4/29 ニューヨーク・ラスベガス旅行 4/29～5/5 出発・ＮＹ１日目編

 

３年半ぶりのアメリカ行きの朝は5:20起床。
普段の出勤時に起きる時間に近いが、行き先が違うので多少寝不足でもキッチリ起きられた。
いつものペースで身仕度して自宅を5:59に出発、地元駅からＪＲ線に乗車し大船にて３分乗り換えで既に停車している横須賀線ホームに急ぎ、Ｓｕｉｃａグリーン券をホームで購入して…、大船6:16発の久里浜始発成田空港行き快速エアポート成田のグリーン車階下席に乗り込んだ。
 
　　　大船から乗車した横須賀線グリーン車　　　　　　千葉駅停車中に購入したやき肉弁当

成田空港に行く時は自分の定番な座席位置である階下の最後部席に座り、そのシート背面と壁の間にスーツケースを置く。２階席は未だに物珍しさで乗り込む乗客が多いので、乗客が少ない階下席が自分の好みだ。大船での乗り継ぎが厳しかったので、乗り込んで安心したら腹が減ってきた。自宅を出る時は何も食べずにいつも出発しているので、このまま空きっ腹で成田空港に向かうとチェックイン後に入るラウンジでアルコール類を飲んだ後に必ず頭痛になってしまうため、どこかで朝食を買い込みたくてチャンスを伺うが、せっかく５分停車した東京(7:04-7:09)はホームのコンビニが閉まっていて何も買えなかった。
その後もぼんやりと久しぶりに通った都内の風景を眺めて過ごしていると、新小岩の手前で荒川・中川を渡る時に見えた首都高速中央環状線が視界に入る限りでビッチリと渋滞しているのが見えた。橋を渡っている１分弱の間に普段なら少し動いて見えるのが、全視界に於いて３～４km分自動車がピタリ停まったままだったのは初めて見た。さすが連休、恐ろしい…。
高速道路の渋滞を目の当たりにして、この先の成田空港はどうなっているのか不安だが、行かないことには始まらないので運を天に任せるしかない。そんなことを考えているうちに千葉に7:51到着、４分停車するのでホームに降りると駅弁の売店があったのですかさず購入。海外旅行へ行くというより房総方面に汽車旅へ来たような感じだ…。
千葉を7:55に発車すると沿線はのどかな風景に。去年も同じ時期の韓國行きの際に眺めていたが田植えの時期で、沿線の水田に水が張られてそこにまだ細い苗があちこちで植えつけられていた。
グリーン車の乗客は多い時で１２～３名になったが、千葉以遠は全て成田空港に向かう乗客になったようで、７～８名しかいなくなった。成田を過ぎれば上空にちらほら離着陸の航空機が飛んで見えて、大船から２時間３３分の乗車にて終点の成田空港に１分遅れの8:49到着した。

　いつもの上級会員用Ａチェックインカウンター　　　出発案内表示下の手荷物検査場への行列

手前の空港第２ビルでも少し降りたが、ターミナルが分割されているので多少混雑具合が緩和されている感じだ。下手な国内線フライトより長い時間を電車に揺られてようやく、今回同行する以前の会社の上司Ｉ(以降元上司Ｉ)が数分前の京成線で着いていて合流出来た。
　　　　上級会員用の手荷物検査場入口　　　　　今回の航空券とラウンジインビテーションカード

