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4/11 北海道(鉄道)温泉旅行 4/10~12 札沼線・旭川・定山渓編 [国内旅行]

 

 札幌での朝は8:30起床。
昨夜は遅い札幌市内散策だったのでもう少し寝たいところだが、とりあえずはシャワーを浴びて身支度する。9:00に皆と集合だったので手ぶらでロビーに降りると既に皆さん荷物を持って出発準備が…。一応、乗る列車が9:55発なので、集合してから皆で朝食を摂って出発かと勘違いしていた。
部屋から函館本線が見える

列車の出発にはだいぶ早いので、皆さんには先に行っててもらって自分は朝食会場で食事をしてから後で合流することにした。朝食会場はロビー脇の広間で、アイボリーと木目調の部屋と同じトーンで仕上げられた空間にて静かに食事をする。先客も5~6名いるが、学校の教室くらいの広さはあるので混んだ印象は無い。ここでサービスされる朝食はパンとヨーグルト・飲料系で、自分的には軽い感じの朝食なので歓迎だ。

 朝食サービスコーナー(肝心のパン見えず…)            食べた朝食

人に先行ってもらっている手前、あまりゆっくりしているヒマは無く、さっさと食事を済ませて部屋に戻って荷物を引き払ってホテルを9:15にチェックアウトした。ルームキーはICカードになっていてドアノブ付近のセンサーに近づけるとカギが開く仕組みで、記念に持って帰れるかと思ったらカード背面の注意書きに、チェックアウト時フロントへ返却するように書いてあった…。
モノトーンで逆に目立つホテル(拡大します)
   JR北海道カラーのルームキーカード           一夜明けたホテル外観

札幌駅までは線路沿いすぐなので、西側のまだ閉まっている店が多い高架下商店街(?)を通って3~4分で西側コンコースに出た。ちょうど時間があってフラついていた元同僚Ki友人Iと合流出来て、まずは半日ぶらり旅に必要の無い荷物をコインロッカーに預けてから改札口へ向かう。
今回は札沼線を進んでから午後には特急電車などで札幌へ戻るような予定なのだが、買うべき乗車券を思案したが適当なものが無く、普通に自動券売機で乗車券¥1,600を購入して入場した。

        昨年8月にも乗った札沼線キハ40系と乗車したキハ141車内の様子

しばらく改札内コンコースの売店や別ホームの特急列車などを見てから9:45にホームへ上がるとちょうど5両編成のディーゼルカーが到着した。ホームの出発案内表示には「 回 送 」の後に「 石狩当別 」とあるので回送列車になると思っていたら、苗穂寄りの2両が切り離し回送で、桑園寄り3両が石狩当別行きになるという。 とりあえず乗客の乗り込む3両編成に自分達も乗車して…、[電車]札幌9:55発石狩当別行き札沼線普通列車は発車した。
広大な北海道らしい風景(拡大します)
    まだ淡い色の田園地帯を走る…               石狩当別駅舎

前回乗った昨年8月は奇怪で迷惑な老人ツアー団体乗車で全線乗車を途中で諦めたが、今回はそのような連中が乗っていないので助かる。鉄道マニアが多い青春18きっぷ春シーズンの期限も昨日で終わっているので、乗っている乗客は殆ど一般客だった。
沿線に建物の広がる市街地区間のあいの里教育大付近までは利用者が多く、主に札幌から乗ってきた人が次々と降りていき、石狩川を渡って田園地帯が広がる石狩太美辺りまで来ると車内も閑散として空いている席のほうが多くなって、札幌から46分の乗車にて終点の石狩当別に10:41到着した。

                 新十津川まで乗ったキハ40と車内の様子

ここで1両編成の新十津川行きに乗換えになるが、夏の乗換えと違って既に札幌からの3両編成の列車には10名前後の乗客しかいないので、乗り込む乗客も僅か数名…。これが自分の本来求めていた旅行を楽しめる雰囲気だが、これではJR北海道も商売にならないだろう。乗換え時間がこの接続だと34分もあり、駅前まで出て周辺観察もして余裕で戻って来られた。
090411画像7467.jpg青春18きっぷは前日までなのでキッチリ購入

