9/4 青春１８那覇旅行 9/4～6 勤務後名古屋移動編

 

今年も青春１８きっぷが余ってしまった…。

まずはきっぷの余りの活用法模索から始まったのだが、夏期間に発売した青春１８きっぷは結局中部国際空港からの台湾旅行へ行くための往復で使用するのを決めた以外、残り３日分は全く使用予定が無かった。８月もお盆休みを過ぎて残った青春１８きっぷは、今年度着々と進めているＪＡＬ搭乗回数稼ぎの旅行に絡めて使用しようと、先週の但馬日帰り旅行で１日分を使用することにして、さらに今回の旅行でまず名古屋を目指すためにここで使用することにして翌日、名古屋からはＪＡＬ便でどこか安いフライトを結んで巡ってみようと調べていくと、福岡～那覇線の日中便に特便割引７で安い便があったので、これを結ぶように小牧～福岡便を午前の最安便で取得し、那覇往復して帰りの福岡～羽田線割とも安めの便を押さえて４フライトを用意、宿泊もＪＡＬエアプラスで予約して獲得マイル数増加も多少目論んで当日を迎えた…。

　藤沢から乗車した東海道線Ｅ２１７系電車　　　　　　　熱海から乗ったＪＲ東海２１１系電車

旅行当日は5:15起床。今回も普段通り勤務した後に出かけるため、いつもの準備と簡単な旅仕度をプラスして自宅を5:48に出発した。
今回は旅の出発地点が通常の横浜でなく藤沢なので、まずは地元駅よりＪＲ線で大船へ出て、大船6:04発静岡行き東海道線普通電車に乗車。この電車は静岡まで直通する現在では唯一の電車で、しかもＪＲ東海３７３系特急電車を使用しているので、このまま旅行へ行きたい気分になるが叶わぬまま１駅乗車の藤沢で6:08下車、ホームを上がってすぐのコインロッカーに旅の荷物を入れておく。ここは通勤定期区間外なので早くも青春１８きっぷを使って乗っているが、これから乗り換える小田急線との連絡改札口は自動改札のみで通れないので、一旦ＪＲ線改札口を出てから小田急線改札口を入り直す手間となった。
そのまま小田急線にて大和乗り換えで大和市内の相鉄線沿線の会社にて8:00～17:00勤務し、再び藤沢に戻ってきたのは17:57。今日は会社で注文していたブドウの受け渡し日だったのでそれを引き取って来たが、会社に土・日・月と置いたままにするのは鮮度が落ちそうなので、旅の荷物をコインロッカーから出した代わりにブドウを預けての出発となった。
ブドウを預けて身軽になったが、再び旅行カバンを代わりに下げて18:00にＪＲ線のホームに降り立ち旅行開始。ちょうど来た電車に乗り込んで…、藤沢18:04発の東京始発熱海行き東海道線普通電車は発車した。現在３編成のみ在籍の希少な東海道線用Ｅ２１７系に乗れたが、割と空いていると思われた先頭車両に乗ったのに藤沢辺りではまだ混んだ車内でしばらく進んだ。ようやく車内が落ち着いたのは平塚を過ぎてからで、それでも立っている人がいて車内がガラガラになるのは小田原を過ぎてからだった…。
早川を過ぎれば相模灘が見渡せる景色の良い場所も、暗い夜では全く見えないまま、藤沢から５８分の乗車にて終点の熱海に19:02到着して乗り換えた。

割と立寄る機会の多い沼津駅

ここからは編成が極端に短くなっていつも混雑した思い出しか無いＪＲ東海区間だが、この時間は運転本数が多いのか函南方面から着いた電車は６両編成ながら乗りこむ人も少なく折り返し運転にて…、熱海19:09発島田行き東海道線普通電車は発車した。
平日夜の熱海からの電車には観光客など皆無で用務客ばかりで、丹那トンネル内を走るため騒がしい外と対照的に動きの無い静かな車内のまま、熱海から２０分の乗車で沼津に19:29到着、車内の半数ぐらいの降車客と共に自分も下車した。
以前、2008年10月にも似たような行程で名古屋に向かったが、今回は２度目ながら目的が電車に乗ることより青春１８きっぷの消化のためのような旅行(移動)になっている。次の電車まで時間があるのでＪＡＬのチケットレス搭乗券の裏面で引き当てたマクドナルドの無料クーポンを大量に保有していたため、夕食に利用しようと沼津駅周辺でマクドナルドを探すが全く見当たらず(後で地図を確認したら至近距離に発見)、仕方なく駅前右手の再開発ビル(イーラde)にしずてつストアがあったので、ここで夕食の弁当やアルコール類を買い込んで駅に戻った…。

