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8/24 白馬弔問旅行 8/23~24 善光寺・帰宅編 [国内旅行]

 

白馬での朝は8:00起床。飲み過ぎも寝不足も無く至って普通に起きられた。いつも白馬に来ると飲み過ぎて2日酔いで帰ることが多いが…。
部屋から朝の眺め

昨晩、結局T氏は帰路につく最終電車を逃し、自室に早朝まで滞在して始発電車で宮崎に向けて帰った。毎年秋に行われていたT氏・亡きS氏との九州温泉旅行は今年、友人Fが参加することで今年は継続することを昨晩決めたので一安心だ。
同宿の友人FI氏とは朝の予定は何も決めていなかったが、メールで風呂に行くことを告げると相次いでやってきて3人で朝風呂となった。
       
                 本館から地下通路が国道方向に延びて…

8:30には部屋に戻ってから朝食会場へ向かうため再び部屋を出た。ホテルは国道から少し奥まった場所に本館があり、朝食会場のレストランは国道沿いの施設のため5~60mほど離れた位置にあるが、冬の利用も考えてか外を通らずに地下通路を通って直接行き来できるようになっていた。

  国道148号線脇にあるレストランかしわ           プランに付いた朝食

昨日はバス1台分の団体客がチェックインするのを見たが、もうチェックアウトしたのかレストランには1組の家族連れしか見えなかった。朝食は最近どこでもやっているようなバイキングスタイルで無く、きちんと盛り付けられた定食式で、自分達は既に大食いする年代では無いので却ってこういう朝食のほうが歓迎出来る。9:00には一旦自室に戻って休憩し、互いにホテルの使用時間ギリギリまで寛いでから9:50にホテルをチェックアウトした。
この後の予定は特に決めていないが、長野駅へ戻ってから午後の長野新幹線で帰る予定だ。一応バス営業所へ顔を出して昨日会わなかった人と顔合わせをして、最後に事務所へ礼を言って10:10に白馬駅に向かい、皆で駅前の土産物屋などを見て何となく時間を潰した。

         朝の白馬駅舎               臨時特急長野駅行き松本電鉄バス

この後すぐに出発する長野駅行きに乗れば帰りの新幹線まで時間があるので、善光寺でも行こうかと計画すると、友人Fも行きたいと言うので一緒に行動することにした。10:30頃を過ぎて白馬駅のバス停には長野へ行く乗客が2~30人ほど待っていてちょっと混みそうな予感がしてきたら、増発便を白馬駅前から出すと駅前現場係のクマ氏から聞いて一安心。そのうち目の前の道路を所定便の観光バスタイプの長野行きバスが通過する前を、臨時増発便が10:42に入線した。こちらは路線バスタイプの車両だが混んでいるよりはずっと楽で、自分達がバイト時代に散々乗務したバスなので思い入れもある。バス停で待っていた乗客が次々乗り込んで車内は各列2~3人が座る程度で…、[バス]白馬駅10:45発特急長野駅東口行き松本電鉄バスは2分遅れの10:47発車した。

    山が厚い雲に覆われた五竜付近           長野駅東口でバスを見送る

バスは昨日通った同じ道を同じように雲の多い雨混じりの天気のなかを走る。元々信号の少ないオリンピック道路なので少ないバス停も乗車は無く快調に走り、国道19号線に入ってからペースが落ちるが割と流れに乗って…、白馬駅から1時間5分の乗車にて終点の長野駅東口に2分遅れのまま11:52到着した。
乗車バスの運転士は自分達がバイトを辞めてから入った人で面識は無かったが、お礼を言って走り去るバスを見送った。その後友人Fと長野駅善光寺口に向かい、まずは友人Fのリクエストで長野電鉄の地下駅に向かった。ちょうど元小田急ロマンスカーがいたので入場券を買ってホームで観察。自分は以前乗っているのでお付き合い程度に眺めていた。
一見、都内と錯覚しそうな長野電鉄 長野駅