出歩いている間もホーム・列車内に大きな変化も無いまま…、[電車]石狩当別11:15発新十津川行き札沼線普通列車は発車した。車内は1ケタの乗客で、沿線も夏の時期とは異なりまだ残雪も一部で残っていて、淡い緑が点々とあるだけの寒々とした景色。取り立てて沿線に変化の無い石狩平野の田園地帯の端っこをゆっくり進んでは停まる繰り返しで何となく時間が過ぎ、石狩当別から1時間22分の乗車にて終点の新十津川に12:37到着した。
100m先で線路が途切れてる…(拡大します)
                  行き止まりの新十津川駅と新十津川駅舎

途中で数名が乗り降りしたが車内の様子は変わらないまま終点まで来た感じだ。元同僚Kiはこのままタクシーで滝川駅まで行こうとしたらしいが、駅前にはバスどころかタクシーもいない。そのうち来たタクシーは駅舎目当ての観光客を乗せての観光中で、仕方なくタクシーが来そうな町役場方面に向かって歩きだした。

              新十津川町役場とその前から北海道中央バスに乗車

役場の前は国道275号線の少し広めの交差点があり、近くにコンビニと農協のスーパーがあって軽く買い物して周りを見ると、タクシーの小さな営業所があってタクシーが1台停まっているが、営業所に人の気配が無い。そんなことをしているうちに自分が下調べしておいた滝川方面のバス発車時刻が近づいてきたのでバスで滝川に出ることにしてしばし役場前で待っていると地元客が数人集まって来てバスも到着して…、[バス]新十津川役場前13:12発滝川ターミナル経由滝の川団地行き北海道中央バスは発車した。バスは役場近くの住宅地内を数分グルグル回ってから、石狩川に架かる滝新橋を渡って滝川市内に入り、14分の乗車にて滝川ターミナルに13:26到着、下車した。
滝川駅舎

今夜は定山渓温泉に泊まるが、この辺りからそろそろ宿に向かわないと夕方少し前には旅館に着かないが、皆さんの気持ちは旭川方面に向いている模様。自分は昨夏行ったのであまり関心無かったが、せっかくここまで来たのだからスケジュール的にも冒険してみることになった。
1日1往復の稀少列車(拡大します)    
     特急サロベツ号に短区間乗車           僅かな距離と思ったがバカ高い…

滝川から旭川へは意外に不便で、高速バスなどは無いのでJR利用になってしまうが、普通列車だと本数が少なく使えないので、30分毎に高頻度輸送している特急電車を使わざるを得ないが、便利な反面料金が高すぎる。旭川までわずか30分少々で行けるが、意外と距離があるようで乗車券・自由席特急券合わせて¥2,140もした。駅の出発案内表示を見ると、間もなく列車が来るので迷ってもいられず即断して、きっぷを購入しホームへ急いだ。札幌方面から入線した3両編成のディーゼル特急に乗車し、[電車]滝川13:33発札幌始発稚内行き特急サロベツ号は発車した。
まだ雪も残る駅前(拡大します)昨夏も訪れた旭川駅舎

滝川を発車した特急はなかなか速度が上がらない。昔だと発車後からエンジンフル稼働で最高速度まで持っていったが、燃料費高騰やエコ活動の一環か次の深川発車後も同じように気付かない程度にゆっくり僅かにエンジン回転を上げて速度を増していく走行方法を取っているようだ。沿線にはまだ雪の残る石狩川流域を眺めながら、僅か37分の乗車にて旭川に14:10到着した。
かなりの経費をかけて旭川に来たが、あまりのんびりしていると定山渓温泉の宿に入る時間がどんどん遅くなるので手早く行動したい。駅構内の観光案内所で手近な店を紹介してもらい、旭川駅正面の歩行者天国の通りを少し進んだ右手ビルの地下にある梅光軒本店へ14:20入った…。

      遅い昼食に入った梅光軒本店と食べたしょうゆチャーシューメン(¥1,000)

もう昼時はとっくに過ぎている時間なのに店内には結構客が入っていて、さすが有名店だけあるようだ。北海道のラーメン屋はどこも…しょうゆ・塩・みそを出していて、余所者にはその店のお勧めが分からないが、ここはメニューにしょうゆラーメンが最初に書いてあったので何となくしょうゆチャーシューメンを注文、6~7分で出てきたラーメンは厚めのチャーシューが何枚も入っていいて美味だった。
都営バスカラーのままの道北バス

