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10/31 鉄道博物館に行ってきました。 [生活・他]

 

鉄道博物館が開館して1年経ちましたが、なかなかの人気らしくて土休日には混雑しているようなので行きたくなく、平日に行けるチャンスを狙っていました。
ここ最近、土日だけ休みだった勤務先が景気減退の影響で今月2回金曜を追加休日にしたので、先行きに不安も隠しつつも平日休みがついにゲット出来たので行くことにしたが、この先の社会情勢を気にしつつの見学となった…。

大船から乗った特別快速高崎行き湘南新宿ライン      西口と対照的な大宮駅東口

当日は11:00起床。普段の金曜平日なら5:30に起きて土曜の休日を夢見て働いている頃だが、今回の金曜は一足早くゆっくりさせてもらった。
いつもの休日のようにのんびりやってから13:10に自宅を出発、地元駅からJR線に乗って大船に13:23着。乗り換えに10分あったので大船軒の立食いそばで軽く食べて、[電車]大船13:34発の小田原始発高崎行き湘南新宿ライン特別快速に乗車。短い(?)10両編成だったが午後の空いた時間なので余裕で座れて、一応東海道線から来た湘南新宿ラインなので横須賀線停車駅の東戸塚・保土ヶ谷・新川崎・西大井などは停まらず、さらに特別快速なので恵比寿にも停まらず他の湘南新宿ラインより多少早く都内を走り抜けて、大船から1時間12分の乗車にて大宮に14:46到着した。
デパート内にある大宮高島屋郵便局

平日に出かけられるのは滅多に無く、この時を無駄にしないためにも最近自分的に下火になっている旅行貯金もしておく。埼玉県は自分の住んでいる横浜とはあまり縁が無いので来ることが少なく、街歩きをするのも十数年ぶりだと思う。大宮駅はいつも乗り換えの合間などに賑やかな西口にはよく降りているが、今回は東口に初めて降りると駅舎だけ見るとどこかの地方都市の駅のようで西口とのギャップに驚いた。
今回は鉄道博物館が目的なので時間は掛けてられず、東口を少し真っ直ぐ行って右にある大宮区役所内大宮高島屋に行った。駅前右手の高島屋8階にあり、一番駅に近い郵便局とあって結構混んでいた。付近にある催事場が閑古鳥なのが少し気の毒だ。

      大宮から乗った東武野田線          マンションの下にある北大宮駅

窓口で順番を待っていたら結構時間が経っていてようやく鉄道博物館に向かうが、向かいつつも寄り道をもう1軒したい。鉄道博物館へは通常、駅西口から出ている埼玉新都市交通(ニューシャトル)に乗って1駅すぐだが、今回は駅東口から出ている東武野田線に乗る。東口建物の1階右手奥へまっすぐ進むと東武線のりばになっていて、[電車]大宮15:38発柏行き東武野田線に乗車、1駅2分で北大宮で15:40下車、駅舎はマンションの下にコンビニと併設されていた。
駅を少し大宮方へ戻ると東北本線・野田線を潜るガードがあって、それを右手北方向へ歩くと5分で大宮があってここでも旅行貯金する。幸いここは駅から離れているせいか人も少なく待ち客0人ですぐに済んだ。
の3社の看板のある大宮郵便局

郵便局巡りもこれで一応止めて鉄道博物館に向かうとするが、ここまで来ると徒歩圏内だ。大宮郵便局の北側の交差点を左に曲がると3分ぐらいで高崎・川越線のガードがあり、線路の向こうに細長くも巨大な建物が鎮座しているのが鉄道博物館だ。線路の反対側なら建物全景が撮れるか試したがムリで、左半分くらいしか収まらなかった…。
線路沿いに細長く続く博物館(拡大します)線路の反対側から鉄道博物館(全部収まらず)

ようやく高崎・川越線のガードをくぐって、すぐの交差点を右に曲がると埼玉新都市交通の鉄道博物館(大成)駅に16:00到着。北大宮駅から徒歩20分、こんな駅前にある便利な博物館に別の鉄道を利用して来る人は自分くらいしかいないだろう…
入口前にある博物館案内(拡大します)
        ニューシャトル駅前なのに別の交通機関を使って鉄道博物館に到着

