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7/20 (青春18 南)東北旅行 7/20~22 ムーンライトえちご号出発編 [国内旅行]

 

変なタイトルだが、まさにその通りな感じの旅行になってしまった。

以前の項から、6~7月の週末に夜行列車かバスを絡めた旅行をすると言っていたので、その通りに予定が出来て実行することになった。
でも、旅行が具体化したのは出発1週間前に元同僚Kからの電話で決まったようなものだった。
元同僚Kとは6~7月のいずれかの週末に飲み会をする約束をしていて、その日取りを7月末の週末に開催すると先週末に電話してきた。自分が今週末もチャンスがあるのになぜ月末に開催するのか問いただしたら、この日は元同僚Kは仲間内で仙台へオールスターゲームを観戦に行くという。
自分は野球に興味は無いが、仙台で野球観戦の後にやる飲み会に電撃参加するのも意外性があって面白いだろう…と、参加しているメンバーも自分が良く知っている前会社の仲間だし、元同僚Kに口止めしてもらって自分も別行程で急遽仙台に乗り込むことにして旅行を決めた。
さっそく行程を考えて、7/20はちょうど青春18きっぷが使える初日になるので、地元駅にてムーンライト信州号の指定券を7/16朝に獲得し、それを利用して日本海沿線を北上して山形県の鶴岡や新庄を巡って仙台に入るプランを立てたら、またも運悪く新潟中越沖地震で経路に予定していた直江津~長岡間が不通になってしまったため、再度プランの練り直しを迫られてムーンライトえちご号にて新潟から同様のルートで行くように指定券を取り直して当日を迎えたのだった…。

当日の朝は6:00起床。もう平日は仕事の身分、6:30には自宅を出て地元駅に向かう。
いつもは通勤で1駅乗っては乗り換える区間が会社までに3回もあって疲れるので、今夜どうせ青春18きっぷを使うのでさっそく日付印を入れてもらってJR線で横浜まで座って寝ながら行った。横浜から私鉄に乗り換えて会社に向かい、夜まで通常勤務をした…。
今日は19:00頃には勤務を終えて一旦帰宅の後に再出発するつもりでいたが、仕事が思うように終わらずに19:50に退勤してしまった。全く予想だにしていない遅れに翌日出発も考えたが、朝方既に青春18きっぷを使用開始しているので、ここで中止にすると朝方使用した僅か¥290区間の利用のために青春18きっぷ1日分¥2,300をフイにしてしまうことになるので、ちょっと焦りながら駅での乗り換えも急いで走って帰り、その甲斐あってか20:43に帰宅できた…。
大船からの湘南新宿ライン小金井行き

帰宅してからの動きは早く、風呂・夕食・身支度して、21:35には自宅を出発して地元駅から大船駅に出て、大船始発21:53発の小金井行き湘南新宿ラインに乗車、最初は空いていたものの横浜で大量の乗車があってからは停まるたびに乗客が乗り込んで、下車した新宿22:44着ではすし詰め状態だった…。
昔と車両も変わったムーンライトえちご号

新宿に到着すると中央線ホームに特急車両が入線するのが見えたが、それが今夜乗車する快速ムーンライトえちご号だった。最近の列車ではあまり無い、出発20分以上前からの入線で乗客にも親切なサービスだと思う。
車内で寝付け用にビールとつまみを購入してから7番線ホームに行くと、ちょうど夏休み用の青春18きっぷ使用開始初日のため、多くの痛いマニアの方々が多数動き回っていた。それに混じって数枚の画像を収めておいた…。
昔、まだこの列車が単にムーンライト号と呼ばれていた10年以上前に2~3度利用した事があったが、その時は古い急行型電車の車内に特急用グリーン車座席を備え付けた割と豪華な設備だったが、現在は単なる特急車両でしかも普通の座席にグレードダウンしてしまったので、ただ夜行で行けると言うだけの陳腐なつまらない列車に成り下がってしまった。

    ムーンライトえちご号入口ドア付近     設備は新しいがグレードダウンした車内の様子

一応、一通り見物してから発車10分前に指定された座席に座って出発を待った。出発前から車掌の放送で指定券は全て売り切れと案内されている通りに、隣は空席で無く学生らしい人が座っていた。
新宿23:09発新潟行き快速ムーンライトえちご号は定刻に発車した。指定券は売り切れているはずだがまだ6割ぐらいしか座席は埋まっていなかった…。
そして新宿発車後の車掌の放送でせっかく立てた旅程を覆す案内があったが、この旅行のタイトルをも変形させることに関連している。
せっかく旅程を変えて避けたはずの新潟中越沖地震だが、この列車も新潟県内の長岡までの一部区間で地震による安全確保のため最徐行運転をするので、新潟到着が20分前後遅れるという。最初はただ「そうなのか…」と思うだけだったが、その遅れのために新潟からの4分乗換えの羽越本線方面列車に接続しないと予期せぬ放送があって愕然としてしまった。
そもそもこのムーンライトえちご号は新潟の先にある村上まで運転されていたのを、JR側の都合で新潟で運転区間を分断して別列車仕立てにしたのに、その列車に接続させないとは何事かと神経を疑う。よっぽど車掌に詰め寄ろうかとも思ったが、周りもその案内でザワついているので同じような乗り継ぎを考えていた人が多数いたのだろう…、かなりの影響はあったと思う。
最初、この放送を聞いたときには、接続列車を待たせても接続しないのかと頭にきたが、だんだん車内に乗っている大勢のマニアさんと同じ行程で行くのが辛くなってきたので、どうでもよい感じになってしまった。とりあえず着いてから行き先を考えることにした…。
まぁ…とりあえずビールを飲んで寝られるように一杯始めているとすぐに池袋に23:15到着してまとまった乗車があるがそれでも満席にならない…。池袋はすぐに発車して山手線の脇を進んでから東北本線に転進して赤羽を通過して大宮に向かった。この辺りで既に疲れもあって23:30寝入ってしまった…。

