9/26 但馬日帰り旅行３(JAL-50.51.52)

 

本来なら先々週の同旅行時にＪＡＬ上級会員ステータスが達成されていたはずだが、前回の天候不良でのフライト後のリターンで思わず欠航になったため、欠航後３０日以内ならどの日程にも変更可能だが翌週末だと大連休にぶつかってしまうため、仕切り直しで本日再スタートとした。

　　　　　　
　　　　　いつもの空港直通快特に乗る　　　　　　　　今回は下のカウンターでチェックイン

当日は4:15起床。前回と同じく早起きをしたが、外がまだ暗い時間に起きると何となく無理して起きている感じがいつもする。まぁ実際無理して起きているのだが…。
まだ家族も寝静まっているなか、簡単な身仕度をして自宅を4:49出発。前回の時より２週間経ってさらに暗くなった道を自転車のライトを点けて駅へ向かった。地元駅を下りの始発電車に乗って大船に行き、明らかに１分早発している電車で早く着いたため同時刻発の大船5:04発東京行き横須賀線に乗れた。この辺りは前回と全く同様で１７分の乗車にて横浜に5:21到着。朝から乗客の入れ替えが多い中を自分も降りて京急線ホームへ進む。ようやく明るくなり始めた京急線ホームで待つこと１０分少々で毎度の電車に乗りこみ…、横浜5:33発の三浦海岸始発羽田空港行き快特は発車した。今回は着席希望の客が多かったのか、あと１人先に車内に入っていれば座れた僅差で途中の京急蒲田まで立って行き、残りの１駅間のみ座るも５分ぐらいで、横浜から１８分の乗車にて終点の羽田空港に5:51到着した。

　　　　いつもの伊丹行き初便１５番ゲート　　　　　　　　 ＪＬ１０１便 B777-200 JA8983

今回は前回の欠航分を延期変更された航空券のためＷｅｂチェックインが出来ず、前回の変更手続きの際も搭乗時には窓口でチェックインするように言われていたので、いつもの北ウィング２階出発ロビーのご搭乗手続きカウンターで少し待ってからチェックインした。ここで数分の時間を要してからいつもの手荷物検査場Ｅを並ばずに通過してゲートに向かうと、既に6:04から優先搭乗・上級会員搭乗などを始めていたのでその場で少し待ってから自分もさっさと乗り込んでしまった…。

　　　右旋回して見えた八景島・追浜付近　　　　　　　　　　　　　空いた機内の様子

今日も伊丹の乗り継ぎで少し時間があるので着いてから朝食を食べることにして、無理してカードラウンジに立寄るのも面倒だったので機内で他の乗客が乗り込んでくるのを待っていると、ごく普通に出発時間を過ぎた6:27に遅れ案内も無くドアが閉められて…、羽田6:25発大阪(伊丹)行きＪＬ１０１便は５分遅れの6:30出発した。
まだ出発便も少ない時間なので、滑走路までに前後に同じ出発便も無いまま３４Ｒより6:42離陸、上昇して6:46にはベルトサインが消えた時にちょうど杉田・八景島付近を通過して右旋回、自宅付近を江ノ島上空で眺めたのがギリギリで、あとは薄雲が広がって見えなくなった…。

　　　　空きっ腹に飲んだコンソメスープ　　　　　　　　　　　自分が乗った機影が雲に反射…

6:50過ぎにドリンクサービスが始まってコンソメスープを頂く、このフライトは夏時期と比べて空いていて、少ない乗客も大半が寝ているので機内サービスの巡回は早かった。富士山付近を6:55に通過したが雲間に僅かに富士山が見える程度で画像に撮れず雲の上の飛行が続いたが、珍しくも自分の乗っている機体が太陽に照らされて雲に映っていたのを偶然うまく撮れた。