食後、ともかく早く札幌方面に戻らないと今夜の宿へ夕食時間前に入れなく、かと言って一番早く戻れるJRの特急に乗れば、まともに乗車・特急券を買えばバカ高いので何とか安く乗るために金券屋を捜し周り、2~3軒ディスカウントショップなどを当たるが、意外と売っていいる場所が見付からなかった。あまり捜してばかりだと時間も無くなるだけなので、自分と友人Iは近くの北海道中央バスの旭川ターミナルより高速バスに乗ることにして、元同僚Kiは東京からこの付近のJRを乗り降り自由な周遊きっぷで来ていたので、一旦別れてJRの特急で札幌へに向かうことにした。

        旭川ターミナルより乗った北海道中央バスあさひかわ号と車内の様子

金券屋を捜しつつバスターミナルに着いたのは発車5分前、バスは既に乗車扱いを始めていて、慌ててきっぷを買って元同僚Kiの見送りを受けて…、[バス]旭川ターミナル15:00発札幌駅前ターミナル行き北海道中央バス特急あさひかわ号は発車した。
広い盆地の遠くに雄大に聳える(拡大します)列車とは違って景色がゆっくり流れる(拡大します)
  雪を抱いた渚滑・天塩岳を旭西橋より…     広大な石狩平野を走る(野幌付近16:27)

元同僚Kiは旭川15:30発の特急電車で後から出発するが札幌には先に着く予定。こちらの高速バスは多少遅いながらもバス乗車券が¥2,000と、深川からJR特急で来た時よりも安い値段で札幌まで行けるのが良い。これを経験に道内を気まま旅するならJRのフリーきっぷを所持していないとかなり厳しいことが分かった…。
バスは駅前から少し北に行った4条通りを西へ向かい、JR函館本線を跨ぐ手前の4条西5交差点から北西方向へ線路沿いを進んで、市内3か所にある乗車停留所に停まって数名の乗客を乗せていく。その乗客が乗っても車内は20名弱で空いていた。

    深川へ行くより安いバス乗車券            札幌料金所を通過(16:35)

旭川市内北西部にある旭川鷹栖I.C.より道央道に15:13入って高速道を進む。しばし山越えで石狩川や函館本線から離れた北側の山岳部を回り込んでから深川市に入り、その後は常に函館本線の東側を離れながらも沿うように走り、石狩川流域の広大な平原を近くに大規模な水田、遠くに雪を抱いた山々を眺めながら、あまり変わらない景色を見ていると知らぬ間に2人とも寝入っていた…。高速道路上にも乗降バス停があって、8~15分ごとに8か所ほど案内放送が流れたが記憶に無く、唯一気付いた高速野幌にて1名下車、その後もマイペースに本州より交通量の少ない道央道を走って札樽道手前の札幌I.C.を16:35に通過して一般道へ降りた。
その後は豊平川に沿って市内中心部へ進み、時計台前バス停で4名ほど下車、その後北2条西3丁目は通過して…、旭川から1時間58分の乗車にて終点の札幌駅前ターミナルに2分早く16:58到着した。
札幌駅前ターミナルに到着したあさひかわ号

本当だったらもう旅館に入っていたい時間だが、札幌市内から定山渓温泉はまだ遠い。ここから定山渓までのルートは、自分は以前に両親を連れて行ったことがあったので、とにかく一番早い札幌駅から定山渓までの路線バスで行きたかったが、皆は途中まで地下鉄で行ってからバスで定山渓を目指したいようである。まずは元同僚Kiとの待ち合わせのコインロッカー前に向かい、朝預けた荷物を回収しつつ3人合流して、結局は地下鉄で真駒内に行ってからバスで向かうことに決まり、[電車]さっぽろ17:06発の真駒内行き札幌市営地下鉄南北線に乗車して、混んだ車内がだんだん空いてきた17分の乗車にて終点の真駒内に17:33到着した。
駅の左右にバスターミナルも併設の真駒内駅(拡大します)
 南の終点まで乗車した南北線5000形車両          地下鉄真駒内駅

真駒内から次の定山渓温泉行きを待つと30分ほどバスが無く、旅館へ19:00頃の到着になってしまい夕食時間が厳しくなるので、以前定山渓温泉へ行った経験を活かして、途中止まりの区間運行しているバスに乗って、そこから札幌駅から来るバスに乗り継いで少しでも早くプランを出して行くことにした。地下鉄から12分の乗り換えで、[バス]真駒内駅17:45発豊滝行きじょうてつバスに乗車、札幌のベッドタウンへ帰る混んだ乗客に紛れて13分の乗車で石山2条8バス停にて3分遅れの17:58下車した。