　　　　　本来の特急で乗ったことの無いＪＲ東海３７１系電車と乗車した２階建の３号車

この先乗るのはホームライナー号で、前回利用時はこの電車目当てで来たが、今回は移動手段として乗ることになった。前回と違うのは購入時点で強制的に乗車整理券が座席指定されていて、沼津降車時にホーム上の券売機にて先に購入したら、指定された座席はちょうど自分が希望していた２階建車両の階下席だった。
19:50にホームへ戻ると、まだ特急あさぎり号としての下車扱いと清掃が終わっていなかったようで、２～３分待つと準備も終えて客扱いが始まった。以前は三島始発で沼津から回送して少し遅い時間の出発だったが、列車としての発車時間が繰り上がったので以前のように途中区間で新幹線に乗らなくても当日中に名古屋へ着けるようになった。

　選択不可な指定制でも座れた階下席の様子　　　　　　スーパーで買った弁当で夕食

座った席は３号車の階下で、この場所だけ階下で車体の裾が絞ってあるので１－２の座席配置で、少し広めの座席・シートピッチのために以前の自由席状態の時は真っ先に埋まっていた場所だが、今回も順番に座席を指定しているのか満席になって…、沼津20:00発浜松行きホームライナー浜松５号は発車した。
前回、車内見物もしたので今回はスーパーで買った弁当ですぐに一杯やりながら車内で過ごした。この列車は停車駅も少なく割と特急並みに飛ばしてくれるので所要時間も短く、富士・清水に停まるだけで静岡に20:37着。意外と浜松まで乗り通す人が多くて車内の乗客は数名が降りただけで代わりに無札の客が空いた座席に座った。指定された座席は売り切り形式なので、一旦座った座席には新たな乗客は指定されないが、他の車両より広めの座席だと知っている人が空席を狙って座るようだ。ホームで待っている人が多かったので、他の車両も乗客が増えたと思いつつ静岡を20:38発車、藤枝まで停まらない後は小まめに停車していって、沼津から１時間３７分の乗車にて終点の浜松に21:37到着した。

　　　　浜松から乗った３１３系普通電車　　　　　　 豊橋からはクロスシートの３１３系電車に乗車

この先は再び普通・快速電車での移動になる。前回利用した時より３６分も早く浜松に着くようになったので、無駄に新幹線に乗り換える必要も無いのが唯一ＪＲ東海を評価出来る。降りた向かいのホームに電車は既に停まっていて、乗客はすっかり乗り込んでいるもののまだ空席があったので自分も余裕で座れて…、浜松21:42発豊橋行き東海道線普通電車は発車した。
この付近の人はあまり夜遅くまで飲み歩かないのか、６両編成の車内はまだ空席もあって落ち着いた雰囲気で暗闇の東海道を進む。皆、豊橋まで乗るのかと思いきや弁天島～鷲津で大半の乗客が降りてしまい、さらに空いた車内のまま浜松から３２分の乗車にて終点の豊橋に22:14到着した。
ここでようやく最後の乗換えだが、ホームが違うので階段を上がって隣のホームへ移動して似たような電車に乗り込む。この辺りから名鉄という競合相手がいるお陰で旅客待遇も良くなって、ロングシート一辺倒だった熱海～豊橋間から転換クロスシートの車両に変わった。何となくホームライナー号車内で見かけた連中がチラホラ見えるなか乗り換えて…、豊橋22:19発関ヶ原行き区間快速は発車した。遅い時間なので早く移動したいが夜間で列車本数を絞り出す時間帯らしく、途中の岡崎まで各駅に停まるため将に区間快速だが、乗り降り少ない駅を小まめに停まっていくのはいつも快速電車だけ乗っている区間だけあってじれったい。
始発の普通電車と接続する岡崎から快速運転になるが、それまで乗客の動きの少なかった車内が刈谷に23:05に着くと多くの乗客があり、あっという間に混雑した都市圏の鉄道になって、豊橋から１時間５分の乗車にて名古屋に23:24到着した。

　以前と似た構図で撮った名古屋駅太閤通口　　　　何度か利用しているチサンイン名古屋

今回の青春１８きっぷによる鉄道移動はこれで終わり、あとは今夜の宿に入るだけだが、今回の泊まりも以前泊まったチサンイン名古屋で、３回目の利用になるので場所は分かっているためさっさとホテルに近い太閤通北口改札へ向かったが、そこは23:00に閉鎖されていて早くホテルに入りたいのに再びホームから南へ大きく迂回して中央口より太閤通口へ出された。ホントつまらないことでも毎度ＪＲ東海には不愉快な思いをさせられる。余計な迂回で電車を降りてから１０分かかってチサンイン名古屋に23:35到着してチェックインした。
　　　　　　　　
　　　　　　　　狭いながらも高めの天井で清潔な雰囲気の部屋の様子(６１０号室)

今回はＪＡＬエアプラスのサイトで出していた￥3,900という安いプランにて利用。入った部屋は初めて利用した時の真下の部屋で、部屋の造りは狭いながらも明るめの内装で申し分は無い。ただ、冷蔵庫が無いのが残念だが…。
　　　
　　　　　　建物の窓側にあるユニットバス　　　　　　　　　　　　　建物は丸い館内案内図

部屋に入ってしばし持参したノートパソコンでネット閲覧してから0:30～0:50でシャワーを浴びて、いつもの晩酌はホームライナー車中でやったのでパスして、明日の準備で荷物をまとめ直して1:30に就寝した。