SSブログ

12/15 九州温泉・ソウル旅行 12/12~16 春川日帰り編 [海外&国内旅行]

 

ソウルでの朝は8:05起床。
外はキンとした寒さだろうが、部屋のなかはオンドルが効いていて何も無くても暖かだ。シャワーを浴びて身支度して旅館を友人Sと8:50出発する。
今日が唯一終日行動できるのを利用して、(タッ)カルビを本場の春川(チュンチョン)で食べてみようと昨夜2人で決めて、市庁から地下鉄1号線に乗ってソウル東北方面にある清涼里(チョンニャンニ)駅へ9:17着。
この駅は東京で例えると上野駅みたいな感じで、ソウルから韓國東北方面への長距離列車の出発駅になっている。
清涼里駅出札窓口

今回はまったく行き当たりで行程が決まったので、春川のガイドブックや時刻表すら持っていない。とりあえず国鉄の清涼里駅の出札窓口に行って1番早く出る列車の指定券を購入した。
春川に行く列車はだいたい1時間ごとに出ていて、次発の10:15発を押さえた。
まだ時間があったので、朝食を取るために駅下のうどん屋に入って軽く食事をした。
清涼里駅舎(うどん屋は階段下に…)
カルグクス(うどん)とキムパッ(海苔巻き)

昨夜もかなり飲んで食べたので食欲はそんなに無く、うどんで腹一杯になり、キムパッは持ち帰りにして駅へ戻った。出発20分前の9:55に列車別の改札が始まり、大勢の乗客と共に改札を進んでホームに下りた。
ムグンファ1811号
駅名板と乗った列車

韓國の国鉄はヨーロッパ並みにホームが低く、レール幅も広く車両も大きいので日本と違って立派に見える。列車もアメリカンスタイルの機関車に客車を6両繋げた編成。出発まで時間があるのでホームの端で列車を撮ったり、キオスクで買い物して車内で出発を待つ。
ムグンファ(無窮花…むくげ)1811号は定刻より3分遅れて10:18発車。始発駅なのに何故か遅れたのが不思議だ。車内は冬休みに入ったのか若いグループ客がいくつかあってほぼ満席の状態で清涼里を後にした。
車内の様子(終点少し前に撮影)
途中の沿線風景

しばらくはソウルの都市部を走るため高層アパートがたくさん見えていたが、30分も走ると沿線は茶色い田園地帯に変わってくる。あまり変化の無い穏やかな景色の中を淡々と進み、春川まで距離にして約90kmを1時間52分の乗車で終点の南春川に1分遅れの12:10到着。
南春川駅構内
南春川駅舎

本来はもう1駅先の春川駅が終点なのだが、何故か現在は運休中…。駅の先は機関車用のターンテーブルが設置されていた。
多くの乗客と共に駅前広場に出たが、今回はガイドブックも何も無い状態で、多くの客は早々と近くのバスやタクシーで消え去ってしまった…。駅前にある案内所も開店休業状態。街の中心からは離れた場所に駅があるので、何かしらに乗って行かないとどうにもならない。自分の記憶として、春川の中心部に鶏カルビ専門店が並ぶ鶏カルビ通りがあると聞いたことがあるので、バス停近くにあった春川の市街図を見てだいたいの中心街に目星を付けてから、バスは経路が分からずあてにならなかったので、タクシーに駅到着後30分してから乗車、街の細かな名称が分からないので運転士に地図の中心部ぐらいにあったKBSテレビに行ってくださいと言って車を進めてもらった。
10分ほどで街の中心部に入って、走行中も街の繁華街っぽい場所を身を乗り出して探しまくり、KBSテレビ少し前あたりの春川明洞で12:55に降ろしてもらった。
春川明洞通り
チュンサンとユジンの手形(春川明洞通り)

最近、冬のソナタで春川が有名になっているのは知っていたが、何気なく鶏カルビ通りを探すために歩いていると、あちこちに冬のソナタ撮影地と書いたモニュメントや案内図が日本語・中国語併記で書いてあるのを見かける。実際に中国人団体客などを多く見かけた。歩いて10分ぐらいして明洞通りに平行して1つ裏路地に待望の鶏カルビ通りを発見、路地を進めば昼時を少し過ぎているのに鶏カルビ屋がたくさんあって客引きも多い。店が多すぎて今度はどこに入ったら良いか迷ってしまう。
とりあえず全て歩いて客引きもしていなくて客が多く入っている店を探したら、1軒だけその店があったので迷わず入店。その名も明洞1番地だった。
      
        明洞鶏カルビ通り入口             昼食食べた明洞1番地
もう13:20過ぎていたが、店内は空いている席を探すくらいの盛況。メニューも骨付き鶏カルビか骨無しカルビ。あとは後入れするご飯や麺があるくらいでとてもシンプル。混んでいても注文するやすぐに鉄板に野菜と鶏肉とコチュジャンが載せられた。
鶏カルビ 混ぜる前
鶏カルビ 混ぜて炒めた後

周りは昼食程度に食べているが、こちらは真露で昼から一杯やりながら本場の春川鶏カルビを堪能した。最後に鶏カルビに麺を頼んで焼きそばにして満腹に。それでも酒込みで2人でW21,000(約¥2,500)だった。14:00に店を後にする。
食後、運動も兼ねてせっかくなので近くにある 冬のソナタ の撮影地をいくつか見てみようと言うことになって、春川明洞通りは見たから、少し歩いた春川高校に行ってみた。
春川高校の壁

