5/25 韓國競馬観戦旅行 5/25～27 勤務後出発編

 

今回、新たな会社に就職して初めて海外旅行に出る。
この旅行は昨年末に行った海外競馬を観戦する旅行の第２弾で、前回第１回の香港に続く第２回目になる。旅行の同行者はかつての会社の人だが、転職前から決めていた旅行なので、連休にどこにも行かなかったのに敢えてこんな普通の週末に予定をねじ込んで行くことになった。
既に航空券は３月中に購入・引き換えをしており、宿も連休前に手配済みだ。数日前に前の職場の同行者と打ち合わせをして出発日の本日に臨んだ…。

韓国行きの朝は6:05起床。
もう普通に平日は勤務のサラリーマンなので、昨夜の旅支度プラスいつも通りの身支度をして6:35に自転車で地元駅へ、予想より早く雨が降り出してきたが無理矢理自転車で突っ走った。途中乗り換えしながら藤沢から小田急で大和駅で途中下車。転職してからマイブームでよく行くマクドナルド大和店で朝マックを食べてから再び電車で１駅乗って会社最寄駅から本格的な雨の中を徒歩にて7:50出社した。
羽田空港まで乗った京急線

日中、普段通りの勤務をして17:15に退社する。小降りながら雨の止まない道を早足に駅に向かい、電車に乗って横浜に17:51着。通勤ラッシュの始まりだした駅構内を小走りに京急線ホームに急いで17:59発快特で京急蒲田乗換えで羽田空港に18:26着。前方出口から第２ターミナルから国際線ターミナルへ６分毎に出ているターミナル内無料連絡バスに乗って18:38にようやく到着した。
第２ターミナルから無料連絡バスに乗る

今回、一緒に行くかつての上司I(以降元上司I)がターミナルで待っていた。会社を辞めて以来２ヶ月ぶりに会う。一応、自己依願の円満退社なので今でも付き合いがある。他に２名も参加して総勢４名だが、本日早朝にJAL便にて関空経由で行っているはずだ。こちらは後発組になる。

　　　　　　　　　　　　　週末でごった返す手狭なチェックインカウンターの様子

自分達が搭乗する便はアシアナ航空OZ1035便19:30発で既に出発５０分前を切っていて早くチェックインしたいが、週末金曜で国際線ロビー内は大混雑していた。チェックインカウンターは長い行列、その左手には手荷物検査も長い行列が延びていて、普通に待っていたら出発時間を過ぎそうだ。

　　　　　延々と続く手荷物検査の行列　　　　　　アシアナ航空搭乗券と空港ビルのラウンジカード

チェックインはＡＮＡの上級会員の効力を利用してビジネスクラスカウンターで待つが、それでも５～６分待って手続きしてもらった。その後の手荷物検査は後発の大韓航空の搭乗客が列の大半なので、係員のアシアナ航空利用客探しに返事をして、係員の誘導で行列を抜いて最優先で検査してもらって出国審査を抜けたのは出発２０分前の19:10だった…。

　　　　　　　エアポートラウンジ入口　　　　　　　　　　　　小さなラウンジのサービスコーナー

羽田まで息を切らせながら走り回って来たので喉が渇いていたから、僅かな時間だがラウンジを利用させてもらった。ラウンジから外を見ると飛行機までの長い通路に搭乗している人が見えるが、そんな光景を眺めながらビールを一杯だけ引っかけてから19:15にラウンジを出て搭乗した。

　　　　　　　出発搭乗エリアの様子　　　　　　　　　　　　　　　ＯＺ１０３５便搭乗口付近

羽田19:30発ソウル金浦行きＯＺ１０３５便は１分遅れの19:31に出発した。機内はほぼ満席だ。座席は特に指定しなかったが、飛行機が２－４－２の座席配列で、そこへ２名グループなので窓側になったようだ。おまけに自分がＡＮＡの無料航空券、元上司Ｉがアシアナ航空の早割航空券なので、当日チェックインカウンターで調整してくれて座席を合わせてくれた。その際２席がけの席は最後部しか無いと言われたが、いつも自分が好む席なので即答して席を頂いた。機内後方は団体客が入ると賑やかになって落ち着かない場所になってしまうが、団体が少ないと割と空席が多くなるバクチ的な席でもある。今回は団体客がいないようで僅かな空席が自分達の横に数席あった。ほぼ満席という表現なのはこの空席があったからだ…。
ＯＺ１０３５便 A330-300 HL7747

飛行機は出発便で混雑する滑走路まで５～６機待って雨の降るなか19:49に離陸した。上昇中は雨雲を抜けるまで少し揺れたが、あとは割と安定した飛行だった。
天気が悪いせいか水平飛行に近くなるまでベルトサインが付いたままだったが、20:10頃にサインが消えて少ししてから機内食のサービスが始まった。
満席の機内の様子

機内中央部からサービスが始まったので、自分達にサービスされたのはかなり後だった。中・長距離路線と違って種類は無くて選べない１種類で焼肉(プルコギ)定食だ。まぁ同じ区間の日系航空会社だと機内食無しか小さなコールドミールのみだからこの区間に限れば韓國系の航空会社のほうがサービスが手厚くて乗り得だ。