閉館までもう2時間しか無いが、今回は見学のみで予約式の体験施設をやるつもりもないので問題無い。それよりも実物の並んでいるヒストリーゾーンが空いていて、撮影の邪魔がいないことを願ってわざと遅い時間に入館した狙いもあった。
電車と同じくSuicaも使える(拡大します)撮ってて怖い上から画像(拡大します)
     入館券売り場前のエントランス           入口受付付近を3階から眺める

入館券は¥1,000で、年間会員のTeppa(テッパ)倶楽部に入ると¥3,000なので、また来ることを考えて年間会員で申し込んだ。必要書類に記入してさっそく会員証を貰ったら入館パスに引き換えて入場した。
新幹線にコック帽のマークが懐かしい(拡大します)入ってすぐ懐かしい看板の日本食堂

エントランスゾーンに入ってすぐに懐かしい表記の日本食堂を発見。夕食には中途半端な時間帯なので見るだけで、とりあえず明るいうちに外を見るべく左方向の屋外施設を見てみる…。
全て実使用品が良い(拡大します)京葉線モデルの103系(拡大します)
         駅のモジュールの103系カットモデルで車椅子案内の体験練習中

ちょうどラーニングホール1階の目立つ場所に駅構内ラボという、駅窓口・改札・ホームやスカイブルーの103系のブツ切りが置いてあるのが目を引く。ちょうど車椅子案内の実習中で17:00以降まで入れないので、見るだけにして外に出た。

             北口との無料シャトル列車はやて号と車内の様子

外に出るとちょうど小さな列車が入ってきて、一度は通り過ぎたが案内を見ると無料でしかもそんなに並んでいなかったので乗ってみた。予約制のミニ運転列車と車体と線路幅が同一で、しかも6両編成だった。車内は1両に4人ボックス席と2人席が別ドアで入る構造で、[新幹線]エントランスゾーン16:22発のノースウィング行き無料シャトル列車はやて号は発車した。
   
実物の線路の脇を走る(こう写すと速く見える…)   455系の脇をすり抜ける(車内から)

隣スレスレに実物の455系東北色電車が停まっている横を擦り寄って、その実物線路が敷いてある20cmぐらい脇を(上の走行画像右側が本物の線路)ボディーがレールに当たりそうなくらい近づいて走っていく。遠くに並走して高崎線が走る園内をマイペースな速度で3分の乗車、ノースウィング(博物館北口)に到着。降りるとノースウィング建物内に交通博物館でも見た修学旅行電車の先頭部が鎮座していた…。
やはり実物は大きい…(拡大します)元交通博物館の展示品もあちこちに…(拡大します)
    外から見るとこんな感じの脇を走る     かつて交通博物館にあった167系カット運転台

博物館の一番北の外れに行くとこちらも懐かしい国鉄一般色のキハ11が保存されていた。一応博物館の北限まで来たので、帰りもガラガラの無料シャトル列車が16:30発と言うが、パークゾーンと言われる園内を歩いて本館まで戻ることにした。
中も見たいが留置のみ(拡大します)中庭に線路が張り巡らされている(拡大します)
     茨城交通から戻ったキハ11系        北口からのミニ運転列車広場と博物館

博物館北側に広がる園内にミニ運転列車の線路が張り巡らされ、先ほど乗ってきた無料シャトル列車の単行バージョンがゆっくりした速度で走り(動き)回っている。自分で信号に合わせてガチャガチャとレバーを動かして走らせられるので面白そうだ。次回はチャレンジしてみたい。
停車のみの駅も多数配置(拡大します)この駅で乗り降りする(拡大します)
     結構楽しそうなミニ運転列車            体験運転ターミナルの万世橋駅

自分が一番見たいところを最後に取っておいて、人も少なくなったであろう16:40過ぎにヒストリーゾーンの実物保存車両群に向かった…。
風格のある展望車(拡大します)かなり凝った造りで好感な展示方法(拡大します)
           時代背景までセットした展示のマイテ39と東京駅8番線ホーム

以前の交通博物館や大阪弁天町にある交通科学館にある実車展示と違って、列車の横にその時代に即した風景のホームを添えてあるのが特徴的だ。そのホームに立つと何となく時代ドラマの1シーンに参加したような雰囲気になれた。
国鉄バス系展示ももう少し欲しい(拡大します)交通博物館にもあった国鉄バス1号車