春川高校は大通りから裏手に入った場所にあるが、見学者が多いのかご丁寧に道路のあちこちに韓国語・日本語・中国語併記で案内板があるので迷わず行ける。撮影場所にも看板や踏み台まで…。
そろそろ15:00前になり、ソウルに戻るにも2時間は見ていたので春川明洞あたりで帰りもタクシーを拾って南春川駅へ15:07戻った。
帰りのきっぷを買っていなかったので、すぐに出札窓口で一番早い列車の指定券を購入。15:40発車のムグンファ1824号だった。列車は自由席が無く、全て座席指定になっている。15分くらい待ったらすぐに改札が始まってホームに進んだ。
帰りに乗った車両
帰りの車内の様子

南春川15:40発清涼里行きムグンファ1824号は定刻に発車。7割くらいの乗車率だったが、途中の江村(カンチョン)駅でだいぶ乗ったみたいで満席近くになっていた。帰りは車内の暖房も心地よく疲れて寝てしまったため、気付いたら高層団地が多く建っているソウル市街地に入っていた。帰りも行きと同じく1時間52分の乗車で、清涼里に2分遅れの17:32到着。外が少しだけ薄暗くなってきた頃だった。

       清涼里駅にて                清涼里駅構内の様子

ソウル観光できる日も今日だけなので、このまま旅館に帰っては時間が勿体ないので、友人Sが意外にもまだ行ったことが無いというソウルタワーに行くことにして、清涼里から地下鉄1号線に乗り換えて東大門で4号線に乗り明洞に18:00着。ここから南山ロープウェイの山麓駅まで坂を登って約10分、ロープウェイに乗って南山山頂に18:25着。山頂駅からさらに少し登るとソウルタワーが見えてきた。
ソウルタワーは今年春からリニューアルのために閉鎖されていたが、ちょうど自分達が来る直前の12/9にオープンしたばかりだった。名前が一応Nソウルタワーになったそうだ。改装のため入場料がW5,000からW7,000に値上がりしたが、オープン記念にしばらく半額のW3,500で入れるそうだ。

        ソウルタワー               タワーからのソウル市街の眺め

友人Sとは生まれて初めて飛行機に乗せられて海外旅行、それもソウルに初めて連れてこられた仲だが、それ以降両親や会社の同僚を連れてソウルに来た際にかなりの回数ソウルタワーに案内して登っているが、友人Sが初登頂とは意外だった。また、自分は高所恐怖症であまり登りたくないがソウル観光には外せない場所なので今回も仕方なく登る。
景色を眺められるトイレ

リニューアル前は少し古びた感じで客が少なくエレベーターで並ぶことは無かったが、今回はエレベーターに乗るだけで10分は待たされた。内装はどこも綺麗になって、展望台トイレもあえて内側に造らずに外を眺めながら用を足せるようにするなど斬新になっているが、自分にとっては相変わらず高くて慣れるまで景色が眺められない。外側のガラス面に近づくだけでも脂汗がたくさん出る。
怯えながらも展望台に10分少々滞在して地上に19:05戻り、再び南山ロープウェイで山麓駅からキンと冷えたソウルの街を歩きつつ、街頭のライトアップやクリスマス関連のイルミネーションを眺めながらロッテホテル~ソウル市庁前を経由して大祐旅館に20:00戻る。
ロッテホテル玄関前のイルミネーション

旅館に戻って街歩き用の荷物や買い物荷物を置いてから夕食を食べるために20:15再出発。今回はいつも行っている店でなく、ソウル好きの方のサイトなどによく紹介されている店に行ってみようと市庁から地下鉄1号線に1駅乗って鐘閣駅より歩いて路地奥のパプサンモリと言う店に20:30行ってみた。
   パプサンモリ店舗外観

ちゃんと紹介文を見ないと迷いそうな路地に1軒明るく大きな看板が出ていたので助かるが、奥まった立地に拘らず店内は結構混んでいた。
少ない空席に腰を下ろすとメニューはシンプル。何人前か聞かれるくらいで、あとは壁にあるメニューで真露を頼んで手際良く店員さんが焼いている傍で飲みながら焼けるのを待つ。
オーギョッサル 焼く前
焼いた後

コンロが斜めになっていて、その上に熱した石版が鉄板代わり。焼いた時に出る余計な水分や油が落ちる仕組みになっていて合理的だ。2人前では物足りなく焼き飯(ポックンパ)食べて、さらに冷麺を頼んで周りを見れば空席のほうが多くなって22:00過ぎていた。隣席の韓国人若者が一人日本語を話せるようで、時折りこちらの会話に乗ってきた。何でもフィギュアを作っている会社にいて、日本に輸出しているとか…。
ポックンパ
最後に冷麺…

ラストオーダーも過ぎた22:15に会計して店を出た。2人で腹一杯食べて全部でW44,000(約¥5,300)。どこかのサイトで言っていたアイスは出てこなかった。やはり遅くまでいたせいかも…。
その後帰りも同じく鐘閣より地下鉄で1駅で市庁に戻り、帰りにコンビニで買い物して旅館に22:35戻る。
部屋で友人Sとさらに一杯やりつつ話をして、23:10自室に戻ってシャワーを浴びてから今日の行程をまとめてから0:50就寝する。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。