ちょうど昼時なので昼食へと友人Fのリクエスト・検索により戸隠そばの店に行く。駅前広場の北側裏手に戸隠そばの支店があったので12:25に入店した。

       戸隠にある大久保西の茶屋駅前店店舗外観と木造家屋風な店内の様子

自分は長野に親戚が多数いるので幼少時からこの店の戸隠本店には何度か行ったことがあり、多少懐かしい雰囲気もした。ここは平日の利用がメインなのか昼時なのに2~3組しか先客がいなくて、駅近くてもロケーションが悪いせいか閑散としていた。色々食べられそうなおやきセットを2名で注文、数分で運ばれてきたセットはサラダ以外は信州らしい食材で良かった。
食べたおやきの付いたランチセット(¥1,103)

大久保西の茶屋 駅前店…長野市南千歳町1-19-8(営業時間11:30~24:00 日祝23:00)

腹ごしらえもして、午後は食後の散歩も兼ねて善光寺参りをする。一応、長野駅前の道路上にアーチ型の「善光寺参道」の看板が揚がっているので、駅前からしっかり歩いて行ってみようと13:00に友人Fと善光寺参りをスタートさせた。
   バス停名にもなっている(拡大します)
     長野駅から善光寺参道を歩く         北石堂町にある西光寺(かるかや山)

まずは長野駅善光寺口を西へ5~60m進んですぐ末広町交差点を右、あとは真北に向かってひたすら歩けばゴールだが、駅から約2kmの緩やかな上り坂が続く。自分は長野に親戚が多く、学生時代のバイトも松本・白馬と近かったので、善光寺参りは何十回としているが駅からしっかり歩いて行くのは初めてだ。まずは歩いて数分で交差点右手に付近のバス停名にもなっている西光寺(かるかや山)がある。何でも刈萱上人という人が善光寺に魅かれてこの地に寺を建てたとか…。中までは拝見せずそのまま善光寺へと進む。
この中に親戚の店がある(拡大します)寂れた過去の名残の施設…(拡大します)
    電柱地中化ですっきりしている通り     長野五輪式典会場は駐車場の中で錆だらけ…

この辺りは駅からまだ近いので商店やデパートが多いが、長野市民の殆どは郊外型ショッピングセンターへ車で買い物に行くスタイルが定着しているため、どの地方都市にも言える中心地方都市の空洞化が進んでいて人通りは昔よりかなり少ない。以前は歩道にアーケードがあったこの通りも老朽化で撤去され、通りが開けた感じになったものの以前より閑散としてしまった感じだ。そんな中に親戚の店もあるが、静かな通りに溶け込んでしまっている…。
通りの途中に大きめな駐車場があり、その奥に半ば朽ち果てた舞台みたいな物が野晒しになっていたのが、かつて長野オリンピックの表彰会場にもなった長野セントラルスクエアだった。空いた空き地は駐車場になっていて、その奥に物悲しい錆びて崩壊しそうな過去の遺物の扱いがあまりにも劣悪で、いっそ撤去してしまった方が惨めな雰囲気を晒さずに済んだものを…。
門前町らしい和風な通りに…(拡大します)   
    参道中盤以降は観光色豊かに…         七味唐辛子の有名店で買い物

さらに北へ緩やかな上り坂になりつつある通りを歩いて行くと、途中の大門交差点辺りから街の造り全体が和風っぽい雰囲気へと変わっていった。ここまで来るといつの間にか歩いている観光客も増えてきて、商店街のあった駅周辺の通りとは違った雰囲気になってきた。
ちょうど歩行者専用の参道になる手前に七味唐辛子で有名な八幡屋礒五郎があったので立ち寄ってみた。昔は年代を感じさせる風格のある木造店舗だったが、儲かってきたのか小奇麗な和風ビルになっていて、入っている客も多かった。
ここから善光寺の境内らしい(拡大します)門前町長野の賑わいは善光寺境内のみに…(拡大します)
    この先から歩行者のみの参道へ…     長野市内の観光客は全てここにいるようだ

歩行者専用道になってから左右に宿坊などが立ち並び、いよいよ門前町らしい街並みになってきて、何となく拓けた場所にポツンとある仁王門を過ぎて、ますます人通りが多くなってきた先に大きな門が見えてくるのが山門(三門)で、これをくぐって善光寺境内に入ったと思ったら、後で善光寺のサイトを見ると上の信号の先の歩行者天国部分から既に境内らしいようだ…。
人波に引かれて善光寺参り…(拡大します)いつも人が絶えない善光寺(拡大します)
        善光寺山門(三門)                    善光寺本堂

