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11/22 松本・乗鞍そば巡り旅行 11/21~22 [国内旅行]

 

乗鞍高原の朝は7:30起床。
夜中にトイレに起きた時は飲みすぎて少し頭痛がしたが、起きてみれば回復していた。
   朝の温泉の様子(今回も貸切状態)

とりあえず起きて、朝食もたぶん8:00には呼び出されるので身を整えるためにも朝風呂に行くとする。行けばやはり誰もいない。結局最初から最後まで貸切状態だった。
さっぱりして部屋に戻るとフロントから呼び出しで朝食の用意が出来たとか。
朝食は部屋出しで無いので1階フロント脇の食堂に行く。行くと先客の宿泊者が一同に会すが、全部で3組5人のみ。母息子の1組と初老の男性1名のみ。挨拶を軽くして皆黙々と食べた。

         一通り揃った朝食                 食堂の一角で朝食…

朝食済まして部屋に戻ってもやることは無いから、最後にもう一度温泉に入浴しておく。
硫黄臭の強い硫化水素泉なので、ぞんぶんに温泉を堪能した最後に洗髪と身体を念入りに洗って温泉の臭いを洗い流して風呂を上がる。結局そんなことをしてもあとで温泉のニオイがぷんぷんしてたが…。
道路沿いの旅館看板

荷物をまとめて9:40に旅館をチェックアウト。この後は15:00に松本駅でレンタカーを返すだけで、あとはそば屋を何軒か行くだけで特に予定を決めていないが、とりあえず天気も快晴で乗鞍岳もすっきり見えるので、写真撮影に向いた猪谷(いがや)スキー場を目指した。

     楢の木坂の向こうに乗鞍岳が…         シーズン前のいがやスキー場

昨日から引き続きすっきりした快晴で、今日も乗鞍岳の眺めは素晴らしい。誰もいないシーズン前のスキー場の頂上で同僚Kとゆっくり眺めながら何枚か写真を撮る。

     いがやスキー場からの乗鞍岳             アップで撮影した乗鞍岳

以前、この地でバイトしていた時に何千回とこの山々を見ていたが、久しぶりに来ても全く飽きが来ない。自然の風景は何度見ても新鮮だった…。
このあと場所を変えるために少し上のほうへ登ってみようと車を走らせた。さすがに乗鞍岳頂上までは10月末で通行止めになるのでダメだと分かっているが、途中の三本滝まで行けると思い鈴蘭地区を過ぎて休暇村 乗鞍高原に行くと、そこには冬季通行止めの看板が…。ここからだと山頂方向の斜面が邪魔になって乗鞍岳がよく見えないので10:05Uターンした。しかし、途中何箇所か停まって眺めるが良い場所が無いので、乗鞍岳見物は終了してそば屋巡りを再開する。
本当は今日最初に行きたいそば屋が10:30開店なので、山を見るのは時間潰しも兼ねていた。目的のそば屋はいがやスキー場の下のほう、番所地区の奥まった場所にあるそば処いがやに開店時間の10:30に到着。

       そば処いがや 店舗外観              開店直後の店内の様子

店は開店時間で定休日でも無いが、のれんも出ていない…。入口のガラス越しに中を覗くと厨房で店員さんが仕込中みたいだった。中に入って声を掛けるとそそくさと開店準備が始まって迎えられた。今日一番の客として店に入る。囲炉裏を囲んで広い板の間になっている座敷に座るとすぐにざるそばを注文、先に野沢菜とサービスでそばおやきが来た。

   サービスで付いたそばおやきと野沢菜      そばの香りの強いざるそば(¥800)

おやきはいろいろ食べているが、そばのおやきは初めてだ。上に味噌とねぎが付いて焼いてあるだけだが、もっちりしていてそばの香りが強く美味しい。その後運ばれてきたざるそばも、今まで食べてきたそばの中でそばの香りが強く、ダシ無しで食べられるくらいだ。2人ともここを迷わず一番の評価をつけた。今度はここに来る目的だけでも行きたいそば屋になった。

