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1/25 北陸鉄道温泉旅行 1/25~27 北陸号出発編 [国内旅行]

 

通勤客と旅行者が混在する上野駅中央改札口

例年1月に開催している鉄道を利用して遠方の温泉地に泊まる旅行を、今回はこの日に実行することになった。前回は昨年1月10日15日で四国・信州に行っていて、2005年から毎年1月に実行して今回で4回目になる…。
この日に決めるに当たって当初宿泊地を函館湯の川温泉に10月頃決定し、各自で札幌に集合して函館方面に南下しつつ周遊する予定だったが、11~12月としばらく旅行の話が途絶えた間に行き先が北陸地方に変わってしまい、仕切り直しに年末に忘年会を兼ねて集まって詳細を詰めて宿泊地を石川県加賀の山中温泉に決め、帰りに名古屋で食事して解散する行程となった。行きは各自で金沢まで行くことになり、自分は前夜の寝台特急北陸号B個室寝台で出発することにしたら参加者の元同僚Kも一緒に行くことになった。この旅行は毎回何かしらのアクシデントが起きているが、今回もご多分に漏れず事件が待っていた…。

旅行当日は5:50起床。最近の旅行は毎度のことながら金曜出発は仕事の後になるので、早起きして会社で勤務してからの出発だ。金曜の旅行出発パターンとしては会社を退勤後そのまま旅行に出るパターンと、一旦帰宅してから準備して再出発して夜行列車やバスに乗る2パターンのみになってしまう。今回は後者のパターンだ。
何とか18:40に退勤して電車で家路を急ぎ19:50に帰宅。夕食と入浴してから旅支度を慌ててしてから21:20過ぎに再出発、地元駅からJR線にて大船へ出て東海道線21:47発の東京行きに乗車した。当初、元同僚Kが余裕を見せて大船に来るような事を旅行前に言っていたので捜したが見当たらなかった。しかし、この後大変な事態が起きてしまった…
東海道線を戸塚~横浜間乗車中に元同僚Kと途中合流するために現在地を訊ねるメールを携帯で送ると程なく電話があり、何とまだ横浜市南区内の自宅にいるとの連絡が…。一度は充分間に合う時間に横浜駅へ着いたそうだが、JR線改札に入る直前にきっぷを自宅に置いてきた事に気付いて慌てて引き返したそうだ。
その時はちょうど22:00でまだ充分に間に合うと思ったが、自分が予定通りに進んでも上野駅で20分少々しか時間が無く、どう頑張っても今夜の寝台特急に間に合いそうもない。とりあえず横浜駅に向かえと言ったが、寝台券を発車時間前までにどこかの駅で手続きしておけば払い戻しも後日可能になるので無駄にならずに済む。
自分は予定通り進んでいるので黙っていても予定の列車に乗れる安全圏にいるのだが気が気でない。何とか来てもらいたくて間に合いそうなルートを調べたいが、最近は旅行日数が限られてきまぐれに予定変更することも無いので、重たい時刻表を持ち歩く習慣が無くなったのがこんな時に困ってしまうとは…。唯一調べられる携帯サイトのいくつかを利用して調べたがやはり難しい。
もう一緒に寝台特急で行くことは無理と判断し次に代替の夜行バスを捜したら意外にもこの時間22:00台に出発する便が多く、23:00以降に出る夜行バスが唯一、新宿駅新南口からあったのでこれを元同僚Kにメールで伝えた。この時は自分が乗る寝台特急の出発30分後に出る夜行急行能登号の存在を忘れていて、夜行バスに行くよう指示してしまった…。
元同僚Kは自分が東海道線で東京に着く手前の22:20には横浜駅に着いて寝台券の使用中止の手続きを完了していた。あとは何とかして金沢方面に来てもらうわけだが、先ほど自分が調べた夜行バスを指示したらそれに乗るために移動を開始し、横浜からの湘南新宿ラインは運転終了していたので後続の東海道線に乗って品川から山手線で新宿に向かったようである。

