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1/27 北陸鉄道温泉旅行 1/25~27 東尋坊・名古屋・帰宅編 [国内旅行]

 

山中温泉の朝は7:25起床。
8:00に朝食を頼んでいたので、その前に風呂に入るのを計算してギリギリの時間まで寝ていた…。
昨日のように階下の大浴場に行くと男女の浴室が入れ替わっていて気分が少し変わる。それも試してみたかったので無理矢理でも入ろうとやってきたが、狙ってないのに今回も先客がいなくて貸切状態。思わず撮影した。 
    
       もう一つの内風呂の様子              こちらの露天風呂は激狭

もう一つの浴室も渓流が見えて申し分無く内風呂も適当な広さだが、露天風呂だけは頂けなかった。脱衣所から内風呂に向かう通路の合間に業務用室の扉みたいな先に、家庭用浴槽並みの狭さの風呂が直接張り付いている感じだ。流し場も無くいかにも取って付けたようで、こちらも時間が無かったから入らずに内風呂だけ利用した。昨日の時間がある時に大きな露天風呂のある方の浴室を使えて助かった…。
シンプルで十分な朝食

軽く入って部屋に戻ると既に布団が片づけられ、朝食の支度が整っていた。朝はそんなに食べられないからこれくらいシンプルであっさりした感じの朝食なら歓迎される。
今回はチェックアウトギリギリまで居られない予定なので、朝食後はすぐに身支度して8:30過ぎには各自フロントに行くようにした。加賀温泉を10:00前の列車に乗るために送迎バスを出してくれるのだが、出発時間は8:40と言われて朝の予定をこのバスの時間に全て合わせた結果だった…。

   一夜明けたよしのや依緑園玄関付近        雪の温泉街を送迎バスにて駅へ…

フロントでチェックアウトして女将・仲居さんの見送り受けてよしのや依緑園を8:44に出発した。申し訳ないことに帰りも自分達だけの送迎になった…。
一夜明けた温泉街は雪降る中、静かな佇まいを見せているが、言い換えてしまうと寂びれた感じだ。行きと同じく曇天のグレーな感じの風景は冬の北陸地方を実感させる。昨日より降っている雪は大粒だが、山から平野に出て駅に向かう頃には止んできた…。
加賀温泉駅横のアビオシティ加賀

朝方だったので昨日より多少交通量が多かったのか、山中温泉から22分かかって加賀温泉駅に9:06到着。元々路線バスを使って来るつもりだったので予定よりだいぶ早く着いてしまった…。
この先の予定は9:45発の普通電車で福井方面に向かい、元同僚K希望の東尋坊観光してから名古屋で遅い食事を取って解散する計画だ。次の列車まで40分近くあるので時間潰しに駅前にある大きなショッピングセンターを覗いてみた。

   アビオシティ加賀に併設のマクドナルド 加賀アビオシティ店にて朝マックならぬ喫茶を…

まだ10:00前なのでショッピングエリアは閉鎖されていたが、地元の公共施設なのか土産物エリアは早々と開店したいたので後で寄ってみることにして、マクドナルドもあったので食べたばかりだがコーヒーとポテトを頼んでみた。
その後何となく電車の出発時間まで自由行動っぽい雰囲気になって各自適当に土産物屋などをみて時間を潰し、何となく自然に9:35頃には駅に戻ってきた。列車は特急の通過待ちのため既に到着していたのでさっさと乗り込んだ。

                今や希少の寝台電車改造の419系電車

電車は期待していなかったが乗りたいと思っていた元寝台特急電車を格下げ改造した419系電車だった。最近数を減らしているような話を聞いていたので、乗り納めに乗っておきたかった念願が叶った。車内に入るとかつて車内に寝台を3段も設置出来るだけの高い天井と、車内の向かい合わせの座席は夜は寝台に、昼は特急として遜色の無いほどの広いシートピッチが昔を偲ばせる。こんな電車を普通電車として利用出来るとは北陸地方の人が羨ましい。その代わりに車内が混んだ時は地獄を見そうな車端の狭い乗降ドアが改造車ゆえ多少雑な感じもする。混雑時には乗り降りで3~4分かかりそうな狭さだ。

