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10/12 鉄道の日記念きっぷ旅行 10/10~12 筒石駅・米坂線から帰宅編 [国内旅行]

 

滑川での朝は5:25起床。
まだ外は薄暗く、思わずまた2度寝して予定をキャンセルして適当に帰ろうかと頭をよぎったが、ここは奮起してシャワーを浴びて目を覚まし5:58に慌ててチェックアウトした。最初に乗る列車を6:08発だと勘違いていたら6:02発だと身仕度中に分かり、慌てて飛び出した格好だ。でもホテルが駅のすぐ東隣りなので助かった。

     部屋からのまだ暗い外の眺め           ホテルサンルート滑川入口外観

それでもチェックアウトすれば6:00にホテルを出て、駅舎に入ると列車接近の踏切音(実際に電子音でしていた)がしていて、改札窓口見るとまだ閉まっていたので鉄道の日記念きっぷに日付印を入れられずにそのままホームに向かう。
(拡大します)誰もいない朝の滑川駅

ホームに列車がすぐに入ってきて半ば慌てて画像を撮って車内へ、[電車]滑川6:02発の富山始発直江津行き北陸本線普通電車は発車。普通列車では初発電車なので車内はガラガラだった(この駅初発は急行きたぐに号4:42発)。画像では誰もいないように見えるが、シートピッチが広いので腰を沈めるように3人の先客がいた。
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            滑川から乗車した419系電車とガラガラの車内の様子

列車は進行方向右手に遠く北アルプス北端の立山連峰を眺めながら東に走る。途中の乗降は殆ど無く、まとまった乗車があった泊まで車内は静かなままだ。この先から次第に車窓左手に日本海が見渡せるようになるが、トンネルも多くなるのでシャッターチャンスが限られる。
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    遠く北アルプス立山連邦を眺める          越中宮崎から日本海が見える

滑川で乗車した際、きっぷに日付印を押してないので車掌が巡回したら頼もうと思っていたが、若い女性車掌は朝から低血圧なのかドア操作と案内放送だけで車内巡回する気が無いようだ。途中駅員が時間前で無配置状態の駅が多くあるのに、そんなに客が乗っていないからサボっているのか定かでないが、2~3駅毎に巡回は必要だと思う。ようやく日付印が押せたのは乗車して45分以上経った親不知付近だった。これまで車掌は一歩も巡回していなかった。
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   糸魚川駅手前のテトラポットと雨飾山           名立で列車を降りる…

糸魚川手前で姫川を渡ると上流に厳つい雨飾山が見える。この川も1995年7月11日に大暴れして大糸線が2年間不通になっている。
糸魚川(6:59-7:00)でも乗客が入れ替わるが同じ数の乗降で変化無し。浦本まで日本海が見え隠れしていたがそれ以降はトンネル区間が多くなって、今回の目的地の筒石を一旦通り過ぎて1つ先の名立に滑川から1時間22分の乗車にて7:24到着。自分1人だけの下車になった。
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         名立駅すぐ脇の頸城トンネル入口とそこから見た名立駅全景

ここで10分の折り返し時間でホームの端から筒石駅のある頸城トンネルを見る。延長11,353mのトンネルがここから始まっていると思うと凄いことだ。歩いたら2時間半くらいかかってしまう。
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      駅のホームから海側を眺める                 名立駅舎

ホームの真ん中に名立川が流れ、その海側に北陸道の高架橋と名立の集落が見える。ここも北陸本線のトンネル化によって街から離れた場所に駅がある。時間も限られているので5分後には反対側のホームに向かう。
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         駅舎内はガラガラ             再び富山行きで頚城トンネルへ…

富山方面の列車を待つ人が2人いて待つこと数分で列車接近の電子音がして、急行型電車3両編成が到着して降りる人も無く乗り込んで、[電車]名立7:34発直江津始発富山行き北陸本線普通電車は定刻に発車、1駅4分で筒石に7:38到着した。降りる人は自分1人だけだ。
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  頸城トンネル内の筒石駅ホームに到着        上りホームから下りホームを眺める