 今夜の宿になる4号車のB個室寝台車両       推進運転で入線した北陸号最後尾

自分のほうは東京に22:29到着し、すぐに山手線に乗り換えて当初の予定通り上野に22:39到着。元同僚Kが必死になってこちらに向かっている間、こちらは上野駅の中央改札口付近で買い物をしてゆっくり今夜の宿になる列車の入線を待った…。
22:45には13番線に本日の宿になる寝台特急北陸号が入線して、何枚か列車の画像を撮ってから車内に乗り込む。個室寝台は昨夏以来で、今回の乗車時間は短いながらも何となくワクワクする。元同僚Kはこの時間、東海道線に乗って品川に向かっている頃なので連絡は無い。ホームから一通り列車外観を眺めて先頭機関車を見てから車内に戻って連絡を待つ。すると元同僚Kのために取ってあったはずの個室から物音がする…元同僚Kがウソついていて実は無事着いたのかと思ったら別人のようだった。何故なら発車後も全く挨拶も無いし、その後も電話連絡が本人からあったし、横浜駅で使用中止にされてすぐに別人にその席が売られたようだ…。
       
                   利用したB寝台下段個室の様子

上野23:03発金沢行きの寝台特急北陸号は発車した。結局元同僚Kは間に合わず1人での出発となった…。自分の乗っている4号車のB寝台個室は結構埋まっていたようだ。

   北陸号を牽引するEF64 1031号機               側面方向幕

発車後、元同僚Kから再び電話が入り、現在山手線で品川→新宿向けとの連絡があって、この時に上野を30分後の23:33に発車する急行能登号があるのでは?、と彼からの質問で初めて高速バスへの代替案が早急すぎたと感じた。急行能登号に乗れれば乗車券だけでも継続利用出来るし、追加費用も急行券の¥1,240だけで済むので是非そちらに誘導したいが、既に元同僚Kは23:10頃で渋谷付近にいた。
そこから上野に出ると代々木~秋葉原経由で時間がかかり、また間に合わないことになる。もう少し早く品川付近で連絡くれれば何とかなったが、能登号の次停車駅の大宮に新宿から向かって間に合うのか分からなかった。下手に乗り継ぎが失敗すると旅行自体に参加不能になる…。とりあえず山手線に乗ってそのまま新宿に行ってもらっている間にこちらが新宿→大宮までの時間出しをしてみた。しかし、携帯サイトを使うと埼京線経由の時間しか出ず、それを見るとちょうど間に合わないようになっている。新宿23:17着の元同僚Kも駅員に聞いたみたいだが、やはり埼京線経由での時間を言われて無理だと判断し、安全策として新宿駅新南口23:40発JRバス関東運行の金沢エクスプレス号に乗ることになったそうで、元同僚Kとは翌日金沢で会うことにした。
翌日、金沢駅の時刻表で調べたら赤羽乗り換えで宇都宮(東北)線に乗れば能登号に間に合うことが分かったが後の祭りだ…。

 利用したきっぷ類と車掌に貰ったカードキー        毎度ながら寝る前に一杯…

自分はゆっくり乗っているはずだがしばらくは携帯での応対に車窓を眺めてゆったりする時間も無く、赤羽・浦和を静かに過ぎて、次の停車駅の大宮に23:28着いていた。ここでも多くの乗客が乗り込んだようで車内が少し賑やかになったが、各個室に収まると再び静寂が訪れて23:30発車した。その後も車内で一杯やりつつ他の参加者に状況報告をしていると元同僚Kから無事に高速バスに乗った旨の報告を受け安心したのも束の間、今度は乗車券を無くしたとのメールが…。
新宿駅で駅員に尋ねたりバスのりばへ急いだりした時に無くしたのかも…との事だが、狭いうえに消灯されたバス車内で捜すと、もし乗車券がまだ身に付いていたとしたら余計に無くす心配もあるので、終点の金沢駅に着いてから捜せと指示した。明日も金沢に着いてから波乱が待ってそうで怖いが、そんなメール連絡をしている間に列車は高崎線を静かに北上し、0:20頃に就寝準備に洗面所で歯磨きして部屋に戻ると列車速度が落ちて高崎に0:30到着した。明日の終点到着も早いので慌てるように0:30就寝した。


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