長野に親戚が多数いる自分には善光寺は何度も訪れている場所なので特に感慨はないが、何度も来ていると逆になかなか再訪するチャンスが減ってくる。御開帳も1991年に上高地や白馬でバイトを始めた最初の時に一度来ているが、その後も1~2回来たような記憶があって合計で7~8回は参拝している気がする…。
寂れていく昔の商店街(拡大します)昭和の映画館の雰囲気(拡大します)
  昔より人通りの少ない権堂アーケード街        通りの脇には古風な映画館が…

長野駅前からゆっくり善光寺参りをすること約50分で善光寺本堂に13:50到達し、さすがに曇っていても夏の暑さに変わりが無いので自販機でジュースを買って小休止、5分ほど休んでから帰りも歩くとする。
帰りは善光寺に程近い長野電鉄の善光寺下駅か権堂駅に行こうと考えていたが、友人Fが権堂の商店街も巡ってみたいとリクエストがあってそちらに進んでみた。ここも長野市郊外にマイカー向けの大型ショッピングセンターが乱立している昨今の情勢を反映して、市内中心部の権堂アーケード街も一時の賑わいを失っていた。長野の歓楽街も兼ねていたような街は悲しいほどに静かだった…。
列車本数が少ないので人が途切れる…(拡大します)
           権堂駅入口                  人が少ない改札口付近

アーケード街を抜けて善光寺から30分ほど歩いて権堂駅に14:27に到着。少しすると長野方面に電車があるのできっぷを買ってホームのある地下へ進んだ。
ここも将来の輸送量の増加を見越して4両分くらいのホームがあるが、やってきた電車は2両編成の元日比谷線電車、昔の古臭い日比谷線のホームと似通って見える権堂駅がなかなか良い味を出していて、[電車]権堂14:35発長野行き長野電鉄普通電車に乗車した。
都内にいる感じ(拡大します)
    まるで昔の日比谷線に乗るよう…        営団3000系時代と変わらない車内

乗ること2駅目で終点の長野に僅か4分14:39到着した。隣のホームには先ほどもわざわざ入場してみた元小田急ロマンスカーと元東急8500系電車がいて、またも同じような画像を撮ってしまう。帰りに長野電鉄に乗ることも善光寺参りの途中で決まったので、行程がダブってしまったのは仕方ない。
結局、電車に乗って再び同じような画像を…

一応、ここで自分は時間切れとなり友人Fと別れてJR長野駅に向かった。友人Fはもう少し市内に滞在してから名古屋へ帰るか高崎の友人宅へ行くという…。
帰りも行きに利用したモバイルSuica特急券を利用するが、帰りの列車は指定席の満席が多くて実際に取れた列車は長野15:48発のあさま536号だが、この特急券は自由席より安い値段なのであまり気にせず早い列車の自由席に乗車する。
発車数分前の列車の自由席は既に満席近いが、実はここで両親と待ち合わせをしていた。両親も今日は長野の親戚での法事参加のため朝から長野に来ていて、先ほど巡った善光寺でもニアミスしそうだったらしい。先に自由席に座っていた両親と親戚1名で4席向かい合わせにして自由席に落ち着き…、[新幹線]長野14:57発東京行き長野新幹線あさま532号は発車した。

  行楽客で混雑した長野駅新幹線ホーム          満席の自由席に乗車

この列車は途中、軽井沢・大宮・上野しか停まらないため長野からの人気が高いようで、デッキには数名の立ち客もいた。しばし両親と親戚交えて車中で話をして、あまり沿線を眺めることも無くあっという間に着いた感じで、長野から1時間35分の乗車にて終点の東京に16:32到着した。
戸塚で下車して帰宅した…

東急沿線の親戚とは東京で別れ、両親と東海道線ホームに移動すると、東海道線は小田原~熱海間の強風の影響で遅れていた。運転再開をグリーン車に乗車して待っていると…、[電車]東京16:39発国府津行き東海道線普通電車は11分遅れの16:50発車した。
遅れながらも見慣れた景色を走ること35分の乗車にて戸塚に11分遅れのまま17:25到着。3人で荷物もあるので自分の旅行ではあまり使わないタクシーに少し乗車待ちしてから17:45に乗って自宅に17:52到着、駆け足の弔問旅行は来年の集合を期待して終わった。


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