2/22 九州夜行日帰り旅行 2/22～24 ラ・メール号編

 

今回は色々な用件が重なった結果の旅行だった…。
２月中旬の京浜急行バスのホームページに品川・横浜～名古屋間運行の夜行バスラ・メール号が３月１５日をもって廃止されるとあり、お名残り乗車でも無いがせっかくなので乗っておきたいと、これを中心に旅程を立ててみた。
このバスには過去に何度か利用して、これからも利用する予定でいた。このバスに乗ると中部国際空港から初便の飛行機にも乗れ、車内減灯しなくて眠れない座席夜行電車の快速ムーンライトながら号の代わりになるとこれからも大いに期待していたのだが…。
あと、ＡＮＡの上級会員向けのアップグレード券(ポイント)も今年度分の使用期限が３月末なので、去年は年度末に転職したりしてゴタゴタして全く使わずにお蔵入りさせてしまったため今回は使い切りたく、それを利用してラ・メール号に乗って中部国際空港からどこか安価な路線で飛んで…。
それと、以前ＡＮＡ Ｖｉｓａカードで絡みで手数料無料で作ったＰｉＴａＰａ(ピタパ)が、よくよく注釈を見ると未使用期間が１年あるとカード維持手数料で￥1,050徴収するとあり、ついでに関西圏で使って無駄に手数料を取られないようにしようと、関西にも立ち寄って少しだけ利用するようにして…。そうなると、ついでに帰りは同じく３月１４日で廃止になる寝台急行銀河に乗って地元駅近くの大船までお別れ乗車でもしておこうとプランに入れる…。さすがにこれはあちこち手配したが結局旅行当日までに寝台券獲得出来ず、帰りも大阪から横浜・本郷車庫行きの夜行バスでの帰宅で落ち着いた。そんな感じで行き帰り夜行バスで、その間に日帰りで飛行機にて名古屋(中部)～九州(福岡)～大阪(伊丹)を飛ぶかなりバカちんな欲張り駆け足旅行になった…。

旅行開始日の朝は5:50起床。
いつもの出勤日で、普段通りに勤務して19:50に一旦帰宅。夕食を食べて風呂入ってからようやく旅支度をして、普段ならこれからゆったりする時間の22:37に自宅を自転車で出発、地元駅からＪＲ線に乗って横浜駅に23:12着。人の流れが駅に向かっているのを逆らって横浜そごう１階にある横浜駅東口バスターミナルに進む…。
　　　　　　　
　　　各便の廃止を伝えるバス停の貼り紙　　　　　　　　ＪＲバス東海担当のラ・メール号

のりばには既に同時刻に出発する品川始発横浜経由の大阪梅田行き京浜急行バス(現在 阪急バスのみで運行)が乗車扱いをしていたが、自分が乗る名古屋行きはまだ入線していなかった…。
以前乗った時はずいぶん早くに入線したいたが、今日は発車時間を過ぎた23:32にようやくのりばに入ってきた。同時刻発車のはずの大阪行きは入れ替わりで先に発車していった…。
こちらのバスも去年ぐらいから品川始発になったが、品川からの先客は２名のみ。延長運転した効果も無くあと半月ほどで廃止の運命になってしまった。のりばのバス停にも各方面の運行廃止や担当変更を知らせる貼り紙が多数貼ってあり、横浜～大津線・横浜～名古屋行きの廃止、横浜～仙台行きの京浜急行バス撤退(ＪＲバス東北のみ運行)などが書いてあった…。
乗車改札が始まり、バス停の周りから待っていた乗客が集まってきた。廃止間近なのに週末のせいか乗客は多く、結局横浜駅で２２名の乗車になって総勢２４名で名古屋に向かう。空席は少なかった。
横浜駅東口23:30発の品川バスターミナル始発名古屋駅行きＪＲ東海バス担当のラ・メール号は２２分遅れの23:52発車した。

　　　　　横浜町田Ｉ．Ｃ．を通過(0:21)　　　　　　　　バス正面の方向幕(足柄Ｓ．Ａ．1:15)

横浜駅を出発すると乗車扱いは無く、途中休憩停車があるのみだ。前回乗った時もそうだが、このバスは横浜駅を発車すると何故か進路を東京方面に進み、東神奈川ランプ下まで来てからＵターンして首都高下り線に入る。こんなことするなら素直にみなとみらいランプから入れば良いものを…、と言ってももう廃止になるからこれが最後かも…。
あとは名古屋地区まで首都高横羽～狩場線・保土ヶ谷バイパス・東名高速と高速道・自動車専用道だけを走って行く。首都高に入ってから車内の案内と途中休憩が足柄Ｓ．Ａ．と三ケ日農協(国鉄時代からの休憩地)と案内があり、乗務員交代が東名静岡であるとか…。一通り案内が終わった狩場Ｉ．Ｃ．付近にて0:10に消灯、半ば強制的に就寝となった…。この後0:21に横浜・町田Ｉ．Ｃ．を通過して東名高速に入った…。