　　　　　　　　　今回も乗継・空席待ちカウンターでチェックイン、受け取った搭乗券

途中は雲が多くても揺れずに快適なフライトのまま、7:09に知多半島上空から降下を開始して7:17には天理市東部付近でベルトサインが点灯、関西方面に進むに従って再び下界の景色が見えつつ…、羽田から４５分のフライトにて大阪国際空港(伊丹)に着陸、定刻の7:30に到着した。
先々週の前回と同じく但馬行きはＷｅｂチェックイン出来ないのでどこかのカウンターへ行かないとチェックイン出来ないが、一旦外のカウンターへ行くと出発旅客の多い時間帯なので手続き待ち行列に並ぶ羽目になるため、降機してすぐ近くの乗継・空席待ちカウンターで手続きしてもらってから到着出口を出た。

　　　　　　　朝食に初めて利用したＡｉｒｄｅｌｉと食べた朝ごはん定食＋ドリンクバー(￥600)

そのまま出発ロビーへ行くと今日もカウンターは混んでいて、そこを通り過ぎてＡＮＡ側のターミナルで朝食でも食べようと歩いていたら、ちょうどターミナル中央付近にＡｉｒｄｅｒｉという店が安い朝食セット(￥500)を看板に出していたので7:45頃に迷わず入った。持ち帰り用は入ってすぐ右側で、店内飲食は最初にオーダーして左側のレジ前にて受取るシステムだが、勝手が分からずマゴついたが客は少なかったので大丈夫だった。空港関係者も食べに来ていて、和風なメニューが簡単に安く食べられるから利用しやすいかも…。
手荷物検査場は今日もガラガラ…

8:05には店を出て、残った時間はやはりカードラウンジのラウンジオーサカにて時間潰しをした。ここでジュースを頂きつつ適当に空いたパソコンでネット閲覧しつつ４０分ほど滞在で8:45頃には手荷物検査場へ向かった。
ここの検査場は8:00前後が混雑のピークのようで、この時間ならガラガラの状態なのが分かった。しかし、せっかくその傾向が分かっても今日以降はしばらくこの時間に伊丹空港を使うことは無くなりそうだ…。

　　　　　　但馬行き定番の２４番ゲート　　　　　　　　　　ＪＮ２３２１便 SAAB340 JA8886

手荷物検査をすぐ受けて向かう但馬行きは、ゲートがほぼ固定のターミナル最北にある２４番ゲート。ここ１か月くらいで３回目の利用なので勝手知ったる感じで、出発１０分前ぐらいにゲートへ行くと程なくして搭乗開始され、ゲートを通過して一旦外に出てから駐機されている該当機に乗り込むと9:04にはドアクローズされて…、大阪(伊丹)9:05発但馬行きＪＮ２３２１便は３分遅れの9:08に出発した。

　　　　　　六甲山地から神戸の街並み　　　　　　　　　　今日も割と乗っている機内の様子

伊丹空港周辺の天候も青空の合間に雲が見える程度で安定していそうで前回よりは条件が良く期待出来そうだ。滑走路に向けて進むが前方に出発便と到着便があって少し待たされて３２Ｒより9:18に離陸、一旦左旋回してからすぐ右旋回してまだ神戸の街並みが見える9:23にベルトサインが消えるがまだ緩やかに上昇していた。
北条町付近(9:30)

六甲山地を越えてから神戸電鉄線の真上を飛んでいるようで、加古川を渡る山陽道を眺めて小野・粟生の街が見えたので神戸から北西方向へ飛んでいるみたいで、中国道が沿って走る北条町が見えてからは大きな街が無く、9:30にまだ水平飛行している北条町上空でベルトサインが点灯、その先は降下を開始しつつも進路の眼前に分厚い雲があって、避けることも出来ずにそのまま突っ込むと揺れが激しいが前回の引き返し時よりはまだ緩い揺れで、分厚い雲は但馬方面まで垂れ込めているが高度を下げて下から雲より出て、そのまま真っすぐ進路１より南方向から、大阪(伊丹)より２３分のフライトにてコウノトリ但馬空港に着陸、３分早く9:42に到着した。

