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5/26 韓國競馬観戦旅行 5/25~27 ソウル滞在編 [海外旅行]

 

ソウルの朝は8:50起床。
昨夜は遅くの到着で寝たのも遅いから妥当な時間かと…。約束しておいた近くの銭湯に行くために身支度をして、9:10に部屋を出て旅館前に集合した。
旅館の裏路地をさらに進んで30秒ほど行った場所に、よく利用する銭湯の北倉湯(ポクチャンタン)がある。日本では大きな平屋建ての銭湯が多いが、韓国の銭湯はビルになっているのが殆どで、看板が無ければ雑居ビルと間違えてしまいそうな外観である。
1階の小さな窓口で料金(W4,000)を払って3階まで暗い階段上がると男湯の入口がある。脱衣所は靴を上がって入るが、入口に係の人がいて靴を脱いで入浴券を渡すとロッカーのカギをくれる。帰りにカギを渡すと靴を出してくれるシステムだ。入浴中に靴磨きも頼めるようだが必要無いのでやってもらったことはない。脱衣所には床屋も併設されているので一通り身を綺麗に整えることが可能な総合施設のような感じだ。路地の裏手にあるような銭湯だから観光客など皆無でほぼ常連客で占めている。脱衣所や浴室にも常連客の洗面用具が棚の上のあちこちに置いてある…。

    近くの北倉湯(入口表記は沐浴湯)外観と脱衣所の一部(ロッカーの向こうが仮眠室)

裸になって浴場入口ドア前に大量のタオルが積んであるので勝手に持って行き、別階段で2階に降りると浴室がある。浴室内は洗い場とシャワーエリアが端にあって、浴槽も熱いのと普通のと打たせ湯機能の付いた水風呂とサウナがある。アカすり用のベッド型の台もあるがあまり注文してやっているのを見たことが無い。地元客が14~5人入っているところに我ら野郎4人が入り込んだ。元上司I元同僚Oは初利用ながら見よう見まねで入ってもらうしかないが、風呂の入り方は日本も韓國もほぼ同様だ。やはり先に身体を流すか洗って入るのは基本だ。逆に入浴方法は韓國人のほうが落ち着きが無く、サウナに入ったり水風呂に入ったり、動きが忙しく3分と同じ場所にいない感じだった…。
我らも身体を洗って風呂に浸かって一通り入ったら30分以上が経っていた。旅館の小さなシャワーで入るよりは広くて湯船もあるから良かっただろう。今回初韓國の人にも新鮮な体験が出来たと思う…。
       
     こちらも近くにある小公粥家(ソゴンチュッチッ)店舗外観と最初に出てくるキムチ等

銭湯を上がると9:40に、次は朝食に行きたいと言うので一旦洗面用具を置きに帰ろうとしたが、そのまま朝食に行くことになって旅館前を通過し、やはり旅館から20mも離れていないお粥屋の小公粥家(ソゴンチュッチッ)に行くことにした。
昨年末、同じメンバーで行った時に香港で食べた粥との違いを体験してもらうために連れて行こうと思っていたが、ちょうど軽めの朝食で良い機会だった。
朝食に食べた松の実粥

香港などの中華系の粥は、鶏や野菜ダシを効かせた元ネタの粥を作っておいて、それにトッピングを変えて多種の粥が出来るが、韓國の粥は種類ごとに最初から別々に造るので、自分の頼んだ松の実粥などは粥の白い米粒など全く見えず、一見すると山かけごはんのような感じだ。
この店は日本のガイドブックにも紹介されているので、店内は殆どが日本人ばかりだ。
昨夜の店は今日は改装工事で休業か?

