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10/17 九州(東北)温泉旅行 10/17~18 山形新幹線~銀山温泉編 [国内旅行]

 

毎年、秋のシーズンに開催していて去年も2008年11月に行った九州温泉旅行が、参加者S氏の急逝により毎年開催が危うい状況になった。たまにゲストを招いたりしていたが基本的に3人だけで開催していた旅行だけに、残ったT氏と温泉旅行の趣旨だけを堅持しつつ、かつて亡きS氏がオフシーズンによく行った北海道・東北の温泉へ行ってみようと、S氏が雰囲気が良い温泉だと絶賛していた山形県の銀山温泉へと行くことにして 、9月上旬から銀山温泉の旅館予約手配とJR線・レンタカー類の各種手配を東日本方面の旅行手配に強い友人Iにお願いして当日、前夜から宮崎より上京していたT氏と東京駅で待ち合わせる予定で、今回は変則的な九州(東北)温泉旅行の開催となった…。


 東京まで利用した東海道線211系電車    行楽客で混んだ新幹線乗換改札口付近

東京駅の新幹線乗り換え改札でT氏と9:10に待ち合わせるが、東海道新幹線と東北新幹線の改札口で互いに待っていたようで、会うまでに5分前後要した。 
乗車した山形新幹線E4系

出会うまでに時間がかかったため、乗車前の買い物タイムが少し減ったなか急いで弁当などを買い込んで列車に乗り込み…、[新幹線]東京9:24発新庄行き山形新幹線つばさ109号は発車した。

   割と混んだ指定席車内の様子         大田区の工場調整の駅弁

この列車のみ新幹線区間から単独運行のため、在来線規格の7両編成のみの運転ながら、東京駅出発時は長い新幹線ホームの真ん中を使用せず、やまびこ号と併結した時と同じ上野寄りにポツンと停まっているので、ホームに上がった時はまだ列車が到着していないのかと思ってしまった。
(拡大します)
    今回利用した乗車券類         蔵王連山を眺めて走る(11:51)

東京発車時は空席が多いが車掌の放送によると満席になるらしい。東京発車後はすぐ地下区間に入ってすぐ停まるはずの上野を通過して再び地上へ出る。上野を通過する数少ない列車の一つで、少し徐行しながら通過して次の大宮で座席が殆ど埋まって東北新幹線を短い編成のまま疾走した。

    利用した指定席車の座席       カラーで見やすいLED車内案内表示

宇都宮・郡山と停まって、普段はやまびこ号と分割する福島でも単独編成ながらホームの仙台寄りに偏って停車して、編成分割など無いのに他列車と同じ時間停車してから在来線区間へと出発した。
(拡大します)新庄に着いたつばさ109号

福島からでも乗り込む人は多く、席が空いた分だけ乗り込んで混雑は変わらないまま板谷峠を越えて米沢・山形と停まって確実に下車客が多くなって、天童を過ぎると明らかに空席のほうが多くなって、東京から3時間15分の乗車にて終点の新庄に12:39到着した。
(拡大します)(拡大します)
    以前も利用した新庄駅舎       駅構内に展示された新庄囃子の山車

駅を降りて近くの駅レンタカーの事務所に行って予約していたレンタカーの契約をする。土・日きっぷのキャンペーンで台数限定で1日¥2,000で2日間借りられたのがラッキーだった。

    駅横の駅レンタカー事務所        借りた秋田ナンバーのマツダ車

予約時点では翌日の返却を仙台駅に指定していたが、帰りに良い列車を見つけたので急きょ新庄駅返却に変更して乗捨て料金の節約もして、新庄駅を13:10出発した。
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    国道13号線を快調に走る        遅い昼食に入ったあらきそば外観

今日の行程も特に決めてなく、適当に食事をしたら銀山温泉に向かう流れになったので、自分のリクエストで新庄から国道13号線を南下して村山市のあらきそばへ向かった。

     古民家風な店内の様子       サイドメニューの漬物や煮つけを注文

村山市役所付近を西へ右折して最上川を渡って少し走った集落の中に古民家調の建物があって、昼時をかなり外した14:10に到着。それでも店内は満席近くて、座敷に相席にて収まった。
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 食べた板そば(意外と少なく見えるが…)        割り箸並みに太い麺

まな板に木枠を付けたような大きな台が名物の板そばで、運ばれて来ると座敷のテーブルが一杯になってしまう大きさだ。一見台の上にパラパラと盛付けが少なそうに見えるが、寄せ集めて食べていくとかなり量があり、すぐに腹一杯になってしまった。

あらきそば山形県村山市大久保甲65 (営業時間 11:00~17:30)水曜休業


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    旅館に入る前に買い物した店     オフシーズンの防風柵があちこちに目立つ…

食べ終わる頃には店内も空いてきて40分ほどの滞在にてあらきそばを14:52に出発した。
国道まで戻る途中に郊外型の小規模なショッピングセンターを発見したので、T氏がATMを利用するため立ち寄ったついでに旅館内での晩酌用に酒とつまみを購入し、10分ほどの滞在で15:10再出発した。
再び国道13号線を北上して、途中の尾花沢付近から右折して東進。稲刈りの終わった田園地帯を銀山温泉へ疾走していると、冬シーズンに使用する防風柵がやたらと目立ち、様々なタイプがあるようで形が微妙に異なっているのが気になって、仕組みを見るのに1箇所に停まって見てみた。一応どれも収納された状態だが、ブラインドのようにひもを引いて出し入れするタイプや、ハンドルを回すタイプなどがあった。
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   温泉街手前の駐車場に停める         温泉街入口の白銀橋から…