自分と入れ替わりにマニアっぽい人がこの列車の写真を撮って慌てて乗り込んでいったが、先ほど滑川から自分が乗ってきた列車から筒石駅で降りた人だ。自分もこのパターンで筒石駅を見物して糸魚川から大糸線に乗るプランも考えたが、これだと筒石駅で20分弱しか滞在時間が取れないし、新潟方面に向かい辛いのでこの行程は止めておいた。まぁ、ちょうど同じ動きをしそうなマニアと一緒にならなくて良かったと安心もした。
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 下り線を特急はくたか1号が最高速で通過        ホームと階段を仕切る防風扉

富山行き列車を見送ると、下り線の遠くにライトの明かりが見える。少し待っていると特急電車が轟音を立てて通過していった。あとで時刻表を見ると越後湯沢行きの特急はくたか1号だった。ちょうど改札口への通路に通じる防風扉付近に立っていたので、2~3cm扉が開いていたその隙間から吹き込む風圧で身体が持って行かれそうだった。これがこちらの上り線だったら死んでいたかもしれない。この仕切扉はかなり重要だと感じた。ただ、きちんと閉めておかないと意味が無い。
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    まずは約50段の階段を上がる           歩いてきた長い通路を振り返る…

ホームから改札口までの道のりは8月に訪問した土合駅よりは短く、約50段の階段をL字状に上り、北陸本線を跨ぐ分の通路を進むと下り線ホームの階段と出会って、さらに10m進むとトンネル工事で利用されたらしい斜坑にある224段の階段を上がると地上に出る。さらにトンネル風防止用のつい立をZ字状に避けて進むと駅舎があって、朝から駅員が配置されていてきっぷを見せて下車した。
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       さらに224段上ると…             防風板仕切の向こうに待合室が…

ホームから駅舎まで撮影しつつゆっくり上がっても6~7分で着いたので、10分以上かかった土合駅よりはマシだと思う。何度か紹介されている駅なので映像で見たことはあるが、少し進んで振り返って駅舎を見るとホントに駅という雰囲気がしない。何となく何かのプレハブ建ての事務所にしか見えない。
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  何かの工事事務所のような筒石駅全景        80mほど進むと駅への分岐点

まだ次の列車まで時間があるので、駅の所在を確認するべく海側に進んでみた。駅から真っ直ぐ進む専用路を行くと一般道との分岐点があり、それを海側へ150mほど下ると北陸道の高架下に着き、ここまで来るとようやく筒石の集落と日本海が見えた。

  さらに坂道を50mほど下ると北陸道が…   北陸道の下まで行くと日本海と筒石集落が…

海まで出ると帰りが大変そうで時間も無くなるからここで引き返して駅に戻ると、自家用車が途中で抜いて行き交替駅員がちょうど駅前に車を停めて事務所に入って行った。あと、歩いている時に出会わなかったが、その車に同乗していたのか改札を入ると地元高校生が2名、階段を先の方で降りていた…。
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    再び419系電車で直江津に向かう           荒々しい日本海が再び…

8:00過ぎには反対側の下りホームに立つと、またも富山方の遠くにヘッドライトの明かりが見える。まだ乗車予定の列車より時間があるので通過列車のようだが、また特急列車だったら風圧で吸い込まれそうで怖い。地元高校生も100mくらい後方で普通に会話しているが大丈夫なのだろうか? 列車接近の警報音と近づくヘッドライトで焦り、ホームの壁際にある道具箱の影にカバンを押し込み身を低くして構えて手すりにしっかりと掴まって通過列車を待つと、コンテナ貨物列車で通過速度も遅くて風圧も無かった。それでも100km/hは出ていた感じだが…。
その3分後に再び近づく列車は無事停車し、[電車]筒石8:11発の富山始発直江津行き北陸本線普通電車は自分と高校生の3名を乗せて発車した。