　　　　　　　食べた夕食の機内食　　　　　　　　　　　　　　食後にビールのお替わりも・・・

沖縄行くより近い路線で機内食を出しているので、２０分ほどしたら回収に来た。あとはラウンジで飲み足りない分を機内でビールのお替りをもらった。もちろん韓國系ビールをもらう。いつも機内では普段でも飲める日本のビールは頼まずに、滅多に飲めない目的地のビールを飲んでいる。日本のビールの方が韓國ビールより高いが、有難みの面では韓國のを飲まなければ勿体ない。
機内食が終わった頃には飛行機は山陰地方から日本海上空を飛んでいた。韓國領に入れば到着も近い…。
個人モニターで現在地を(日本海上空/21:06ごろ)

羽田～金浦線は最近導入された新機材のＡ３３０－３００で、荷物棚のハットラックや機内のモニターテレビなどが液晶画面の最新型を装備してあって真新しさを感じる。この機材には外側に チャングムの誓い のラッピングがしてあるらしいが、乗る時は夜でブリッジからも機体後方は全く見えなくて、機内にも特別に何かキャンペーンをしている様子も無いので分からなかった…。
飛行中も久しぶりに再会した元上司Ｉとずっと話をしていたから、機内では全く寝ずに何かをしながら過ごしていた。飛行機も韓國領に入って21:20過ぎに降下を開始し、街明かりがだんだん近づいてきて羽田から２時間５分のフライトで金浦国際空港に着陸、定刻より１１分遅れの22:01到着した。

　　　　金浦空港に到着したＯＺ１０３５便　　　　　　　　　金浦空港国際線到着出口の様子

いつも利用する仁川国際空港より街明かりの多い街なかに降りるような感じだった。この空港は自分が１２年前に初めて飛行機を利用した時に降り立った感慨深い空港でもある。その当時とは現在は様子がだいぶ変わって、国際線は羽田からの便が唯一の路線なので、着いた国際線ターミナルも他の飛行機が全くいなくて閑散としている…。
そのおかげで、ほぼ満席のこの便が着いても入国審査や手荷物受取りも待ったり並んだりするようなことが殆ど無いまま入国出来るのが有り難い。飛行機から降りて１５分後には両替も済ませて到着出口を出られた。
ここで意外だったのは先に来ていた元上司Ｔと元同僚Ｏが出迎えに来ていたのだ。出発前に迎えに行くとメールを貰っていたが、韓國訪問２回目と初心者の２人が地下鉄を使いこなして空港まで来られるとは思ってもいなかった。ここで無事今回参加者が４人揃って今夜の宿に向かうことにする。
金浦空港は仁川空港とは違って地下鉄１本で市内までダイレクトに行けるのが便利だ。金浦空港を利用しての韓國入国は仁川空港開港以降は初めてだ。国際線ターミナルから地下通路を動く歩道などを利用して延々と移動して地下鉄の改札口に辿りついた。
もう遅い時間なので地下鉄利用者も少なめで、金浦空港22:42発の馬川行きソウルメトロ５号線に乗車。車内で久しぶりに会っていろいろと話をしながら途中、忠正路で23:17-23:22にて２号線に乗り換えて宿のある市庁駅で23:24下車、歩いていつもの常宿？の大祐旅館に23:35到着してチェックインした。
いつもの大祐旅館に到着

先に来ていた元上司Ｔと元同僚Ｏは既に昼過ぎに入っていたが、元上司Ｉと自分の部屋を個別に割り振られてとりあえず荷物を置きに行く。自分の部屋は2004年に１度利用したことのある部屋だった。
　　　　　　　　　
　　　　　　こちらも何度も利用した部屋とシャワー付トイレ・洗面の様子(４０５号室)

自分達は機内食を食べたが、先に来ていた２人は腹ペコだと言うので、一応４人揃って旅を始めるということで近くの開いている店で軽く食べながら飲むことにした。
近くの店で夜食にサムギョッサル(豚肉塩焼き)

この大祐旅館界隈は市庁付近のオフィス街の歓楽街みたいな感じで、飲食店や夜の店が多数ある。そのなかでもまともそうで閉店間近でない店を見つけて23:50に転がり込んだ。
既に出来上がったサラリーマンが１組だけの静かな店で豚の三枚肉(サムギョッサル)を塩焼きで乾杯した。
日付が変わって４０分少々飲み食いして腹一杯になって４人でＷ55,000(約￥7,412)。１人当り￥1,800くらいで満足できるのが最高だ。
帰りにコンビニで当座必要なものを買込んで旅館に0:45戻った。
こちらも朝早く起きて仕事をしてからの旅行なので疲れていたので、明日の集合時間を決めて各自の部屋に解散した。
その後、１人で韓國テレビを見ながらシャワーに1:20～1:35で入ってから本日の旅行行動記録を書いて2:05就寝した。今日は長い１日だったが、夕方まで神奈川県の中央部の会社で働いていたのに今、ソウルの街なかの旅館で寝ているのがちょっと不思議な感じがした…。