元上司Ｉと会うのは２か月ぶり、旅行をするのも２年ぶりくらいだが交わす挨拶は軽く、お互い歩きながら近況を話す。エレベーターで地下駅から４階の出発ロビーに上がり、南ウィング一番手前Ａエリアのスターアライアンスゴールドカウンターで9:05をチェックインをする。連休だけあってここも先客が数組いて２～３分待ってからチェックイン、満席のためにアップグレードかプレミアムエコノミーでも…と期待したが、新型インフルエンザの影響か意外にも空席がパラパラとあるらしくて当初から指定した座席で決定。しかも３人席の通路側も既にチェックイン済みと聞いて、ＮＹまで通路側を塞がれた１３時間弱のフライトが決まった…。
混んだ連休でも比較的さっさとチェックインが済み、出国前の買い物は２人とも用事が無く、さっさと出国審査を通過したい。南ウィング中央の大きな出発案内表示前で何となく記念撮影、その下にある手荷物検査場は早くも５～６０人の行列が出来ているが、自分達は右側裏手の上級会員用手荷物検査場を待つことなく9:11に抜けた。その先の出国審査場も各ブース２～３０人の列が出来ていて、待てば１０～１５分ぐらいかかりそうなのを、先日までに出入国審査自動化ゲート利用手続きを済ませておいたのが功を奏し、その専用の２レーンは１～２名しか並んでいないのでここも２分ほどで通過、ド連休初日だが出国関連の全ての手続きは１０分ほどで終わって、いつもの週末より早く9:16には搭乗エリアへ進んでいた…。

　　　　　　　　　ＡＮＡラウンジ入口　　　　　　　　　　　　　　いつものＡＮＡ//印天ぷらそば

出国しても買いたいものは新しいガイドブックぐらいで、出国して買えば本でも免税になるため、搭乗ゲートに近い第５サテライトのラウンジに近い本屋で一冊購入して、エスカレーターにて１階上のＡＮＡラウンジに9:23入った。

　　　　　　いつものラウンジも人が多め　　　　　　　　　　サービスコーナーも常に人がいる

ＡＮＡラウンジは第４と第５サテライトの２か所あるが、こちらの第５サテライトのＡＮＡラウンジは大きな窓があってランプ内が見渡せるのでお気に入りだ。やはり連休だけあっていつも以上に利用者が多く、まずはヌードルコーナーでそばを一杯引っかけてから、ワインとつまみのサンドウィッチを貰い、空いている席に座った…。

　　　　　　　　　搭乗前から一杯…　　　　　　　　　　　　　　　　デザート時にも一杯…

元上司Ｉと近況を話しながら飲み食いして、出発３０分前には搭乗開始の案内が入ったので１時間２０分ほどの滞在でラウンジを10:40退出して真下にある搭乗口に向かった。今回は混んでいたのであまりラウンジ内をウロチョロせずにどっしり座って飲み食いしていたが、搭乗前から酔ってかなりいい調子になった感じだ…。

　　　ＮＨ０１０便 B777-300ER JA782A　　　　　　　　　ＮＹ行き５３番ゲート付近の様子

前回のＮＹ行きではラウンジ滞在が少し長かったのか、出発１５分前にゲートへ行ったのに最終搭乗旅客になってしまったが、今回はしっかり２０分前にゲートを通過し、ビジネスクラスの広い座席を指を咥えつつ機内後方のエコノミークラスに座って出発を待ち、11:00ジャストにドアクローズされたが…、成田11:00発ニューヨークＪＦＫ行きＮＨ０１０便(ＵＡ９６７１便)は１５分遅れの11:15に出発した。
コンテナ積み込みに時間がかかって遅れての出発だが、貨物室も客室もほぼ満席近く乗っている。中央３列席の真ん中がポツポツ空いている程度で、自分の隣にもカナダ人の大柄なオジさんが座っている。まぁトイレに行く時は何度か断って行くしかないが…。
それにしてもＡＮＡの長距離国際線に久しぶりに乗ったが、座席が以前よりえらく狭く感じた。キチンと座っても膝が前方座席のポケットに当たり、座席ポケットが機内誌他で膨らんでいるのもあるが、国内線の座席に近いくらい狭さを感じた。これで１３時間近いフライトをするのかと思うとゾッとする。
出発は遅れたが後の飛行機の動きは割と早く、スポットから一番手近のＡ滑走路南端の３４Ｌより11:33離陸、離陸待ちの飛行機も前方に１～２機だけだったのですぐに飛んだ感じだった。それでも超長距離路線なので滑走路を目いっぱい使ったような離陸だったが、以前乗ったＡＮＡのＮＹ行きでB747-400利用時の離陸より、今回のB777-300ERの助走距離のほうが少し短かった。