国道を外れてから30分ほど走った15:55に銀山温泉の入口付近に到着。温泉街は狭いため一般車両の通行が出来ないため、温泉街の手前にある各旅館の駐車場に停めてから歩いて目指す旅館へ進んだ。
   (拡大します)   (拡大します)
     宿泊した古勢起屋別館        歓迎看板に友人Iの名が書かれていた…

場所によっては旅館の送迎車で送ってくれるみたいだが、まだ陽も高いので温泉街を見物しつつ旅館へ進む…。
銀山温泉は狭い川を挟んだ両側に古風な和風建築の旅館が所狭しと並んで、何かの映画セットのような情緒ある歴史的な雰囲気がある。

         泊まった2部屋に分かれた部屋の様子(506号室)

今回泊まる宿は旅館街中ほどの古勢起屋別館。旅館街入口付近にあった銀山荘の別館という位置づけらしく、駐車場が共用になっていた。友人Iの紹介で彼の名前で申し込んでいたので、本人はいないが玄関前の歓迎札には友人Iの名がしっかり入っていた。
畳にベッド…の寝室

部屋は5階の東側の部屋で温泉街の通りが辛うじて見える部屋だが、2部屋もあって寝室と応接と分かれているのが良い。畳にベッドなのが一般住宅にもありそうな雰囲気だ。
(拡大します)(拡大します)
           街歩きに出た温泉街の様子と温泉案内図

30分ほど部屋で休憩してから浴衣に着替えて街歩きへ16:20に出発。一旦温泉街最奥の白銀の滝を見てから、銀山温泉入口近くの車を停めた駐車場付近にある銀山荘へ向かう。
(拡大します)(拡大します)
   温泉街最奥にある白銀の滝         名前の銀山は滝よりさらに奥

銀山荘は古勢起屋別館と姉妹館なので、お互いの温泉に無料で入れる。そのため夕食前に飲んで面倒にならない今の内に散策がてら入浴してみた。あいにく入浴客が多くて撮影出来なかったがどこにでもあるような温泉大浴場で、露天風呂は今風の綺麗な造りながら銀山川が見えてそれなりに景色は良かった。
姉妹店の銀山荘は温泉入口付近に

銀山荘での入浴後は既に陽も落ちて周りは暗く、帰りは温泉街の夜景を楽しみつつ古勢起屋別館に17:45に戻った。
(拡大します)   (拡大します)
    夜の温泉街も雰囲気がある        旅館の灯りが温泉街を引き立てる

夕食は18:30から頼んであるので、それまでしばらくテレビを見ながら旅館の茶菓子と持参のつまみで一杯やる。温泉でのこういう一杯が最高だ。
夕食前から一杯…

それでも時間を持て余し気味だったので18:00に内風呂へ向かう。T氏はテレビを見ていると言うので一人で1階にある「ぬっくりの金太郎の湯」へ…。この旅館全体が奥行きも無い狭い造りなので、最奥のエレベーターからフロント・玄関へ向かう僅か10m前後の区画にあった。脱衣所は3人も入れば一杯になるくらい狭く、入れば食事時間帯ながら先客がいて撮影出来ずに軽く浴びて部屋に戻った…。

        館内温泉のひとつ ぬっくりの金太郎湯の様子(翌朝撮影)

10分ぐらいで部屋に戻ってから選択指定した18:30に、1階の食事処へ向かい夕食を頂く。日中は外来向けのレストランに使っている場所で、温泉街側の戸を閉じて夕食会場に仕立てている。
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            夕食に頂いたコース料理をメニューから…

      

ウェイターさんに出されるままにゆっくりと順番に食べ進めていくうちに1時間30分ほどの滞在で、満腹になって20:00食事を終えた。ちょうどその時間から旅館組合によるイベントが温泉街の通りで始まって人垣が出来ていた。5人の踊り子さんが流派の違う花笠踊りを、曲は一緒ながらも確かに振り付けや踊りの勢いに差があって、温泉街の橋を会場にして場所を変えつつ踊っていた。

(拡大します)地元の旅館組合による花笠踊り

全部見ていると寒くなってくるので、適当なところで切り上げて再び旅館の内風呂に入る。この旅館は夕食後の混雑するような時間帯の20:00に男女の浴槽の入れ替えをする。夕方入った金太郎の湯と違って、半地下式の風呂は音が反響しやすくて洞窟にいるような雰囲気だった。

           夜に入れ替えた ほっこりのちかの湯の様子

   (拡大します)少し塩分のある当旅館の温泉成分表示

部屋数が少ないからなのか浴槽を入れ替えてから入った形跡が無いようで貸切状態で入浴後、上がり間際に入れ替わりで1組入ってきて20:40に部屋に戻った。
あとは応接間のほうでテレビを見ながら再び2人で静かに一杯をやりつつ、お互い早起きして来たので眠くなって22:10には就寝した…。


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