食後は一旦各自の部屋へ10:20頃に戻って風呂道具を片付けてから休憩して11:10に再度集合してソウル市内観光に出発した。まずは昨夜遅かったため旅館の周辺すら観光していないので、近くのソウル支庁前広場へ向かってみる。昨夜食べた店の前を通ったが今朝は店内清掃か改装工事のために椅子・テーブルが外に出ていた。店の看板には…「キムチチゲ・キムチサムギョッサル専門」と大きく書いてあり、店名がよく分からなかったが、看板右上に小さく書いてある韓國館と言うのが店名のようだ…。
明るい雰囲気の土曜の市庁前広場

ソウル支庁前広場は週末土曜日ともあって行楽客相手にイベントが行われていた。日差しも強くて初夏を感じさせる陽気で、噴水近くには子供連れが多数遊んでいた…。そんな場所を眺めながら通過して広場西側にある故宮の一つの徳寿宮へ11:20に向かった…。

          徳寿宮大漢門               近代様式の石造殿は修復中に…

ここに来るのも自分だけは既に4~5回目だが、ソウル観光をするには韓國らしい場所を案内するのに外せない場所でもある。詳しくは昨年7月の項で見て欲しい。前回詳しく撮影しているので今回は案内に徹してあまり撮影せずに園内を20分ほどで廻った…。

徳寿宮…入場料W7,000 (月曜休館 9:00~18:00、冬場は~17:30)
서울(ソウル)特別市 中区貞洞5-1

その後北方向にある景福宮を目指すが、市庁から地下鉄を使うと大回りになるので、散策を兼ねて歩いて行くことにする。ソウル市庁左脇の太平路・世宗路を歩いて行くが、遠くに景福宮が見えるのに通りがかなり広いのでいくら歩いても辿り着かない感じだった…。景福宮手前の道路も10車線以上あって横断する場所が少なく、かなり大回りして市庁から25分かかって12:10に到着した。

     景福宮内の興礼門広場付近              興礼門に常駐する衛兵

週末に観光しているので家族連れが多くてどこも賑わっている。今までの仕事柄、平日にも休みがあるので旅行には極力、格安航空券の多く出る平日に旅行していたので、空いた観光地しか知らない我らにはちょっと馴染みにくい。6月も迫った穏やかな天気で、歩き回ると汗が出るような陽気に広い敷地の王宮跡は疲れるが、初めての人が多いので歩いて見てもらった。自分が初めて見た1995年に比べて整備・修復も進んでいるので景福宮のスケールが分かってもらえたと思う…。じっくり見てもらえば1日ぐらいかかりそうなので、ダイジェスト的に正殿付近まで見学してから戻ることにした。

          勤政殿正殿                     勤政殿内の玉座

景福宮…入場料W1,000(9:00~18:00 冬季は~17:00)
서울(ソウル)特別市 鍾路区世宗路1-56

その後、昼時も過ぎてしまい腹も減ったので、街の中心地を見ながら昼食することに…。景福宮の西方の景福宮駅からソウルメトロ4号線に13:11乗車、東大門運動場駅で2号線に乗り換えて明洞に13:27到着。相変わらず賑わっている明洞のメインストリートを歩きながら見てもらって、世代が違うので若者向けのファッション系な店が多くて場違いな雰囲気の中を特に用も無く突き進んでもらって韓國のエネルギッシュさを感じてもらった…。
週末明洞のメインストリート

かなり歩き回っているので、混んだ中をさらに歩いて自分もかなり堪えてきている。そんな賑わいの中に目指す店の全州中央会館があって13:45到着した。昼食時間からだいぶ過ぎているが、週末なので遅い昼食をとる人で10数組の先客があった。
       
遅い昼食で入った全州中央会館明洞2号店        皆で食べた韓国式海鮮チヂミ

ここまで歩きまわって、初めて訪れる元上司I元同僚Oは元気なのに案内するべき自分が逆にグロッキーしてしまった。初夏の日差しと自分から言い出した徒歩行軍で頭痛になり、食欲も無くなっていた。それでも自分もこれから来づらくなる韓國を味わうためにもこの店の名物の石焼ビビンバを注文、勧めておいた。
毎回食べても飽きない石焼ビビンバ

待つこと数分で久々のビビンバを頂く。元上司Tだけは2005年4月に一度来た時に食べているが、他の皆さんにもインパクトがあったかと思う…。この店は明洞2号店で、何故か泊まっている旅館の近くにも北倉洞店があり愛用しているので、自分はほぼ毎回食べている。
この後、まだまだ観光を続けて見てもらいたい所を案内したいが自分の頭痛がピークに達し、食欲も無く吐きそうなレベルまでいってしまったので、皆に無理言って一度旅館に戻ることになった。
ここで1時間ほど休憩してもらって、その間に自分は薬を飲んで横になり、回復を待つことにした…。
少し強力な頭痛薬も貰ったので40%ほど回復して16:20、再び集合してまたも徒歩行軍での出発となった…。
午後の観光は南山方面へ…