　　　　　　混んだ普通席機内の様子　　　　　　　　　　　　ドリンクサービスでまたも一杯…

北向きに離陸後、大きく右旋回して太平洋上に出て１０分ほどしてから11:44にベルトサインが消灯、それでも機内はしばらく動きの無いままＮＹまでの機内サービス案内手順が流れ、12:10頃から最初のドリンクサービスが開始された。
飛行機は既に三陸沖数百キロ沖を北上中で、景色を見ても薄らと雲ばかりの世界。ラウンジで散々ワイン飲みまくったのにさらにスパークリングワインで一杯やってしまった…。

　　　　２種類を写真付きメニューより選択　　　　　　　　　　　肉料理を選択した機内食

３０分ほど経ってから空き容器回収に来て一旦サービスが終わると、ギャレーのほうから食べ物の香りがしてきて、出発後２時間経った13:10頃から昼食として機内食の配布が始まった。時間があるのでアジア路線よりゆっくりサービスされている。その後、食べ終わらないうちにデザートにアイスクリームの配布もあるが、あまり早く貰っても溶けてしまうと心配もしたが、さすが高級アイスで乳脂肪分が濃いだけあって２～３０分置いても全く溶けないので逆に食べ辛いくらいだった…。

　　デザートにハーゲンダッツアイスの支給　　　　　　　　　　　ずっと雲の上を飛行…

成田出発前から機内食までずっと飲み食いしてきて腹一杯で、飲み過ぎもあって気持ち良く、機内食の回収に来た14:10以降は目を閉じて休んでいたつもりが、いつの間にか寝入ってしまっていた…。

---

 

　　　　出発後５時間過ぎて減灯された機内とその時の現在地(3:17・日本時間16:17)

再び気付いたら出発から５時間経った3:15[日本時間16:15](日付変更線を越えたので以降ＮＹ時間で表示)頃で、既に日付変更線を越えてベーリング海峡付近に近づいていた。元上司Ｉは個人モニターで熱心に映画を観ていて、機内も2:20頃から減灯されていたようだ。隣席が立ったのでトイレに行ってから再び寝てしまった…。自分でも何となく食べて・寝ての繰り返しで身体もあまり動かさないので、さすがに健康に悪そうで旅行後が心配だ。
消灯された機内(4:05・日本時間17:05)

再び気付けば4:00で、今度は機内が消灯されて真っ暗になっていた。各座席で光る個人モニターが整然と光り、国内線ではあまり見ない光景だ。隣のオジさんもエコノミークラス症候群にならないためにか機内をよく歩き回っているようで、お陰でトイレや機内見物にも行きやすくてこちらも助かる。…とは言ってもこちらも機内でやることは機内食を食べる・寝る・トイレぐらいしか無いのだが…。

　　　　　　　　間食で配布の海苔巻と食べてる頃の現在地(5:32・日本時間18:32)

気付けば自分はまた寝ていて、元上司Ｉは熱心に続きものの映画を観ていて…と、ただ狭い座席で時間が過ぎるのを待っているようだ。何となく飲み過ぎたため頭痛も始まってしまい、ＣＡさんに頭痛薬を頂いて飲んだ。幸いにも降機時には回復出来た…。
出発して７時間経った5:15(日本時間18:45)～5:45に一旦機内が消灯→減灯に変わってから間食としてジュースと太巻きorパンの配布があった。ちょっと二日酔いで頭がガンガンしていたので太巻きを静かに食べて再び目を閉じた…。

　　　　　　　　夜が明けて荒涼としたカナダの大地と現在地(7:39・日本時間20:39)