    かつて寝台特急の名残の高い天井      向かい合わせでも究極に広いシートピッチ

加賀温泉9:45発富山始発の福井行き北陸本線普通電車は発車、3両編成の電車にはポツポツと乗客がいるぐらいだ。電車は雪景色の加賀平野を雪煙を上げて走るため窓から眺める風景も霞みがちだ。さっそく次の大聖寺で7分停車するというので、もう一度しっかりと電車を眺めておく。
大聖寺にて

停車中に数名が乗り降りしただけの静かなホームに後方から特急が通過していった。その間に電車を眺めては撮っておいた。同じように寝台電車から改造されたのが東北・九州地方にも走っていたが(715系電車)、既に全て廃車されていて残るは北陸地方のみで走っている。年々国鉄時代から使われてきた車両が減っているので、この列車もいつまで走っていられるのか…。
特急を通過させて大聖寺を9:57に発車した。残りの区間も少しずつ福井方面に向かう客が乗り込む程度で車内は静かなままさらに3駅進んで、加賀温泉から25分の乗車にて芦原温泉に10:10到着した。ここから乗り込む乗客は多かったがそれと交替するように降りた。

                   先頭車改造の切妻先頭車側を撮影…

この先、芦原温泉駅から東尋坊を目指して路線バスで移動しようと考えていたが、次のバス発車まで30分ほどあって時間も勿体なく、近くにあったタクシーのりばの料金表を見ると…バス代x4人分+@くらいで乗れることが判明し、少しの投資で早く進みたい意見で全員まとまったので客待ちしているタクシーに乗車、芦原温泉駅を10:18に出発した。
タクシーはほぼバス路線と同じルートを走り、軽い山越えをして芦原温泉の街に入ったら町外れの温泉街北側を通り抜けて海側の台地に進み、三国町浜地地区で海に出てから日本海の荒波を眺めつつ西方向に進むと、タクシーの運転士は頼んでもないが道を逸れて安島地区の海岸線を通って1997年のナホトカ号座礁事故現場を解説・停車してくれ、その後もすぐ西にある雄島付近にも立ち寄って観光案内をしてくれた。
ナホトカ号座礁現場をタクシーにて…

あちこち回って案内してくれていたら、途中で当初運転士が言っていたタクシー料金をオーバーしてしまったら、何とメーターを止めて残りの区間を走ってくれて東尋坊バス停前に10:50着、観光案内分込みで少し多めにタクシー代を渡しておいた。
東尋坊へ来ると、こんな寒い時期でも観光バスで乗り付けてやってくる団体客が多くいて賑やかだった。岬に通じる1本道には土産物店が多数並び、客引きが五月蠅いくらいだ。そんな中をすり抜けて海岸線の断崖に景勝地の東尋坊に突き当たる。

      ドラマの舞台になりそうな(既に何回もなっている)雰囲気の冬の東尋坊の風景

元同僚Kのリクエストで来てみたが、実は自分も一度も来たことが無かったので行ってみたいと思っていた。この東尋坊は日本海が荒れる冬のこの時期に来たほうが、荒々しい岩肌の断崖と雪景色と荒波とが相まって自然の厳しさを感じられるのでお勧め出来る。ただ、見るのに寒くて大変だが…。とりあえず展望台からさらに進んで荒磯遊歩道を突き進んで行ける所まで行ってみた。同じように他の観光客が岩のあちこちを歩き回っているのを真似して歩くが、雪があるので無茶をしないように進む。何かあれば自己責任だ…。

    帰りも最寄り駅までタクシーで…            東尋坊最寄りの三国港駅

岩礁地帯を5~6分散策して再び展望台から土産物街を通ってバス停まで来た。意外にもアジア系の外国人も観光に来ているが、諸外国からわざわざ見に来るものでも無いような気もする。そんな価値を下げているのが土産物街だが、これらが無くて静かな場所なら素晴らしい景色になると思う。東尋坊から最寄り駅までバスを使いたいが、1時間に1本の運行しかないのでバスに固執していると無駄な待ち時間ばかりが過ぎてしまう。ここでも全員の総意でタクシー利用になった。ちょうどバス停前で待っているタクシーを捕まえて東尋坊を11:14出発、走って6分でえちぜん鉄道(旧 京福電気鉄道)三国港駅に11:20に着いた。1人当たり¥270弱で来られてバスとそんなに変わらないと思う。