   東西自由通路完備の直江津駅舎          破格の新井行き普通電車に乗車

列車は朝一番に乗ったのと同じ寝台特急電車を改造した419系電車で、こちらも空いていて空いているボックスシートに1人で座って、トンネル区間を抜けた有間川から再び日本海を眺めて4駅の乗車で終点直江津に定刻の8:30到着した。この先は新潟方面に進むが、ある快速電車に始発から乗りたいので信越線方面に向かうことにする。
[電車]直江津8:37始発の新井行き信越本線普通電車は発車した。特急車両を使った6両編成で、この列車が新井始発の新潟行きになるので、直江津から乗ると混雑しそうなので敢えて始発駅に向かうことにした。上越市内でも朝から移動が多いのか、各車20名前後は乗っている。1号車は折り返しグリーン・指定席車として利用するので乗車しないようアナウンスがあるが、最初は分からずに座ってしまった。
妙高連峰方面を眺める

目的の方向と違って信州方面の内陸に進んでいくと遠くに妙高山らしきものも見える。稲刈りの終わった高田平野を淡々と走っていくと、途中の脇野田駅横で北陸新幹線上越駅の工事が進んでいた。数年後にはこの辺りの交通地図も変わりそうな雰囲気だ。だんだん街並みが寂しくなりつつあると、直江津から26分の乗車で終点の新井に9:03到着した。

      静かな佇まいの新井駅舎          新たに金をかけて建設中の妙高市役所

折り返し乗車するまでに40分近くあるので、一旦下車して街を歩いてみた。何か適当なコンビニか飲食店が無いか探したが、9:00から営業していたスーパーがあるだけでまだ空腹のままだ。2005年4月1日に新井市と妙高高原町と妙高村が合併して出来た妙高市の新しい役場を建設中なのを見たぐらいで、駅周辺を一回りして新しいアーケード街を通って駅に9:15に戻って来てしまった。この間コンビニも飲食店も皆無だった。

      折り返しも乗車の快速くびきの3号485系電車と乗車した元グレードアップ車

もう食糧調達を新井では諦めて駅舎に入ると、ちょうど先発の直江津行き改札をやっていたのでそのまま入場して後発の始発電車に乗り込んだ。するとその後から到着した長野発直江津行きの電車から乗り換える人が20名ほどやってきたからちょうど良いタイミングだったかも…。

   少しハイデッカーな元指定席車に座る           直江津駅弁を途中購入

発車時間まで20分以上動かぬ車内で待って…、[電車]新井9:42始発新潟行き快速くびき野3号は発車した。乗った電車は先ほど直江津から乗ってきた485系特急電車車両で、新井発車時点で既に進行左窓側は9割埋まっていた。それでも15~6人しか乗っていないが…。
6両編成で最後尾1号車がグリーン・指定席車両で、それ以外の5両が自由席だが、自分の乗った4号車と隣5号車だけは元指定席用にシートピッチを広げて少しだけ床面を上げた改良車だった。そんなのを知ってか知らずか他の車両よりは乗っている人が多かったが、この先高田・春日山と停まって直江津に着くまでに窓側の座席を選べないくらい乗ってきたので一応始発からわざわざ乗ったのは正解だった。

    青海川付近で日本海を再び眺める            見附付近の田園地帯

直江津に10:02到着、ここで8分停車したのでホームの立売りから駅弁を購入。車内も8割以上が埋まって混んできた。この列車が人気なのは乗車券だけで乗れる快速列車ながら、特急車両を使用しつつも特急並みのスピードと停車駅で新潟まで行けるのがメリットだからだろう。自分もこの恩恵に預かるためにもかなり構えて計画した。
直江津を定刻の10:10に発車し、柏崎の手前ぐらいまで日本海の眺めを楽しみつつ駅弁を食べて特急並みの快適さとスピードに甘んじて、長岡から先は越後平野を飛ばして新井から2時間6分の乗車にて11駅目の新津に11:48到着、下車した。