さらに２時間経って出発から９時間経った7:30(日本時間20:30)に少し目覚めて外を眺めると、既に夜が明けてカナダ中部のハドソン湾西側を飛んでいた。まぁそれを知るのも個人モニターのフライトマップを見たから分かったぐらいで、景色を見ただけではサッパリ分からない荒涼とした平原がずっと続いていた。二日酔いの頭痛は回復しそうな感じだが、それにしても座席の狭さが厳しくなってきた。少し座席にもたれた感じで寝ていて起き上がろうとすると、どうしてもヒザが当たってスッと姿勢を直すことが出来ない。ＡＮＡ機で以前もＮＹへ行ったことがあるが、以前乗ったB747-400機より今回乗ったB777-300ER機のほうがシートピッチを明らかに狭くしている。これで帰りも乗るのはかなり厳しいと今から心配になった…。
変化の少ないカナダ南部(8:25・日本時間21:25)

いよいよＮＹも近くなったようで、8:20(日本時間21:20)に機内の照明が通常通りに明るくなって、8:30頃よりドリンクサービスが始まった。さすがにアルコールは勘弁してもらってオレンジジュースを軽く頂くと、ギャレーで食べ物を温めるような香りがして、9:15頃(日本時間22:15)からドリンクの空き容器を回収しつつ朝食としての機内食が配布された。２回目の食事はさすがに選択式では無く１種類で、軽めの食事で頂いた。これからまたＮＹでの１日が始まるので、アルコールは夕刻までお預けにしたい…。

　２回目のドリンクサービスではジュースで…　　　　　　　　朝食として２回目の機内食

３０分ほど経った後に機内食が回収されると窓のウィンドシェードを上げる人が多くなって機内にも明るい日差しが入って来ると、いよいよ到着する前にトイレなどに立つ人が多く、狭い座席に座っていた自分もそろそろ限界が…。頭痛は治ったものの狭い座席に足元がやられてヒザが痛いので、とりあえずはトイレに立って少し歩き回っているうちに10:15頃からいよいよ降下が開始された。
ＮＹ北部のGardiner付近(10:24)

今回のフライトも途中でベルトサインが１～２回点いたものの、大きな揺れも無く飛行自体は快適なフライトで(座席の狭さにはかなりやられたが…)、10:30には最終着陸態勢のベルトサインが点灯し、その３分後にはマンハッタン北部を下降しながら大西洋へ右旋回してＮＹの街並みをハッキリ眺めつつ…、成田から１２時間１８分のフライトにてニューヨークＪＦＫ国際空港に着陸、１８分遅れの11:03到着した。
Terminal 7 到着出口付近の様子

ＡＮＡ便はユナイテッド航空と同じターミナル７に到着。とにかくも１２時間４８分の機内滞在は終わってホッとした感じだが、ニューヨークの空港はどこも無機質で、飛行機を降りてからターミナルの外に出るまで、窓のある場所が一切無いので外が全く見えないのが少し恐ろしくも感じてしまう。到着した飛行機も拝めないまま降機する人の流れに乗って、そのまま入国審査を長々と待たされて11:40頃に通過。受託手荷物の受取りも既にターンテーブルが止まって全て床の上に置かれていたのをピックアップして、11:45にようやく到着出口へ出て陽の光を浴びた感じだ…。

　　　　　　　　　　　　乗車したNewyork Airport Service Busと車内の様子

外へ出るとちょうど市内向けにいつも乗っているＮＹ市内行きのバスが停まっていたので、すぐに現場係員から乗車券を購入して乗り込んで…、Newyior JFK Airport発Port Authority Bus Terminal行きNewyork Airport Service BusはTerminal 7を11:48に発車した。
ＮＹ到着直後からトラブル続きだった前回と比べれば到着して４５分後のバスに乗っているのは奇跡的だった。バスはまだ空席があったので、他のターミナルもグルグル周りながら満席になってようやくAirportを12:10に離れ、ハイウェイ６７８号線を北へ走り、flushing Meadows Corona Park付近からハイウェイ４９５号線を西へ転進すると、遠くにマンハッタンの高層ビルが見えてきて、最後にQueens-midtown Tunnelをくぐればマンハッタン３７丁目にバスは出て、最初の停留所のGrand Central Stationに12:39到着した。
　　　感熱紙打ち出しのバス乗車券

