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5/28 神奈中夜行高速バス惜別日帰り旅行 5/28~29 港南台駅乗車編 [国内旅行]

 

今月いっぱいで地元の神奈川中央交通が夜行高速バスから撤退する報道を4月下旬に知り、何度か利用していたので最後に乗っておこうと、5月の連休を過ぎてから都合の良い日を探っていた。かつては大阪・京都行きの他に奈良・盛岡・広島行きを運行していたが、相手会社だけの単独運行や関東圏の別会社に引き継いでもらったりして、今回の撤退も路線自体は無くならずに相手会社の西日本JRバス京都~大阪行きとして1本にまとめて運行継続してくれるようなので、何か急に用事がある時には使えそうだが、神奈川中央交通のバスとしての運行はこれで消滅する。
ちょうどこの週末も金曜日が景気低迷の影響を受けて会社が最後の臨時休業になった(お陰様で6月より通常勤務体制に…)ので、この日に神奈中バスで運行する便を神奈中高速バス予約センターに聞いたら、京都行きが該当するそうなので迷わず予約・決済した。自分の予約した高速バスネットだと、出発10日前で大阪行きは満席京都行きは残席1だったので、多くのマニアがいるのだとかなり構えていたが実際は違っていた。行き先だけ先に決まったが、関西圏は昨今の新型インフルエンザ騒ぎで近寄り難いので、京都到着後はさっさと帰ることも視野に入れていたが、帰り道に影響の少なそうな伊勢・名古屋辺りをフラフラすることにして旅程を大まかに決定して当日を迎えた…。


    1本前の大阪行き西日本JRバス         乗車した京都行き湘南神奈交バス

旅行当日は5:15起床。
いつも通り出勤してから18:40には一旦帰宅。夕食や入浴など普段通りだが少し早めに行動してから歯磨きまでして、服装以外はすっかり就寝準備をしてから自宅を21:20出発した。雨なので傘を差して最寄りバス停へ行き、港南台駅行き神奈中バスに乗車、夜に駅方面へ向かうバスなのでガラガラのまま港南台駅に21:36到着した。
雨のなか既に閉まったショッピングセンターの庇の下で雨宿りをしながらバスを待つと、10分先に出発する大阪行きの西日本JRバス(ハーバーライト大阪号)が出発時間の21:37に到着した。既に次発の路線バスがのりばに入っていまい、数分その出発を待ってからのりばに入って交替運転士が降りてきて乗車案内をするが、乗客なしで21:42に発車していった。

貸切状態の車内(拡大します)    神奈中として最後の夜行仕様の座席(拡大します)
                 誰も乗っていないうちに車内と座席の様子

自分の乗るバスは大阪行きが発車した直後の21:44に港南台駅前に現れて、指定したバス停から路線バスを避けるように1列車道側に停車して運転士が乗車案内の呼び込みが始まったので、雨が強く降るなかをとりあえず車内に案内されて乗車した。後を続く乗客は0人で、車内にも誰も乗っていない…。乗り込んでから運転席脇で乗務員に乗車券を渡してから発車時間までに誰もいない車内を先にあちこち撮影して…、[バス]港南台駅21:47発本郷車庫始発京都駅行き横浜神奈交バス運行のハーバーライト京都号は1分遅れの21:48に発車した。
pg
 ブランケットとヘッドレストのロゴも見納め         ちょっと古臭いがスリッパも…

自分の予約したJRバス系の高速バスネットによると残席0の満席だったので乗務員に今日の予約状況を聞くと、そんなに混んでいなくて空いている席のほうが多いとのこと。マニアが多く乗りこまなくて助かったが、あまり乗客が少ないと神奈中バス系がこの夜行高速バスから撤退するのが自分としても納得してしまう…。
       
               バインダーにコピー用紙の車内のご案内の一部

神奈中の夜行高速バスは過去に4~5回利用しているが、そのいずれも神奈中バス担当で上りの横浜行きで利用している。地元から乗り込むのは今回が最初にして最後になるが、この路線の長所は地元近くから利用出来ることだが、欠点としては横浜・町田・本厚木と停車駅が多過ぎることに尽きる。そのため寝るまでに車内が落ち着かずになかなか消灯しない下り横浜発は利用せず、早朝に次々と乗客が減って静かなまま過ごせる上り便ばかりを過去に何度か利用していた。その中でも京都行きは初利用で、大阪→横浜便利用が一番多かった。
          
           中央部右側にあるトイレと洗面・サービスコーナー(お茶のみ)

バス出発前に交替運転士からマスクの支給があった。昨今の新型インフルエンザが関西圏で流行している影響のようで、京都で降りてもすぐに名古屋方面に戻ってしまう予定だが一応頂いておく。
時節柄各人にマスクの配布もあった…

港南台駅を発車したバスは清水橋交差点より鎌倉街道を順調に走って上大岡駅に22:00着。ここでも乗客は無く発車時間を待って22:02出発した。乗客は相変わらず自分1人のまま鎌倉街道を通町1丁目交差点から左折して環状1号を井土ヶ谷駅脇を抜けて保土ヶ谷橋より国道1号線を通って横浜駅東口に22:20に到着してしまった。渋滞も無く交通量も雨のためかいつも以上に少なく順調なため20分も早く着いてしまったが、このままだと前便の大阪行きとバスのりばで重なってしまうため、しばらくバスターミナル手前の道路で10分ほど待機してから22:30に東口バスターミナルに入線した。
最終運行間近の神奈中高速バス(拡大します)
      改めて横浜駅東口にて…             横浜町田I.C.を通過(23:45)

さすがに横浜駅からは乗車があって数名がバスを待っていたが、それでも乗り込んできたのは僅か3名…。待つ時間が長く感じられるほど車内の動きが無いまま横浜駅東口を定刻22:40に発車した。
今年2月にバスターミナル前の国道に信号機が設置されたため、羽田空港行き京急リムジンバスが首都高の横浜駅東口ランプに直接入れるようになって大幅な時間短縮が可能になったが、このバスもその恩恵に預かってそのまま首都高の横浜駅東口ランプに入り、石川町J.C.T.より狩場線に入って22:51には狩場I.C.より保土ヶ谷バイパスに流れて一旦、東名高速横浜町田I.C.を通過して東名入口交差点から国道246号線・町田街道を通って町田バスセンターに22:22到着。
町田はいつも意外なほど乗客が多く、今回も6名が乗ってきた。これでようやく乗客が2ケタになったが空いている席は確かに多く、時間まで待って23:30発車した。
こちらは既に眠くて保土ヶ谷バイパスを走っていた記憶も無いまま町田に着いていたくらいだが、それでもこの先の本厚木での乗車扱いがあるので車内灯は明るく点いたままだ。
町田街道の来た道を戻って、改めて横浜町田I.C.を23:45に通過して東名高速に入る。うろ覚えに会社最寄りの大和トンネルを23:50に通過したのを確認して寝入ったが、日付が変わる前の23:57に厚木I.C.を一旦降りて本厚木駅に何故か遅れて0:07着。ここで2名乗り込んで総勢12名で京都駅を目指す。遅れた原因は分からないまま9分遅れの0:08出発、再び厚木I.C.を入った0:16にようやく消灯してくれて本格的に就寝出来た。自分が乗車して2時間半の神奈川県内夜間周遊は寝る前にかなりキツかった…。

(ハーバーライト大阪・京都号…2009年5月31日まで[ハーバーライト号として統合運行])


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