         1年ぶりの新津駅                羽越本線のキハ110系

前回は2007年7月に予定もしない計画変更と下車をさせられての乗換えだったので、予定通りの今回とは気持ちの持ち方が多少違うが、少し時間があるから食事でもしようと思っても無機質なJR東日本画一仕様のような駅には飲食店が無く、周りを捜しても駅横のコンビニのみ。駅弁二連続で食べるのも味気ないので諦めて再び改札を入って列車に向かった。
列車は12:07頃入線して、混んでもいないけどさっさと乗り込んで、[電車]新津12:16発新発田行き羽越本線普通列車は発車した。この区間は電化路線なのにいつもディーゼルカーばかり使用されていてエコで無い。架線も排気ガスで煤けてしまいそうだ。2両編成のワンマンディーゼルカーの車内は全部で30名ほどしか乗っていなく、それも途中でどんどん降りてしまって静かな昼下がりだ。
新発田駅にて乗換え

越後平野の田園地帯を進んで新津から29分の乗車にて終点新発田に12:45到着した。このまま羽越本線を走ってもらいたいがすぐ折り返し運用のようだ。ここから先は普通列車が14:00過ぎまで無く、坂町からの米坂線との接続は22分前に出た普通列車なので、ここは別払いして特急電車に乗る必要がある。快速くびき野号からだとこの辺りがうまく接続出来ない。一旦改札を出てきっぷを買い直して待つこと数分で時間通りに特急がやってきて、[電車]新発田12:57発の新潟始発秋田行き特急いなほ5号は発車した。

              短区間利用のいなほ9号と自由席車内の様子

一緒に部活帰りらしい高校生も乗ってくる辺り、列車本数が少ないのも要因なのかもしれない。まぁこの路線だと短距離50kmまでなら¥500で乗れるみたいだが…。特急と言っても車両だけで停車駅は多めで10分足らずで中条に13:06停車し、自分の降りる坂町には僅か16分の乗車で13:13到着した。
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     坂町から乗車した米坂線キハ52(こちらの車両にはマニアが多くて乗っていない)

さっそく同じく乗り換える人がドアが開いたと同時に向かいのホームに停まっていた米坂線車両にダッシュ~小走りする人が20名前後いた。自分も幸い自由席車のすぐ向かいに米坂線列車が停まっていたので労せず乗り換えられたが、既に前向きのボックスシートは埋まっていて、その対面に後ろ向きで座るかロングシート部分に座るかぐらいしか選択肢が無かった。既に座っている人は、この特急の25分前に着く普通列車で先に来ていた人達だから、この路線を目的にするならそれくらいの時間的余裕は必要だろう。

   マニアで埋まったキハ52車内の様子      自分の乗った先頭のキハ47(小国にて)

自分は旧塗装の列車より久しぶりの米坂線の沿線風景が眺めたかったので、ちょっとマニアの多い旧塗装の後方車両より前方の車両にとりあえず座って発車を待った。
[電車]坂町13:33発米沢行き米坂線普通列車は発車した。2両編成のディーゼルカーは前後で色違いで、後方車両が国鉄一般色の昔の塗装に最近塗り替えた車両だが、全て昔の仕様にしたのでは無くて車内は最近の内装なので、乗っている分にはどの車両も変わりない。
坂町を出てすぐに羽越本線と別れたら代わりに荒川沿いを走り、次の越後大島辺りから両側に山が迫ってきて早くも景色が山がちな狭まった風景になる。だがそんなに山深い感じは無いまま荒川沿いを進むとはっきりした境界も分からぬまま山形県に入ったようで、少しだけ開けた盆地に入ったかと思ったらそこが小国で14:15到着、ここで6分停車した。何人かまとまった下車があってボックスシートにようやく前向きに座れて移動した。ついでに他のマニアと一緒に短い停車時間で何枚か撮影して車内に戻って14:21に小国を発車した。