大半の乗客はここで降りて、残る７～８名の乗客を乗せてそのまま42nd Streetを西へ走るが、ターミナル建物通りにあるバス停へ横付けするために横丁の路地に入って向きを変えるために回り込んだらかなり渋滞していて、JFK Airportから１時間８分の乗車にて終点のPort Authority Bus Terminalに12:56到着した。
途中のハイウェイは空いていたが、空港の各ターミナルでグルグル回ったり、市内が混んでいたので時間がいつもぐらいかかってしまったが、最終ターミナルからGrand Central Stationまでなら２９分で着いているから地下鉄利用よりは早い。
　　　　　　　
　　　　　　　　今回も宿泊したMilford Plaza Hotel外観と外壁工事中のエントランス付近

ホテルは前回と同じMilford Plaza Hotel。降りたバスターミナルから北へ１ブロック歩けば５分で着くロケーションの良さで、今回も13:05に着いてさっそくチェックイン。一応15:00からチェックインのはずだが、いつも部屋の清掃が終わっていれば大目に見て早く入れてくれるのが助かる。このホテルは世界各国の航空会社乗務員のスティ先にもなっていて、様々な制服の客室乗務員が見られる。今回でこのホテルも４回目の利用で、今までの中でも最安の料金プランを昨年末から安いプランがホテルの直接サイトに現れる度に予約替えを何度か行って、一部屋一泊US$119.40で予約した。

　　　年代を感じる館内ロビー入口(２階がフロント)

ここ数年、内装は新しくしていないようで、今回は外壁補修の最中だったためエントランス部分に足場が目立った。部屋は５階の南側の禁煙フロアで、最安プランなので今まで泊まったなかで一番狭い部屋だった。内装は以前泊まった部屋と同一だが、スーツケースを広げるスペースすら無い狭さで、置き場所にも困るくらいだ。
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　前より安くて狭いツインルームの様子(５４８号室)

ここＮＹのホテルで居住性に文句を言えば高いホテルに泊まらざるを得ないので、寝られてシャワーに入れるだけで自分は満足だ。元上司IもこのホテルはTimes Squareまで走って３０秒の地の利の良さが気に入っているので、NYの中心地に近いこのホテルは買い物にも飲食店にも困らず、自分としても元上司Iが色々とホテル選びをする必要も無く即断してくれるので助かる。
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　洗面・浴槽などは時代を感じさせる荒っぽい造り

せっかく航空運賃のクソ高いゴールデンウィークにＮＹへ来たので、１分も無駄には出来ないため荷物を置いてさっそく元上司Ｉのリクエストの買い物へ13:30に出かけた。
地下鉄駅もホテルすぐ南側に駅出入口があるため便利で、雨に濡れずにどこでも行ける。元上司Ｉもこの旅行メインの野球観戦の前にやることを済ませたいらしく、さっそくホテル前の42 Street-Port Authority Bus Terminal駅で7-Day Unlimited Ride Metro Card(７日間有効の地下鉄乗り放題きっぷ)を購入して、M.T.A.(ＮＹ交通公社)北行きの各停Ｅ線に13:41に乗車、３駅５分乗った5 Avenue/53 Street駅にて13:46下車した。