そば処 いがや…松本市安曇3972-2 (営業時間10:30~15:00)

この店は地元の自治会みたいな団体が経営しているようで、店員さんは全て地元のオバさんだった。客が自分たちしかいないので、注文を出し終えたらみな隣の作業小屋で野沢菜の仕込みを始めてしまう。野沢菜も美味しかったので帰りに持ち帰りを注文した。
25分の滞在で乗鞍高原をあとにした。前川渡で国道158号線を逆に上高地方面に向かってちょっと沢渡地区に寄り道してみた。上高地のシーズンが終わった沢渡地区はマイカー規制の駐車場が閑散として広がるだけで今は何も無い感じだ。以前バイトしていた時代に比べてここもずいぶん近代化してきた。砂利敷きの駐車場が多かったが、だいぶ整備されて建物も新しいものが多くなっていた。すぐにUターンして松本方面に向う。奈川渡ダムを通過して稲核地区を通り、昨日は満腹で通過してしまったそば処徳心に今日こそ行こうとしたが、定休日の看板が…。参考にしていたサイトの案内にも不定休とあるから、開店を確認していた昨日に行くべきだった…。
仕方なくそのまま下って安曇島々支所前を通過して、近年大野田地区に新しく出来た村の駅アルプスの郷に11:47到着。

     村の駅アルプスの郷 建物外観          新島々駅付近にある深沢酒店

ここで10分ほどトイレ休憩と買い物をしてすぐ出発、2分で波田町に入って新島々駅手前の深沢酒店にも立寄る。同僚Kが土産に地元の日本酒を買いたいというのでここを案内。自分も昔よく一升瓶のワインを買ったことがある店だった。
こちらでも10分滞在で12:12出発。このあと急遽安曇野スイス村を目指す。両親が今日からバスツアーで白馬のホテル1泊旅行に出発し、昼食休憩を豊科I.C.付近のスイス村でとるというので行ってみる。梓川沿いのリンゴ畑の農道を突っ走り、新村付近の倭橋から広域農道を北上して堀金付近から東に行けば35分で安曇野スイス村に12:47着。
安曇野スイス村 ドライブイン外観

両親をここで連れ出して近くの店に食べに行けば良いと思って待つことしばし、13:00頃両親と会ったが、あちらも友人数名と来ていて軽自動車のレンタカーには乗り切れないので、あいさつ程度で諦めて13:15スイス村を先に出発、以前白馬にスキーの帰りに立寄った風変わりな和風建物のごほーでんに13:18到着。

        ごほーでん 店舗外観            頼んだざるそば(¥1,030)

店の名前は付近が御法田(ごほうでん)という地名からきているようだ。民宿も経営しているようで敷地が広く、以前白馬にスキーに行った時に利用した際、注文以外の品物を多数付けてサービスしてくれ、満腹になった記憶があったので覚えていた。
ここでもざるそばを注文、昼時を少し過ぎていたので客は少なく、そばはすぐに運ばれてきた。味は先ほど食べたそば処いがやの印象が強すぎて至って普通の味わいだ。それでも街中で食べるそばよりは格段に美味い。

ごほーでん…安曇野市穂高3580-1 (営業時間11:30~14:30/17:30~19:30)

食後、まだ時間があるので近くの大王わさび農場に行くことにして、車で走って5分で13:50到着。オフシーズンな時期の平日ながら客がそこそこいた。

    大王わさび農場入口建物外観              案内図とわさび畑

数年前に来て以来だが、入口の場所と建物が変わったような感じがする。広大な敷地には延々とわさび畑が続く…。わさび畑を散策しているとちょうど上空に札幌からの松本行きのMD87機が低空で飛んでいった。昨日見学した信州まつもと空港に降りるようだ。