      宇津峠を下って米沢盆地へ            米沢盆地はまだ稲穂が実る

もう小国辺りから米沢へと盆地が続くのかと思っていたら違うようで、ここから本格的な宇津峠への山越え区間になり、ますます景色が山深くなって沿線に見えるのは荒川から別れた横川と国道113号線だけになっていった。羽前沼沢を過ぎるとしばらく登ってから宇津トンネルに入って米沢盆地への下りとなって、景色がようやく開けてきた。
今日は連休中日でもあって出かけるにも陽気も良くて最高だが、それにしても米坂線沿線は列車撮影している人が異常に多く見られた。小国の前後から峠道に車を停めて撮っている人をチラチラと見たが、米沢盆地の田園地帯の中ではあちこちで見かけ、合計すれば1000人近くが沿線に点在していたと思う。多いところには田んぼの畦道に一列に三脚を構えた20人位のグループも見たし、秋の風景と国鉄一般色のディーゼルカーを狙うには最高の気候のようだ。
割と斬新な雰囲気の米沢駅舎

米沢盆地に下ってから手ノ子付近より地元客の乗降が増えてきて、山形鉄道との分岐点の今泉ではまとまった乗降があった。その後も沿線撮影する輩が各駅で乗ったり降りたり忙しなく、沿線もカメラマンが多数見られ何かのイベントのようだ。最後は周りがあまり落ち着きのないまま、坂町から2時間13分の乗車にて終点の米沢に15:46到着した

         米沢ラーメンの代わりに利用した米沢駅の立ち食いそば(かけそば¥290)

米沢から普通列車の接続が悪く、当初より福島まで山形新幹線に乗る予定だったが、その先の東北本線を真っ暗な中をダラダラと帰るのが面倒になり、宇都宮で餃子が食べたい衝動にも駆られてモバイルSuica特急券宇都宮まで¥6,600を投資して新幹線帰宅に決めた。
それでも米沢で乗り換えに50分近くあり、米沢の名物を食べたいが、米沢牛は高いので米沢ラーメンを捜して街のラーメン屋を2~3軒巡ったがどこも夕刻まで休憩時間のようでやっていない。結局街の中を20分ほど歩きまわって駅構内の立食いそばで軽く腹を満たした。

    福島まで乗車したつばさ122号       乗継ぎ発券も可能なモバイルSuica特急券

そろそろ時間も迫り改札口に行くとかなりの乗客が待っていて、まるでここが始発駅のような混雑だった。山形新幹線は時間通りに静かに到着して、狭いドアから多くの乗客が乗り込んで、[新幹線]米沢16:35発の新庄始発東京行き山形新幹線つばさ122号は発車した。
モバイルSuica特急券だと自由席料金の値段で指定席に利用出来るのが強みで、車内放送でも指定席は満席と案内しているので自由席も混んでいただろう。今回は宇都宮まで買おうとしたら何故か満席で買えず、乗継ぎ発券の機能を利用して福島で分けると、座席移動で購入可能になったが、福島で同じ列車に移動するのもバカバカしいので、福島で連結される仙台からの東北新幹線の車両に乗換えるようにして購入してある。
座席は窓側を指定出来たので板谷峠の景色を眺めながら福島まで下るが、新幹線だと速過ぎてあっと言う間に峠を下っていて米沢から34分の乗車で福島に17:09到着

     福島で連結された車両に移動        福島から乗り換えたMaxやまびこ122号

実際にはドアが開く前に東北新幹線との連結作業も行っているので17:07には福島駅のホームに入っていた。ドアが開くと同じように通しで座席を押さえられなかった人がいるようで5~6人が走って前方に連結された車両に乗り換えていた。一応停車時間が2分あるから自分は撮影しながらゆっくり乗り換えて、[新幹線]福島17:11発の仙台始発東京行き東北新幹線Maxやまびこ・つばさ122号は発車した。
こちらの新幹線は元来の新幹線サイズ車両でしかも2階建だが在来線の2階建グリーン車などと違って天井が低いなどの圧迫感は無い。その2階席を指定したが夕闇迫る沿線風景は街灯りも少ないので見え辛くなっていた。
(拡大します)
     東京を目前の宇都宮で下車             日も暮れた夜の宇都宮駅舎