　　　　何故かサンリオキャラのいるビル　　　　　　　　　　　高級店が多い57Street界隈

駅を降りてから元上司Ｉ御希望の５番街高級ブランド店街の場所が分からず、少し適当に歩いていたら突然、ビルの１階広場にキティちゃんやミッフィーなどのサンリオキャラが鎮座するビルがあり、この広場でガイドブックを広げて確認をして、改めて目指す場所よりかなり南西へ進んでいることが分かり、方向修正をして5th Avenue付近の57 Streetへ向かい買い物をした。
自分には全く縁の無い店ばかりで用事は無いが、元上司Ｉが結構高いものを買ったので同じ駅から南行きの各停Ｅ線に14:58一旦乗車してホテルに15:05戻り、買い物した荷物を置いて少し休憩してから再び15:40にホテルを出発して同じ高級ブランド店街を巡り直した。こういう時に何度も乗れる地下鉄乗り放題きっぷが役に立った…。

　　　　　通り抜けたセントラルパーク東南側入口付近と園内北部の芝生エリアの様子

元上司Ｉの買い物は16:15には終わり、自分の買いたい物はとりあえずスーパーでの食材で、確かCentral Parkの西南端付近に１軒あるのを覚えていたので、そこまでその公園内を散策がてら歩いて向かうことにした。
高級店が並ぶ地区はCentral Parkの東南に位置し、公園内の南端の芝生エリアを東から西へ少し回り込むように歩いた。この辺りでは平日だが園内で佇む人も多く、公園入口付近ではパントマイムのパフォーマンスや絵画販売などする人もいたり、日本の公園と違って楽しさがある雰囲気だ。
リスも堂々と園内を走り回る…

途中には野球場などもあり、盛んに試合などをやっていた。時々木立の並ぶ芝生に野生のリスが現れたりと日本の公園とは全く違う印象で、新宿や日比谷の公園のような殺伐とした雰囲気は一切無いのが素晴らしい。そんな中をゆっくり眺めながら３０分ほど歩いて公園を抜けて、目指すスーパーマーケットの前まで来たが様子がおかしい。場所ははっきり覚えているが潰れたようで何かのオフィスに変わっていて、せっかくＮＹの都心部で唯一見付けてあったスーパーマーケットなので残念だった…。
ホテルでいつもの一杯

仕方なくそのまま南へすぐの59 Street-Columbus Circle駅から各停Ｅ線に16:47乗って２駅の42 Street-Port Authority Bus Terminalにて16:51下車、バスターミナル北向かいの日用品も置いている大きなコンビニDuane readeに立ち寄って色々買い込んでホテルの部屋に17:10に戻り、テレビを見ながらＮＹ最初の一杯を始めていた。

　　　　　　　　　ホテル向かいのフードコート外観と店内の様子(席向かいは元上司Ｉ)

部屋で軽く一杯やったが、今日の１日は日本時間の朝から続く長い１日で、飛行機内で浅い睡眠を何度かしていたので眠くは無いが目が乾いてショボショボする。この時は夕方17:30頃だが日本時間では翌日の8:30頃で、頭がハッキリしていても身体が疲れているようだ。ＮＹに着いてからも機内食以外に何も食べていないがそんなに食欲も湧かないのが時差ボケかも…。とりあえず早めに軽く夕食を摂って早寝をしようと、ホテルを17:50に出て向かいにたまたま見かけた小さなフードコートを見かけたのでここで食事に決定。まだポテトやケチャップ多用のアメリカンフードに嫌気が起きないうちにピザに手を出して注文、一切れがデカいがそれにサラダとコーラを付けてUS$8.88、円高だがあまり量に対して安さを感じないのは大都市ＮＹの物価の高さのためか…。
アメリカらしい大雑把なピザとサラダで夕食

見た目で注文したが、食べればやはりアメリカ特有の大雑把な味で、ピザのケチャップは味が薄めでサラダもレタスの味が薄く、日本のものと比べれば量だけ多くて質の無い食事だった…。
それでも腹が膨れて食べたらすぐにホテルへ18:25戻って、元上司Ｉはテレビを見ながらうたた寝をして、自分は19:15にシャワーに入って２日分の長さの１日の疲れを流し、ここまでの旅行のまとめをして20:10には就寝、アメリカ旅行初日のいつもの長い１日が終わった…。

(注…Milford Plaza Hotel は2009年12月12日に休業しました)