        愛知環状鉄道お下がりのえちぜん鉄道6100系電車と車内の様子

この三国港駅まで自分は以前、京福電気鉄道として運行していた当時に来たことがあるが、第3セクター運営化された現在も三国港駅舎はそのまま使用されているが、かつて駅員のいた窓口は廃止されて建物だけの利用になって少し雰囲気が変わっていた。窓口も券売機も無いので運賃の支払い全て車内でやるようだ。駅に着いて少し経った11:28に福井方面から1両編成の電車が来て、すぐ折り返し運転するこの電車に乗り込む。乗り降りする客はいずれも10名前後、外と比べ暖かい車内で折り返し発車時間を待ち…、三国港11:39発福井行きえちぜん鉄道は発車した。この鉄道はワンマン運転としながらドア扱いをしないアテンダントの女性が乗務していて、きっぷは基本的に車内のこの方から購入する。
列車は雪の福井平野の田園地帯をそれなりの速度で淡々と走っていく。4つ目のあわら湯のまちでまとまった乗車があった以外は各駅で2~3名が乗ってくる。
当初の予定だと、12:00過ぎの電車を利用して福井駅は乗り換えだけの行程だったが、早く着いた分、福井で余裕が生まれそうだ。
各駅で少しずつ乗ってきても、1両編成なので福井に近づくにつれて結構混んできて、三国港から50分の乗車にて終点の福井に12:29到着した。

 仮設っぽい雰囲気のえちぜん鉄道福井駅        北陸新幹線用高架も工事中

以前はすぐ隣にJR福井駅構内の線路・ホームがあったはずだが、JR側は高架化&新幹線乗り入れ工事で駅舎が様変わりしたので、えちぜん鉄道のホームは取り残された感じがする。
この後の予定は13:00過ぎの名古屋行き特急に乗るまで時間があり、何となく自由行動になって適当に時間を潰してもらう。…とは言っても時間も少ないので土産物屋を見たり、駅前をウロつくぐらいしか出来ないが…。

           福井駅構内にある今庄そばと食べた天ぷらそば(¥360)

JR福井駅に戻ると改札横に気になる立食いそばを見つけ入ってみる。割と客の出入りが多くて繁盛していて、手前のレジで注文してそばを受け取りつつ料金を支払うシステム。ダシは関西風で味も良く、関西方面に近づくに連れてうどんが主流になるが、ここ福井ではまだそばがメインのようだ。
そばを食べた後にこんどは隣の売店で駅弁を購入、車内で軽く食べようとしたが普通サイズの駅弁しか無いのでその一つを購入。名古屋に着いてからもすぐ食べる予定なので、この先は食道楽な旅行に変わっていく…。

               福井から乗った特急しらさぎ8号683系電車

車内用の駅弁も選んで13:10には改札を入ってホームに上がった。ここ福井駅も北陸新幹線乗り入れのための用地確保も兼ねて高架化されてしまい、どこにでもありそうな無機質・無個性な雰囲気に成り下がってしまった…。乗車する特急も間もなく入線してきて、そそくさとそんなに多くない乗車口での乗降客の出入りと共に乗り込んで…、福井13:14発の富山始発名古屋行き特急しらさぎ8号は発車した。日曜の午後なので乗車した指定席も8割方埋まっていた。ここでは各自できっぷを押さえていたので、元同僚Ki友人Iは喫煙車指定席、自分と元同僚Kは禁煙車指定席に分かれた。乗車時間も1時間ほどでずっと顔を突き合わせていても仕方ないし変化も必要だろうからちょうど良いかも…。

      しらさぎ号指定席車内の様子            金沢駅弁を車内で食べる

この先の予定は共に名古屋で名物料理を食べて解散の予定だ。自分達は名古屋まで行くのでこの列車に乗っていても良いが、途中の米原にて新幹線に乗り換えて少しでも早く名古屋に入って先を急ぎたかった。何せ明日は仕事だからあまり遅く帰りたくないのと、帰りの新幹線で数少ない小田原停車のひかり号に乗りたいためだ…。
この福井~名古屋間はかなり妙で、このまま特急に名古屋まで乗っていくとしらさぎ号の指定券は¥2,610で、米原で東海道新幹線に乗り換えるパターンだと米原までしらさぎ号の乗継特急券が¥830と新幹線の自由席特急券が¥1,680で計¥2,510と、乗り換えたほうが名古屋に20分ほど早く着く上に少し安くなる。他に加賀温泉・小松から乗るとどちらのルートも同額になる。
米原駅で乗り換え…

