下ってくる。

     午後の落ち着いた車内の様子         球磨川を眺めつ九州新幹線をくぐる

人吉から58分の乗車にて八代に定刻の14:03到着。熊本方面に乗る人も多いのか自分達と他数名が降りる程度だった…。
まだ昼食を取っていない我らは、海に近いここで刺身料理や寿司などを期待して降りたが、意外にもその系統の店は少なく、しかも駅周辺には無かった。今回の旅の打ち上げをここでするはずが期待外れに終わりそうだったが、海産物でないが同じ魚でも鮎料理も有名みたいで、駅前で唯一開いていた店にとりあえず進んだ…。

   八代駅に着いた九州横断特急6号                八代駅舎

八代駅前にあった鮎・うなぎ料理専門店のより藤に入ると、もう昼食時間帯を過ぎた頃なので客は誰もいなく、目一杯空いていた奥の座敷へ進んだ…。
ここは鮎の駅弁もやっている店らしく、そのおまけで食堂をやっている感じだ。駅弁がメインみたいなので期待が持てそうだ。
魚ものを選ぼうとするが刺身など海産物系は無く、鮎の定食を皆で注文。大きさによって値段が違うので中ぐらいのを選んだら、そのサイズの鮎が無かったとかで2匹付いてきたが、それでも大きいサイズに見えた…。

    八代駅で寄ったより藤店舗外観              昼食で食べた鮎料理

ここで定食を食べつつビールで乾杯して旅の打ち上げとした。いつもこの旅は金に糸目を付けない美味しいとこ取りの贅沢旅行をするが、今回はシンプルかつ静かに終わってしまった…。
それでも店に40分ほど滞在して14:55に店を出て八代駅に向かった。この後はそれぞれの方法で帰るが、とりあえずは皆同じ電車に乗って…、
八代15:08発熊本行き普通電車は定刻に発車、こんな地方でも味気無いロングシートの車両だが、首都圏の列車と違ってインテリアも落ち着いていてセンスが良い。ただ、車両外観がハデな感じもする。

八代から乗車した熊本行き普通電車と派手な外観と対照的なモノトーンなロングシート車内の様子

車内は空いていて八代平野の穏やかな田園地帯を走りだしたが早くも1駅目の新八代でT氏が離脱、ここから九州新幹線に乗って鹿児島経由で宮崎に帰るという。旅館手配と地元九州案内を毎年してくれることに感謝しつつ来年の開催の手配もお願いして別れた。一応来年は通常通り11月頃に大分県湯布院周辺で予定している…。

           熊本駅舎                   東京まで乗車するはやぶさ号

新八代からS氏と2人になってさらに数駅進むうちに街に向かう乗客が多少増えてきて、八代から34分の乗車にて終点熊本に15:42到着した。
S氏ともここで解散する。熊本で少しブラブラしてから夕方の特急で博多から大阪方面を目指して長野の白馬村まで帰るそうだ…。
自分はこの後、最後の行程にメインイベントを付けていた。それに乗るためには僅か18分乗りかえになってしまっていた。S氏と軽い挨拶で来年の再会を約束し、発車までに車内での飲食物を仕入れることにした。お土産品にも手を出して15:50に改札を入りホームへと急ぐ。乗車するは特急はやぶさ号、高校時代にも修学旅行で横浜→小郡間を利用して以来10数年ぶりに乗る。まして全区間乗車は初めてだ。
この列車には人気に昔ほど勢いもなく、編成も途中で他編成との併結があるため機関車+6両という短い編成。先頭の機関車から画像を撮っても鉄道模型のように短い編成では、長距離列車と思えないような軽い感じの雰囲気で、列車に風格をも感じさせるものが無い。この先、門司で他列車と併結すれば少しは格好が付きそうかな…。

            ホームの出発案内表示と乗車した9号車B寝台個室客車

既に発車2分前で、短い編成でも全部をじっくり見ているヒマは無く、時間がないので機関車と側面の一部を撮って車内に乗り込んだ。今回利用するのは9号車のB寝台個室下段室で、もう近隣の個室に何人か乗り込んでいるようだった。今から熊本空港へ行って飛行機に乗れば、乗り継いで札幌にも行けるくらいだから、たぶんマニア系の人か時間のある人が乗っているのだろう…。
熊本16:00発東京行きの寝台特急はやぶさ号は定刻に発車、終点までは長駆18時間近い道のりになる。

                     B寝台個室の上段室の様子
       
                自分が利用したB寝台個室の下段室の様子
   B寝台個室の側廊下

発車前の僅かな時間でホームを行ったり来たりして撮影・見物してから自分の個室に戻り、投げ置きした荷物を片づけていると列車は既に熊本駅を出ていた。あまり乗客が乗ってこないうちに列車設備の見物に行こうと荷物をまとめてからすぐ編成探検に出かけてみた…。
まだ陽も高く、始発の熊本から乗った乗客は少ないようで、通路を歩いても空いたベッド・個室が多くて見物・撮影には都合が良い。編成もたった6両なので5分もあれば1往復出来た。昔は連結されていた食堂車・ロビーカーなど付帯サービス設備も既に無くなったので、ビジネスホテルにも劣る何とも味気無いお粗末な夜行列車で、何度も利用したいという魅力が無くなってしまったのが残念だ。
       
                まだガラガラのA寝台個室と側廊下の様子
         
                 開放式の普通B寝台と側廊下の様子

この列車の組成は…A寝台個室車1両B寝台個室車1両開放式B寝台車4両の計6両編成。門司から併結される富士号も全く同じ編成で、単にx2されるだけだ。食堂車も前述のとおりに既に無くなっているが、車内販売も朝しか乗り込まないので、夕食などを乗車前に買い込んでおかないと朝まで何も飲み食い出来ないことにもなるから、乗るからには気合を入れて先に食糧調達する意気込みが必要である。自分は熊本で食べたい物が無かったのでビールと簡単なつまみしか買ってない。ちょっとヤバいが途中の門司で26分停車するので、その時に買うことにしている…。
途中経過時間の参考に一応、本日現在のはやぶさ号の行程を記しておく…。