　　　　　厚い雲の下で但馬空港に到着　　　　　　　　　　前回は降りられなかった但馬空港

前回は３度も着陸を試みたのに着けなかった空港が、天候が違うだけでこうもアッサリ着いてしまうと前回の欠航は何だったのか不思議なほどだ。先月来た時には到着時の飛行機はターミナルに対して横向きの南へ向いて駐機されたが、今回は空港に対して同じスポットでも真っすぐ入ってそのまま駐機した。その日によって停め方が違うのに意味があるのだろうか…？
何の苦労も無くあっさり着いた但馬空港は先月来た時のような夏の暑さは無く、上空に厚い雲もあるので程よい気候だった。乗客はゾロゾロと歩いて到着出口へ向かうと、殆どの乗客はターミナル前に停まっている路線バスへ乗り込む。自分も乗り込む前にターミナル北側に展示してあったＹＳ－１１が作業足場とビニールシートが掛けられているので気になって行って見ると機体の塗り直し最中で、もう飛ばないから適当な業者が適当に塗っているのだろうと思ったら、しっかりとＡＮＡ系のツナギを着た整備士が実際に運航している飛行機と同様の塗装をキチンと行っているのには感心した。保存機だからという手緩い妥協をしないＡＮＡの意識の高さを感じた。

　　　　　空港脇のＹＳ－１１は再塗装中　　　　　　　　　　　　今回は路線バス型に乗車

そんな再塗装中のＹＳ－１１を眺めてからバスに乗り込み…、但馬空港9:55発城崎温泉駅行き全但バスは何故か１分遅れの9:56に発車。バス停前の空港内催事場では電器会社の展示会で結構にぎわっていた。車両は前回の貸切バスタイプで無く普通の路線バスだった。高台にある空港から平地の集落に降りてから円山川沿いの平地を以前と同じく北上して１０分ほどで豊岡の市街地に入り、１６分の乗車で豊岡駅前に２分遅れの10:12到着した。

　　　　　　　　　乗車変更した全但バス豊岡駅前営業所と変更した高速バス乗車券

２度目の訪問になる豊岡は、まずは先月購入してあった高速バス乗車券の変更をしたい。バス停からすぐ隣のビル外側にある全但バス豊岡駅前営業所に入って窓口で手続きをする。本来は9/12に使用する予定だったが前述の通り但馬空港に降りられず、発車時間を過ぎて伊丹空港に戻ってから電話にて当日の不乗と予約の延期を願い出てＯＫを受けていた。窓口の人には話が伝わっていたようで端末で何かを確認して変更した乗車券を出してもらって手続きは完了した。
その後、まっすぐバス停に向かえば良いものを、多少時間があったので以前から貯め込んでいて使っていなかったQuiC×マクドナルドキャンペーンで当たった無料クーポン券を何とかして使い切りたくてマクドナルドを探したら、豊岡駅北部の生協のショッピングセンター(コープデイズ豊岡)に見つけたので10:30に訪問、ちょっとバス発車時間に厳しそうだが注文して急いで食べて10:35には早くも店を出てバス停まで早足で進んだ…。
　　　
　　　マクドナルドで食事してロスタイムに…　　　　　　日本で唯一国道上にある寿ロータリー

マクドナルドのあった生協から宵田町バス停へ急ぐ時、たまたま通ったロータリーが地方都市には珍しく、道路の中央に銅像があって後で自宅で調べると唯一国道にあるロータリーで、銅像は地元出身の中江種造とか…。 夏の暑さほどでは無いが、それでも２５℃くらいある中を急ぎ目に小走りで街中を行けば汗をかいてしまい、１０分少々で高速バス停留所の宵田町に発車２分前の10:49に辿り着いた。結局は着ているシャツは汗でビッチョリになってしまった…。
　　　　　　
　　　　　全但バス宵田町バス停で待つ　　　　　途中まで乗車した神戸県庁行き全但高速バス

途中の停留所なので早発しないためにわざと遅らせて走る傾向がどのバス会社にもあるので、ここで待っていてもやはり定刻にはバスが来ず10:53に到着して乗り込んで…、宵田町10:51発の城崎温泉駅始発神戸県庁前行き全但高速バスは３分遅れの10:54発車した。
一般道を円山川沿いに走る