しらさぎ号に乗ってさっそく駅弁を食べ始める。乗車時間が1時間しかないのでゆっくり食べていると着いてしまいそうだ。駅弁は特製牛肉弁当(¥1,000)で、福井駅の売店で買ったのに金沢駅の駅弁だった。最近は駅弁業界も競争でなく共存を狙っているのか、違う駅同士の駅弁が並んで売っているので、本当にその土地の弁当が食べたいのなら買う前によく吟味しないと危ない。自分の場合は知っていて購入したが…。
駅そばを食べたばかりなのに駅弁も美味しく頂いてしまった。食べているうちに列車は鯖江・武生と停まってから福井平野南端より山間部へと分け入って、今庄から長い北陸トンネルに入って敦賀に13:46着。乗客の動きは殆ど無いまま再び街を外れて山間部に進み、右回りでループ線を上りながら回って行くと新疋田を通過して再び長い深坂トンネルをくぐると滋賀県に進む。あとは右手に琵琶湖を眺めているうちに、福井から1時間5分の乗車にて米原に14:19到着した。
ここで乗り換える人はかなり多くて6~7割の乗客が降りてしまった。ほとんどが東京方面へ行く人と思われるが、名古屋へ行く人も新幹線に乗り換えたほうが安く・早く行けると知っている人なら乗り換えているかも…。

      米原~名古屋で乗車した新幹線ひかり374号(700系)と車内自由席の様子

乗り換えの行列に付いて新幹線のりばへ進むうちに次に乗る新幹線がもう到着していた。この駅でのぞみ号の通過待ちのため5分停車の模様。結構多くの乗客が乗り換えたが、その乗客が16両の新幹線にそれぞれ散らばって乗り込むと新幹線ホームはあっという間に閑散とした。さすが新幹線の乗客を受け入れる容量が大きいことが分かる…。のぞみ号がドンッという衝撃波と共に超高速で通過してから…、米原14:29発の新大阪始発東京行きの東海道新幹線ひかり374号は発車した。名古屋までわずか30分弱の乗車なので各自空いている自由席に座った。
関ヶ原を越えて大垣付近から濃尾平野に出ると明るい陽射しを受け、北陸地方の曇天の風景からようやく抜け出した印象を受ける。しかし、雪景色が無くなってしまうとこの旅の終盤をも感じてきてしまい寂しくもある…。
岐阜羽島でも通過待ちで数分停まったが、それでも米原から28分の乗車にて名古屋に14:57到着した。

         名古屋から鶴舞まで利用の中央本線313系電車・車内の様子

このまま乗って帰れば夕食が家で食べられる時間に帰宅出来るが、それでは面白くない。名古屋のような都会まで来ると旅行している気分も薄らいでくるが、ここで旅行の打ち上げを行って次回開催に繋げたい。
元同僚Ki友人Iは明日も休みなので名古屋に泊まって帰るという。自分と元同僚Kは2時間後の新幹線で帰るので、それまでに名古屋名物を堪能したい。もう既に行く店は決まっているのでここからは友人Iの案内で手早く進む。
まずは在来線に乗り換えるために新幹線改札を出て在来線ホームへ。既に停まっている中央本線の電車に乗り込み、名古屋15:03発中津川行き中央本線快速電車は発車。都市部なので快速ながら各駅で2駅乗って鶴舞で15:12下車、ここから徒歩圏内だと言うので歩いてその店に向かう。

       最後の打ち上げに入ったなまずや店舗外観と落ち着いた店内の様子

友人Iもこの店は人づてで聞いていたので場所が定かでないそうだが、錦通を西方向に10分ほど歩いて表通りから入った場所にその店、なまずやはあった。
食事には中途半端な時間帯だったので店内は誰もいなくて貸切状態だった。平日だとこの時間(15:00~17:00)は閉まっているが日曜なので開いていて助かった。さっそくお目当てのひつまぶしを頼んだら、客がいないためか7~8分で注文が来たのですぐに頂いた…。