              寝台特急 はやぶさ号 (熊  本~東  京)
             熊   本16:00発
              大 牟 田16:37着      柳   井21:34着
                   16:37発            21:35発
             久 留 米17:01着      岩   国22:01着
                   17:02発            22:02発
             鳥   栖17:09着      広   島22:35着
                   17:10発            22:37発
             博   多17:33着      尾   道23:48発
                   17:37発      福   山 0:04着
            (筑前新宮)17:51着             0:05発
                   17:54発      岡   山 0:46着
             小   倉18:41着             0:48発
                   18:42発      名 古 屋 5:16着
             門   司18:49着             5:19発
             (「 」号と併結)      浜   松 6:30着
             門   司19:15発             6:31発
             (関門トンネル通過)      静   岡 7:28着
                       下   関19:22着             7:30発
                   19:27発      富   士 8:01着
             宇   部20:03着             8:02発
                   20:03発      沼   津 8:16着
             新 山 口20:25着             8:17発
                   20:26発      熱   海 8:34着
             防   府20:40発             8:35発
             徳   山21:04着      横   浜 9:35着
                   21:04発             9:36発
             下   松21:12発      東   京 9:58着


    最後部からの鹿児島本線の眺め        利用したきっぷ類と渡された個室キー

次の停車駅の大牟田に着くまでに車内見物は終わって戻ると車掌の検札があった。この時に部屋のカギを貰う。もちろんそれまでの見学中は開けっ放しで出かけていた。道中長いから車掌ものんびりしているようだ…。個室にはテレビも何もないので、東京着くまでの約18時間のまず最初は…車窓を眺めつつ買ってきたビールで一杯やっていた…。
博多駅停車中のはやぶさ号

大牟田手前の長洲~荒尾間で有明海が見え、大牟田から先も広大な筑紫平野を走っていく。陽を遮る山も無いので西日がちょっとキツいが、明るいうちに景色を見ておかないと何となく勿体ないような気がして、九州の大都会、博多に着くまで景色の移り変わりをのんびりと眺めておいた。
博多は微妙な4分停車で一応ホームに降りて夕食になりそうなものを探したが、通勤客が多くて列車から離れると戻り辛そうなので売店1軒を見てすぐに戻った。乗客もここで少しは乗ってきたようだが個室なのでよく分からなかった…。
次の停車駅は小倉だが、その前に筑前新宮でドアの開かない運転停車があって特急の通過待ちをした。同じ特急でも先を急ぐ電車特急なので、余裕のある?寝台特急が道を譲る格好だ。乗っていてそれなりに速いと思っているが、電車特急と比べるとまだまだ遅くて追いつかれてしまうのだろう…。
小倉は以前降りた時、改札横に駅弁屋や売店があるのを知っていたが、1分停車ではどうにも買えない。すぐ次の門司にも停車して、30分近い停車時間の中で夕食調達に本格的に動くとする。
途中下車した門司駅

北九州市の中心は小倉のようで、門司に来るとホームも小倉に比べて殺風景で照明も暗い。街らしい雰囲気も周りには無くて時間はあってもかなり期待薄の感じだ。最悪、本州に入った下関で買う最終案を残しつつ改札を一旦出て外に向かった。改札横にも売店はあったが、弁当類は一切無かった…。
駅前広場を見渡しても飲食店らしいものが見当たらないが、幸いにも門司駅南口が小さめな駅ビルになっていて、ファーストフード・コンビニ系の店舗が何軒か入っていたのでここで夕食をまとめて調達した。地元らしさが無い味気無い食事にはなるが背に腹は代えられない。最後のチャンスになる下関まで待てなくもなってしまった…。

  長時間停車中の門司駅ホームの様子        門司駅で後部に連結された富士号

とりあえず買い物を終えて安心して列車に戻ると、列車の後ろ半分に富士号を連結するという。どういう風に連結するかといえば、はやぶさ号6番線に着いて、自分が買い物している間に機関車を取り換えたらそのままホームを出発されて駅の引き込み線に一旦待機。その後5番線富士号が到着したら機関車を外したところにはやぶさ号が機関車ごと富士号に連結されて見事、機関車+6両+6両の13両編成のブルートレインが完成される。その連結作業のため、自分が戻った時には乗るべき列車がホームに無かったので、作業が終わるまで列車に入れずホームで少し待たされた。食材を部屋に置いてから編成全部を一通りホームから見物して、はやぶさ富士号門司を19:15に発車した。
門司駅で購入の夕食など

列車はすぐに地下へ入るよう関門トンネルに入り、九州を後に本州へと進んで7分後には下関に到着。また機関車の付け替えで5分停まるが、ここにはホームで駅弁販売があったので、やはり夕食調達をもう少し待てば…と反省した。
下関を発車してからは路盤が安定した山陽本線を高速で走り、その景色を眺めながら飲んでいたが、先ほどからずっと乗っているがさすがに客車だけあって、床下から気になるモーター音やエンジン音はせず、車輪の音しかしないのが寝るにも心地よいかも…。景色は下関を過ぎると大きな街が少ないので明かりが少なく退屈してきた。腹も一杯になってきてやることも無く、暇つぶしやリラックスする設備もシャワーも何も無いので、早めに歯磨きして21:10には就寝した。列車はちょうど下松に到着するところだった…。

(はやぶさ号…2009年3月14日廃止)


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