いつもはここで1日の日記を終えるが、寝てても停まるたびにちょっと目が覚めてしまうのが座席夜行の居心地の悪さでもあり、そしてもっと不可解なことがあったので続けることにする。
大宮に23:40に到着してさらに乗客が乗り込むのかと思ったら、やたらと大勢の客が下車したのが目に付いた。その後の高崎0:47着でも同じくかなりの客が降りていく…。これらは殆どこの夜行列車を通勤電車より快適で楽に乗れる快速電車と勘違いしているバカ共と思われる。あれほど乗車時に車掌が放送で指定券が乗れないと言ってるにも関わらず、車掌が来るまでタダ乗りを決め込んでいる人間がかなりいるのが不愉快だ。車掌ももっと積極的に検挙して指定席料金を取って欲しいものだ。まぁそれでもたかだか¥510だが…。


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トラッキー

☆☆☆  指定席制度には俺も大変不愉快な思いをした(怒) ☆☆☆

7月20日(金)仙台行きの各駅停車タイプの「やまびこ217号」の話である。その日は上野~大宮間で人身事故があり昼から新幹線の遅れがでていた。案の定、乗車予定のやまびこ217号は2時間遅れで東京駅を発車、またこの列車は殆ど通勤扱いだとJRの友人からは聞いていた。
自分達はデッキに近い横5列分の指定券を購入していた。東京駅を出る時には既にデッキ部分は通勤客で占領され、上野駅を出る頃にはトイレにも行き辛い状態であった。

あろう事に、通勤客はデッキと客室の仕切りに立っている為、仕切りドアが常に開いたまま・・・さらにそこに居た“ずうずしい、30代前半の通勤客”は指定券を購入して着席している人の真上の棚に自分の鞄を置き、ドアにもたれ掛かってくつろいでいる。あまりのずうずうしさにムカツイテ思わずにらんでしまった。しまいには客室まで通勤客がなだれ込んできて横に立たれてしまい、空調の流れが遮断され熱くて不快感が増してきたのである。
なんで指定券まで購入し、こんな不快な思いをしなければならないのか、確かに510円“しか”払ってはいないが、お金の問題ではないと思う。自分達は指定席であったが、前の車両の「グリーン車」でも仕切りドアが開いたり閉まったりの状態で、自分がもしグリーン車に乗っていたら、間違いなくクレームをあげていただろう。
旅行の楽しみの一つである車内販売も混雑の為に、販売中止になってしまった。それは「通勤扱い」と聞いていたので仕方ないと思ってあきらめた。

JRの方ももっと取り締まるべきであるし、立ち席でも料金を徴収すれば「ずうずうしい」通勤客も減るのではないだろうか、または、罰金制度など厳重にやってもらいたいものである。
しかし、聞いた話によると自由席が120%位の乗車率になると、JRみずから指定席に通勤客を誘導している話を聞いた。ふざけんなよ!!!!!!

もう一つ話ついでに言っておきたい事がある。
この話は、あくまでも“独り言”であるので聞き流して欲しい。
これも同じ“やまびこ21号”での話しだが、確か“2時間遅れ”で東京駅を出発したが、仙台駅到着時には約1時間50分遅れであった。
何が言いたいと言うと、「特急券払い戻し」の問題である。
東京駅で2時間以上待たされている時に、電光掲示板にはいっこうにやまびこ217号の表示は出てこない、後続列車にどんどんとばされ、やまびこ217号は速達タイプのはやて号の出た後に出発していったのである。車内放送によると、途中駅での追い越しはなく、仙台まではこの列車が一番速く到着するとあった。車内で同僚達と「2時間遅れれば払い戻しになるし、東京駅や車内で不快を感じた分、仙台で飲みの足しにしよう」と話していたのであったが、1時間50分遅れでギリギリセーフ・・・ 確かに自分達の“かってな”考えではあったが、“速達タイプ”を先行させ、やまびこ217号は後回しにし、追い越しを無くし、「はやてタイプ」の車両を良い事に、駅間で普段は240㎞しか出さない所を最高速を出し少しずつ時間を取り戻す都合の良い列車になってしまった。

自分達も都合の良い考えであったが、JRもなかなかやるなぁと思った。
by トラッキー (2007-07-29 15:25) 

Miyaji

トラッキーさん、熱の入ったアツいコメントありがとうございます。昨夜もありがとうございました…。
最近のJRの対応は外面は優しくソフトになった反面、自由席・指定席・グリーン車のような厳然な区別や、列車が遅れても順序立てた運行を守るなど規律や秩序を重んじる行為が蔑(ないがし)ろにされている傾向があります。
今の日本は確かにモラルや常識が欠如していて、乗客個々の自主性に頼るのも限界があり、ごまかしや違反行為があった場合には超過料金を課すなどの制度の改正も必要と思います。
こんな状態が続いて、正直で正当な乗客が不快な思いをさせられる状態が続けば、正当な利用者はどんどん飛行機やバスを利用するようになり、ズルくてバカな乗客だけがJRを利用するようになるやもしれません。
そのうちJRはタダ乗りや問題行為をする乗客だけを運ぶ輸送機関になって、JRの経営自体を崩壊させる要因になるでしょう。
まぁ、そんなふうになるには数十年以上はかかってしまいますが…。
もう少しJRも楽しい旅が出来るように改善して欲しいものですね…。
by Miyaji (2007-07-29 16:43) 

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