座席は3人席の窓側A席で、C席に先客がいたがB席は空いたまま次の郡山を発車。隣を気にすることなくゆったり座れたが、せっかく取った窓側だが暗くて見えなくなっていく車窓をぼんやり眺めつつ、福島から僅か46分の乗車にて宇都宮に17:57到着した。
今回は帰りついでに夕食を食べていこうと軽い気持ちで店を探したが、第1候補の駅ビル内の餃子小町という宇都宮の餃子屋が集まった区画があって、ここで済ませようとしたらどこも行列で大勢待っている。それならば駅前だ!っと、西口左手に何軒か餃子屋があるのを知っていたが、ここも程よく並んでいてすぐには入れそうもない。これはちょっと時間も無くてヤバいと発想を転換させて、あまり賑わっていなくて工事中の東口に出れば1軒ぐらいあるだろうと、工事中の長い通路を時間を気にしながら早足で抜けて周りを見渡すと、東口上野寄りに赤いサインの店の宇都宮餃子館駅東口南店を18:15に無事発見、誘われるように入った…。

  東口にあった宇都宮餃子館駅東口南店          食べくらべセットで夕食

宇都宮餃子も人気が出てきたのか、以前食べた時はどの店もガラガラだったので安心していたが、一応今日は連休のど真ん中、やはり外食系は混む日なのかもしれない…。幸いこの支店は先客が1組しかいなくて、注文に迷うくらい種類があったが食べくらべセット(¥1,000)という色々な種類の餃子がまとまった定食があったのですぐに頼んだ。食べる頃には次々と来客があったのでちょうど良いタイミングだったようだ。ゆっくりも食べたいが電車の時間も気にしつつ18:33には店を出た。

          宇都宮から乗車した快速ラビット号グリーン車でさらに一杯…

駅に戻るときもちょっと早足で改札を抜けてホームへ急ぎ、[電車]宇都宮18:41発上野行き快速ラビットのグリーン車に乗車、この車内で駆け足夕食の追加でさらに一杯やった。
この時間帯の湘南新宿ラインは途中の小金井始発が多く、早く帰る意味でも大宮まで行ってから高崎線方面から来る湘南新宿ラインを捉まえることにした。グリーン券も通しで¥750で済み、安く快適に一杯やりつつ1時間5分の乗車で大宮に19:46着。ここで14分乗り換えの間に念願の大宮の「駅そば」を食べる。自分の好きな大船軒のそばとダシが似ていて、自分的にはここを大船軒に次いで2番目の店と思っている。ただ、ここはどこの業者がやっているのか全く会社名が書いていないのが気になる。この店舗は何故か広い大宮駅構内で唯一京浜東北線ホームでしかやっていない。高校時代に食べて以来20年ぶりに食べたが味は変わらずだった。

       乗り換えの大宮で思い入れのある立食いそばでさらに一杯…(かけそば¥240)

ここもあまり時間が無いので、食べたらさっさと高崎線ホームへ移動して間もなく入ってきた電車に乗り込み、[電車]大宮20:00発の籠原始発国府津行き快速湘南新宿ラインは発車、こちらのグリーン車も2階席に座って都会の街灯りを池袋・新宿・渋谷と最近あまり降りないが眺めるだけで通過して1時間15分の乗車で大船に21:15到着。あと1回乗り換えて地元駅に21:30着、自転車で21:40帰宅した。

   高崎線からの湘南新宿ラインに乗継ぐ           今回利用したきっぷ


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