この先の見学は実際に歴史順に見ていなくて入口手前から近い順に見ていった。ただ、それだと分かりづらいので一応、大雑把に歴史順に並べなおして表示しています。
日本で最初の電車(拡大します)展示は電装を外した客車で使用した松本電鉄仕様にて展示(拡大します)
                  松本電鉄にあったハニフ1もここで展示

以前のバイト先にあったこのハニフ1も2007年3月にこちらに譲渡されてここに置かれていたが、実際に松本電鉄の車庫で眠っていた時代には1回も見学したことが無かった。自分的にはあまりにも古すぎて親しみが湧かず、いつでも見れると思っているうちに機会を逃していた。
国産で最初の大型電車(拡大します)東海道本線電化初期に使用された電気機関車(拡大します)
     大正時代の電車ナデ6141                 ED17 1号機

以前は軽井沢に展示されていた(拡大します)なかなか精巧な模型(拡大します)
               戦前の横軽専用機だったED40 10その模型

晩年はディーゼルエンジンに換装して運転(拡大します)
               ガソリンカーのキハ41 307とその車内の様子

数年前までイベントで活躍していた(拡大します)奥だけ人形で混んでいる…(拡大します)
                戦後の通勤電車のクモハ40 074とその車内

この辺りの茶色い電車から乗った記憶があるが、これと似たような電車で昭和50年代まで走っていた72系電車というのは横浜線などで乗った記憶がある。車内も茶色の木の床で、ワックスの独特の臭いが忘れられないが、それは再現されていなかった…。
1999年に引退保存されていた(拡大します)まだ同型機が活躍中(拡大します)
          EF58 89号機                   ED75 775号機

僅かずつ廃車されつつある機関車(拡大します)最近見られない初期のコンテナ一群(拡大します)
    国鉄最大出力機のEF66 11号機       懐かしい緑コンテナ搭載のコキ50000

走行時しか見たこと無い冷凍車(拡大します)なかなか雰囲気が出ているセット(拡大します)
                冷凍貨物車のレムフ10000と車内の様子

最近は連結されない車掌車が見られる(拡大します)   意外と簡素な車掌室内(拡大します)
               レムフ10000の車掌室部分と内部の様子

昔の上野駅の雰囲気が出ている(拡大します)転換クロスシートの車内(拡大します)
             485系交直流特急電車のクハ481-26と車内の様子

東北・常磐線の急行で多数走っていた(拡大します)残念ながら車内は往時の姿で無い(拡大します)
      455系交直流急行電車クモハ455-1と近郊改造されたままの車内の様子

新潟で保存されていた181系(拡大します)485系と同じ転換クロスシートの車内(拡大します)
       181系直流特急電車クハ181-45と車内の様子(奥に車内販売員が…)

暗めの照明が良い雰囲気を演出(拡大します)ホームの出発案内表示機が懐かしい(拡大します)
              昭和40~50年代を彷彿させる雰囲気がここに…

大船工場で大事に保存されていた客車(拡大します)昔の急行銀河で何度か乗った車両(拡大します)
   20系寝台客車のナハネフ22 1と入口付近(初期見学者のマナーの悪さで立入禁止に)

   昼行利用は見たこと無かった…(拡大します)       寝台セット要員が乗ってた時代にも乗っていない…(拡大します)
    寝台客車内の様子(昼間使用時)              (寝台セット中)

   この状態の客室しか知らない…(拡大します)(寝台使用時)

画像6496(拡大します)画像6497(拡大します)
かつて交通博物館正面にあった0系先頭車部分    東北・上越新幹線用200系新幹線

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    200系新幹線は足周りも見られる          200系新幹線車内の様子

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                 101系通勤電車のクモハ101-902 

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      クモハ101の車内の様子              2階には同型の模型も展示

1階の実車を存分見て、建物一番南側に外に出る扉があるので屋外に出ると、最初に建物外観を見たときに突き出して停めてあった183系特急電車が4両並んでいた。一応、ランチトレインと書いてあって、飲食はここでするようになっているが、利用時間は17:30までで既に見物客のみで実際に飲食している人は皆無だった…。
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   夕闇の外に置かれた飲食場所提供用ランチトレインの183系特急電車と車内の様子

再び館内に戻って2階に上がると、今まで見てきた列車群が見下ろせる。意外とスポットライトが強烈で撮影向きな展示では無いが、見せることに主題を置いた照明なのは当然だろう。実際に車両が犇(ひしめ)きすぎてうまく撮れない箇所も多かった…。
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             (北側から)2階から実物展示列車群を眺める(南側から)