         園内の清流と水車                 延々と続くわさび畑
    
       巨大なわさびブロンズ像            飲まなかったがこんなものもある

一通り近回りで見物して建物のある入口付近に戻る。いつも旅行で手を出す定番のご当地ソフトクリームも食べる。今年10月に伊豆で食べたわさびソフトより穏やかな味だった…。

         わさびソフトの売店               食べたわさびソフトクリーム

お土産も購入して30分弱の滞在で14:15出発、レンタカーが15:00の返却なのでこのまま行けばちょうど良い。再びスイス村前を通過して光橋西を東へ進んで国道19号線を南下して新橋より街中に向かって途中給油して松本駅前に14:55着。レンタカーを返却して松本駅に向かった。
   
  松本から乗車した小淵沢行き普通電車         塩尻駅の激狭立食いそば

ここからは帰るだけだが、ただ松本からあずさ号や松本~新宿の高速バスに乗っては芸が無いので、途中の辰野から横浜行きの高速バスに乗ることにしていた。以前から運行していて気になっていたが、なかなか乗車するチャンスが無かったので無理矢理行程に詰め込んだ感じだ。
とりあえず辰野に行くために松本15:33発小淵沢行き普通電車に乗り込む。列車は長野始発で15:17に松本到着、ここで大半の乗客が入れ替り16分停車してから出発。自分たちは15分の乗車で塩尻で15:48下車する。ここで19分乗換えで辰野行きに乗る。列車は既に来ているが、この区間は利用者が少ないのか1両編成で2時間ぶりの列車でもある。まだ時間があるので駅内をうろついていると改札の脇に立ち食いそば屋があるが、入口が人1人入るのが精一杯の狭さだ。どうやら改札の外側が店のメインで、改札内はカウンター約2人分の激狭そば屋になっていた…。

                 塩尻~辰野の単行電車と車内の様子

塩尻16:07発辰野行き1両編成の普通電車は高校生主体に20数名の乗車で発車した。電車はかつてのメインルートだった中央本線旧線を軽い山越えのために大回りしながら登っていく。中央本線は今や塩嶺トンネル経由で塩尻~岡谷はショートカットしているので、こちら旧線は数時間間隔で1両編成の電車が細々と運行しているのみだ。塩尻の街を遠くに見下ろしながら山を越えて3駅21分の乗車で終点辰野に16:28到着。殆どが辰野までの利用者だった。
辰野駅外観

ここ辰野駅から歩いて中央道辰野バス停まで向かう。距離は下調べしてだいたい1km強あるが、バスは17:09発なので40分近くあるから余裕だろう。まだ川幅の狭い天竜川を渡って途中にコンビにでもあれば車内用に酒でも買えるかと思ったが、全く無いまま20分近く歩いて中央道辰野バス停のある辰野P.A.に16:52到着。
   
   県道19号線脇の辰野P.A.への道        辰野P.A.の一角にあるバス停

既に何名か待っている人がいるが、他にも近い時間に新宿行きなどあるのでその乗客かと思っていたが、2人ぐらいが新宿行きに乗ったぐらいで残りは横浜行きの乗客だった。
バスは飯田始発なのでここは途中の停留所になる。17:00前に陽も沈んで薄ら寒く暗くなったバス停で待つが、出発時間になった17:09になってもバスは来ない。先に出て行った新宿行きのバスも10分ぐらい遅れていたので覚悟はしていたが、来たのは15分ぐらい遅れてだった。