先客は４名ほど乗っていて、ここでの乗車は自分のみですぐ発車した。バスはしばらく山陰本線・円山川沿いの国道３１２号線を南下して、車内案内テープが一般路線バス並みに何度も放送しながら進んでいく。この路線は途中乗車扱い停留所が路線バス並みに多く設定されているが、実際に乗ってくる停留所は１０分に１回ぐらいに停まって１～２名乗せる程度で、八鹿駅前後までに６名ほどの追加乗車があった。
八鹿付近まで２～３分遅れのまま運行して、その先は国道９号線と合流してからしばらく走ると前方に同じようなカラーの高速バスが見えて、行先表示に大阪の文字があったので乗換えるバスと判明したがそのまましばらく連行で走り、宵田町から５３分の乗車にて和田山営業所に５分遅れの11:47到着して前の大阪行きのバスへ乗り換えた…。

　　　和田山営業所で大阪行きに乗り換え　　　　　　　　２０名以上乗っていた車内の様子

どちらのバスも営業所向かいの道路側バス停に停車し、こちらのバスから自分以外にもう１名乗り換えて…、和田山営業所11:44発の湯村温泉始発大阪梅田行き全但高速バスは４分遅れの10:48発車した。こちらのバスは２３～４名ほど乗っていて大阪行きのほうが需要が多いようだ。指定された座席は合席になるので運転士に願い出て空いている後方席に座った。これ以降も乗車停留所が何箇所かあったが乗車は自分達乗り換え客以降いなくて、しばらく神戸行きとそのまま連行で走って11:54に和田山Ｉ．Ｃ．から国道４８３号線の自動車専用道(北近畿豊岡自動車道)に入り、ようやく高速道路らしい道に入った…。
乗り換えた頃には豊岡市内で走り回った汗も引き、乗り換えも済んだ安心感から快調な走りに眠くなってきて意識が飛んでいた。バスはそのまま自動車専用道から遠坂トンネル有料道路を通過して再び無料共用区間を走って青垣Ｉ．Ｃ．を12:09に降りて近くにある道の駅青垣に２分遅れの12:13到着して１０分間のトイレ休憩となった。

　　　　　　トイレ休憩した 道の駅青垣　　　　　　　　　　　　大阪・神戸行きともに休憩停車

和田山からずっと神戸行きも続いて走ってきて共に休憩。運転席の運行表を見ると５分停車になっているが、運転士の案内は１０分で案内していた。トイレ無しのバスで唯一の休憩停車なので、トイレを済ませつつ売店で土地の土産物などを軽く物色して車内に戻り、道の駅青垣を９分停車で６分遅れの12:22発車した。
神戸行きは所定通り５分停車で先に出発、残るこちらが後発で再び国道４８３号線の青垣Ｉ．Ｃ．を入って大阪方面へ南下した。
車窓は以前にも見たような低い山々が続く狭い平地に田圃の広がる同じような景色に、引き続き眠気が増して殆どを寝て過ごすが、時々目覚めるとちょうど福知山線の線路を越えて少し走ると舞鶴・若狭道の春日Ｉ．Ｃ．を12:37に通過し、ようやく有料高速道路に入った。
普通の高速道路に入って走りも変わらず快調なので再び寝入ってしまい、気付けば吉川Ｊ．Ｃ．Ｔ．も通過していたようで交通量の多い中国道を走っていた。沿道は山がちなアップダウンの多い場所ながらも狭い斜面のあちこちに住宅やマンションが多く見えて、いかにも関西圏郊外のベッドタウンらしい風景から次第に大阪平野に入って市街地を縫うように走り、途中の宝塚Ｉ．Ｃ．を一旦降りて…、和田山営業所から１時間３０分の乗車にて宝塚インターに７分遅れの13:18到着した。
　　　　　　　　　　　　　　宝塚Ｉ．Ｃ．で１人途中下車して阪急バスに乗り換える