ヒストリーゾーンの2階には吹き抜けの長い壁側を利用して鉄道の歴史年表とそれに纏わるグッズや模型が置かれていた。1/20の模型もなかなか精巧で、1両くらい家に欲しいくらいだ。
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 (寝台特急北斗星号オロハネ25) 2階の歴史コーナー展示物 (京浜東北線クハ209)

ヒストリーゾーン2階の入口側に戻るとかつての交通博物館にもあったHOゲージの模型鉄道ジオラマがある。何でも日本最大級の大きさとかで、確かに水族館の巨大水槽並みに大きくて画像に入りきらない。
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            2階の日本最大級のHOゲージ模型鉄道ジオラマコーナー

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    裏方にある車庫線兼模型工房          最初に巡った駅モジュールが解放

巨大ジオラマの外側に模型修理工房がガラス張りでわざわざ見えるようにしてある。まぁ、もう17:30すぎているので閉館も近いので何もしていなかったが…。
ヒストリーゾーンも満喫したので、最初の頃に貸し切られていた駅モジュールコーナーに行ってみた。ここも自分には懐かしいスカイブルーの103系電車が、カットモデルになっていしまったが地元京浜東北・根岸線利用者としてはほっておけない。細かく言うと同じスカイブルーでも京葉線仕様になっているがそこには目をつぶる…。
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           自分には懐かしいスカイブルーの103系電車と車内の様子

最後に屋上のパノラマデッキに行くと、ちょうど目の前に東北・上越新幹線とニューシャトルの線路が見えるが、もう真っ暗でよく見えない。見学者も1名のみで、自分も新幹線をバルブ撮影したが、光の帯にしかならない…。
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 夜の屋上パノラマデッキから東北新幹線を…  展示しきれないかつての交通博物館の展示品

帰りがけにコレクションギャラリーを眺めたが、交通博物館時代は至るところにヘッドマークや模型を陳列していたが、今回の博物館は見かけをスッキリさせるために、せっかくのコレクションを一箇所に詰め込んでしまっていて勿体ない。

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                    現役列車も減ったヘッドマーク群

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   かつては操作出来た出発案内表示機      100系2階建東海道・山陽新幹線模型

画像6522(拡大します)閉館直前の正面玄関

17:50まで滞在して鉄道博物館を後にした。帰りは鉄道博物館見学のお決まりコースの埼玉新都市交通(ニューシャトル)を利用して帰る。周りには同じく見学帰りの人が30~40人待っていて、列車が入って来たが既に混んでいて、仕方なく無理矢理乗車して、[電車]鉄道博物館(大成)18:04発内宿始発大宮行きニューシャトルは混雑のため2分遅れで発車した。
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   ニューシャトルの駅に祝賀広告が…       帰りは正当にニューシャトルで大宮へ

ただ我慢の2分乗車で終点の大宮に18:08着。帰りがけにいつも使っている銀行の大宮支店を15分ぐらいかけて調べもせず闇雲に西口付近を歩き回って探したが見付からず18:30に断念、駅に戻った。

        今回も食べた京浜東北線ホームの立食いそばの天玉そば(¥390)

3週間前にもここで食べたが、また今回も京浜東北線ホームに来てここのそばを食べた。自分的にはここのそばのダシが好きなもので…。

   隣のホームの臨時快速八王子行き        帰りも湘南新宿ライン大船行きに…

帰りも湘南新宿ラインで帰るが、ちょうどその向かいのホームに見慣れぬ電車が停まっていて乗りたい衝動に駆られたが、行先は武蔵野線経由の八王子行き臨時快速。家に帰るまでに倍以上時間がかかってしまうので断念した。
その18:47発の臨時快速を見送るとすぐ隣のホームに電車が入り、[電車]大宮18:51発の小金井始発大船行きの湘南新宿ラインに乗車。帰りもグリーン車利用にしようか悩んだが、あっさり座れたのでそのまま混雑する池袋・新宿・渋谷を寝て過ごして、大宮から1時間24分の乗車にて終点の大船に20:15到着。そしてもう1回乗り換えて地元駅より自転車で20:35帰宅した。
入館記念カードとTeppa倶楽部会員証

一応、全体的に施設はじっくり見たので、年間パスも購入したので次回からはスポット的に照準を定めて見学・施設を利用しようと思う。…と言うことで、またヒマを見て行く予定でいます。


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