  お値段表(特…はご飯の間にも鰻入り)         食べた櫃塗し(ひつまぶし)[特]

とりあえず伝統と格式則った(?)食べ方で進めてみる。1杯目はそのまま食べて、2杯目は青ねぎや山椒をかけて食べ、3杯目はお茶漬けにして食べればかなり腹一杯になった。今日はすでに4食目、これを一応夕食の代わりとしておく。

         1杯目はそのまま…               2杯目は薬味をかけて…
3杯目はお茶漬けにて…

注文も早く来たので30分ぐらいで店を出た。結局自分達が食べている間には新規の客は全く来ないままの貸切利用になった…。

なまずや…名古屋市中区葵2-14-26 (営業時間11:00~22:00)
                            平日のみ15:00~17:00休憩

帰りも同じルートでは変化が無いので名古屋まで地下鉄利用になり、友人Iの案内で錦通をさらに西へ10分弱歩くと東山線の新栄町駅があったので階段を降りた…。
新栄町から乗った名古屋市交通局東山線

新栄町16:15発の高畑行き名古屋市交通局東山線に乗り、3駅目の名古屋で16:22下車。元同僚Ki友人Iの泊まるホテルは栄付近なのにわざわざ名古屋まで見送りに来てくれて、この旅行は一応名古屋駅にて16:30解散となった。

                    名古屋から乗車したひかり378号

名古屋滞在2時間で何とか最後の目的を果たし、元同僚Kと共に新幹線ホームに向かう。その前にちょっとだけ時間があるので売店にて少し買い込んでから行った…。
新幹線ホームは多くの乗客がそれぞれの列車を待つため混みあっていた。5分おきぐらいに次々と新幹線が入ってきては出発していくのにホームは混んだままスッキリしない。そんな中10分少々待って自分の乗るべき新幹線が新大阪方面からやってきて乗り込み…、名古屋16:58発の新大阪始発東京行き東海道新幹線ひかり378号は発車した。指定席は自分達が乗った11号車は9割以上乗っていて、自由席も多分立ち客が出ていると思う。

       混んだ指定席車内の様子           殆どの客が小田原にて降りた…

名古屋を発車して次の停車駅は自分達の降りる小田原で、その間ノンストップなのでこだま号利用と違って1時間少々で着いてしまうのが有難い。JR東海をあまり儲けさせるのは自分の心情的には穏やかでは無いが、明日からの仕事のために早く帰りたいので背に腹は代えられない。それでも新横浜まで利用してしまうと特急料金が上がってしまうので、横浜南部の自宅に帰るのに一番コストパフォーマンスが良い小田原まで利用することで自分自身を納得させた。
車内では乗車前に売店で買ったデザートを食べるが、元同僚Kは食べ過ぎだと半ば呆れ顔だ。今回の座席は1週間以上前に取ったのに窓側が取れず3人席の中央・通路側のため、景色も見ずに食べた後は2人とも寝てしまった。すぐに日没を迎える頃だったのでもともと景色を見るのには適していないが…。
新丹那トンネルを出て熱海をカーブしながら通過すれば、小田原到着の案内放送が流れて車内ではあちこち下車準備が始まり…、名古屋から1時間10分の乗車にて小田原に18:08到着。車内では到着前に半分以上の乗客が動き出し、小田原駅のホームは全員降りてしまった勢いぐらいの乗客で埋まった。実際、走り去る列車の窓を見ると2~3割しか乗客が残っていなかった。この列車の殆どが小田原下車の乗客で埋まっていたことになる…。
    
     小田原からはグリーン車にて…     もうすぐ廃止の急行銀河号ポスター(大船駅にて)

小田原に着けば普段見慣れた東海道線が停まっていて、土休日で料金が安いのもあってグリーン車に乗り、小田原始発18:25発の東京行き東海道線普通電車は出発した。
元同僚Kが駅の売店でビールを買い、自分がつまみに小田原名物の蒲鉾を買って車内で最後に乾杯した。一応来年も開催予定で、6~7月にも余裕があれば開催したいとの話だが…。
自分は大船で19:05下車して、戸塚で降りる元同僚Kと別れた。この先乗り換えて地元駅に19:17着、自転車で19:25に帰宅した。

(注…よしのや依禄園は2008年12月18日に倒産、営業停止しました。)


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