南山に行くための手頃な交通機関が無いため、自分のお得意の徒歩観光が今は自分の頭痛にはキツい…。明洞の西側まで再びやって来てからそのまま南下して坂道を登っていくこと10分少々、ソウルの中心部にある南山の麓の南山ロープウェイ山麓駅に16:45着いた。いつも来る平日はガラガラだが、初めて週末に訪れたこの場所は凄かった。ロープウェイに乗る人の長い行列が延々と続いていて、諦めて戻るにも登って来た坂道が勿体ないので並んで待つことにした…。
       
 南山ケーブルカー(ロープウェイ)で山頂へ…    購入した往復券(ほぼ左と同じ構図で…)

ロープウェイ待ちの行列は駅外の道路から始まり、外で待つこと7~8分で中に入れ、その後きっぷ売り場までに10数分、その後乗車まで10分ほど待ってようやく山麓駅を17:16出発。結局は30分ほど待たされたが、それでも歩いて山頂へ行くより早い時間で南山山頂に17:19到着出来た。着いた駅からさらに少し階段を登ると頂上広場にあるNソウルタワーに辿り着く…。
       
     改装後2度目のNソウルタワー       購入した入館券と無料パンフ(日本語あり)

高い所が苦手な自分には案内したくない場所でもあるが、ソウルの街を歩き回っていれば自然と見えてしまうタワーなので、観光していればリクエストが出てしまう。両親含めていろいろな人をソウルに案内する度に来ているので、高い場所が苦手なクセに既に7~8回は昇っていて、小学生の時に1回だけ昇った東京タワーよりも来ている…。
前回訪れた2005年12月にちょうどリニューアルオープンで綺麗に改装されつつも値上げされ、その時はオープン記念で半額にて入れたが今回は正規料金。以前は並んで待たされたが、今回は入ってもそんなに待たされることなくエレベーターに案内され、1分弱であっという間に怖い展望台へ…。皆は楽しそうに眺めるが、自分の足は防衛本能が働いてなかなか展望台の端の方へ進まない。多少慣れてきても及び腰で窓際に進み出て何とか撮影し、再び塔の中心寄りに戻る。
       
   ロープウェイ方向の市庁方面の景色       遠くに漢江の広がる東京方向の景色

怖いながらも何とか1周して景色を眺めておく。遠くが薄らボヤけているがソウルの中心部はよく見える。あまり近くの景色を見下ろすと恐怖心が湧きあがってくるので、なるべく遠くを見るようにした。

Nソウルタワー…入場料W7,000 (無休 10:00~23:00)
서울(ソウル)特別市竜山区竜山洞2街 山1-3

タワーで20分ほど見物して18:00には地上に降りられた。やはり人間は地面の上に立っているほうが落ち着く。
タワーに昇る以外に用事が無いので再びロープウェイのりばに戻り、今度は待つことなくロープウェイに乗れて山頂駅を18:09に出発、3分で山麓駅に到着した。再び来た道を多少ルートを変えつつ下って、明日はメインの競馬観戦で時間が取られるので、今日のうちに買い物を済ませておく。
まずはロッテ百貨店に行く前に通り道で一番近いフランス眼鏡に18:40寄ってもらう。ここは自分の用事だけなのだが、久しぶりに来てこれからもいつ行けるか分からないので、以前買った眼鏡の修理と部品の一部交換をお願いした。明日は定休日なので、今日のうちに完成したら旅館に届けてもらうように頼んで次のロッテ百貨店に19:10向かう…。
ここでは自分を含め全員がお土産用の海苔を買う。スーパーでも安いのはいくらでも買えるが、ある程度の土産物ならここで買ったほうが良い。渡す相手のランクにも依るが…。
この後、買ったものを旅館に戻って一旦置いてきて再度19:35に出発。今度は晩飯も兼ねて市庁駅から地下鉄で新村に20:00前に着いて、いつもの駅直結のグランドマートで食料品・日用雑貨の買い物だ。
ここは都心ながら割と安く品物が売っていてお気に入りの店でもある。だいたい自分の欲しいものが揃っているので毎回買いに来てしまう…。ここで自分を含め、皆さんも買い込んだら新村駅を20:27発の地下鉄で戻るように忠正路から地下鉄5号線に乗り換えて孔徳駅で20:43下車、自分にはお馴染みで一番食べたいマポチンチャウォンジュチェデポに行く。 