   中央道辰野から乗車した伊那バス              バス車内の様子

このバス停から7名ほどの乗車があったので少し停車して…、中央道辰野17:09発の飯田始発横浜行き伊那バスベイブリッジ号は定刻より17分遅れの17:26出発した。
これより先の乗車停留所は無いので、今乗った乗客全てが横浜に向かう。結局全部で20名ほどの乗車だが、最初に指定した席には別の乗客が座っていて、運転士も乗車前に空いている席に座ってくれと言う…。全員1人で2席使う感じで座れたが、同僚Kとは並びで座れず1列ずれて座った。
バスは既に陽も落ちた真っ暗な中央道を走っていく。もう景色は楽しめないが、出発後10分して左手眼下に諏訪湖が見えた。中央道は特に渋滞も無く淡々と走って行き、最初の休憩場所の双葉S.A.に定刻18分遅れの18:24到着。一応15分休憩する。
最近のサービスエリアは民営化したせいかどこも綺麗になって近代的になった。久しぶりに来た双葉S.A.も見違えるようだった。特に買うものも無いので、トイレだけ行ってバスに戻った。そんな乗客が多いのか結局12分停車で18:36に出発した。
   
       途中休憩の双葉S.A.            プラを多用した伊那バス座席背面

景色も見えない真っ暗な高速道路は退屈なので寝るしかない。寝る前に最近の高速バスの座席を撮ってみる。昔は各パーツが無骨に取り付けられているだけだった座席背面も、テーブル・手すり・シートポケット・小物フック・カップホルダーなど一体的になっていてすっきりしている。高速走行していても部品が緩んで起きるガタガタ音もだいぶ減った。ただし、バスボディ本体が薄く簡素な造りになっているのか、窓枠や壁から異音がすることが多くなった…。
甲府付近で再び寝入っていたが、笹子トンネルを過ぎた19:07頃から渋滞になってノロノロ走行が続いた。結局初狩P.A.付近まで15分くらいノロノロ走って渋滞を抜けてあとは快調に走る。この先小仏トンネルを抜けて八王子料金所を20:03通過し、最後の休憩場所になる石川P.A.に定刻33分遅れの20:06着。ここでも15分休憩となる。

      最後の休憩の石川P.A.           高井戸ランプから環状8号線を進む

あと少しで終点なのでここでもトイレに行くだけでバスに戻る。不思議なのはずっと運転している運転士が休憩中も乗客の人員管理をしていて、サービスエリアのトイレにも行かずに休憩していないのが心配だった。15:00くらいからずっと働きっぱなしで大丈夫なのか…?
こちらも遅れているせいか乗客の集まりも早く12分の停車で20:18出発した。それでも30分遅れている。この先のルートは各種の高速バス案内のサイト等を見ても首都高速経由としか書いてないから、首都高4号新宿線~環状線~1号横羽線で横浜に行くと思っていたら、車内案内テープの放送では高井戸出口で環状8号線~第3京浜を行くと言う…。環8を定期運行する高速バスなど初耳だったので、あとの車中はずっと景色を見て起きていた。この先の中央道も渋滞無く順調で、高井戸ランプを20:35降りて環状8号線を進む。一般道も空いていて信号で時おり停まるくらいで、首都高3号線をくぐる国道246号も20:48に通過して20分で第3京浜の玉川入口に到達、一路第3京浜を走る。この後も横浜駅まで行くのにどこを走るのか興味津々で、保土ヶ谷料金所を過ぎて一般道に降りるかと思ったら再び三ツ沢ランプから首都高に入り、横浜駅を上空通過して1号羽田線を都心方向に進み、東神奈川ランプを21:12降りてすぐにUターンして、辰野P.A.から3時間51分の乗車にて終点の横浜駅東口に定刻より17分遅れの21:17到着。乗客はすぐに散っていった…。
横浜駅東口に到着した伊那バス

明日は6:30から仕事だが腹も減ったので、旅行の打ち上げに1店寄ることにした。
同僚Kのお薦めで、隣のスカイビル10階にある横浜らーめん壱八家でラーメンを食べる。

       横浜壱八家入口外観                店内カウンターの様子

21:30過ぎているのに待ち客が数組いて、5分ほど待って店内へ。席について5~6分でラーメンがきて食べる。まあ確かに美味いが、そば巡りをしてきて結局最後のしめも麺類で終わった…。
食べたねぎらーめん

食後、21:50に横浜駅で同僚Kと解散。JR線に乗って地元駅に22:29到着。22:40帰宅した。


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