  途中まで利用したじょうてつバス豊滝行き        石山2条8にて乗り換える

乗ってきたバスは途中止まりで、このバス停まで来ると札幌駅からのバス路線と合流し、バス運行本数が増えるため多少早く定山渓温泉へ行くことが可能になる。待つこと10分少々でバスが遅れて到着、[バス]石山2条8バス停18:02発札幌駅始発定山渓温泉行きじょうてつバスは7分遅れの18:09発車した。
陽も落ちた定山渓湯の町にて下車した

途中から乗ったこのバスは札幌駅17:20発のバスなので、地下鉄に乗らなければ結局はこのバスに乗ることになっていた。この時間から温泉へ向かう乗客は殆どいないようで、地元住民らしき少ない乗客が途中パラパラと降りていき、陽も途中で暮れて街も外れて暗くなった道中をぼんやり眺めて、26分の乗車にて定山渓湯の町バス停に10分遅れの18:35下車した。
和風な雰囲気の玄関(拡大します)
                 ぬくもりの宿ふる川 玄関とフロント付近の様子

今夜泊まるぬくもりの宿 ふる川はバス停の目の前、和風なイメージの正面玄関を進み、予約した友人Iにチェックインしてもらう。夕食時間は一番遅い時間の20:00にしてもらい、まずは部屋に入って一休みした。意外にも部屋は2部屋も付いていて広く、ちょっと遅く着いたのが勿体ないくらいだった…。

           今回泊まった応接付き2部屋ある和洋室の様子(723号室)

あまりのんびりしていても夕食時間が迫ってしまうので、部屋の探索が済んで落ち着いてから19:05に1階上の大浴場へ温泉を浴びに行く。ちょうど夕食がメインの時間帯なので、行ってみれば案の定誰もいなかった。

      大浴場入口付近の休憩処             誰もいない脱衣所の様子

浴場内は少し薄暗く白熱灯の少ない照明で雰囲気を出していて、壁や柱の化粧材に木材を多用しているためかほんのり木の香りも漂ってムードがある。ただ、明るい脱衣所から暗い浴場へいきなり入ると暗さと湯気で霞んで良く見えない…。
     浴槽が4つある浴室(拡大します)   少し暗めで雰囲気のある浴室(拡大します)
       色々ありそうな浴室案内図             木の香漂う内風呂の様子

後客がいつ入ってくるか分からないのでとりあえずさっさと撮影して自分も温泉に浸かる。定山渓温泉はナトリウム塩化物泉で、無色ながら塩分が多少あるがそんなにベタつかずに、まだ雪の残る場所柄よく温まる感じだ。
洗い場付近と奥に浴槽2つ(拡大します)
   暗めの照明で静かな雰囲気の浴室内      露天風呂は小さめながらベランダに…

そのうち後客も入ってきたので自分達は脱衣所へ上がった。21:00には男女の浴場を入れ替えるというので、この浴槽に入るのはこれが最初で最後だった…。
19:30に一旦部屋へ戻り、夕食時間まで応接のテレビなど見て待ってから20:00に階下の食事処へ向かう…。
品揃えたくさんの献立表(拡大します)
       和風な造りの夕食会場               今日のコース料理一覧

2階の食事処は何区画かの中座敷に各部屋ごとのテーブルに簡単な間仕切りをして割と個人客相手に配慮した様子で好ましい。さっそくテーブルには今夜の献立がズラリと並んでいるが、これだけ食べられるのか心配になるくらい内容は盛り沢山だ。
セリと湯葉(拡大します)刺身も3人分が盛り分けてある(拡大します)
          先付と食前酒                刺身も洒落た感じに盛り付け

こういう旅館へ来ると別注文のアルコール類の値段が結構高めの設定になっていて、せっかく豪華な料理を用意されても興醒めしてしまうことが多いが、この旅館はそこらのチェーン店系の居酒屋より安い価格設定でビールやチューハイがあり、最近のご時世を反映してか個人客向けにかなり気を遣っているのが見受けられてさらに好印象に感じた。
温かい海苔のスープに浸ってる(拡大します)
         炊き合わせ5品              個別注文で台物その1(豚蒸ししゃぶ)