  夜のご案内定番、麻浦の豚焼肉屋外観    ソグムクイ(豚の塩焼き)でソウル最後の晩餐

最近、ずっと一人で韓国に来ていたので食べに来ていなかった。こういう所は1人で来ると侘しくなるので、必ず2人以上の時に来ている。韓國語のメニューしか無いが、最近は日本人も多く来るようで、カタコトの日本語が出来そうな従業員もいる。明日は競馬場で流れ解散になるので今夜が早くも最後の晩餐になる。
もう21:00近かったので店内はそんなに混んでなく、一通り楽しく飲み食いして小1時間ほど滞在した。結構腹一杯になって4人でW85,000(約¥11,460)で、1人¥3,000弱で満足出来た。

マポ(麻浦) チンチャ ウォンジュ チェデポ…(営業時間10:30~翌2:00)
서울(ソウル)特別市 麻浦区 孔徳洞 255-5
  [韓國観光サイトのコネストでも紹介]

夜の南大門ライトアップ

帰りも孔徳22:17発の地下鉄5号線で忠正路乗り換えで市庁に22:38着。今夜が一応ソウル最後の夜になるので、22:35に一旦買い物した荷物を置いてから夜の観光に繰り出した。…とは言っても如何わしい店に行くのでは無く、夜でもエネルギッシュなソウルを見るべくまずは旅館から歩いて程近い南大門を見に行く。暗闇の中にライトアップされた門が浮かび上がり、画像に撮ると何となく浮き上がってハメ込み合成したように見える。(南大門は2008.02.10.に放火され焼失しました)

     昼間がメインの南大門市場はメインストリートのみ営業中、脇の通りは閑散…

その後は道路を隔てて東側に広がる南大門市場を歩くが、東大門市場と違ってここは昼間がメインのようで9割以上の店舗が既に閉店していた。残った店は観光客相手に営業しているが、周りが殆ど閉店しているので逆に無理して営業している侘しさを感じる…。

       夜の明洞メインストリート        期待のダンキンドーナツはネタ切れで閉店…

そのまま東方向に歩くと再び街並みが明るくなってきて明洞地区に入っていく。ここも7割以上の店が閉まっているが、南大門市場と違って明るい雰囲気の店が多く、閉店していてもショーウィンドウに照明を点けたままの店や街灯も多く、まだウロついている若者も多いのでまだ活気付いている感じだ。ここでお目当てのダンキンドーナツを見つけて入ろうとするが、ちょうど閉店時間のようで店舗は明るいが入れてくれなかった…。ドーナツ欲しさの勢いが収まらず、仕方なく他の開いている店を見つけたので入ったら、Smoothie Kingと言うスムージー(果物のシャーベット状の飲み物)専門の店だった。

        代わりに行ったSmoothie King店舗外観と飲んだバナナアイランド

ここでドーナツの代わりに甘味を頂いて小休憩したが、もう23:30を過ぎていて見るべきモノも店も無くなってきたので、飲んだ後はそのまま明洞から徒歩にてコンビニに寄りつつ旅館に日付も変わった0:10に戻った。ビルの合間から夕方に上ったソウルタワーのライトアップが見えた…。
   小公ギルから南山を眺める…

明日が最終日で、かつ旅行のメインになる韓國競馬観戦だ。明日の起床・出発時間を決めて各人の部屋に戻った。帰りがけにコンビニで買ったアイスをさらに食べてからシャワーに入って焼肉屋の臭いを流して荷物と今日の旅程をまとめて2:00に就寝した…。
宿に帰ってからもデザート…


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