降りた乗客は自分だけで遅れていたバスはすぐに発車していった。ここから大阪(伊丹)空港まで２０分乗換えで１時間に１本の路線バスがあったので、定刻に着いていれば近くのマクドナルドでさらに無料のクーポンを使おうと思ったが、微妙に遅れて着いたために食事するほどの時間が取れずにただ待つことにした。しかし、そのバスも結局は遅れて来て…、宝塚市立病院前(宝塚インター前)13:31発大阪国際空港行き阪急バスは６分遅れの13:37発車した。
先客は６名ほどで、ここからの乗車は自分だけ。空港関係者や地元の利用者だけらしく静かな車内のまま乗降バス停の少ない中国道脇の高架道路を走って、１７分の乗車で大阪国際空港に13:54到着した。
帰りの便は14:30発で、今回のフライトは代替フライトのためチケットレス利用が出来ないので、またもチェックインカウンターに並ばねばならず、７～８人が並んでいた列で１０分ほど待ってから手続きすれば既に搭乗開始時間。手荷物検査場はすぐに通過出来て、出発１５分前の14:15には搭乗ゲートを通過して機内へ入り14:26にはドアクローズされて、大阪(伊丹)14:30発羽田行きＪＬ１２０便は１分早い14:29出発した。

　　　　　　　　伊丹より再び搭乗…　　　　　　　　　　　　　ＪＬ１２０便 B777-200 JA8984

割と遅れるのが当たり前のような羽田～伊丹便だが、珍しく時間より早く出発して離陸も早く待つことなく３２Ｌより14:37離陸、左旋回しながら上昇後14:43にはベルトサインが消灯し、眼下に奈良盆地が見えてきた。友人Ｓが住むエリアが見えたので思わず撮影、その後も景色は薄ら霞みつつもずっと眺めることが出来た。

　 友人Ｓが住む奈良市上空を通過(14:45)　　　　　　　　　　帰りの機内も空いていた

機内も行き同様に空いていて、自分の隣席もいないが後方中央列も殆ど空いていて静かな雰囲気。回ってきた機内サービスでコーヒーを貰えば既に伊勢湾を越えて渥美半島を過ぎていた。座席が右側なのでこの先は海しか見えず、ぼんやり遠くに霞む伊豆諸島の新島付近を眺めているうちに15:11には大島付近で降下を開始し15:15にはベルトサインが点灯して、今回も房総半島西側を進んでショートカットしたような感じで３４Ｌより…、大阪(伊丹)から５０分のフライトにて羽田空港に15:27着陸、その後到着スポット前で１０分以上待たされて結局は４分遅れの15:44到着した。
　　　
　　　　　　　　帰りはコーヒーを頂く　　　　　　　　　　　　真っすぐ伸びる渥美半島(14:57)

この便が入るスポットの前便が15:35発の札幌行きで、見ていたところ２分遅れでスポットを出発しているだけなのに、伊丹便が遅れて着くこと前提としたような使用スポットの割振りで、こんなことをやってせっかく早く着いたのを台無しにしているようではＪＡＬ利用者がどんどん離れてしまう。再考の余地がありずぎる。
せっかく早く着くと思ってもっと早い乗換えが出来ると皮算用をしていたのに、結果は予定の列車にも乗換えが危うい状態で降ろされた。
そそくさと到着出口を出たら、地下の京急改札口まで小走りに進んで羽田空港15:56発新逗子行き特急に乗車した。このまま乗っていれば横浜方面へ行けるが、横浜で買い物がしたいので京急蒲田で16:07に一旦下車して後続の16:11発(遅れて16:14発)三崎口行き快特に乗り換える。この電車は結局は先に乗っていた電車と併桔するのだが、そのまま直通電車に乗っていると横浜で最後尾車両から降りることになるので、自分の用事のある相鉄口へはかなり遠くなるため、乗換えの手間で歩く距離を減らす苦肉の策を取っている。蒲田から立ったまま１１分の乗車で横浜に16:25到着、買い物するために下車した。

　　早く着いたのに遅れた到着出口の表示　　　　　　横浜方面直通特急で蒲田まで乗車

その後横浜駅で買い物してＪＲ線に乗車、地元駅より自転車にて17:10帰宅。２回で済む但馬行きが３回の伊丹往復により何とか達成出来た…。

 了