一部全員へのコース料理で無く個別に出す台物と言うのがあって、3種類の中から選ぶ形式だったので敢えて全員違うものを頼んで違いを見比べてみた。自分はその3(筍姿焼)で、若い筍が柔らかくて美味だった。

  個別注文で台物その2(桜鱒パイ包み焼)       個別注文で台物その3(筍姿焼)

少量で多品種で結構楽しめる内容(拡大します)蒸し物と酢の物

メインディッシュの鍋物に行きつくまでに既に腹八分になってしまったが、それでも色々と話しながら時間をかけて食べていけば何となく食べられるのが不思議だ。鍋も大きなヘラに付いたつくねをスプーンで適当な大きさに鍋へ落としていけば、それらしい鍋料理に仕上がった…。
ヘラはあまり意味無く不使用だった…(拡大します)    酒粕ダシながらあっさりした味わいだった(拡大します)
      ホッケと鶏の大へら鍋のヘラについた鶏つくね…を酒粕だしで頂いた

ここまで食べるとかなり苦しい…(拡大します)デザートは別腹(拡大します)
      炊込みご飯と漬物でしめる             デザートとお茶で上がった…

一通りコース料理を頂いて満腹になると、一番遅い時間の夕食開始だったので周りの座敷は誰もいなくなっていて最後の客となってしまった。そのまま一旦21:40に部屋に戻ると和室に布団が敷かれていた。
部屋に戻ると布団が…

遅い到着だったので旅館の施設を存分に利用するには休んでいられない。さっそく腹ごなしに別料金の「ゆ瞑み(ゆめみ)露天風呂」へ21:55に行ってみる。宿泊グレードの高い「ふるさと館」の宿泊客だと無料らしいが、自分達は旧館の安い「ぬくもり館」利用者なので別料金になる。

            食後に行った ゆ瞑み露天風呂 入口と木造の脱衣所入口

2階食事処の脇にある階段を1階に降りて、さらに奥まった場所へ進んでいくと雰囲気のある通路が現れて、和風ラウンジのようなフロントがあった。ここで部屋付けにて申込み、さらに道路側にあるこげ茶の離れの木造建物が風呂の脱衣所・風呂のようで、幸いにも誰もいないので撮影してから静かに湯に浸かった…。
暗がりに石造りの落ち着いた浴槽(拡大します)
    ランプ1つで雰囲気のある露天風呂        上がりにブドウ酢ジュースを頂く

説明によると源泉を直接流し入れている風呂らしく、水を加えていないので温泉の濃い成分のまま湯に浸かれるらしい。浴場はランプ1つで暗いので見た目には良く分からず体感で感じるしかない。
後から入る客も来ないまま15分ほど入ってから浴場のフロントへ行くと、湯上りにジュースを頂いた。籐で出来た椅子でしばし涼んでから22:30に部屋に戻った。
夜の一杯…

別料金の露天風呂から戻ってもまだ身体が温まったままで暑いくらいなので、休むことなく温まった身体のまま22:40に旅館を出て定山渓温泉街を散策することにした。店の多い国道寄りへ行かずに山側のほうへ歩くと、別のホテルや旅館が点々とあるだけで暗くて殺風景な景色になってしまい、すぐに進路変更して豊平川沿いを旅館へ戻るように歩いて23:00には旅館へ戻った…。
そのまましばらくテレビを見ながら3人でさらに部屋で一杯やって、寝る前に21:00で男女の浴場の入れ替えをした大浴場を見てみたくて、日付の変わった0:15に3度目の入浴を友人Iと入った。
少し手狭な浴室(拡大します)
  男女入れ替え後のもう一つの浴槽へ…          少し狭そうな浴室案内図

もう深夜になる時間帯なのでここでも先客はいなくて、まず浴場の撮影をしてからひと風呂入ったが、こちらのほうが全体的に狭くてちょっとがっかりだった。こちらも狭いながらも壁や浴槽に木材を使用していて雰囲気がある。上がり間際に後客が入ってきて交代して自分達は15分ほどで上がった…。
狭いながらも浴室のコンセプトは同一らしい(拡大します)こちらは完全に屋根無しだった(拡大します)
           照明が少なく雰囲気のある内風呂と小さな露天風呂の様子

その後も皆がテレビを観ているところで自分は旅行のまとめなどして1:10に全員就寝となった…。


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